JP2573272Y2 - オーバーロックミシンの糸立て装置 - Google Patents

オーバーロックミシンの糸立て装置

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JP2573272Y2
JP2573272Y2 JP1992056091U JP5609192U JP2573272Y2 JP 2573272 Y2 JP2573272 Y2 JP 2573272Y2 JP 1992056091 U JP1992056091 U JP 1992056091U JP 5609192 U JP5609192 U JP 5609192U JP 2573272 Y2 JP2573272 Y2 JP 2573272Y2
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thread
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stand
sewing
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孝一 佐久間
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Suzuki Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はオーバーロックミシン
の糸立て装置に係わり、特に複数本の糸巻立てを固定し
た糸立て台の下部に、ピンセットやドライバー等の附属
品を収納するオーバーロックミシンの糸立て装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来、
ピンセットやドライバー等の附属品は附属品箱に収納さ
れているが、この附属箱はミシン本体と別体としたもの
があり、この場合にはミシン本体と一緒でないので紛失
しやすく、またハンドル付のポータブル小型ロックミシ
ンのように適宜、場所を移動して使用するものは、移動
する度に附属品箱も移動しなければならないので、手間
がかかり作業能率を低下させる欠点があった。
【0003】このような附属品箱の問題点に対してオー
バーロックミシンのルーパーカバーが提案されている
(実公昭60−25981号公報)。このオーバーロッ
クミシンのルーパーカバーは図6に示すように、ミシン
本体に枢着されたルーパーカバー12の裏面に糸通し2
2やピンセット25等の附属品を収納する附属品収納板
20が設けられる。これにより糸通し22やピンセット
25等の附属品をミシン本体と一体化させることができ
たので、ハンドル付のポータブル小型ロックミシンのよ
うに適宜、場所を移動するものには好適で作業能率が向
上する。また、ミシン左側下部のミシンの布送り量調節
装置等を覆設する下側面カバーの裏面に、附属品収納部
を設けても同様の効果を得ることができる。
【0004】しかし、縫製中に例えばミシン縫針が折損
した場合、ミシン縫針を交換する糸通しやピンセット等
の附属品を取り出す為にルーパーカバー12を開くと、
縫製中の生地がミシン縫針や上下のルーパーに縫糸を通
す際に邪魔になったり、またルーパーカバー12を閉じ
忘れてミシンを動作させるとミシン縫針や上下のルーパ
ーに生地が絡んでミシン縫針や上下のルーパーを破損す
る虞があった。一方、下側面カバーに附属品を収納する
附属品収納部がある場合は、縫製中の生地が下側面カバ
ーを覆っているので下側面カバーから附属品を取るのに
手間がかかり、作業能率を低下させる問題点があった。
【0005】
【目的】本考案は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、縫製中のミシン縫針折損等のト
ラブルにおいても容易にピンセットやドライバー等の附
属品を取り出すことができるオーバーロックミシンの糸
立て装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本考案のオーバーロックミシンの糸立て装置は、複数
本の糸巻立てと、糸案内が固定された糸案内棒とを設け
た糸立て台からなるオーバーロックミシンの糸立て装置
において、糸立て台の下部に凹部が形成された収納箱を
設け、収納箱の上面に糸立て台蓋を覆設させたものであ
る。
【0007】このオーバーロックミシンの糸立て装置に
おいて、収納箱及び糸立て台の少なくとも一部は相対的
に回動可能な開閉構造を有している。また、このオーバ
ーロックミシンの糸立て装置において、収納箱は糸立て
台に対し摺動可能に取り付けられている。
【0008】
【作用】オーバーロックミシンに備えられた糸立て装置
の下部に、ピンセットやドライバー等の附属品を収納さ
せる凹部が形成された収納箱を設け、収納箱の上面に糸
立て台蓋を覆設させたので、縫製中のミシン縫針折損等
のトラブルにおいても容易にピンセットやドライバー等
の附属品を取り出して修理等を行なうことができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案のオーバーロックミシンの糸立
て装置の好ましい一実施例について図面を参照して説明
する。まず、本考案の糸立て装置が適用されるミシンの
構成を簡単に説明する。本考案の糸立て装置が適用され
るミシンは図1に示すようなオーバロックミシン1であ
り、このオーバロックミシン1には糸調子器2を介して
ミシン縫針17と上ルーパ、下ルーパ(図示せず)とに
縫糸を供給するための糸立て装置5がネジ等によりミシ
ン本体の後部に固定される。この糸立て装置5は糸立て
棒7が垂設された糸立て台50及び糸立て台蓋51と、
糸案内8が固定された糸案内棒9と、直径の大きい糸巻
に対応させる糸巻受け10とで構成される。
【0010】糸立て台50はミシン本体正面の右側面か
ら後方に位置し、この糸立て台50の右側面部にはピン
セット13、ドライバー14、ブラシ15、針ケース1
6等の附属品を収納する凹部が形成された収納部50a
がはずみ車6に干渉しないように設けられ、この凹部内
には附属品を嵌入させるための発泡スチロール等からな
る収納台12が固定されている。また糸立て台50には
糸立て棒7が射出成形による一体成形で形成され、この
糸立て棒7には直径の大きい糸巻に対応させる糸巻受け
10が脱着可能に挿入されている。更に、糸立て台50
には糸調子器2に縫糸を案内するための糸案内8が固定
された伸縮自在の糸案内棒9がネジ等により固定され
る。
【0011】糸立て台蓋51は糸立て台50に形成され
た凹部上で開閉可能に糸立て台50に軸着され、この糸
立て台蓋51を開閉させるツマミ部51aが糸立て台蓋
51の端部に形成されている。また、糸立て台50と同
様に糸立て台蓋51には糸立て棒7が射出成形による一
体成形で形成され、この糸立て棒7には直径の大きい糸
巻に対応させる糸巻受け10が脱着可能に挿入されてい
る。
【0012】以上のように構成されたオーバーロックミ
シンの糸立て装置の使用方法について説明する。例えば
縫製作業中にミシン縫針17が折損した場合、ミシン縫
針17を交換するために電源を停止して縫製作業を中止
し、ミシン縫針17の交換用の附属品を収納部50aか
ら取り出す。附属品を取り出すには収納部50aに形成
された凹部を覆う状態の糸立て台蓋51のツマミ部51
aをつまんで、反時計方向に移動させながら開き、ピン
セット13、ドライバー14及び針ケース16を収納部
50aから取り出す。
【0013】折損したミシン縫針17を針棒3に固定さ
れた針留4から抜脱するために、ミシン縫針17を針留
4に固定させているネジ18をドライバー14で弛め、
ピンセット13で抜脱する。ミシン縫針17を抜脱後、
針ケース16から新しいミシン縫針17を取り出して、
ピンセット13を用いて針留4の所定の位置へミシン縫
針17を挿入し、ドライバー14で先程のネジ18を固
定させる。ミシン縫針17を針留4に固定後、図示しな
い糸通し装置を使用してミシン縫針17に縫糸を貫通さ
せる。
【0014】ミシン縫針17の交換が終了後、使用した
ピンセット13、ドライバー14及び針ケース16は収
納部50aの凹部に固定された収納台12の所定の位置
に収納し、収納後糸立て台蓋51を時計方向に移動させ
て、収納部50aに形成された凹部を覆って附属品の収
納を完了させる。この時、収納部50aは縫製中の生地
が載せられた布板11とは反対側に位置するので、収納
部50aから附属品を取り出す際に生地が邪魔になら
ず、また、糸立て台蓋51を開いた状態で縫製作業を行
なっても生地を巻き込む心配がない。
【0015】尚、本実施例によれば糸立て台50の右側
面に凹部が形成された収納部50aを設け、その上面に
糸立て台蓋51を覆設させたが、糸立て台50を通常の
L字型に形成させ、図2に示すような糸立て台52の右
板の下部に摺動させることができる収納箱53や、図3
に示すような糸立て台54の右板の下部に脱着させるこ
とができる開閉用の蓋が備えられた収納箱55でも、縫
製中の生地と干渉することがないので構わない。また、
収納箱53や収納箱55は右板の下部でなく図4に示す
ような糸立て台56の後板の下部に摺動させることがで
きる収納箱57や、図5に示すような糸立て台58の後
板の下部に脱着させることができる開閉用の蓋が備えら
れた収納箱59でも縫製中に容易に使用することができ
る。
【0016】
【考案の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
考案のオーバーロックミシンの糸立て装置は複数本の糸
巻立てを固定した糸立て台の下部に、ピンセットやドラ
イバー等の附属品を収納する収納箱を設け、収納箱の上
面に糸立て台蓋を覆設させたので、縫製中でも附属品の
取り出し、収納が支障なく行なうことができる。
【0017】また、ミシン本体の糸立て装置に附属品の
収納場所を設けたので附属品の紛失を防止でき、更に別
の場所で縫製作業を行なう場合でもミシンを移動させる
だけで附属品も移動させることができるので便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の糸立て装置が適用されるオーバロック
ミシンの斜視図。
【図2】本考案の糸立て装置の他の実施例。
【図3】本考案の糸立て装置の他の実施例。
【図4】本考案の糸立て装置の他の実施例。
【図5】本考案の糸立て装置の他の実施例。
【図6】従来の附属品の収納部の斜視図。
【符号の説明】
5…糸立て装置 7…糸立て棒 12…収納台 13…ピンセット 14…ドライバー 15…ブラシ 16…針ケース 50、52、54、56、58…糸立て台 50a…収納部 51…糸立て台蓋 51a…ツマミ部 53、55、57、59…収納箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 43/00 D05B 73/02 D05B 75/00 D05B 77/00

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の糸巻立て(7、10)と、糸案内
    (8)が固定された糸案内棒(9)とを設けた糸立て台
    (50、52、56)からなるオーバーロックミシンの
    糸立て装置において、前記糸立て台の下部に凹部が形成
    された収納箱(50a、53、57)を設け、前記収納
    箱の上面に糸立て台蓋(51)を覆設させたことを特徴
    とするオーバーロックミシンの糸立て装置。
  2. 【請求項2】前記収納箱及び前記糸立て台の少なくとも
    一部は相対的に回動可能な開閉構造を有していることを
    特徴とする請求項1記載のオーバーロックミシンの糸立
    て装置。
  3. 【請求項3】前記収納箱は前記糸立て台に対し摺動可能
    に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の
    オーバーロックミシンの糸立て装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916564U (ja) * 1982-07-26 1984-02-01 鈴木 善二郎 縫製糸台
JP3099575U (ja) * 2003-07-30 2004-04-08 株式会社タカラ ペットボトル連結具

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