JP2573175B2 - 光ピックアップ用アクチュエ−タ - Google Patents

光ピックアップ用アクチュエ−タ

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JP2573175B2
JP2573175B2 JP60279782A JP27978285A JP2573175B2 JP 2573175 B2 JP2573175 B2 JP 2573175B2 JP 60279782 A JP60279782 A JP 60279782A JP 27978285 A JP27978285 A JP 27978285A JP 2573175 B2 JP2573175 B2 JP 2573175B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、光ピックアップ用アクチュエータに関する
ものであり、更に詳細には、光ピックアップ用アクチュ
エータの、トラッキング制御のための対物レンズ位置検
出に関するものである。
(従来技術) 光ピックアップとは、情報信号記録媒体、例えば光デ
ィスクに記録された情報信号を再生するための装置であ
って、情報信号を適切に再生するためにフォーカシング
及びトラッキングを行うことはよく知られている。
従来は、第6図に示されているような光ピックアップ
の光学系が一般的であった。
第6図において、半導体レーザ5を光源としてここよ
り発せられたレーザ光は、カップリングレンズ6によっ
て平行光となり、偏光ビームスプリッタ7、1/4波長板
8を介して対物レンズ1に入射し、このレンズ1により
集束されて情報信号記録媒体11上に直径1μmのスポッ
トを形成するようになっている。一方、情報信号記録媒
体11上で反射された光は再び対物レンズ1、1/4波長板
8を通り、偏光ビームスプリッタ7によって反射されて
集光レンズ9を介して検出部へ入射する。検出部である
受光素子10は受光面が複数に分割されており、受光素子
10の中心とスポットの中心とのずれによりトラッキング
のずれを検出し、スポットの面積の大小によりフォーカ
スのずれを検出することが可能である。
対物レンズ1は、アクチュエータ12内に光軸方向A及
びこの光軸A方向に直交しかつ記録媒体11のトラックと
直交する方向Bに駆動可能に保持されている。アクチュ
エータ12は、対物レンズ1を、フォーカシングずれ検出
信号に基づき光軸方向Aに、トラッキングずれ検出信号
に基づきトラックと直交する方向Bに制御する。
ここで、トラッキングについて更に説明すると、第7
図及び第8図に示されているようなプッシュプル法と呼
ばれる方式がある。第7図及び第8図において、記録媒
体11は、厚さ約1.2mmの透明基板13と、光源である半導
体レーザ5の波長の約λ/8の深さよりなる案内溝(トラ
ックに相当)14とからなる。上記プッシュプル法とは、
上記案内溝14で反射されたレーザ光が上述のように分割
された受光素子10−1、10−2の受光量の差に応じて信
号を得る方式である。第7図に示されているようにレー
ザ光がトラックに対して適切に入射している場合は、反
射光量分布が光軸に対して対称となるが、第8図に示さ
れているように入射光のスポットがトラックに対してず
れている場合は、反射光量分布がどちらかに片寄る。こ
の場合に、受光素子10−1、10−2それぞれの信号を検
出し、この信号の差を0とするように対物レンズ1の位
置を上記B方向にアクチュエータ12によって移動させる
ことにより、常に正確な位置でトラッキングを行うこと
ができる。一般に、フォーカスずれは対物レンズ1を上
記A方向にアクチュエータ12で移動させて補正し、その
ずれが1μm以下となるように制御し、トラックずれは
対物レンズ1を上記B方向にアクチュエータ12で移動さ
せて補正し、そのずれが0.1μm以下となるように制御
する。
しかし、上記の方法でトラッキングを行うと、対物レ
ンズ1の光軸と受光素子10など他の光学系の光軸との間
にずれが生じ、受光素子10における光量が変わるため、
トラック信号に誤差が出る原因となる。例えば、第9図
に示されているように、約100μmの光軸のずれで、0.1
μmの信号エラーが生ずることが分かっている。
従って、対物レンズ1を他の光学系に対して大きくト
ラッキングする際、上記の理由により、従来の方式では
正確なトラッキングが行えないという欠点を有してい
る。
そこで、対物レンズの位置ずれが一定以上になって大
きくトラッキングする必要が生じた場合は、光ピックア
ップ全体を支持しているキャリッジをB方向に移動させ
て、対物レンズの位置ずれを小さくするようにしたもの
も提案されている。しかし、かかる構成の光ピックアッ
プ用アクチュエータによれば、初期組付時に受光素子10
の入射光軸に対する対称性を出し、位置信号を0にする
必要があるため、受光素子10を、例えば10μm以下とい
うような極めて高精度で位置調整する必要があり、組立
調整が極めて面倒である。
(目的) 本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、上記従
来技術の欠点を除去し、大きくトラッキングする場合で
も、光軸ずれを生じることなく正確なトラッキングを行
いうるようにすると共に、組立調整の簡略化を図った光
ピックアップ用アクチュエータを提供することを目的と
する。
(構成) 本発明は、対物レンズと該対物レンズと一体的に移動
する光学部品とを備え、検出素子からの位置信号とオフ
セット信号の差から対物レンズの位置検出を行うことを
特徴とする。
以下、第1図乃至第5図を参照しながら本発明に係る
光ピックアップ用アクチュエータの実施例について詳細
に説明する。
第1図において、対物レンズ1には、開口部2aを有す
る移動片としてのアパーチャ板2が一体的に設けられて
おり、このアパーチャ板2と、光源となるLED3と、開口
部2aを介してLED3の光を感知する第1の検出手段として
の半導体位置検出素子(PSD)4とから構成されている
検出部15で対物レンズ1のトラックと直交する方向(B
方向)への変位を把握するようになっている。第5図に
示されているように、LED3とPSD4は光ピックアップ系本
体に固定されている。従って、トラッキング時の対物レ
ンズ1の上記B方向への移動に伴い、アパーチャ板2が
対物レンズ1と同量移動し、PSD4に入射するLED3の光束
の位置が移動する(第2図参照)。LED3とPSD4は光ピッ
クアップ系本体に固定されているため、光束位置の移動
量は即ち、対物レンズ1の光ピックアップ系本体に対す
る上記B方向への移動量を示す。PSD4は光入射位置に応
じて両極の光電流I−1、I−2が変化する特性を持つ
ので、この場合、上記光電流の差(I−1)−(I−
2)を対物レンズ1の位置信号として使用する。従来技
術で述べたように、対物レンズ1の上記B方向への移動
量が大きすぎると、対物レンズ1の光軸と他の光学系の
光軸との間にずれが生じる原因となるので、位置信号で
常に対物レンズ1の移動量を監視し、この移動量がずれ
を引き起こす限界をオーバーしたら、つまり、位置信号
がある値を越えたら光ピックアップ系全体を移動させ、
光軸ずれを低減させるようにする。かかるピックアップ
系全体の移動機構は、例えば、リニアモータ等を用いた
周知の構成のもので差支えない。
さらに、対物レンズ1又は光ピックアップ系全体の制
御は、PSD4の位置信号に応じて行うために、装置の初期
組付時にPSD4のLED3からの光束に対する対称性を出し、
位置信号を0にする必要がある。
そこで、第3図に示されているように、まず減算器20
によって上記光電流の差(I−1)−(I−2)を求
め、この差信号とバイアス補正回路22によって設定され
たオフセット信号との差を第2の検出手段としての減算
器21によって求め、この減算器21の出力を対物レンズ位
置信号として取り出すようにする。こうすれば、初期組
付時のPSD4の位置信号をオフセット量としてバイアス補
正回路22で補正することによって、上記の初期組付時の
機械的な調整を不要とすることができ、PSD4の位置信号
とオフセット信号との差から対物レンズ1の正確な位置
信号を得ることができる(第4図参照)。
また、上記光軸ずれによるトラック信号の誤差と同じ
理由により、半導体レーザ5の対物レンズ1への入射光
が対物レンズ1の光軸とずれると、その後の光軸ずれを
小さくしても適切な信号が得られない。従って、初期組
付時に入射光と対物レンズ1との光軸を一致させ、その
時のPSD4の位置信号をオフセット信号として補正するこ
とにより、さらに適切な位置信号が得られる。
(効果) 本発明によれば、小さなトラッキング変位である場合
は対物レンズを移動させ、大きなトラッキング変位であ
る場合は光ピックアップ系全体を移動させるようにした
光ピックアップ用アクチュエータにおいて、第1の検出
手段からの位置信号とオフセット信号との差を検出する
第2の検出手段からの信号に基づいて対物レンズの位置
検出を行うようにしたから、組付時の対物レンズの光軸
ずれに応じてオフセット信号を調整するだけで対物レン
ズの機械的な位置調整は不要であり、よって、組立調整
が極めて簡単な光ピックアップ用アクチュエータを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に適用可能な対物レンズの移動量検出部
の一例を簡略化して示す平面図、第2図は同上対物レン
ズの移動量検出部の検出原理を示す平面図、第3図は本
発明に適用可能な対物レンズ移動量検出回路の一例を示
すブロック図、第4図は同上対物レンズ移動量検出回路
においてオフセット補正した場合の対物レンズのずれと
位置検出信号との関係を示す線図、第5図は本発明に係
る光ピックアップ用アクチュエータの一実施例の外観を
示す斜視図、第6図は従来の光ピックアップ系の例を概
略的に示す光学配置図、第7図は従来のトラッキング方
式の一つであるプッシュプル法の原理説明図、第8図は
同じくプッシュプル法の原理を異なる作動態様で示す説
明図、第9図は従来の光ピックアップ用アクチュエータ
における対物レンズの移動量とトラックエラー信号との
関係を示す線図である。 1……対物レンズ、2……移動片(アパーチャ板)、3
……光源(LED)、4……第1の検出手段(半導体位置
検出素子(PSD))、21……第2の検出手段(減算
器)、22……バイアス補正回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ピックアップ系本体上に移動可能に配設
    された対物レンズと、 前記光ピックアップ系本体上に設けられた光源と、 前記対物レンズと一体的に移動し、前記光源からの照射
    光の中心部光束を変化させる移動片と、 前記光源と対向するように前記光ピックアップ系本体上
    に設けられ、前記移動片によりその中心部光束が変化さ
    せられた前記光源からの照射光を両極で受光し、前記両
    極からの差信号を位置信号として検出する第1の検出手
    段と、 組付時の前記対物レンズの光軸ずれを吸収すべく、前記
    光軸ずれに応じたオフセット信号を発生するバイアス補
    正回路と、 前記位置信号と前記オフセット信号との差信号をレンズ
    位置信号として検出する第2の検出手段とを具備するこ
    とを特徴とする光ピックアップ用アクチュエータ。
  2. 【請求項2】前記光源がLEDからなり、第1の検出手段
    が半導体位置検出素子からなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の光ピックアップ用アクチュエー
    タ。
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