JP2573122B2 - 糊付け装置 - Google Patents

糊付け装置

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JP2573122B2
JP2573122B2 JP4045031A JP4503192A JP2573122B2 JP 2573122 B2 JP2573122 B2 JP 2573122B2 JP 4045031 A JP4045031 A JP 4045031A JP 4503192 A JP4503192 A JP 4503192A JP 2573122 B2 JP2573122 B2 JP 2573122B2
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亮一 橋谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糊容器と糊付けローラ
を備え移動するシート材の表面に糊を塗布するようにし
た糊付け装置に関するもので、紙、フィルム、木製シー
ト材等を利用した写真等の台紙、箱等を製造する場合に
使用される。
【0002】
【従来技術とその問題点】この種の糊付け装置として
は、例えば実公昭56−42041号に開示されたもの
が知られている。この糊付け装置では、接着剤貯留タン
ク内に糊付けロールの一部を臨ませ、ロールの外周面に
掻取板を当接して一定量の接着剤が付着するようにし、
糊付けロールに対向して配置した押さえロールとの間に
紙材を走行させ、その表面に線状に接着剤を塗布するよ
うになっている。
【0003】しかしながら、この形式の糊付け装置で
は、押さえローラが常時紙材を糊付けローラ側へ押圧し
ているため、走行する紙材の端縁から端縁まで連続して
糊が着いてしまうことになる。そのため、この紙材の端
部同志を重合接着させたり、或いは他の素材と重合接着
させると、接着剤が重合端部からはみ出してしまい、見
栄えが悪く商品価値を損なう不都合があった。
【0004】
【技術的課題】本発明は、糊容器と糊付けローラを備え
移動するシート材の表面に糊を塗布するようにした糊付
け装置において、糊付けローラの移動線上で接着剤を塗
布しない箇所を設けることを課題としたものである。
【0005】
【技術的手段】この技術的課題を解決するための第一番
目の技術的手段は、 (イ)上下いずれかの方向へ付勢させて配置した昇降
台、 (ロ)シート材を載せて進退する搬送台、 (ハ)昇降台又は搬送台の何れか一方に固定したカム、 (ニ)他方に固定したカム係合部材、 (ホ)糊付けローラを昇降台と連動して移動させるリン
ク機構とからなり、 (ヘ)カムが係合部材と係合する位置としない位置とに
変化して昇降台を昇降させ糊付けローラをシート材と接
触離開させること、である。
【0006】また、第二番目の技術的手段は、(ト)周
方向にカムを固定した自転カム軸、(チ)糊付けローラ
に近接してシート材を搬送する無端走行体、(リ)カム
軸側へ付勢した当接部材、(ヌ)当接部材と連動して糊
付けローラを昇降させるリンク機構とからなり、(ル)
走行体と同調させてカム軸を自転させ、(ヲ)カムが当
接部材と係合する位置としない位置とに変化して当接部
材を移動させ糊付けローラをシート材と接触離開させる
こと、である。
【0007】
【技術的手段の作用】シート材の搬送台には、カム又は
カム係合部材が固定されており、昇降台にはカム係合部
材又はカムが固定されているため、搬送台を進退させる
と係合部材がカムと係合する位置と係合しない位置とに
変化する。昇降台は上下いずれかの方向に付勢させられ
ているため、係合部材とカムの位置の相対的変化によっ
て付勢力が抑止される位置と解除される位置とに変化
し、昇降台が昇降する。
【0008】 昇降台はリンク機構によって糊付け装置
とリンクしているため、昇降台が昇降すると,糊付けロ
ーラがシート材と接触する位置と離れる位置とに切り換
わることになる。糊付けローラのシート材側への移動が
昇降台の付勢力の規制長さ又は解除長さに連動する結
果、糊の塗布長さは、カムの位置によって決定されるこ
とになり、カムの位置を変更することによって、所望位
置に糊を塗布することができるのである。糊付けローラ
は接触・非接触の二位置に切り換わるだけであるから、
その移動距離はわずかである。従って、水平状態を維持
して二位置に切り換える他、揺動させることによって、
昇降させるようにしても良い。
【0009】請求項2の技術的手段は、シート材を連続
して供給しながら糊を所望の位置に塗布することができ
るようにしたものである。カム軸側へ付勢した当接部材
は、カム軸に固定したカムに当接してカム軸外方へ移動
させられることになる。
【0010】この当接部材は、リンク機構によって糊付
けローラをシート体側へ移動させることになる。シート
体は無端走行体によって連続して搬送させられるため、
糊付けを連続して行うことができる。
【0011】糊付けローラのシート材側への移動が当接
部材の付勢力の規制長さ又は解除長さに連動する結果、
請求項1と同様に、糊の塗布長さは、自転するカムの位
置によって決定されることになる。従って、カムの位置
を調節すると共に、走行体の速度とカムの自転とを同調
させることによって、シート材の所望する定位置に連続
して糊を塗布することができる。
【0012】
【本発明の効果】糊付けローラの移動線上で接着剤を塗
布しない箇所を設けることができる結果、加工品の形態
に合わせて糊付けを行なえる利点があり、紙材等を張り
合わせる場合にも、糊がはみ出さないようにすることが
できる。
【0013】
【実施例】次に、上記の技術的手段の具体例を図面を参
酌して説明する。紙等のシート材1を搬送する搬送台2
は、本実施例では、図示しないフレーム等に固定した桟
3、3で形成してあり、桟3、3間に突出させた案内片
4、4を水平状態で左右に移行させることによって、紙
1を桟3上でスライドさせる構成を採用している。
【0014】案内片4を固定している支持台5は、水平
状態に配置固定したスライドシャフト6、6を貫通させ
ていて、その下方に配置したクランクシャフト7の先端
に係合させてある。従って、クランクシャフト7を揺動
(図2では前後方向に揺動する)させると、支持台5が
スライドシャフト6、6に沿って水平方向で進退し、そ
の前進時に案内片4が桟3上に置いた紙1を前進させる
(図3参照)。この実施例では、桟上を紙がスライドし
て前進する構成を採用しいてるが、搬送台そのものが進
退することもできる。
【0015】昇降台12は、搬送台2の外側下方に配置
してあり、上方へ押圧力を働かせているエアシリンダ1
1にシャフト13によって連結固定している。このシャ
フト13は、図示しないフレームに固定したスライドベ
アリング14内を通過させてあって、昇降台12を定位
置で円滑に昇降できるようにしている。
【0016】昇降台12には左右にカム板15、16が
固定してあって、このカム板15、16は、支持台5に
突出させたカム係合部材としてのコロ19の進路上に臨
ませてある。昇降台12には多数の孔が作成してあり、
また、カム板15、16には長孔が形成してあって、カ
ム板の移動及び間隔の微調整を可能にしている。尚、カ
ム板同志の間隔は、カムに取り付けたメジャー17によ
って正確に設定できるようになっている。
【0017】支持台5が進退する際にコロ19がカム板
15、16と係合すると昇降台12はエアシリンダ11
の押圧力に抗して下方へ移動させられ、コロ19がカム
板15、16と係合しない位置ではその押圧力に従って
上昇することになる。尚、カム板を支持台5に、コロを
昇降台12に配置するようにしても良い。
【0018】糊付け具21は、搬送台2の上方に配置し
てある。糊付け具21は、糊つぼ22と糊付けローラ2
3とで構成してあって、ローラ23の一部を糊つぼ22
内に臨ませ、ローラ23が回転することによってその周
面に糊を付着させるようになっている。ローラ23は、
紙1と接触する際の摩擦抵抗によって自転するように軸
支させてあるが、別途モータ(図示せず)を利用して自
転するようにしておくと、紙1への糊の塗布を円滑に行
うことができる。
【0019】この糊付け具21は、一端をフレーム等に
枢着させた揺動杆24の先端部に固定してあり、この揺
動杆24の上下方向での揺動によってローラ23が上下
方向に移動するようになっている。この揺動杆24は、
連結棒25、27及びシーソー杆26からなるリンク機
構を介し昇降台12と連動するようになっており、コロ
19がカム板15、16と係合する際には昇降台12が
下降したままとなって糊付けローラ23は上昇状態を維
持し(図1、2、4参照)、コロ19がカム板15、1
6と係合しない位置では昇降台12が上昇して糊付けロ
ーラ23が下降する(図3参照)。
【0020】図5は、紙1の裏面側から糊を塗布するよ
うに構成した例を示したもので、糊付け具21を搬送台
の下方に配置する一方、シーソー杆26の支点28を
端部側に配置させると共に連結棒27をシーソー杆26
の中央部で枢支させ、連結棒25が上昇すると糊付けロ
ーラ23が上昇する構成を採用している。図5に示した
状態から搬送台2を前進させてコロ19がカム板16か
ら外れると、上方へ付勢された昇降台12が上昇するに
伴って連結棒25が上昇し、連結棒の上昇によって糊付
け具21が上昇させられて糊付けローラ23が紙1の裏
面と接触し糊の塗布が行われる。糊付けローラ23の上
方には押さえローラ29が配置してあって、ローラ23
が紙1に糊を塗布する際に紙1が浮き上がることはな
い。
【0021】図6、7は請求項2の発明の実施例を示す
ものである。紙1は、矢印方向に走行する無端チェーン
33によって搬送される。このチェーンは二列を平行に
配置して構成してあり、紙1の両端をチェーン上に載せ
るようになっている。チェーン33上には、案内片34
が所定の間隔で突設してあって、紙1を一定の間隔で搬
送できるようになっている。
【0022】チェーン33の下方にはカム軸42が自転
可能に軸支させてあり、その外側にカム板取り付け盤4
3を固定し、この取り付け盤43にカム板45、46を
固定している。尚、取り付け盤43には多数の孔が穿設
してあり、また、カム板には長孔が形成してあって、、
カム板は取り付け盤43上で移動及び間隔の調整を可能
にして固定されている。
【0023】カム軸42の外側には、一端を枢着しエア
シリンダ41によって上方へ付勢させた当接部材として
の杆体35が配置してあり、この杆体35はカム板4
5、46の移動軌跡上に臨むコロ39を突設してある。
杆体35は、コロ39がカム板と係合する位置では下降
させられ、カム板と係合しない位置ではシリンダ41の
付勢力によって上昇する。
【0024】糊付け具21は、前記実施例と同様に糊つ
ぼ22と糊付けローラ23とで構成してあり、中央部を
支点57としたシーソー杆56の一端に固定してある。
シーソー杆56の他端は、連結棒55によって杆体35
と連結してあり、連結棒55が上昇すると糊付けローラ
23が下降するようになっている。従って、カム軸42
の自転をチェーン33の走行と同調させることによっ
て、チェーン33上の紙1の所定の位置に糊付けが行わ
れることになる。
【0025】図7は、糊付け具21を搬送チェーン33
の下側に配置した例を示したものである。この例では、
糊付け具21を一端を枢支させた揺動杆58に固定し、
他端を連結棒55と連結させているため、連結棒55の
上昇によって糊付けローラ23が上昇して紙1の裏面に
糊付けを行い、連結棒55の下降によって紙1から離開
するのである。尚、符号59は、糊付けローラ23が上
昇した際に紙1の上面を押圧するための押圧ローラであ
る。
【0026】上記実施例では、昇降台12及び杆体35
を上向きに付勢するためにエアシリンダを使用している
が、付勢力を与えるためには 油圧シリンダやバネを使
用するようにしても良い。また、付勢方向は必ずしも上
方向である必要はなく、異なる方向へ付勢すると共に、
これに対応してカムの取り付け位置やリンク機構を適宜
設計変更することによって同様の作用を発揮させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】糊付け装置の要部正面図
【図2】糊付け装置の要部右側面図
【図3】支持台の移動途中における糊付け装置の正面図
【図4】支持台の移動完了時における糊付け装置の正面
【図5】裏面から糊付けする装置の正面図
【図6】他の実施例における糊付け装置の正面図
【図7】他の実施例における裏面から糊付けする装置の
正面図
【符号の説明】
1 紙、 2 搬送台、 4 案内片、 5 支持台、
7 クランクシャフト、 19、39 コロ、12
昇降台、 15、16、45、46 カム板、21 糊
付け具、 22 糊つぼ、 23 糊付けローラ、 3
5 杆体、42 カム軸、 43 カム取り付け盤、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糊容器と糊付けローラを備え移動するシ
    ート材の表面に糊を塗布するようにした糊付け装置にお
    いて、上下いずれかの方向へ付勢させて配置した昇降
    台、シート材を載せて進退する搬送台、昇降台又は搬送
    台の何れか一方に固定したカム、他方に固定したカム係
    合部材、糊付けローラを昇降台と連動して移動させるリ
    ンク機構とからなり、搬送台の進退時にカムが係合部材
    と係合する位置としない位置とに変化して昇降台を昇降
    させ糊付けローラをシート材と接触離開させる糊付け装
    置。
  2. 【請求項2】 糊容器と糊付けローラを備え移動するシ
    ート材の表面に糊を塗布するようにした糊付け装置にお
    いて、周方向にカムを固定した自転カム軸、糊付けロー
    ラに近接してシート材を搬送する無端走行体、カム軸側
    へ付勢させた当接部材、当接部材と連動して糊付けロー
    ラを昇降させるリンク機構とからなり、走行体と同調さ
    せてカム軸を自転させ、カムが当接部材と係合する位置
    としない位置とに変化して当接部材を移動させ糊付けロ
    ーラをシート材と接触離開させる糊付け装置。
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