JP2573097B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JP2573097B2
JP2573097B2 JP32041290A JP32041290A JP2573097B2 JP 2573097 B2 JP2573097 B2 JP 2573097B2 JP 32041290 A JP32041290 A JP 32041290A JP 32041290 A JP32041290 A JP 32041290A JP 2573097 B2 JP2573097 B2 JP 2573097B2
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、仕切り壁によって区画される冷凍室と冷蔵
室とを有し、両室を一台の冷却ユニットで冷却する冷凍
冷蔵庫に関するものである。
(ロ) 従来の技術 本発明の先行技術として、例えば特開昭63−129283号
公報には、庫内を仕切り壁によって、冷却ユニットを配
設した冷凍室と、冷蔵室とに仕切り、仕切り壁の上下に
夫々前記両室を連通する連通路を形成し、冷却ユニット
の冷却器で熱交換された冷気の一部を冷蔵室に循環する
冷気循環系統を構成して成る冷凍冷蔵庫において、両端
を開口した中空の帰還ダクトと、該ダクトの外面に配置
して該ダクトを加熱するダクトヒータと、該ヒータを被
覆する断熱材と、該断熱材を被うダクトカバーと、前記
ダクトの内部に配設した支持板と、該支持板に取付けら
れてダクト内を通過する帰還冷気を加熱するリターンエ
アヒータとをユニット化して成り、前記ダクトカバーを
冷凍室の壁面にら螺着し、前記ダクトの一端開口を前記
下部連通路と連通せしめると共に他端開口を前記冷却ユ
ニットの冷気吸込口に対向せしめて成る冷凍冷蔵庫が開
示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 斯かる従来技術の冷凍冷蔵庫によると、冷凍室内に、
冷却ユニットと帰還ダクトが配設されているため、庫内
有効面積が減少する問題点がある。
また、帰還ダクトが冷凍室を通るために、ダクト内の
湿った空気の氷付きを防止するためのダクトヒータ及び
リターンエアヒータの容量を大きく取る必要があり、不
経済で非効率的であった。
更に、ダクトの他端開口と冷却ユニットが、冷凍室の
空間を介して対向しているために、リターンエアヒータ
の容量を相当大きく取らないと、冷却器下部の集中着霜
を防止することは、困難であった。
しかも、ダクト内の着霜防止を優先しなければならな
いため、ダクトの表面温度が高くなり、この影響で、冷
凍室の温度が上昇する問題点があった。
本発明は、この様な従来技術の問題点に鑑み、冷凍室
の有効面積を増大させると、ダクト内の着霜を防止する
ためのヒータ容量を小さくすること、冷却器下部の集中
着霜を防止すること、そして、冷凍室への温度影響を無
くすことを目的とした冷凍冷蔵庫を提供するものであ
る。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、断熱箱体内を
仕切り壁によって、冷蔵室と一側に開口部を有する冷凍
室とに区画形成し、前記開口部を介して前記冷凍室と連
通する熱交換室を画成する冷却箱体内に冷却器及び冷気
循環ファンを収設し、前記冷凍室の上部には、吐出冷気
を冷凍室に供給する吐出口を有すると共に吐出冷気の一
部を前記仕切り壁に形成した通路を介した前記冷蔵室に
導く吐出ダクトを配設し、前記断熱箱体の断熱背壁内に
は、前記冷蔵室と前記熱交換室を連通する戻りダクト戻
り冷気を加熱するヒータを埋設し、前記戻しダクトの吐
出側開口の近傍には、該開口から吐出した戻り冷気を加
熱するヒータを配設して成る冷凍冷蔵庫を構成するもの
である。
(ホ) 作 用 本発明によると、冷凍室に、冷却器及び冷気循環ファ
ンと、戻りダクトが配設されないために、冷凍室の有効
容積が増加する。
また、戻りダクトが断熱背壁内に埋設されているため
に、冷蔵室からの戻り冷気が、冷凍室の温度影響を受け
て低下することがないので、ヒータの容量を小さくする
ことができ、しかも、ヒータの熱によって冷凍室が温度
上昇することも防止することができる。
冷却器で熱交換される直前の戻り冷気を加熱するヒー
タの作用によって、冷却器下部の集中着霜を防止するこ
とができる。
(ヘ) 実施例 以下に本発明の実施例を第1図乃至第8図を参照して
説明する。図面はいずれも本発明の冷凍冷蔵庫に係わ
り、第1図は横断平面図、第2図は一部扉を開放した斜
視図、第3図は縦断正面図、第4図は第3図のA−A断
面図、第5図はダクト及び関連部品の構造を湿す斜視
図、第6図は冷却器の着霜を防止するヒータの取付け状
態を示す斜視図、第7図は第6図のB−B断面図、第8
図は冷却器の着霜を防止するヒータ及びその取付け部品
の分解斜視図であり、1は、内箱2及び外箱3と両箱2,
3間の空間に充填されたポリウレタン等の発泡断熱材4
によって構成した断熱箱体で、該箱体1内を断熱仕切り
壁5によって、右側冷蔵室6と一側に開口部7を有する
左側冷凍室8とに区画形成している。この冷蔵室6及び
冷凍室8の前面には、断熱開閉扉9が設けられている。
10は、プレートフィン型冷却器11及びその上方に冷気循
環ファン12等の冷却ユニットを収設した熱交換室13を画
成する側面開口の冷却箱体で、断熱箱体1と冷却箱体10
は、冷凍室8と熱交換室13が連通するように接続されて
いる。14は断熱箱体1と並設された機械室で、該機械室
14の内部には、冷却器11に接続されるコンデンシングユ
ニット15と、その上方に前記冷却箱体10を収納してお
り、前面には開閉自在な機械室扉16が設けられている。
而して、前記冷凍室8の天壁に沿う上部には、冷却器
11で熱交換され、冷気循環ファン12によって開口部7か
ら吹き出された吐出冷気を、冷凍室8に供給するための
複数の吐出口17を下面に形成すると共に、吐出冷気の一
部を前記仕切り壁5の上部に形成した通路18を介して冷
蔵室6に導く冷蔵用ダクト19を有する吐出ダクト20を配
設している。また、冷凍室8の側部には、冷却後の冷気
を熱交換室13に戻す複数の吸い込み口21を形成した吸い
込みダクト22が配設されている。
更に、断熱箱体1の断熱背壁内には、冷蔵室6と熱交
換室13を連通する戻りダクト23及び戻り冷気を加熱する
ダクトヒータ24が埋設されている。詳述すると、戻りダ
クト23の吸い込み側開口23Aは、冷蔵室6の後壁から該
冷蔵室6に臨み、ダクト23の吐出側開口23Bは、冷凍室
8の一側に形成した開口部7内に臨んでいる。そして、
アルミシートに蛇行状を成すヒータ接着して構成したダ
クトヒータ24には、ダクト23を包囲するようにして配設
されている。なお、25及び26は、ポリウレタン等の発泡
断熱材4の漏れを防止するシール材である。また、27
は、戻りダクト23と内箱2間の間隔に、あらかじめ配設
された発泡ポリエチレン等の断熱材である。該断熱材27
が前記間隔が狭いために、発泡原液が回らない恐れがあ
り、これを防止するために効果がある。28は、通路18の
冷蔵室6側に対設され、冷蔵室6に送り込まれる冷気の
量を加減するダンパー装置である。
また、第6図乃至第8図に示すように、戻りダクト23
の吐出側開口23Bの近傍には、該開口23Bから吐出した戻
り冷気を加熱することにより、冷却器11下部の着霜を防
止するヒータ29を配設している。該ヒータ29は上記ダク
トヒータ24と同様、アルミシートに蛇行状を成すヒータ
を接着して構成されている。そして、該ヒータ29は、下
部を折曲して熱交換室13の方向に低く傾斜した案内板30
Aを有する取り付け板30に接着され、これを被うように
断熱板31を接着する。一方、開口部7の下縁に沿って冷
凍室8の壁面に支持板32を着脱可能に固定する。この支
持板32は上部を熱交換室13の方向に低く折曲した折曲部
23Aを有し、この先端を上方に折曲して取り付け面32Bを
形成している。この取り付け面32Bに前記支持板32を着
脱可能に固定する。これによって、ヒータ29は、戻りダ
クト23の吐出側開口23Bから吐出した戻り冷気に沿って
位置する。23はヒータ29のリード線、34は該リード線33
を止めるクリップである。なお、取り付け板30の案内板
30A及び支持板32の折曲部32Aの端部は、冷却器11の下方
に配設したドレンパン35に臨んでおり、取り付け板30及
び支持板32に付着した水滴はドレンパン35に回収される
ようになっている。
以上の構成において、冷却器11で熱交換された冷気
は、循環ファン12によって吐出ダクト20に送り込まれ、
吐出口17から冷凍室8内に吹き出されて非冷却物(図示
せず)を冷却した後、吸い込み口21から吸い込みダクト
22を通って熱交換室に13に戻り、再び冷却器11で熱交換
される循環動作を繰り返す。
一方、冷却器11で熱交換された冷気の一部は、冷蔵用
ダクト19を通って通路18へ導かれ、冷蔵室6内に吹き出
されて非冷却物(図示せず)を冷却した後、吸い込み側
開口23Aから吸い込まれ、戻りダクト23を通って吐出側
開口23Bから熱交換室に13に戻り、再び冷却器11で熱交
換される循環動作を繰り返す。
この際、戻りダクト23を通過する冷気は、ダクトヒー
タ24で暖められるため、ダクト23内における着霜を確実
に防止することができ、しかも、戻りダクト23が断熱背
壁内に埋設されているため、冷凍室8の温度影響を受け
ることがなく、小容量のダクトヒータ24で効率的に冷気
を加熱することができる。
また、戻りダクト23の吐出側開口23Bから吐出した湿
った戻り冷気は、ヒータ29によって加熱された後、熱交
換室に13に戻るために、冷却器11下部の着霜を効果的に
防止することができる。
(ト) 発明の効果 本発明は以上の様に、冷凍室に、冷却器及び冷気循環
ファンと、戻りダクトが配設されないために、冷凍室の
有効容積が増加する。
また、戻りダクトが断熱背壁内に埋設されているため
に、冷蔵室からの戻り冷気が、冷凍室の温度影響を受け
て低下することがないので、小容量のダクトヒータで、
ダクト内の着霜を確実に防止することができる。しか
も、ヒータの熱による冷凍室の温度上昇も防止すること
ができる。
更に、冷却器で熱交換される直前の戻り冷気をヒータ
によって加熱しているため、冷却器下部の集中着霜を効
果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の冷凍冷蔵庫の実施例に係わり、
第1図は横断平面図、第2図は一部扉を開放した斜視
図、第3図は縦断正面図、第4図は第3図のA−A断面
図、第5図はダクト及び関連部品の構造を示す斜視図、
第6図は冷却器の着霜を防止するヒータの取付け状態を
示す斜視図、第7図は第6図のB−B断面図、第8図は
冷却器の着霜を防止するヒータ及びその取付け部品の分
解斜視図である。 1……断熱箱体、5……仕切り壁、6……冷蔵室、7…
…開口部、8……冷凍室、13……冷却箱体、11……冷却
器、12……冷気循環ファン、13……熱交換室、17……吐
出口、18……通路、20……吐出ダクト、23……戻りダク
ト、23B……吐出側開口、24……ダクトヒータ、29……
ヒータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱箱体内を仕切り壁によって、冷蔵室と
    一側に開口部を有する冷凍室とに区画形成し、前記開口
    部を介して前記冷凍室と連通する熱交換室を画成する冷
    却箱体内に冷却器及び冷気循環ファンを収設し、前記冷
    凍室の上部には、吐出冷気を冷凍室に供給する吐出口を
    有すると共に吐出冷気の一部を前記仕切り壁に形成した
    通路を介した前記冷蔵室に導く吐出ダクトを配設し、前
    記断熱箱体の断熱背壁内には、前記冷蔵室と前記熱交換
    室を連通する戻りダクト及び戻り冷気を加熱するヒータ
    を埋設し、前記戻リダクトの吐出側開口の近傍には、該
    開口から吐出した戻り冷気を加熱するヒータを配設した
    ことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
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