JP2572686Y2 - 誘導電磁器 - Google Patents

誘導電磁器

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JP2572686Y2
JP2572686Y2 JP1992052500U JP5250092U JP2572686Y2 JP 2572686 Y2 JP2572686 Y2 JP 2572686Y2 JP 1992052500 U JP1992052500 U JP 1992052500U JP 5250092 U JP5250092 U JP 5250092U JP 2572686 Y2 JP2572686 Y2 JP 2572686Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、磁性材料からなるコ
アにコイルを巻回してなるチョークやトランスのような
誘導電磁器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非晶質の金属合金系高透磁率・高磁束密
度材料であるアモルファス磁性材料は、例えば、金属酸
化物を焼結したフェライトなどと比べて、透磁率および
最大磁束密度が大きいとともに、薄いシート状に製作し
やすい。このような薄いシート状の非晶質金属合金系高
透磁率・高磁束密度材料は、バルク状または厚板状の磁
性材料と比較して渦電流損失が少ないという特長を有し
ており、したがって、シート状のアモルファス磁性材料
は高周波のトランスやチョークのコアに適している。そ
こで、従来から、図8に示すように、アモルファス磁性
材料からなる磁性体シートを筒形に巻いてコア51を作
成し、このコア51にコイル52を巻回して高周波用の
トランスやチョークのような誘導電磁器を形成したもの
が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記アモル
ファス磁性材料は、比較的硬くて脆いために、加工が難
しい。そのため、例えば、E型、EI型、UU型などの
複雑な形状のコアを作成するには、レーザー加工や放電
加工などの生産性の悪い加工手段を採用しなければなら
ず、そうすると、もともと材料コストの高いアモルファ
ス磁性材料の使用に加えて、加工コストも高いために、
誘導電磁器全体としてのコストが極めて高いものにな
る。したがって、アモルファス製のコアを有する誘導電
磁器としては、図8で示したように、アモルファスから
なる磁性体シートを筒形に巻いた巻芯状で使用されるの
が一般的であり、背の高い製品になってしまう。
【0004】また、アモルファス磁性材料は、上述のよ
うに、最大磁束密度が大きく、透磁率μも大きいため
に、かえって用途面で制約される場合がある。
【0005】この考案は上記実情に鑑みてなされたもの
で、非晶質の金属合金系高透磁率・高磁束密度材料を使
用しながら背の低い小型のコアを容易に、かつ比較的安
価に作成することができるとともに、コア全体の実効透
磁率が、連結部材の透磁率を任意に選択することで容易
に変えることができて、用途の拡大を図ることができる
誘導電磁器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案に係る誘導電磁器は、磁気の閉回路を形成
するコアを有するものであって、上記コアは、複数の平
板状の主板が互いに平行に配置され、これら主板が磁性
体からなる連結部材によって連結されてなり、上記主板
のいずれか一つにコイルが巻回され、上記主板は、上記
連結部材を形成する磁性体よりも高い透磁率を有する非
晶質の金属合金系高透磁率・高磁束密度材料からなる磁
性体シートを積層して形成され、上記主板には上記コイ
ルによる磁界の方向と同一方向および直交方向のいずれ
か一方に磁化容易方向が設定されている。
【0007】ここで、非晶質の金属合金系高透磁率・高
磁束密度材料とは、一般にアモルファス磁性材料と呼ば
れるものであって、透磁率および最大磁束密度が、フェ
ライトのような金属酸化物を焼結した磁性材料と同程度
またはこれよりも大きいものをいう。非晶質の金属合金
系高透磁率・高磁束密度材料は、10KHzから数百K
Hz帯域では透磁率5000以上で最大磁束密度500
0ガウス以上、1MHz帯域では透磁率2000以上で
最大磁束密度5000ガウス以上がそれぞれ好ましい。
【0008】
【作用】この考案の誘導電磁器によれば、非晶質の金属
合金系高透磁率・高磁束密度材料からなる磁性体シート
を積層した複数の主板を互いに平行に配置し、これら主
板を連結部材によって連結してコアが構成されるから、
非晶質の金属合金系高透磁率・高磁束密度材料としては
矩形のような単純な形状のシートを積層するだけでよい
ので、その製作が非常に容易である。しかも、主板は高
透磁率であり、渦電流による損失も少なく、コア全体と
しての透磁率である実効透磁率を向上させることができ
る。
【0009】さらに、主板は最大磁束密度が大きいか
ら、比較的大きな負荷での使用に供する場合でも、主板
の断面積を小さく、つまり薄くできる。そのうえ、互い
に平行に配置した複数の平板状の主板を連結するので、
結局、背の低いコアにして、トランスやチョークのよう
な誘導電磁器の小型化、薄型化が図れる。
【0010】しかも、複数の主板を連結する連結部材が
金属合金系高透磁率・高磁束密度材料よりも透磁率の低
い磁性体からなるものであるから、この磁性体として低
価格のものを使用することができるので、コア全体を非
晶質の金属合金系高透磁率・高磁束密度材料から構成す
る場合に比べて、材料コストの面でも安上りで、製作の
容易性と相俟って、全体を比較的安価に作成することが
できる。
【0011】また、透磁率の低い連結部材、および主板
と連結部材との接続部に生じるギャップのために磁気抵
抗が増加するが、連結部材の断面積を大きくし、かつ、
主板と連結部材との接触面積を大きくとることによっ
て、連結部材および接続部での磁気抵抗の増大を抑制し
て、全磁路の磁気抵抗を小さく抑えることが可能であ
る。
【0012】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面にもとづいて
説明する。図1は、誘導電磁器の一種である高周波チョ
ーク1を示し、互いに平行に配置された長方形の2枚の
主板2,3を、それらの長手方向の両端部において、フ
ェライトのような磁性体からなる直方体状の連結部材4
によって連結して、磁気の閉回路を形成するコア5が構
成されている。このコア5の一方の主板2にコイル6が
巻回されている。上記主板2,3と連結部材4とは、例
えば接着剤により接合される。
【0013】上記主板2,3は、非晶質の金属合金系高
透磁率・高磁束密度材料の一種である鉄またはコバルト
ベースのアモルファス磁性材料からなる極薄(例えば3
μm)の磁性体シートを多数積層してなり、各シート間
は、例えばのり付けのような手段で接合されている。ま
た、上記連結部材4は、鉄損の比較的少ないMnZn系
やNi系などのフェライトまたはセンダストの圧粉磁心
材料、あるいはセンダストやフェライトなどの磁性粉末
をプラスチックで固めた磁性材料から構成されている。
上記アモルファス磁性材料は、連結部材4を形成する磁
性体よりも透磁率が高い。
【0014】ここで、上記連結部材4を構成する磁性体
が、上記主板2,3を構成する磁性体よりも透磁率が低
いので、磁気抵抗の増加を抑えるために、連結部材4の
断面積(磁束と直交する断面の面積)を大きくしておく
ことが好ましい。例えば、連結部材4を構成する磁性体
としてフェライトを使用する場合、連結部材4の断面積
を主板2,3の断面積の10倍程度に設定する。これに
よって、連結部材4の磁束密度は主板2,3の約1/1
0になるから、連結部でのコアロスを小さくすることが
できる。
【0015】また、主板2,3と連結部材4との接続部
はギャップとなって磁気抵抗が大きくなるが、その接触
面積は連結部材4の断面積と同一であって、十分大きい
ので、磁気抵抗を減少させることができる。
【0016】上記構成の高周波チョーク1において、コ
イル6への通電により生成された磁束7は、アモルファ
ス磁性材料からなる磁性体シートを積層した一方の主板
2、連結部材4および他方の主板3によって形成される
コア5の閉回路を通る。ここで、主板2,3の透磁率が
大きい上に、連結部材4の断面積、および主板2,3と
連結部材4間の接触面積を上述のように大きく設定して
おくことにより、透磁率の低い連結部材4の内部、およ
び連結部材4と主板2,3間のギャップでの磁気抵抗の
増大が抑制され、したがって、コアロスの増大も極力抑
制できる。
【0017】また、磁束7は、主板2,3から連結部材
4に入るときに、主板2,3の主面に直角方向に向きが
変わるので、この向きが変わった磁束7によって主板
2,3に渦電流が発生し易くなる。ところが、向きが変
わった磁束7、つまり連結部材4内の磁束7は、上述の
とおり磁束密度が低いので、上記渦電流によるロスが低
減される。
【0018】さらに、上記構成の高周波チョーク1によ
れば、主板2,3は最大磁束密度が大きいから、比較的
大きな負荷での使用に供する場合でも、主板2,3の断
面積を小さく、つまり薄くできる。そのうえ、互いに平
行に配置した複数の平板状の主板2,3を連結するの
で、結局、背の低いコアにして、チョーク1の小型化、
薄型化が図れる。
【0019】また、主板2,3の製作にあたっては、ア
モルファス磁性材料の薄いシートを積層した上、例えば
ワイヤカッタやダイヤモンドホイールカッタなどの汎用
切断機で所定の大きさに切断するだけでよいので、その
製作が極めて容易である。しかも、薄いシートを使用し
ているから、渦電流による損失も少なく、コア5全体と
しての透磁率である実効透磁率を向上させることができ
る。
【0020】さらに、主板2,3をつなぐ連結部材4の
透磁率を選択することで、コア5全体の磁気抵抗を調節
できる。即ち、コア5の実効透磁率を任意に選択するこ
とが可能である。したがって、所望するコアとしての特
性が容易に得られるので、用途が拡大する。
【0021】図2は、この考案の第1応用例を示す。こ
の第1応用例においては、互いに平行に配置された長方
形の2枚の主板2,3を、それらの長手方向の両端部に
おいて、アモルファス磁性材料よりも透磁率の低いフェ
ライトのような磁性体からなる連結部材4により連結す
る。一方、コイル6を巻回したフェライトのような磁性
材料製の柱8を上記2枚の主板2,3の中央部に配置し
固着することで、高周波チョーク1を構成している。な
お、この第1応用例における主板2,3および連結部材
4の構成材料や連結部材4の断面積等は、上記図1に示
す第1実施例と同一であるため、具体的な説明は省略す
る。
【0022】図3は、この考案の第2応用例を示す。こ
の第2応用例では、2枚の主板2,3を、それらの四周
端部にそれぞれ配置したフェライトのような低透磁率の
磁性体からなる連結部材4A〜4Dにより連結し、中央
部にコイル6を巻回した樹脂製のボビン9を配置・固着
して、高周波チョーク1を構成している。この第3実施
例における主板2,3および連結部材4A〜4Dの構成
材料や連結部材4A〜4Dの断面積等は、図1に示す第
1実施例と同一であり、説明を省略している。なお、上
記ボビン9は磁性材料で形成してもよい。
【0023】ところで、この種の高周波トランスにおい
ては、図4(a)に示すように、主板2,3を構成する
5μm厚以下のアモルファス磁性材料からなる磁性体シ
ートの磁化容易方向Aとコイル磁界の方向Hとが一致し
ている場合、図5の破線L1で示すように、コイル電流
の周波数fがほぼ1MHz以下の低周波数領域fLでは
透磁率μは大きいが、1MHz程度以上の高周波数領域
fHでは、透磁率μが低下し、またコアロスも増加す
る。これに対し、図4(b)に示すように、上記磁化容
易方向Aとコイル磁界の方向Hとを直交させた場合、図
5の一点鎖線L2で示すように、全周波領域にわたって
透磁率μがほぼ一定となり、破線L1と比較して、低周
波数領域fLでは透磁率μは低いが、高周波数領域fH
でも透磁率μの低下が急激には起こらない。
【0024】ここで、上記第2応用例では、図3の主板
2,3の全周部に連結部材4A〜4Dが配置されている
から、低周波数領域fLでは、磁化容易方向Aに沿って
主板2,3および連結部材4A,4Bを通る方向に磁束
が7が生成される一方、高周波数領域fHでは、磁化容
易方向Aに直交する方向に沿って主板2,3および連結
部材4C,4Dを通る方向に磁束7Aが生成される。そ
の結果、図5の実線L3で示すように、低周波数領域f
Lにおいて透磁率μが大きいのはもとより、高周波数領
域fHにおいても、十分に高い透磁率μを保つ。したが
って、周波数fの全領域にわたって、透磁率μを大き
く、かつコアロスの少ないチョークを作製できる。上記
第1実施例においては、勿論、図4(a)に示すように
磁化容易方向Aとコイル磁界の方向Hとを一致させた場
合、低周波数領域fLにおいて透磁率μが大きくなる。
一方、図4(b)に示すように磁化容易方向Aとコイル
磁界の方向Hとを直交させた場合、全周波領域にわたっ
て透磁率μがほぼ一定となり、破線L1と比較して、低
周波数領域fLでは透磁率μは低いが、高周波数領域f
Hでも透磁率μの低下が急激には起こらない。
【0025】図6は、この考案の第実施例を示す。こ
の第実施例では、2枚の主板2,3を同一の平面内に
互いに平行に配置し、これら同一平面に位置する主板
2,3を、それらの長手方向の両端部の下部に配置した
2個の連結部材4により連結するとともに、一方の主板
2にコイル6を巻回したものである。
【0026】また、図7は、この考案の第実施例を示
す。この第実施例では、3枚の主板2,3,11を同
一の平面内に互いに平行に配置し、これら3枚の主板
2,3,11を、それらの長手方向の両端部の下部に配
置した2個の連結部材4により連結するとともに、一つ
の主板2にコイル6を巻回したものである。
【0027】上記第実施例および第実施例における
主板2,3,11および連結部材4の構成材料や連結部
材4の断面積等は、上記図1に示す第1実施例と同一で
あるため、具体的な説明は省略する。また、これら第
および第実施例においても、上記第1実施例と同様な
効果を奏する。特に、主板2,3または2,3,11を
同一平面内に並置しているから、連結部材4を挟んで両
側に配置する第1〜第3実施例の構成のものより、背を
低くして一層の薄型化が図れる。第2実施例および第3
実施例においても第1実施例と同様に、使用する周波数
に応じて磁化容易方向Aを配置すれば、その周波数領域
においては透磁率μを大きくすることができる。
【0028】なお、上記第1ないし第実施例において
は、主板2,3,11として長方形のものを用いたが、
正方形であってもよい。また、この考案は、上記各実施
例に示した高周波チョークに限らず、トランスにも適用
できることは勿論である。
【0029】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、コア
が、非晶質の金属合金系高透磁率・高磁束密度材料から
なる磁性体シートを積層した主板を有し、互いに平行に
配置された複数の上記主板を連結部材によって連結して
構成されるから、非晶質の金属合金系高透磁率・高磁束
密度材料としてはシートを積層するだけでよくて、その
製作が極めて容易であるとともに、渦電流による損失も
少なく、コア全体としての透磁率である実効透磁率を向
上させることができる。
【0030】また、主板は最大磁束密度が大きいから、
比較的大きな負荷での使用に供する場合でも、主板の断
面積を小さく、つまり薄くできる。そのうえ、互いに平
行に配置した複数の平板状の主板を連結するので、結
局、コアの背を低くして、チョークやトランスのような
誘導電磁器全体の小型化、薄型化を図ることができる。
【0031】しかも、複数の主板を連結する連結部材が
非晶質の金属合金系高透磁率・高磁束密度材料よりも透
磁率の低い磁性体からなるものであるから、この磁性体
として低価格のものを使用することができるので、コア
全体を非晶質の金属合金系高透磁率・高磁束密度材料か
ら構成する場合に比べて、材料コストの面でも安上り
で、製作の容易性と相俟って、全体を比較的安価に作成
することができる。
【0032】また、連結部材の断面積、および主板と連
結部材との接触面積をそれぞれ大きくすることにより、
連結部材およびギャップでの磁気抵抗の増大を抑制でき
る。さらに、非晶質の金属合金系高透磁率材料からなる
主板と、それよりも透磁率の低い磁性体からなる連結部
材と、これら主板と連結部材間の接続部に生じるギャッ
プとの組合せにより、コア全体として適当な実効透磁率
を得ることができるので、用途面での拡大を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例に係る高周波トランスを
示す斜視図である。
【図2】この考案の第1応用例に係る高周波トランスを
示す分解斜視図である。
【図3】この考案の第2応用例に係る高周波トランスを
示す分解斜視図である。
【図4】この考案の高周波トランスのコアにおける磁化
容易方向と磁束の方向との関係を示す説明図である。
【図5】コイル電流の周波数と透磁率との関係を示す説
明図である。
【図6】この考案の第実施例に係る高周波トランスを
示す斜視図である。
【図7】この考案の第実施例に係る高周波トランスを
示す斜視図である。
【図8】従来の高周波トランスを示す斜視図である。
【符号の説明】
1…高周波チョーク(誘導電磁器)、2,3,11…主
板、4,4A〜4D…連結部材、5…コア、6…コイ
ル、7…磁束、A…磁化容易方向。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−157508(JP,A) 特開 昭59−210624(JP,A) 実開 昭60−76008(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 27/24 H01F 3/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気の閉回路を形成するコアを有する
    導電磁器において、 上記コアは、複数の平板状の主板
    が互いに平行に配置され、これら主板が磁性体からなる
    連結部材によって連結されてなり、上記主板のいずれか一つにコイルが巻回され、 上記主板は、上記連結部材を形成する磁性体よりも高い
    透磁率を有する非晶質の金属合金系高透磁率・高磁束密
    度材料からなる磁性体シートを積層して形成され 上記主板には上記コイルによる磁界の方向と同一方向お
    よび直交方向のいずれか一方に磁化容易方向が設定され
    ていることを特徴とする誘導電磁器。
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