JP2572337Y2 - 液体注出容器 - Google Patents

液体注出容器

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JP2572337Y2
JP2572337Y2 JP1991047015U JP4701591U JP2572337Y2 JP 2572337 Y2 JP2572337 Y2 JP 2572337Y2 JP 1991047015 U JP1991047015 U JP 1991047015U JP 4701591 U JP4701591 U JP 4701591U JP 2572337 Y2 JP2572337 Y2 JP 2572337Y2
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治夫 土田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、縦型ポンプ式の液体注出
容器に閏する。
【0002】
【従来の技術】この種液体注出容器は周知であり、図3
は一例として実開平4−50655号を示したものであ
り、該容器は、容器体41と作動部材42を主要部材と
し、容器体41は、胴部55上端から肩部を介して口頸
部を起立し、かつ該口頸部下端からシリンダ52を胴部
55内上部に垂下している。又作動部材42は、シリン
ダ52内面に筒状ピストン44の外面を嵌合させると共
に、該筒状ピストンの内面をステム43の下部外面に一
定範囲上下摺動自在に嵌合させ、又ステム43の上部に
ノズル53付き押下げヘッドを装着させたものであり、
ステム43上部の雄螺子部45を雌螺子筒46から螺脱
させて、作動部材42を上昇させると、筒状ピストン4
4がステム43に対して相対的に下降して、シリンダ5
2とステム43の連通が遮断し、かつシリンダ52内が
負圧化して胴部55内クリーム状物を吸上げ、又圧縮ば
ね47の弾性に抗して押下げヘッドを押下げると、筒状
ピストン44がステム43に対して相対的に上昇し、か
つシリンダ52内クリーム状物が加圧されて、ステム4
3下部に穿設した吐出孔50およびステム孔を通ってノ
ズル53から吐出されるよう形成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種容器は、収納物
を使い尽くした時点で使い捨てとされるため、近時の省
資源の要請、廃棄物の削減の要望が満たされなかった。
本案は、容器体内に交換可能なクリーム状物充填袋を収
納させるよう形成することで、廃棄物の削減等の要望を
満たし、かつその充填袋を容易に交換できるよう設け
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】周壁6の上端部の一部
を、該一部の左右両側に縦割溝を穿設することで弾性変
形可能な板バネ状押込み部7としたカッブ状の胴体1
と、筒壁下部を前記胴体1の上端開口部に取外し可能に
外嵌した上部小径のラッパ状の肩部8上端から口頸部9
を立設し、前記押込み部7の上方部分で該押込み部の上
部外面と凹凸嵌合し、かつ口頸部9を下方に垂下延長し
て支持筒10とし、胴体1とで容器体11を形成する口
部部材2と、前記口頸部9の上端面へ、シリンダ12上
端に付設した外向きフランジ状璧下面を係合させて前記
支持筒10内へシリンダ12を垂下すると共に、該シリ
ンダ内へ嵌合させた筒状ピストン26から起立するステ
ム20上端にノズル25付き押下げヘッドを装着させ、
又前記口頸部9の外面に嵌合させた装着筒13上端に内
向きフランジ状壁を付設して、該内向きフランジ状壁下
面と前記口頸部9上端面とで上記外向きフランジ状壁を
挟持させた縦型ポンプ3と、フランジ状の基板14の
内、外周縁に設けた密封筒15、取付け筒16を有し、
密封筒15をシリンダ12下部外面に気密に外嵌すると
共に、取付け筒16を前記支持筒10下端に係合して保
持される取外し可能なホルダー4と、硬質の口部筒35
を有し、該口部筒を前記ホルダー4に一体的に連通結合
させて前記容器体11内に格納された袋状の詰替え容器
5とで形成した。
【0005】
【実施例】第1実施例(図1) 以下図面を参照して実施例を説明するに、1と2を容器
体11を形成する胴体と口部部材、3は縦型ポンプ、4
はホルダー、5は袋状の詰替え容器である。
【0006】胴体1は、カップ状の形状で、周壁6の上
端部の一部を、該一部の左右両側に縦割溝を穿設するこ
とで弾性変形可能な板バネ状押込み部7とし、該押込み
部の上部外面に第1係合突条17を付設し、その下方外
面に釦18を隆起させている。上記縦割溝は通気孔を兼
ね、後述詰替え容器5が、収納物を吐出させることで収
縮変形すると、その縦割溝から外気が流入するよう形成
している。
【0007】口部部材2は、筒壁下部を上記胴体1の上
端開口部に取外し可能に外嵌した上部小径のラッパ状の
肩部8上端から口頸部9を立設し、かつ該口頸部を下方
に垂下延長して支持筒10とし、又肩部8の前部内面に
付設した、図示しない係合突起の上面を、上記胴体1が
前部外面上方に有する、図示しない突部下面へ係合さ
せ、更に、上記押込み部7後面が当接する肩部8部分の
内面に第2係合突条19を、かつ支持筒10の下端部外
面に第3係合突条33を、それぞれ付設して、第2係合
突条19の上面を上記第1係合突条17下面へ係合さ
せ、上記釦18を介して押込み部7を押し込むことで、
第1係合突条17を第2係合突条19から外して、胴体
1から口部部材2を分離できるよう形成している。
【0008】縦型ポンプ3は、上記従来例でも説明した
ように知られており、又本案要旨とは直接係わりがない
ので簡単に説明すると、上記口頸部9の上端面へ、シリ
ンダ12上端に付設した外向きフランジ状壁下面を係合
させて上記支持筒10内へシリンダ12を垂下すると共
に、該シリンダ内へ嵌合させた筒状ピストン26から起
立するステム20上端にノズル25付き押下げヘッドを
装着させ、又上記口頸部9の外面に嵌合させた装着筒1
3上端に内向きフランジ状壁を付設して、該内向きフラ
ンジ状璧下面と口頸部9上端面とで上記外回きフランジ
状壁を挟持させている。
【0009】ホルダー4は、後述詰替え容器5と一体的
に結合され、該詰替え容器を上記縦型ポンプ3に連結さ
せる連結具である。該ホルダーは、フランジ状の基板1
4の内周縁から密封筒15を垂設し、かつ基板14の外
周縁に、該基板の上方と下方にのびる取付け筒16を設
け、又該取付け筒と密封筒15との間の基板14部分か
ら螺筒31を垂設し、更に、該螺筒と密封筒15との間
の基板14部分の上面から口頸筒32を立設し、密封筒
15の内面をシリンダ12の下部外面に気密かつ着脱自
在に嵌合させ、かつ上記取付け筒16の上部内面に付設
した第4係合突条34の下面を上記第3係合突条33の
上面へ係合させている。
【0010】袋状の詰替え容器5は、合成樹脂材で一体
成形し、口部筒35と底壁を厚肉とし、かつ胴部を薄肉
として圧縮可能に形成し、又口部筒35の外面を上記螺
筒31内面に螺合させると共に、口部筒35の内面を上
記密封筒15外面に気密に嵌合させている。
【0011】この実施例において、収納物を使い尽くし
て詰替え容器5を交換する場合には、押込み部7の上部
を押込んで第1係合突条17下面から第2係合突条19
を外して、口部部材2を胴体1から分雌し、かつ詰替え
容器5を胴体1内から取り出してホルダー4をシリンダ
12から引き抜き、次いで交換用の詰替え容器をホルダ
ー4を介してシリンダ12へ連結させ、図示のように詰
替え容器5を胴体1内へ収納し、かつ肩部8の下部を胴
体1の上部外面に嵌合させる。
【0012】第2実施例(図2) 第2実施例では、ホルダー4から螺筒31を省略し、か
つ取付け筒16の外面を口部筒35の内面へ凹凸の嵌合
手段で嵌着させ、又シリンダ12外面に嵌合させた密封
筒15を下方に延長形成して吸上げ管36を形成し、か
つ該吸上げ管に透孔37を等間隔に複数穿設している。
詰替え容器5は、収納物が減少するにつれて収縮変形す
るため、該容器の胴部内面同志が当接して収納物の液路
が閉ざされ、吸上げ不能になることがあるが、吸上げ管
36を詰替え容器5内底部へ垂下させたので、液路が確
保されて収納物を残らず吸上げることができる。
【0013】
【考案の効果】本案は上記構成とするものであり、容器
体11を胴体1と口部部材2とで形成して、胴体1の周
壁6上端部の一部を、該一部の左右両側に縦割溝を穿設
することで弾性変形可能な板バネ状押込み部7とし、又
口部部材2の肩部8を胴体1の上端開口部に取外し可能
に外嵌すると共に、押込み部7の上方部分で該押込み部
の上部外面と凹凸嵌合させ、更に、シリンダ12の下部
外面に取り外し可能に嵌合させた密封筒15を有するホ
ルダー4と、詰替え容器5の口部筒35を一体的に結合
させたから、押込み部7上部を押込んで口部部材2を胴
体1から分離し、次いでホルダー4をシリンダ12外面
から引き抜くことで、使用済みの詰替え容器5を簡単に
廃棄することができ、かつ該状態から交換用の詰替え容
器5をホルダー4を介してシリンダ12の下部へ結合さ
せ、次いで詰替え容器5を胴体1内へ収納させ、かつ肩
部8下部を胴体1の上端開口部に外嵌させることで、詰
替え容器5を交換することができ、詰替え容器を容易に
交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本案容器の第1実施例を示す半断面図であ
る。
【図2】 本案容器の第2実施例を示す半断面図であ
る。
【図3】 従来例を示す半断面図である。
【符号の説明】
1…胴体 2…口部部材 3…縦型ポンプ 4…ホルダ
ー 5…詰替え容器 11…容器体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁6の上端部の一部を、該一部の左右
    両側に縦割溝を穿設することで弾性変形可能な板バネ状
    押込み部7としたカップ状の胴体1と、 筒壁下部を前記胴体1の上端開口部に取外し可能に外嵌
    した上部小径のラッパ状の肩部8上端から口頸部9を立
    設し、前記押込み部7の上方部分で該押込み部の上部外
    面と凹凸嵌合し、かつ口頸部9を下方に垂下延長して支
    持筒10とし、胴体1とで容器体11を形成する口部部
    材2と、 前記口頸部9の上端面へ、シリンダ12上端に付設した
    外向きフランジ状壁下面を係合させて前記支持筒10内
    へシリンダ12を垂下すると共に、該シリンダ内へ嵌合
    させた筒状ピストン26から起立するステム20上端に
    ノズル25付き押下げヘッドを装着させ、又前記口頸部
    9の外面に嵌合させた装着筒13上端に内向きフランジ
    状壁を付設して、該内向きフランジ状壁下面と前記口頸
    部9上端面とで上記外向きフランジ状壁を挟持させた縦
    型ポンプ3と、 フランジ状の基板14の内、外周縁に設けた密封筒1
    5、取付け筒16を有し、密封筒15をシリンダ12下
    部外面に気密に外嵌すると共に、取付け筒16を前記支
    持筒10下端に係合して保持される取外し可能なホルダ
    ー4と、 硬質の口部筒35を有し、該口部筒を前記ホルダー4に
    一体的に連通結合させて前記容器体11内に格納された
    袋状の詰替え容器5とからなる液体注出容器。
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