JP2572310Y2 - スプレーガンキャップ自動洗浄槽の自動開閉蓋 - Google Patents

スプレーガンキャップ自動洗浄槽の自動開閉蓋

Info

Publication number
JP2572310Y2
JP2572310Y2 JP1992076167U JP7616792U JP2572310Y2 JP 2572310 Y2 JP2572310 Y2 JP 2572310Y2 JP 1992076167 U JP1992076167 U JP 1992076167U JP 7616792 U JP7616792 U JP 7616792U JP 2572310 Y2 JP2572310 Y2 JP 2572310Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic
spray gun
cleaning tank
lid
automatic cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992076167U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07553U (ja
Inventor
浩一 樋川
貴弘 壷田
好 江戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anest Iwata Corp
Original Assignee
Anest Iwata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anest Iwata Corp filed Critical Anest Iwata Corp
Priority to JP1992076167U priority Critical patent/JP2572310Y2/ja
Publication of JPH07553U publication Critical patent/JPH07553U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2572310Y2 publication Critical patent/JP2572310Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、塗装ロボット設備にお
いて、塗装ロボットに搭載された自動スプレーガンのキ
ャップの自動洗浄槽の蓋の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装ロボットのアームの先端にとりつけ
られた自動スプレーガンのキャップには、塗装時の塗料
ミストが少量づつ付着し、塗装時間とともにその付着量
が増え、そのまま放置すると、被塗物に向かう霧化され
た塗料の中に付着した塗料ミストの固まりが入り込み、
塗面の仕上不良を招くため、塗装が終了し、次の塗装に
入る前などに、必ずキャップに付着した塗料を洗浄除去
する自動洗浄槽が設けられている。しかし、この自動洗
浄槽においては、中の洗浄液の蒸発を防ぐために、洗浄
サイクル以外は閉じている蓋が設けられており、従来、
この蓋は、ステンレス鋼板などの固い材質で構成されて
いるため、キャップの洗浄時に蓋の自動開閉の故障が生
じ、蓋が閉まったままの状態となったときは、自動洗浄
槽の蓋にスプレーガン・塗装ロボットのアームの手首部
が衝突し、自動洗浄槽ならびに、スプレーガン・塗装ロ
ボットのアームの手首部の破損を招いていた。これを防
止するためには、蓋の開閉機構に、蓋が閉まっていると
きには、塗装ロボットのアームが洗浄槽の位置に移動さ
せないためのインタロックを設ける必要があり、コスト
アップの要因となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】インターロックを用い
ずに、塗装ロボットのアームが洗浄時に、自動洗浄槽に
移動するときに、自動洗浄槽の蓋が閉まっていることに
よる自動洗浄槽、スプレーガン、塗装ロボットのアーム
の手首部の高価部品が破損することを防止することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、塗装ロボット
のアームの先端の手首部に、自動スプレーガンを搭載す
るとともに、前記塗装ロボットに近接した位置に、前記
自動スプレーガンのキャップに付着した塗料を洗浄除去
するためのスプレーガン自動洗浄槽を配設し、さらに、
該自動洗浄槽の蓋を自動開閉する装置を設けてなる塗装
ロボット設備において、前記スプレーガンキャップ自動
洗浄槽の蓋は、周囲部は硬材で、周囲部を除く中央部
を、金属箔或いは、耐溶剤性樹脂で構成したものであ
る。
【0005】
【作用】インターロックの無い自動洗浄槽にスプレーガ
ンが接触したとき、万一、蓋が閉まっていても金属箔或
いは、樹脂膜のみが破け、他の自動洗浄槽およびスプレ
ーガン・塗装ロボットのアームの手首の高価部品の破損
を防止できる。
【0006】
【実施例】塗装ロボット1のアーム1aの先端の手首部
1bに、自動スプレーガン2を搭載し、図示しないロボ
ット制御盤からの塗装ロボット1への指令にもとづき、
自動スプレーガン2の先端のキャップ部2aから塗料が
被塗物に向かって噴霧塗布されるようになっている。こ
の塗布状態がしばらく継続すると、キャップ部2aに
は、徐々に塗料ミストが付着し、これが、大きくなると
塗料滴となって被塗物に向かって噴霧塗布される細かい
霧状の塗料の中に入り込み、被塗物の塗面の仕上りを悪
くすることがあるため、塗装行程の間に、キャップ部2
aに付着した塗料を洗浄除去する自動洗浄槽3が、前記
塗装ロボット1に近接した位置に配設している。この自
動洗浄槽3には、内部に収納した洗浄液の蒸発を防ぐた
めに、エア操作により、洗浄サイクル以外は閉じ、洗浄
サイクルのみ開くようになっている蓋4が設けられてい
る。この蓋4は、図示しないロボット制御盤からインタ
ーフェイスを介して洗浄開始・停止の指令にもとづき同
時に自動的に開閉するようになっている。
【0007】よって、洗浄時は、自動洗浄槽3の蓋4
は、図に示す如く120°ほど開となり、自動スプレー
ガン2のキャップ2aが内部で洗浄除去され、洗浄が終
了すると再び自動洗浄槽3の蓋4は、自動的に閉じるよ
うになっている。今、自動洗浄槽3の蓋4は、周囲部は
ステンレス鋼板などの硬材4aで、骨組みである周囲部
を除く中央部4bをアルミなどの金属箔或いは、耐溶剤
性樹脂で構成されている。
【0008】上記の構成となっているので、洗浄時に、
万一蓋4が閉まっていても、自動スプレーガン2は、金
属箔或いは耐溶剤性樹脂による軟かい材質でできている
ため、金属箔或いは耐溶剤性樹脂のみを破るため、通常
通りの洗浄をおこなうことが出来る。これによって高価
な自動スプレーガン2や、塗装ロボット1の手首部1b
の破損並びに洗浄槽3の破損を防止することが出来る。
【0009】
【考案の効果】自動洗浄槽の蓋にスプレーガンが入り込
み洗浄する領域を、金属箔或いは耐溶剤性樹脂による軟
かい材質でできているため、溶剤蒸発防止としての蓋の
働きをもちながら、万一、洗浄時に自動洗浄槽の蓋が開
かなくとも、自動ガンが蓋を衝撃なしで破ることができ
るので、高価な自動スプレーガンや塗装ロボットの手首
部さらに自動洗浄槽の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動洗浄槽実施例を示す説明図であ
る。
【図2】本考案の自動洗浄槽の斜視図である。
【符号の説明】
1 塗装ロボット 2 自動スプレーガン 3 自動洗浄槽 4 自動洗浄槽3の自動開閉蓋

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装ロボットのアームの先端の手首部
    に、自動スプレーガンを搭載するとともに、前記塗装ロ
    ボットに近接した位置に、前記自動スプレーガンのキャ
    ップに付着した塗料を洗浄除去するためのスプレーガン
    自動洗浄槽を配設し、さらに、該自動洗浄槽の蓋を自動
    開閉する装置を設けてなる塗装ロボット設備において、
    前記スプレーガンキャップ自動洗浄槽の蓋は、周囲部は
    硬材で、周囲部を除く中央部を、金属箔或いは、耐溶剤
    性樹脂で構成したことを特徴とする塗装ロボット設備に
    おけるスプレーガンキャップ自動洗浄槽の自動開閉蓋。
JP1992076167U 1992-09-22 1992-09-22 スプレーガンキャップ自動洗浄槽の自動開閉蓋 Expired - Lifetime JP2572310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992076167U JP2572310Y2 (ja) 1992-09-22 1992-09-22 スプレーガンキャップ自動洗浄槽の自動開閉蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992076167U JP2572310Y2 (ja) 1992-09-22 1992-09-22 スプレーガンキャップ自動洗浄槽の自動開閉蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07553U JPH07553U (ja) 1995-01-06
JP2572310Y2 true JP2572310Y2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=13597529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992076167U Expired - Lifetime JP2572310Y2 (ja) 1992-09-22 1992-09-22 スプレーガンキャップ自動洗浄槽の自動開閉蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2572310Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192035A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Pentel Corp ノズルの先端のクリーニング

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07553U (ja) 1995-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8726830B2 (en) Robot comprising a cleaning device and associated operating method
EP0446120B1 (en) Painting system for automobile
US2745418A (en) Apparatus for cleaning paint spray guns and containers utilized in conjunction therewith
EP0110644B1 (en) Industrial robot having a sensor unit
JP2572310Y2 (ja) スプレーガンキャップ自動洗浄槽の自動開閉蓋
JPS59127671A (ja) 塗装ロボツトのガンノズル自動洗浄装置
JPH02277569A (ja) 五軸可動スプレーガン
CN105888214B (zh) 一种墙面彩色涂料喷涂设备
JPH04108553A (ja) 自動車の塗装システム
KR200278093Y1 (ko) 차량기스 제거를 위한 코팅기
JPH019646Y2 (ja)
JP2538840B2 (ja) 塗装用吹付けガン
JPS6125890Y2 (ja)
JPH04102668U (ja) 塗装機器の洗浄装置
JPH03254860A (ja) 塗装設備の洗浄方法及び装置
JPS5939374A (ja) 自動車の塗装方法
JP2001087685A (ja) 塗装ロボットの洗浄方法及び洗浄装置
JPS61129058A (ja) 塗装用ガンキヤツプの洗浄装置
JPH0663162U (ja) 塗装機のノズル外面洗浄装置
JPS6012176A (ja) 塗装用ロボツトの汚れ防止方法
KR200141648Y1 (ko) 차량도장용 에어커튼건 유닛
JPH0423588B2 (ja)
JPH0340387Y2 (ja)
JPH04349955A (ja) 塗装ロボットの廃シンナー回収装置
JPH0593569U (ja) 塗装装置