JP2538840B2 - 塗装用吹付けガン - Google Patents

塗装用吹付けガン

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JP2538840B2
JP2538840B2 JP6109189A JP10918994A JP2538840B2 JP 2538840 B2 JP2538840 B2 JP 2538840B2 JP 6109189 A JP6109189 A JP 6109189A JP 10918994 A JP10918994 A JP 10918994A JP 2538840 B2 JP2538840 B2 JP 2538840B2
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JP
Japan
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spray gun
protective cover
hole
discharge port
painting
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JP6109189A
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敏治 大坂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁,床,天井等を塗装
するのに使用する塗装用吹付けガンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料に高圧をかけてスプレーする型式の
塗装用吹付けガンは、ガン本体の握り柄部分を握持する
とともにノズルを壁等の被塗装面に向け、操作レバーを
操作することにより所要の塗装を行うことができる構成
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この塗装用吹
付けガンは、上記のように塗料に高圧をかけてスプレー
するものであり、壁等の被塗装面に反射した噴霧状の塗
料が、その吹付けガン自体および握持している手に降り
かかる(図5)。このため、吹付けガンや手が単に汚れ
るだけでなく、操作レバー等の可動部分の動きを不良に
し、塗装仕上げ面を綺麗にできない。また、その降りか
かった塗料が乾燥し上記可動部分を固結させてしまう。
さらには、軍手等の作業用手袋を着用していても皮膚炎
を起こすことさえある。したがってまた、常に使用後の
速やかな清掃を欠かすことができないという面倒があ
る。
【0004】そこで本願発明は、被塗装面に反射した塗
料が、吹付けガンや手に降りかからないようにしようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明塗装用吹付けガン
の構成は次のとおりである。保護覆体bが、前側部分8
およびこれに続く後側部分9の下面10および後面11
を連続する開口10′,11′としているとともに、上
記前側部分8の前面上部8′に透孔12を、上記後側部
分9の上面9′に窓孔13を設けている。
【0006】その保護覆体bが、吹付けガン本体aと握
り柄3および操作レバー4あるいはさらにレバー保護枠
5の全体を、その内部に収納して覆う。また、吹付けガ
ン本体aの上面の懸吊り用フック1を上記窓孔13から
突出させるとともに、同吹付けガン本体aの吐出口体2
を上記透孔12から突出させている。さらに、その突出
した吐出口体2に、それの前端面にノズル7を当接保持
する緊締ナット6を螺合することにより、その緊締ナッ
ト6で上記透孔12の周囲を吐出口体2の大径部2′に
当接挟持し、これによって、保護覆体bが吹付けガン本
体aに止着している。
【0007】上記において、保護覆体bの大きさを、そ
の前半部分内に上記吹付けガン本体aと握り柄3および
操作レバー4あるいはさらにレバー保護枠5の全体を収
納して覆うことができる大きさとすることは、後面11
の開口11′から手を入れて握り柄3を握持しながら操
作レバー4の操作を余裕をもって行うことができるとと
もに、手首を含む手全体に塗料を飛散付着させないので
好適である。
【0008】
【作用】保護覆体の後面の開口から手を入れて握り柄を
握持するとともに、操作レバーを適宜操作することによ
り、所要の塗装作業を円滑に実施することができるとと
もに、被塗装面に反射した塗料は、その保護覆体に降り
かかり付着することになり、その内部にある吹付けガン
本体や手等には付着することがない。また、保護覆体の
交換は緊締ナットを着脱するだけできわめて容易に行う
ことができる。
【0009】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。aは吹
付けガン本体で、上面に懸吊り用フック1を突設すると
ともに、周面に螺条を刻設した吐出口体2を前面に突出
させ、また、下面には握り柄3と操作レバー4をそれぞ
れ下側後方と前方に向けて設けている。
【0010】5は、上端5′を上記本体aの前面と上記
吐出口体2の大径部2′との間に挟持するとともに、下
端5″を上記握り柄3の下端部に嵌合してなるレバー保
護枠である。6はノズル7を吐出口体2の前端面に当接
保持する緊締ナットで、該吐出口体2に螺合している。
【0011】bは、前側部分8を角形にするとともに、
この前側部分8に続く後側部分9全体を欠円形とし、こ
れら前側部分8および後側部分9の下面10と後面11
を連続する開口10′,11′としてなる保護覆体で、
合成樹脂板,アルミニウム板または硬質紙等で製作す
る。この保護覆体bは上記前側部分8の前面上部8′に
透孔12を設けるとともに、上記後側部分9の上面9′
に窓孔13を設けている。
【0012】また、保護覆体bの大きさは、上記透孔1
2に吐出口体2を挿通突出し、上記窓孔13に懸吊り用
フック1を挿通突出させた状態において、該保護覆体b
の少なくともその前半部分内に上記吹付けガン本体a,
握り柄3,操作レバー4およびレバー保護枠5の全体を
収納して覆うことができる程度にしてある。
【0013】上記構成の保護覆体bは、上記のようにそ
の前半部分内に、吹付けガン本体a,握り柄3,操作レ
バー4およびレバー保護枠5の全体を収納し、内部に塗
料送給路を形成してある上記握り柄3に、下面10の開
口10′から塗料ホース(図示していない)を導入して
接続し、窓孔13から懸吊り用フック1を突出させると
ともに、透孔12から吐出口体2を突出させた後、その
吐出口体2の前端面にノズル7を当接させながら該吐出
口体2に緊締ナット6を螺合し、その緊締ナット6で透
孔12の周囲を吐出口体2の大径部2′に当接挟持す
る。これにより、保護覆体bが吹付けガン本体aにしっ
かりと止着される。
【0014】そして、保護覆体bの後面11の開口1
1′から手を入れて握り柄3を握持するとともに、操作
レバー4を適宜操作することにより、所要の塗装作業を
実施するものである。したがって、被塗装面に反射した
塗料は、保護覆体bに降りかかり付着することになり、
その内部にある吹付けガン本体aや手等には付着するこ
とはない。また、保護覆体bの交換は、緊締ナット6を
着脱するだけできわめて容易に行うことができるもので
ある。
【0015】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなうよに、
本発明塗装用吹付けガンによれば、保護覆体の後面の開
口から手を入れて握り柄を握持するとともに、操作レバ
ーを適宜操作することにより、所要の塗装作業を円滑に
実施することができるとともに、被塗装面に反射した塗
料は、その保護覆体に降りかかり付着することになり、
その内部にある吹付けガン本体や手等には付着すること
がない。また、保護覆体の交換は緊締ナットを着脱する
だけできわめて容易に行うことができる。
【0016】したがって、吹付けガン本体や手等を汚す
ことがなく、また、操作レバー等の可動部分の動きを不
良にするとか固結させてしまうことがなく、皮膚炎を起
こすようなおそれもないし、従来のように作業後速やか
に清掃しなければならないという面倒がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明塗装用吹付けガンの実施例の斜視図であ
る。
【図2】保護覆体と吹付けガン本体等とを分離して示す
斜視図である。
【図3】保護覆体の吹付けガン本体への取付け状態を示
す要部断面図である。
【図4】本発明塗装用吹付けガンの使用状態の説明図で
ある。
【図5】従来の塗装用吹付けガンの使用状態の説明図で
ある。
【符号の説明】
a 吹付けガン本体 b 保護覆体 1 懸吊り用フック 2 吐出口体 2′ 大径部 3 握り柄 4 操作レバー 5 レバー保護枠 5′ 上端 5″ 下端 6 緊締ナット 7 ノズル 8 前側部分 8′ 前面上部 9 後側部分 9′ 上面 10 下面 10′ 開口 11 後面 11′ 開口 12 透孔 13 窓孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前側部分およびこれに続く後側部分の下面
    および後面を連続する開口とするととせに、上記前側部
    分の前面上部に透孔12を、上記後側部分の上面に窓孔
    13を設けてなる保護覆体が、その内部に、吹付けガン
    本体と握り柄および操作レバーあるいはさらにレバー保
    護枠の全体を収納して覆い、吹付けガン本体の上面の懸
    吊り用フックを上記窓孔13から突出させるとともに、
    同吹付けガン本体の吐出口体を上記透孔12から突出さ
    せ、その突出した吐出口体に、それの前端面にノズルを
    当接保持する緊締ナットを螺合することにより、その緊
    締ナットで上記透孔12の周囲を吐出口体の大径部に当
    接挟持し、これによって保護覆体を吹付けガン本体に止
    着してなることを特徴とする塗装用吹付けガン。
  2. 【請求項2】保護覆体が、上記透孔12に吐出口体を挿
    通突出し、上記窓孔13に懸吊り用フックを挿通突出さ
    せた状態において、該保護覆体の少なくともその前半部
    分内に上記吹付けガン本体と握り柄および操作レバーあ
    るいはさらにレバー保護枠の全体を収納して覆うことが
    できる大きさであることを特徴とする請求項1記載の塗
    装用吹付けガン。
  3. 【請求項3】保護覆体を、前側部分を角形に形成すると
    ともに、該前側部分に続く後側部分を欠円形に形成して
    なることを特徴とする請求項1または2記載の塗装用吹
    付けガン。
  4. 【請求項4】保護覆体を、合成樹脂板,アルミニウム板
    または硬質紙で製作してなることを特徴とする請求項
    1,2または3記載の塗装用吹付けガン。
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