JPH07275747A - スプレーガン - Google Patents

スプレーガン

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Publication number
JPH07275747A
JPH07275747A JP6621094A JP6621094A JPH07275747A JP H07275747 A JPH07275747 A JP H07275747A JP 6621094 A JP6621094 A JP 6621094A JP 6621094 A JP6621094 A JP 6621094A JP H07275747 A JPH07275747 A JP H07275747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray gun
paint
nozzle
main body
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6621094A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Watabe
冨士雄 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KINKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KINKI SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KINKI SEISAKUSHO KK filed Critical KINKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP6621094A priority Critical patent/JPH07275747A/ja
Publication of JPH07275747A publication Critical patent/JPH07275747A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少量の溶剤で完全に汚れを除去することがで
き、色むらを生じたり、前回の色のスポットが生じるこ
とがないスプレーガンを提供する。 【構成】 ノズル1と、スプレーガン本体5の塗料供給
口9からスプレーガン本体先端部のノズル嵌入孔11に
かけての塗料通過部6内面とにフッ素樹脂14をコーテ
ィングし、さらにスプレーガン本体の塗料供給部8、ス
プレーガン本体先端部から把手部15に亘るスプレーガ
ン本体の外面全体にフッ素樹脂をコーティングした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗装作業終了後の洗浄が
容易であり、手に持った時の感触がソフトで、手に馴染
み易いスプレーガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、塗装作業に使用するスプレーガン
本体はアルミダイカストで作製されており、塗装作業終
了後直ちにシンナー等の溶剤を使用して洗浄すれば、次
回に前回と別の色を塗装する場合にも洗浄不良に起因す
る色の変化がなく、別に問題はないが、現実の問題とし
て塗装作業終了後直ちに洗浄されることは少ない。
【0003】そして塗装作業終了後直ちに洗浄を行わず
何回も使用していると、塗料供給口からノズル嵌入孔に
かけてのスプレーガン本体の塗料通過部は侵されてささ
くれだった状態になり、塗料中の顔料がそのささくれ部
にカスとして付着し、完全に洗浄できず、洗浄機で洗浄
しても容易に落ちなくなる。
【0004】またスプレーガン本体をアルミダイカスト
に代えて、塗料との接触により侵されて、ささくれの生
じないステンレス鋼や真鍮で製作することも容易に考え
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の塗料供給口から
ノズル嵌入孔にかけてのスプレーガン本体の塗料通過部
がささくれだった状態で使用すると、塗料中の顔料がそ
のささくれ部にカスとして付着し、次回に同色を塗装す
る場合にカスとして付着した顔料が塗料中に溶けだし、
色むらを生じたり、次回に別の色を塗装する場合に前回
の色のスポットが生じ、全体を塗装し直さなければなら
ないという問題点があった。
【0006】またスプレーガン本体をステンレス鋼や真
鍮で作製するものは、スプレーガン本体が複雑な形状を
しているため、加工が困難でコスト高に付くという欠点
があった。
【0007】本発明はスプレーガンを洗浄するとき、少
量の溶剤で完全に汚れを除去することができ、塗料との
接触により侵されるアルミダイカスト製でも塗料通過部
がささくれ立ったりせず、色むらを生じたり、次回に別
の色を塗装する場合に前回の色のスポットが生じたりす
ることがないスプレーガンを提供することを目的とす
る。
【0008】さらに手に持った時の感触がソフトで、手
に馴染み易いスプレーガンを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明はノズルと、スプレーガン本体の塗料供給口
からノズル嵌入孔にかけての塗料通過部内面とにフッ素
樹脂をコーティングした。
【0010】さらにスプレーガン本体の塗料供給部、ノ
ズル嵌入孔を穿設したスプレーガン本体先端部から把手
部に至るスプレーガン本体外面全体にフッ素樹脂をコー
ティングした。
【0011】
【作用】ノズル1と、スプレーガン本体5の塗料供給口
9からスプレーガン本体5先端部のノズル嵌入孔10に
かけての塗料通過部6内面とにフッ素樹脂14をコーテ
ィングしたから、ノズル1の内外面と塗料供給口9から
ノズル嵌入孔10にかけての塗料通過部6内面が非粘着
性となり、塗料通過部6内面に塗料が直接接触しないか
ら、ささくれが生じず、顔料が付着することなく、洗浄
剤で容易に除去できる。
【0012】またスプレーガン本体5の塗料供給部8、
ノズル嵌入孔10を穿設したスプレーガン本体5先端部
から把手部15に至るスプレーガン本体5外面全体にフ
ッ素樹脂14をコーティングしたから、アルミダイカス
ト素地のものより感触がソフトになり、冷たさが少な
く、手に馴染み易くなる。
【0013】さらに塗料供給口9からノズル嵌入孔10
にかけての塗料通過部6内面にフッ素樹脂14をコーテ
ィングしたから、従来のように塗料層がノズル嵌入孔1
0内部に溜まり、塗装中に飛び出すことがなく、常に一
定の塗料供給量とすることができる。
【0014】
【実施例】本発明実施の一例を示した添付図面に基づい
て詳細に説明する。
【0015】図1は一部断面とした本発明のスプレーガ
ンのものである。
【0016】符号1はスプレーガン本体5の先端部に穿
設した後述のノズル嵌入孔11に挿嵌した周知のノズル
で、その外表面と塗料噴出孔2、霧化用通気孔3の内面
にフッ素樹脂(商標名:テフロン)14をコーティング
(テフロン加工)したものである。
【0017】符号6はスプレーガン本体5の塗料通過部
で、後述の塗料供給口9からノズル嵌入孔11にかけて
設けたもので、ノズル嵌入孔11後端部に位置し、下面
に穿設したネジ孔7に塗料供給部を構成するニップル8
を挿嵌し,ネジ孔7の塗料通過部6との連通部10とニ
ップル8の内面を塗料供給口9とする。
【0018】11はノズル嵌入孔で、スプレーガン本体
5先端部にノズル1基部のネジ部4と嵌合するネジ孔1
2と、中間部に霧化用通気孔3への連通部13と、基端
部にノズル1の塗料噴出孔2と連通する前記塗料通過部
6を穿設したものである。
【0019】そして前記ネジ孔7に挿嵌するニップル8
の内面からネジ孔7の塗料通過部6との連通部10を経
てノズル嵌入孔11先端内面に亘って前記同様にフッ素
樹脂14をコーティング(テフロン加工)したものであ
る。
【0020】15は把手部で、手で把持する部分で、把
手部15を手で把持して人指し指で引き金16を引くよ
うにしたものである。
【0021】17は二ードル弁で、その先端をノズル1
の塗料噴出孔2に挿入し、引き金16を引くことにより
二ードル弁17を塗料噴出孔2から抜出し、塗料噴射量
を調節する。
【0022】18はスプレーガン本体5の外面で、塗料
供給部のニップル8を含み、ノズル嵌入孔11を穿設し
たスプレーガン本体5先端部から把手部15に至る全体
部分で、前記同様にフッ素樹脂14をコーティングした
ものである。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のような構成を有するか
ら、ノズル1とスプレーガン本体5のノズル嵌入孔11
から後端の塗料通過部6、その塗料通過部6とネジ孔7
との連通部10、ネジ孔7に挿嵌したニップル8内面に
亘ってテフロン加工したから、アルミダイカスト製であ
るがステンレス鋼と同等の非粘着性とすることができ、
薬品および溶剤に対して耐用性のあるものにすることが
で、塗料通過部6にささくれが生じず、少量の溶剤で完
全に汚れを除去することができる。
【0024】そのため次回使用時に前回の塗料の顔料が
カスとして付着することがなく、次回に同色を塗装する
場合に塗料中に溶けだし、色むらを生じたり、次回に別
の色を塗装する場合に前回の色のスポットが生じること
がなく、洗浄不良に起因する全体を塗装し直さなければ
ならないという問題点の解決が可能で、無駄な経費と労
力を省くことができる。
【0025】また少量の溶剤で完全に汚れを除去するこ
とができるから、シンナー等の溶剤の使用量を大幅に減
少することが可能となり、塗装作業員の健康を害するお
それもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプレーガンの一部断面とした側面図
である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 塗料噴出孔 3 霧化用通気孔 4 ネジ部 5 スプレーガン本体 6 塗料通過部 7 ネジ孔 8 塗料供給部(ニップル) 9 塗料供給口 10 連通部 11 ノズル嵌入孔 12 ネジ孔 13 連通部 14 フッ素樹脂(商標名:テフロン) 15 把手部 16 引き金 17 二ードル弁 18 スプレーガン本体外面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルと、スプレーガン本体の塗料供給
    口からノズル嵌入孔にかけての塗料通過部内面とにフッ
    素樹脂をコーティングしたことを特徴とするスプレーガ
    ン。
  2. 【請求項2】 スプレーガン本体の塗料供給部、ノズル
    嵌入孔を穿設したスプレーガン本体先端部から把手部に
    至るスプレーガン本体外面全体にフッ素樹脂をコーティ
    ングしたことを特徴とする請求項1記載のスプレーガ
    ン。
JP6621094A 1994-04-04 1994-04-04 スプレーガン Pending JPH07275747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6621094A JPH07275747A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 スプレーガン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6621094A JPH07275747A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 スプレーガン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07275747A true JPH07275747A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13309244

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JP6621094A Pending JPH07275747A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 スプレーガン

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JP (1) JPH07275747A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008032825A1 (fr) 2006-09-14 2008-03-20 Ransburg Industrial Finishing K. K. Dispositif de pulvérisation et son procédé de fabrication

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257159B2 (ja) * 1982-07-29 1990-12-04 Purazuma Giken Kogyo Kk

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