JP2571601Y2 - 濃淡燃焼装置 - Google Patents

濃淡燃焼装置

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JP2571601Y2
JP2571601Y2 JP1992069497U JP6949792U JP2571601Y2 JP 2571601 Y2 JP2571601 Y2 JP 2571601Y2 JP 1992069497 U JP1992069497 U JP 1992069497U JP 6949792 U JP6949792 U JP 6949792U JP 2571601 Y2 JP2571601 Y2 JP 2571601Y2
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哲二 大塚
忍 石原
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、濃混合気用の濃混合部
と淡混合気用の淡混合部とが、偏平な角筒状に形成され
ると共に、左右方向に交互に配設され、前記濃混合部と
前記淡混合部の上面に夫々濃混合気用の炎孔と淡混合気
用の炎孔とが形成され、前記濃混合部の側壁が前記淡混
合部の側壁に共用されている濃淡燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】濃混合部と淡混合部とを各別の構成部材
により個別に形成すると、濃淡燃焼装置の構造が複雑に
なる。そこで、本出願人は、先に特願平4−14467
号において、濃混合部を所定間隔開けて配設し、対向す
る濃混合部の側壁の間の空間をそのまま淡混合部に転用
することにより濃淡燃焼装置の構造を簡素化することを
提案した。ところで、濃混合部は角筒状に形成されてい
るので、濃混合部の側壁は平坦な形状になる。つまり、
淡混合部の面積はほぼ均一となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、淡混合
部の面積がほぼ均一であると、流路抵抗がほぼ均一とな
り、淡混合部内における燃料と燃焼用空気との混合が促
進されにくい。その結果、燃料と燃焼用空気を充分混合
するためには、混合距離、つまり、燃料と燃焼用空気が
炎孔に達するまでの距離を大きくする必要があった。本
考案の目的は、上記従来欠点を解消して、混合距離が比
較的小さくても燃料と燃焼用空気を充分混合できるよう
にすることにより、濃淡燃焼装置を小型化し、かつ、淡
混合気により生成される淡火炎の安定化を可能にする点
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案による濃淡燃焼装置の特徴構成は、前記濃混
合部の側壁に、淡混合気の混合促進用の抵抗体が付設さ
、前記抵抗体よりも淡混合気の通流方向の下手側に、
前記側壁と間隔を置いた状態で、前記側壁の全幅に沿っ
て、前記淡混合気の通流方向に幅を有する板状体が設け
られていることである。
【0005】
【作用】濃混合部の側壁に抵抗体を付設することによ
り、淡混合部における流路抵抗に変化を与える。その結
果、燃料と燃焼用空気との混合を促進できる。更に、前
記抵抗体よりも淡混合気の通流方向の下手側に、前記側
壁と間隔を置いた状態で、前記側壁の全幅に沿って、前
記淡混合気の通流方向に幅を有する板状体を設けること
により、前記抵抗体により混合されて乱流となった淡混
合気を整流させて炎孔から噴出させることができる。
【0006】
【考案の効果】混合距離が比較的小さくても燃料と燃焼
用空気を充分混合でき、その混合後の淡混合気を整流し
て炎孔から噴出させるので、燃料と燃焼用空気が炎孔に
達するまでの距離をより短くして、濃淡燃焼装置を小型
化することが可能になり、かつ、淡火炎の安定化が可能
になる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図5に示すように、外胴S内に濃淡燃焼式のバー
ナユニットUが内装され、外胴S上部に熱交換器Kが設
けられ、もって給湯器が構成されている。尚、図中Fは
バーナユニットUに燃焼用空気を供給するファン、Gは
ガス供給管である。
【0008】バーナユニットUについて説明を加える。
図2に示すように、有底角筒状のケーシング1内に一次
空気の吸引比が大きい淡混合気を生成する淡混合部3
と、一次空気の吸引比が小さい濃混合気を生成する濃混
合部2とが交互に配設されて、バーナユニットUが構成
されている。ここで、バーナユニットUの両側端にはい
ずれも濃混合部2が配置されているが、両側端の濃混合
部2とケーシング1の側板11との間には、燃焼促進用
の通風路6が形成されている。又、ケーシング1の底板
15には、燃料ガスと燃焼用空気を濃混合部2と淡混合
部3に供給するための開口17が、切欠形成されてい
る。この開口17は、淡混合部3に対応する部分が濃混
合部2に対応する部分よりも広幅に形成されている。更
に、開口17の前後方向端部から後述の濃混合部2の下
部開口22と係合する係合体16が上方に突設されてい
る。
【0009】濃混合部2は、所定間隔を開けて配設され
ている。個々の濃混合部2について説明を加えると、図
1乃至図4に示すように、左右対称な形状に屈曲形成さ
れた板材20の対向面を接着することにより、断面T字
状の空間Aが形成されている。そして、前記空間Aの上
面には複数の濃混合気用の炎孔24が列状に切欠形成さ
れ、前記空間Aの下部には開口22が形成されている。
即ち、ガス噴射ノズルG1から下部開口22に噴射され
た燃料ガスと、下部開口22を介して供給された燃焼用
空気とが、前記空間A内で混合され、所定の濃混合気が
生成される。その濃混合気は、炎孔24から噴出して燃
焼する。つまり、前記空間Aが濃混合部2を形成し、板
材20が濃混合部2の側壁を形成することになる。前記
空間Aの下部の幅狭空間A1の前後に夫々、上下2段の
突部tが形成されている。
【0010】濃混合部2のケーシング1に対する取付に
ついて説明する。図2乃至図4に示すように、ケーシン
グ1の前板12と後板13との上端縁に夫々係止用の凹
部14が、所定間隔毎に対向して設けられている。濃混
合部2の両端部は、左右の凹部14に挿入されることに
なる。又、前述したように、ケーシング1の底板15に
濃混合部2の下部開口22と係合する係合体16が設け
られている。もって、濃混合部2をケーシング1の上方
から挿入することにより、ケーシング1に濃混合部2を
取り付けることが出来るように構成されている。
【0011】次に、淡混合部3について説明する。図2
及び図3に示すように、淡混合部3は、隣接する濃混合
部2の側壁20の間の空間Bを利用して形成されてい
る。つまり、濃混合部2の側壁20が淡混合部3の側壁
に共用されている。即ち、ガス噴射ノズルG2から噴射
された燃料ガスと燃焼用空気とが、前記空間B内で混合
され、所定の淡混合気が生成される。その淡混合気は、
空間Bから炎孔34へと通流して、炎孔34から噴出し
淡火炎を生成して燃焼する。ここで、前記突部tが前記
空間B内における流路抵抗に変化を与えるので、燃料ガ
スと燃焼用空気との混合を促進させる。即ち、突部tが
淡混合気の混合促進用の抵抗体に対応する。又、図1に
も示すように、淡混合気用の炎孔34を分割形成する板
状体としての分割板25が、前記抵抗体tよりも淡混合
気の通流方向の下手側に、前記側壁20と平行に一定の
間隔を置いて、淡混合気の通流方向に一定幅を有する状
態で、濃混合部2の両側壁20の全幅に沿って外面上部
に付設されている。
【0012】濃混合部2と淡混合部3に燃料ガスを供給
する構成について説明を加える。図2に示すように、ガ
ス供給管Gは3本に分岐されている。中央のガス供給管
G1には、濃混合部2用のガス噴射用のノズル29のみ
が付設されている。他方、両端のガス供給管G2,G3
には、淡混合部3用のノズル39のみが付設されてい
る。
【0013】〔別実施例〕 上記実施例では、上下2段の突部tを設けて抵抗体を形
成したが、突部tを1段にしてもよく、又、図6に示す
ように、突部tをハの字状に形成してもよく、抵抗体の
具体構成は、各種変更できる。
【0014】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にする為に符号を記すが、該記入により本
考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バーナユニットの要部斜視図
【図2】バーナユニットの一部切欠平面図
【図3】図2のA−A矢視図
【図4】図2のB−B矢視図
【図5】給湯器の概略構成図
【図6】別実施例を示すバーナユニットの要部斜視図
【符号の説明】
2 濃混合部 3 淡混合部 20 側壁 24,34 炎口 t 抵抗体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−2818(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23D 14/00 - 14/18 F23D 14/26 - 14/84

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃混合気用の濃混合部(2)と淡混合気
    用の淡混合部(3)とが、偏平な角筒状に形成されると
    共に、左右方向に交互に配設され、前記濃混合部(2)
    と前記淡混合部(3)の上面に夫々濃混合気用の炎孔
    (24)と淡混合気用の炎孔(34)とが形成され、前
    記濃混合部(2)の側壁(20)が前記淡混合部(3)
    の側壁に共用されている濃淡燃焼装置であって、 前記濃混合部(2)の側壁(20)に、淡混合気の混合
    促進用の抵抗体(t)が付設され、前記抵抗体(t)よ
    りも淡混合気の通流方向の下手側に、前記側壁(20)
    と間隔を置いた状態で、前記側壁(20)の全幅に沿っ
    て、前記淡混合気の通流方向に幅を有する板状体(2
    5)が設けられている濃淡燃焼装置。
JP1992069497U 1992-10-06 1992-10-06 濃淡燃焼装置 Expired - Lifetime JP2571601Y2 (ja)

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JPH0640617U JPH0640617U (ja) 1994-05-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH062818A (ja) * 1992-06-16 1994-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼装置

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