JP2571086Y2 - 液体封入式筒型マウント - Google Patents

液体封入式筒型マウント

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JP2571086Y2
JP2571086Y2 JP1486693U JP1486693U JP2571086Y2 JP 2571086 Y2 JP2571086 Y2 JP 2571086Y2 JP 1486693 U JP1486693 U JP 1486693U JP 1486693 U JP1486693 U JP 1486693U JP 2571086 Y2 JP2571086 Y2 JP 2571086Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車のエンジ
ンマウントやキャブマウント等に用いられる液体封入式
筒型マウントに関する。
【0002】
【従来技術】従来より、自動車の車体フレームにエンジ
ンを支承するエンジンマウントとして、図12に示すよ
うな液体封入式筒型マウントが知られている。この液体
封入式筒型マウントは、内筒金具1bと、軸方向に離間
してほぼ同軸的に配置されたO形状の2個のリング部2
1bと軸方向に延びその間に窓部を形成してリング部2
1b間に架橋された3個の架橋部23bとを有し、内筒
金具1bの外側に配設された中間金具2bと、中間金具
2bと内筒金具1bとを連結し、中間金具2bの前記窓
部と対応する部位に径方向外方に開口する3個の凹部3
1b(1個のみ図示)を有するゴム弾性体3bと、ゴム
弾性体3bの各凹部31を液密的に被覆し、ゴム弾性体
3bとの間に非圧縮性液体Lが封入された主液室41b
及び副液室(図示せず)を形成する外筒金具4bと、主
液室41bと副液室とを連通するオリフィス通路51b
を有するオリフィス形成部材5bと、内筒金具1bと外
筒金具4bとの一定以上の相対変位を規制するストッパ
6bとを備えている。
【0003】このような構造を有する液体封入式筒型マ
ウントは、例えば車体側の支持部材に内筒金具1bが連
結されるとともに、エンジン側の支持部材に外筒金具2
bが連結され、エンジンの主振動入力方向である上方に
主液室41bが位置するように配設される。この使用時
に、ゴム弾性体3bの弾性作用やオリフィス通路51b
を介して主液室41b及び副液室間を流動する非圧縮性
液体Lの液柱共振作用により、外筒金具4bと内筒金具
1bとの間に相互作用する軸直角方向の振動に対して良
好な減衰作用を果たす。
【0004】この場合、エンジンの主振動方向である上
下方向(図12中)に対して主液室41bの内壁を構成
するゴム弾性体3bとストッパ6bの外周壁との隙間で
の液体流動作用により、中高周波数(70〜150Hz)
領域における低動ばね化を図り、車室内のこもり音を低
減するようにされている。また、オリフィス通路51b
は、エンジンシェイク等の低周波数(10〜15Hz)領
域において振動減衰が大きくなるように設定されてい
る。
【0005】ところで、オリフィス通路51bを流動す
る非圧縮性液体Lの液柱共振作用に基づく振動減衰効果
を高めるには、できるだけ多量の非圧縮性液体Lを流動
させるようにすることが好ましい。そのため、液体封入
式筒型マウントにおいて、ゴム弾性体の主液室の軸方向
両側に位置する側壁部が外側に膨出変形することによっ
て主液室からの排液効率が低下するのを防止するように
拘束部材を設ける技術が提案されている(特公平4−5
4099号公報、実開昭63−142437号公
報。)。ここでの拘束部材は、矩形環状体や枠状体で構
成されており、少なくともその側壁部に拘束部材の杆状
部分が位置するように配設される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示された拘束部材は、側壁部を拘束する拘束面積が少
ないため、杆状部分が配置されていない部分の側壁部が
膨出変形し易い。そのため、低周波数領域での振動減衰
効果が重要となる液体封入式筒型マウントに上記拘束部
材を設けた場合には、主液室41b内の非圧縮性液体L
がオリフィス通路51bに効率良く流動しない状態が生
じてしまい、充分満足な振動減衰効果が得られないとい
う問題がある。そこで、その側壁部に複数の拘束部材を
設けることにより対処することも可能であるが、この場
合には構造の複雑化やコスト上昇等の不具合が生じる。
【0007】また、上記従来の液体封入式筒型マウント
における中間金具2bは、適宜長さに切断した鋼管材に
プレス打抜加工等を施して窓部となる部分を切除した
後、或いは切除の前に、各架橋部23bに絞り加工を施
すことにより形成されている。しかし、鋼管材自体が安
価なものではない上に、鋼管材にプレス打抜加工を行う
とバリやカエリが発生しやすいばかりか、その修正工程
に困難性を伴うためコスト高を招くという問題がある。
【0008】本考案は上記問題に鑑み案出されたもので
あり、液体封入式筒型マウントにおいて振動減衰効果を
より効果的に発揮できるようにするとともに、生産性に
有利な中間金具を得るようにすることを解決すべき課題
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案は、内筒金具と、軸方向に離間してほぼ同軸的に
配置されたO形状の2個のリング部と軸方向に延びその
間に窓部を形成して前記リング部間に架橋された複数の
架橋部とを有し、前記内筒金具の外側に離間して配設さ
れた中間金具と、該中間金具と前記内筒金具とを連結
し、前記中間金具の前記窓部と対応する部位に径方向外
方に開口する少なくとも2個の凹部を有するゴム弾性体
と、該ゴム弾性体の前記凹部を液密的に被覆し、前記ゴ
ム弾性体との間にオリフィス通路を介して互いに連通す
る主液室及び副液室を形成する外筒金具と、を備えた液
体封入式筒型マウントにおいて、前記中間金具は、前記
リング部が前記主液室と対応する部位で繋がり合うよう
に金属板を巻くことにより形成されているとともに、前
記リング部の繋ぎ目を跨ぐ位置で径方向内方に延出する
ように該リング部と一体的に設けられ、前記ゴム弾性体
の前記主液室の軸方向両側に位置する側壁部を拘束する
拘束板を有するという構成を採用している。
【0010】
【作用】本考案の液体封入式筒型マウントは、内筒金具
と外筒金具との間に軸直角方向の振動が作用して主液室
内の非圧縮性液体が加圧されると、ゴム弾性体の主液室
の軸方向両側に位置する側壁部は、その内部に埋設され
た拘束板により外側に膨出変形するのを防止される。こ
れにより、主液室内の多量の非圧縮性液体がオリフィス
通路に効率良く流動し、振動減衰効果がより効果的に発
揮される。 そして、本考案における中間金具は、リン
グ部が主液室と対応する部位で繋がり合うようにプレス
打抜加工により所定形状に形成した金属板を巻きパイプ
化することによって形成されるため、所望の口径寸法の
製作が可能となる。また、中間金具の窓部を形成する際
に平板状の金属板の状態で行うことができることから、
打抜面の面押し加工が容易なプレス型構造で行い得る。
さらに、中間金具のリング部と一体的に設けられる拘束
板は、リング部の繋ぎ目を跨ぐ位置で径方向内方に延出
するように設けられているためリング部の補強部材とし
て機能する。これにより、金属板の巻きパイプ化による
中間金具の機械的強度が有利に得られる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本実施例に係る液体封入式筒型マウントの軸
方向に沿う断面図であり、図2は図1のII−II線矢視断
面図であり、図3は本実施例に係る中間金具の側面図で
ある。
【0012】本実施例の液体封入式筒型マウントは、内
筒金具1と、内筒金具1の外側に離間して配設され拘束
板25を有する中間金具2と、中間金具2と内筒金具1
とを連結するゴム弾性体3と、ゴム弾性体3との間に主
液室41及び副液室42、43を形成する外筒金具4
と、主液室41及び副液室42、43を連通するオリフ
ィス通路51を有するオリフィス形成部材5と、内筒金
具1と外筒金具4の一定以上の相対変位を規制するスト
ッパ6とを主要素として構成されている。 内筒金具1
は、金属製でパイプ状に形成されている。
【0013】中間金具2は、軸方向に離間してほぼ同軸
的に配置されたO形状の2個のリング部21と、軸方向
に延びその間に窓部を形成して両リング部21間に架橋
された3個の架橋部23と、各リング部21の内周面に
径方向内方に延出するようにリング部21と一体的に設
けられたほぼ円弧形状の拘束板25とで構成されてい
る。この中間金具2は、リング部21が後述の主液室4
1と対応する部位で繋がり合うように金属板を巻くこと
により形成されている。すなわち、金属板にプレス打抜
加工を施すことにより、図4に展開図を示すように2個
のリング部21と3個の架橋部23とを形成し、この金
属板のリング部21の部分を巻いてパイプ化する(図5
参照)。次に、各架橋部23が径方向内方に位置するよ
うに絞り加工を施す(図6参照)。その後、リング部2
1の繋ぎ目を溶接により接合し、その繋ぎ目を中心とし
て跨ぐ位置で径方向内方に延出するように拘束板25を
溶接により取付け、これにより図7に示すような中間金
具2が形成される。
【0014】この中間金具2は、後述の外筒金具4とと
もに内筒1の外側に径方向(図1の上側)に偏心して配
置されているが、この液体封入式筒型マウントの使用時
には、外筒金具4に取付けられた部材の自重により、ゴ
ム弾性体3が弾性変形して外筒金具4とともに中間金具
2が内筒1に対して相対的に下方へ移動し、両者はほぼ
同心状に配置される。
【0015】ゴム弾性体3は、中間金具2のリング部2
1と内筒金具1との間に一体加硫成形により介装され、
両者を一体的に連結している。このゴム弾性体3は、中
間金具2の窓部と対応する部位に径方向外方に開口し、
後述の外筒金具4との間に主液室41及び副液室42、
43を形成する3個の凹部31、32、33を有する。
このゴム弾性体3の主液室41を形成する凹部31の軸
方向両側に位置する側壁部34には、中間金具2のリン
グ部21に設けられた拘束板25が埋設されている。
【0016】そして、ゴム弾性体3の凹部31の底部側
には、軸方向外側から窪んだ状態に形成された窪み部3
5が設けられており、これによりゴム弾性体3が中間金
具2と内筒金具1との偏心方向に対して剪断変形するよ
うに形成されている。また、ゴム弾性体3の内筒金具1
と副液室42、43との間に部分には、軸方向に沿って
貫通する空洞部36が形成されており、この空洞部36
と副液室42、43との間にはゴム弾性体3の一部が薄
肉化されて副液室42、43の隔壁を構成するダイヤフ
ラム37、38が形成されている。
【0017】外筒金具4は、金属製で円筒状に形成され
ており、その内周面にはほぼ全体に亘ってシールゴム層
40が一体的に設けられている。この外筒金具4は、中
間金具2のリング部21の外側に挿入して縮径加工する
ことにより取付けられており、これによりゴム弾性体3
の凹部31、32、33が液密的に被覆され、1個の主
液室41と2個の副液室42、43とが形成されてい
る。主液室41及び副液室42、43には非圧縮性液体
Lが封入されている。
【0018】オリフィス形成部材5は、半円筒状に二分
割されて円筒状に形成されており、中間金具2の両リン
グ部21間に位置してゴム弾性体3と外筒金具4との間
に配設されている。オリフィス形成部材5の外周面に
は、主液室41及び副液室42、43にそれぞれ開口す
る図示しない流通穴を介して主液室41と各副液室4
2、43とをそれぞれ連通するオリフィス通路51が形
成されている。
【0019】ストッパ6は、内筒金具1の外周面の中央
部に嵌着された環状部材61と、環状部材61に固着さ
れ主液室41内に延出する支持部材62と、支持部材6
2の先端に固着されたストッパプレート63と、ストッ
パプレート63に一体加硫成形により接合された緩衝ゴ
ム層64とで構成されている。このストッパ5は、緩衝
ゴム層64がオリフィス形成部材5の内周面と当接する
ことにより、内筒金具1と外筒金具4の一定以上の相対
変位を規制するように設けられている。
【0020】以上のように構成された本実施例の液体封
入式筒型マウントは、車体側の支持部材に内筒金具1が
連結されるとともに、キャビン側の支持部材に外筒金具
4が連結され、キャビンの主振動入力方向である上方に
主液室41が位置するように配設される。この使用時
に、内筒金具1と外筒金具4との間に振動が作用する
と、ゴム弾性体3の弾性作用やオリフィス通路51を介
して主液室41及び副液室42、43間を流動する非圧
縮性液体Lの液柱共振作用により、その振動が減衰され
る。このとき、内筒金具1が主液室41に近づく方向に
振動が作用して主液室41内の非圧縮性液体Lが加圧さ
れると、ゴム弾性体3の主液室41の軸方向両側に位置
する側壁部34は、その周方向全体に亘ってその内部に
埋設された拘束板25により、外側に膨出変形するのを
確実に防止される。これにより、主液室41内の多量の
非圧縮性液体lがオリフィス通路51に効率良く流動
し、振動減衰効果がより効果的に発揮される。
【0021】また、中間金具2のリング部21と一体的
に設けられた拘束板25は、リング部21の繋ぎ目を跨
ぐ位置で径方向内方に延出するように設けられているた
め、キャビンの主振動が入力したときにリング部21の
補強板として機能する。そして、本実施例における中間
金具2は、リング部21が主液室41と対応する部位で
繋がり合うようにプレス打抜加工により所定形状に形成
した金属板を巻きパイプ化することによって形成されて
いる。このため、中間金具2の窓部を形成する際の加工
が、平板状の金属板の状態で行うことができることか
ら、プレス打抜き加工面のバリやカエリを防止する面押
し加工が容易なプレス型構造で行い得る。
【0022】以上のように本実施例の液体封入式筒型マ
ウントによれば、ゴム弾性体3の側壁部34を拘束する
拘束板25が中間金具2のリング部21と一体的に設け
られているため、その側壁部34の外側への膨出変形が
防止され、振動減衰効果をより効果的に発揮させること
ができる。そして、本実施例の中間金具2は、リング部
21が主液室41と対応する部位で繋がり合うように接
合されるようにプレス打抜加工により所定形状に形成し
た金属板を巻くことによりパイプ化されているため、中
間金具2の加工を有利に行うことができる。また、ゴム
弾性体3の側壁部34を拘束する拘束板25が、リング
部21の繋ぎ目を跨ぐ位置で径方向内方に延出するよう
にリング部21に接合されているため、リング部21は
充分な強度を確保することができる。これにより、金属
板を巻きパイプ化することによる中間金具2を有利な状
態で採用することが可能となる。
【0023】なお、上記実施例における拘束板25は、
別体形成したものを溶接により接合してリング部21と
一体化したものであるが、例えば図8に示すように、金
属板にプレス打抜加工を行う段階で予め拘束板25aを
リング部21aと一体的に形成することもできる。この
場合には、金属板にプレス打抜加工を施すことにより、
各リング部21aの繋ぎ目となる部分を中心に二分割さ
れた拘束板25aを形成し、この金属板のリング部21
aの部分を巻いてパイプ化する(図9参照)。そして、
図10に示すように、各架橋部23aが径方向内方に位
置するように絞り加工を施すとともに、拘束板25aに
該当する部分を軸心方向へほぼ直角に折り曲げ、リング
部21aの繋ぎ目及び各拘束板25aの繋ぎ目を溶接に
より接合する。これにより、リング部21aの繋ぎ目を
中心として跨ぐ位置で径方向内方に延出する拘束板25
aがリング部21aと一体的に設けられる。
【0024】なお、上記実施例の液体封入式筒型マウン
トと拘束板を有しない従来の液体封入式筒型マウントと
を用い、低周波数領域における振動減衰効果(ロスファ
クタ:l)を測定したところ、図11に示す結果が得ら
れた。また、比較例として、実施例の拘束板に対して幅
寸法(図3におけるA寸法)が1/2となる大きさの拘
束板を設けた液体封入式筒型マウントを用意し、同様に
振動減衰効果を測定した。その結果を併せて図11に示
した。
【0025】図11から明らかなように、拘束板を有す
る実施例の場合は、拘束板を有しない従来例のものと比
較して、振動減衰効果の値が全体的に上昇するととも
に、特にピークとなる周波数11Hz付近では著しく上
昇することが判る。また、比較例の場合の振動減衰効果
は、実施例の場合と従来例の場合との間で中間的な値を
示した。
【0026】以上の結果から、本考案のように拘束板を
設けることによって振動減衰効果をより効果的に発揮さ
せることができ、かつ拘束板の大きさ(面積)を変える
ことにより振動減衰効果を自由に調節できることが判
る。
【0027】
【考案の効果】本考案によれば、中間金具は、リング部
が主液室と対応する部位で繋がり合うように金属板を巻
くことにより形成されているとともに、前記リング部の
繋ぎ目を跨ぐ位置で径方向内方に延出するように該リン
グ部と一体的に設けられ、ゴム弾性体の主液室の軸方向
両側に位置する側壁部を拘束する拘束板を有するため、
中間金具の有利な加工性乃至コスト性を以て、振動減衰
効果をより効果的に発揮させることができる液体封入式
筒型マウントを得ることができる。また、拘束板の大き
さを変えることにより振動減衰効果を容易に調節するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る液体封入式筒型マウントの軸方向
に沿う断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】実施例に係る中間金具の側面図である。
【図4】実施例に係る中間金具の展開図である。
【図5】実施例に係る中間金具の巻き加工後の斜視図で
ある。
【図6】実施例に係る中間金具の絞り加工後の斜視図で
ある。
【図7】実施例に係る中間金具の拘束板取付後の斜視図
である。
【図8】他の実施例に係る中間金具の展開図である。
【図9】他の実施例に係る中間金具の巻き加工後の斜視
図である。
【図10】他の実施例に係る中間金具の絞り加工後の斜
視図である。
【図11】実施例、比較例及び従来例について周波数と
振動減衰効果との関係の測定結果を示すグラフである。
【図12】従来の液体封入式筒型マウントの軸方向に沿
う断面図である。
【符号の説明】
1…内筒金具 2…中間金具 3…ゴム弾性体
4…外筒金具 5…オリフィス形成部材 21…リング部 23…
架橋部 25…拘束板 31、32、33…リング部 34
…側壁部 41…主液室 42、43…副液室 51…オリフ
ィス通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−292541(JP,A) 特開 平6−561(JP,A) 実開 平6−69841(JP,U) 実開 昭63−35839(JP,U) 実開 昭63−142437(JP,U) 特公 平4−54099(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒金具と、 軸方向に離間してほぼ同軸的に配置されたO形状の2個
    のリング部と軸方向に延びその間に窓部を形成して前記
    リング部間に架橋された複数の架橋部とを有し、前記内
    筒金具の外側に離間して配設された中間金具と、 該中間金具と前記内筒金具とを連結し、前記中間金具の
    前記窓部と対応する部位に径方向外方に開口する少なく
    とも2個の凹部を有するゴム弾性体と、 該ゴム弾性体の前記凹部を液密的に被覆し、前記ゴム弾
    性体との間にオリフィス通路を介して互いに連通する主
    液室及び副液室を形成する外筒金具と、を備えた液体封
    入式筒型マウントにおいて、 前記中間金具は、前記リング部が前記主液室と対応する
    部位で繋がり合うように金属板を巻くことにより形成さ
    れているとともに、前記リング部の繋ぎ目を跨ぐ位置で
    径方向内方に延出するように該リング部と一体的に設け
    られ、前記ゴム弾性体の前記主液室の軸方向両側に位置
    する側壁部を拘束する拘束板を有することを特徴とする
    液体封入式筒型マウント。
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