JP2570973Y2 - 電気式点火具用点火部品 - Google Patents

電気式点火具用点火部品

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JP2570973Y2
JP2570973Y2 JP1991087109U JP8710991U JP2570973Y2 JP 2570973 Y2 JP2570973 Y2 JP 2570973Y2 JP 1991087109 U JP1991087109 U JP 1991087109U JP 8710991 U JP8710991 U JP 8710991U JP 2570973 Y2 JP2570973 Y2 JP 2570973Y2
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博紹 竹川
一実 豊田
信生 吉田
歩 木村
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Nippon Kayaku Co Ltd
Uchihashi Estec Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
Uchihashi Estec Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本考案は電気式点火具、例えば電気雷管に
使用する点火部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気式点火具、例えば電気雷管を製作す
るには、一端開口・他端閉塞の金属製外筒内に添装薬、
起爆薬、カップ入点火薬を順次に装填し、同外筒の一端
開口部を点火部品で塞栓することが必要である。
【0003】図3は従来の電気雷管の一例を示してい
る。図3において、A’は点火部品を示し、ゴム又はプ
ラスチック製栓体1’のリ−ドピン挿通孔11’,1
1’にリ−ドピン2’,2’を挿通し、リ−ドピン
2’,2’の先端間に電橋線5’を溶接により橋設して
ある。6’は一端開口・他端閉塞の金属製外筒であり、
奥方側から一端側に向け順次に添装薬71’、起爆薬7
2’、カップ入点火薬73’を装填すると共に一端開口
部61’に上記の点火部品を挿入し、その開口端部6
1’を絞り圧縮し、栓体1’とリ−ドピン2’との間並
びに栓体1’と外筒開口端部61’との間を緊圧してあ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の電気式点火
具用点火部品においては、リ−ドピン先端を絶縁性栓体
前面より突出させ、このリ−ドピン突出先端部間に電橋
線を溶接により橋設しており、電気式点火具に取着する
までの点火部品の取扱中に、リ−ドピン突出先端部に他
物が接触,衝突して電橋線とリ−ドピンとの溶接箇所が
脱離したり、或いは、脱離に至らなくても変形して点火
作動に影響を来すことがある。
【0005】本考案の目的はリ−ドピンと電橋線との溶
接箇所を他物の接触・衝突から保護することにより点火
特性を安定に維持できる電気式点火具用点火部品を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の電気式点火具用
点火部品は、絶縁性栓体に一対のリードピンが貫挿さ
れ、各リードピンの先端端面がこれら先端端面間の絶縁
性栓体前面部分に対し没入され、これらの各リードピン
先端面間に電橋線が上記絶縁性栓体前面部分を股いで
接されていることを特徴とする構成である。
【0007】
【作用】リードピンの先端端面が絶縁性栓体の前面に対
し没入しており、この没入面に電橋線端が溶接されてい
るから、その溶接箇所を絶縁性栓体前面より陥没した面
に配し得、溶接箇所への他物の接触・衝突を軽減でき
る。また、リードピンの根元が陥没スペース内にあり、
その陥没スペースの上端縁で電橋線が支えられるから、
陥没スペース外の電橋線部分に他物が当たっても、その
他物の当たり力が溶接箇所に伝わるのをよく抑えること
ができる。更に、リードピン先端端面上の電橋線端部と
リードピン先端端面との間が非接触状態に保たれるか
ら、その間が接触される場合での温度変化や点火薬の充
填圧力のバラツキ等によるその接触抵抗値の変動を排除
し得て電橋線導通抵抗のバラツキを回避できる。従っ
て、適確な点火作動を保障できる。
【0008】
【実施例】以下、図面により本考案の実施例を説明す
る。図1の(イ)は本考案の実施例を示す断面図、図1
の(ロ)は同じく平面図である。
【0009】図1の(イ)並びに(ロ)において、1は
セラミックス栓体であり、一対のリ−ドピン挿通孔1
1,11を設けてある。2,2はリ−ドピン挿通孔1
1,11に挿通した断面丸形のリ−ドピン、3はセラミ
ックス栓体1の後方に配設した金属製補助筒、4は補助
筒3内に封着したガラスであり、この封着ガラス4によ
ってリ−ドピン2,2をセラミックス栓体1に対し封止
固定してある。
【0010】20はリードピン2の先端端面であり、セ
ラミックス栓体1の前面10に対し没入させてある。5
は電橋線であり、各端を各リードピン2の先端端面20
に溶接してリードピン先端間に橋設してある。従って、
各リードピンの先端端面20,20がこれら先端端面間
の絶縁性栓体前面部分に対し没入され、これらの各リー
ドピン先端面間に電橋線5が上記絶縁性栓体前面部分を
股いで溶接されている
【0011】上記の電気式点火具用点火部品を用いて電
気式点火具を製作するには、一端開口・他端閉塞の金属
製外筒内に一端開口から添装薬、起爆薬、カップ入点火
薬を順次に装填し、最後に上記点火部品を金属製外筒の
一端開口部内に挿入し、該外筒の一端と点火部品の補助
筒後端とを溶接すればよい。
【0012】図2は本考案の別実施例を示す断面図であ
り、ゴム又はプラスチック製栓体1に一対のリードピン
2,2を貫挿し、リードピン2,2の先端端面20,2
0をゴム,プラスチック栓体前面10に対し没入させ、
その没入面20に電橋線5の各端を溶接してある。従っ
て、各リードピンの先端端面20,20がこれら先端端
面間の絶縁性栓体前面部分に対し没入され、これらの各
リードピン先端面間に電橋線5が上記絶縁性栓体前面部
分を股いで溶接されている
【0013】
【考案の効果】本考案の電気式点火具用点火部品は上述
した通りの構成であり、リ−ドピンと電橋線との溶接箇
所が絶縁性栓体前面に対し陥没した面に存するから、絶
縁性栓体の前面に他物が接触・衝突してもその溶接箇所
に他物が接触・衝突するのを防止できる。
【0014】また、図1並びに図2に示すように、電橋
線においては、根元部分が絶縁性栓体前面に対し陥没し
たスペ−ス内に在り、この電橋線根元部分と電橋線の絶
縁性栓体前面上部分との間が上記陥没スペ−ス上端の縁
端(図1並びに図2において、符号12で示す)で支持
されるから、電橋線の絶縁性栓体前面上部分に他物が当
たってもその当たり力がリ−ドピンと電橋線との溶接箇
所に伝達するのをよく抑えることができる。
【0015】更に、リードピン先端端面上の電橋線端部
とリードピン先端端面との間が非接触状態に保たれるか
ら、その間が接触される場合での温度変化や点火薬の充
填圧力のバラツキ等によるその間の接触抵抗値の変動を
排除し得て電橋線導通抵抗のバラツキを回避でき、適確
な点火作動を保障できる。従って、本考案の電気式点火
具用点火部品においては、取扱中でのリードピンと電橋
線との溶接箇所を機械的に保護でき、しかも点火作動の
バラツキをよく排除でき、バラツキのない安定な点火特
性を保障できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(イ)は本考案の実施例を示す断面図、
図1の(ロ)は同じく平面図である。
【図2】本考案の上記とは別の実施例を示す断面図であ
る。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁性栓体 10 絶縁栓体前面 2 リ−ドピン 20 リ−ドピン先端端面 5 電橋線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉田 信生 兵庫県姫路市豊富町御蔭3353−15 (72)考案者 木村 歩 兵庫県姫路市豊富町御蔭690−1 (56)参考文献 実公 平2−16158(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性栓体に一対のリードピンが貫挿さ
    れ、各リードピンの先端端面がこれら先端端面間の絶縁
    性栓体前面部分に対し没入され、これらの各リードピン
    先端面間に電橋線が上記絶縁性栓体前面部分を股いで
    接されていることを特徴とする電気式点火具用点火部
    品。
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JPH0534495U JPH0534495U (ja) 1993-05-07
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