JP2570889Y2 - 空缶処理装置 - Google Patents

空缶処理装置

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JP2570889Y2
JP2570889Y2 JP6557293U JP6557293U JP2570889Y2 JP 2570889 Y2 JP2570889 Y2 JP 2570889Y2 JP 6557293 U JP6557293 U JP 6557293U JP 6557293 U JP6557293 U JP 6557293U JP 2570889 Y2 JP2570889 Y2 JP 2570889Y2
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JP
Japan
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empty
chute
press
guided
hopper
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JP6557293U
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JPH0733495U (ja
Inventor
嘉弘 田中
憲一 川西
親亮 斉藤
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はホッパ内の空缶をプレス
機に導くとき、空缶をガイドするシュートの分野で利用
されるものである。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように従来、ホッパ01内の
空缶をプレス機02に導く場合、ホッパ01の底蓋03
を下方に回動させて、空缶04がホッパ01の排出口0
5より底蓋03とシュート06上をすべってプレス機0
2のプレス室07の受入口08からプレス室07に導か
れるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、空缶04の
大部分は底蓋03とシュート06上をすべってプレス機
02のプレス室07に導かれるが、底蓋03の下方回動
の途中において空缶04の一部は空缶04どうしがぶつ
かり合うことにより、矢印F方向の前方に押され、底蓋
03とシュート06との間に挟まれるということがあ
り、また空缶04がプレス室07に入るとき、受入口0
8の前方より積み上がっていくので空缶04が受入口0
8を越えて受入口08側のシュート06上に残りプレス
されないという問題があった。そこで本考案の目的は、
ホッパ内の空缶をプレス機のプレス室に導くとき、すべ
ての空缶がプレス機のプレス室に導かれるようにするこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、ホッパ内の空缶をシュートをすべらせてプレ
ス機の受入口に導き、ブロック状にプレス処理されるよ
うにした空缶処理装置において、前記ホッパ下部の排出
口に軸支され、排出口を閉鎖する水平位置と排出口を開
放する傾斜位置とに上下回動可能とした底蓋と、この底
蓋の後部に回動可能に軸支され、先部が前記シュートに
沿って設けられたガイド部材にガイドされながら移動す
る可動シュートとよりなり、前記底蓋を開放したとき、
底蓋と可動シュートとが略一直線上に位置するとともに
可動シュートの先部が前記受入口に近接するようにした
ことを特徴としている。
【0005】
【作用】ホッパに貯留されている空缶が所定量に達する
と底蓋が水平位置より後下がりの傾斜位置に下方回動す
る。これにともなって可動シュートの先部もガイド部材
にガイドされて後下がりにスライドし、底蓋と可動シュ
ートとは後下がりに略一直線上に位置するようになる。
【0006】するとホッパ内の空缶は排出口より底蓋と
可動シュートとシュートとの上をすべりながらプレス機
のプレス室に受入口より導かれる。このとき、シュート
上に残っている空缶があれば、底蓋を傾斜位置より水平
位置に戻し、再度傾斜位置にすれば、これにともなって
可動シュートの先部はガイド部材にガイドされて前後動
し、シュート上に残っている空缶を押して空缶を受入口
よりプレス室内に導き、すべての空缶がプレス室に導か
れる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。1は略円弧状に湾曲したベルトコンベアで、この
ベルトコンベア1の下部には空缶等の貯留器2が取付け
られ、この貯留器2に投入された空缶等はベルトコンベ
ア1の突起片3--- --- に引っかけられて上方に搬送さ
れる。前記ベルトコンベア1の前端内部には選別機4が
内蔵され、ベルトコンベア1で搬送されてきた空缶等の
内、非磁性のアルミ缶5は選別機4の誘導電磁力により
ベルトコンベア1の前方に飛ばされて、架台6の前部で
プレス機7上方前方に設けたアルミ缶用ホッパ8に貯留
される。磁性のスチール缶9は選別機4の誘導電磁力に
よりベルトコンベア1の下方に回り込み、架台6の後部
でプレス機7上方後方に設けたスチール缶用ホッパ10
に貯留される。
【0008】空びん11や紙コップ12はベルトコンベ
ア1の前端からそのまま下方へ落下し、空びん11はそ
のまま落下して架台6の中央部に設けたガイド13をこ
ろがって図示しない空びん回収カートに回収される。紙
コップ12はエアーノズル14のエアーにより飛ばされ
て空びん11とは反対側の図示しない紙コップ回収バケ
ットに回収される。前記アルミ缶用ホッパ8は下部に排
出口15が開口され、この排出口15の前端に排出口1
5を閉鎖する水平位置と、排出口15を開放する後下が
りの傾斜位置とに油圧シリンダ16により上下回動可能
に軸支した底蓋17とより構成されている。
【0009】前記底蓋17の後部には可動シュート18
が回動可能に軸支され、この可動シュート18の先端は
ガイド部材19に後下がりにガイドされるようになって
いる。前記ガイド部材19は架台6に後下がりに設けた
上下一対の帯板20、20間に可動シュート18先端に
設けた左右一対の丸棒21、21がスライドするように
なっている。前記ガイド部材19の先端と前記プレス機
7のプレス室23受入口24前端との間にはシュート2
5が後下がりに設けられ、底蓋17が後下がりの傾斜位
置では、底蓋17と可動シュート18とシュート25と
が略一直線上に位置するようになっている。
【0010】前記アルミ缶用ホッパ8の後方の下方に設
けられたプレス機7は、空缶を受け入れる前記した受入
口24を上部に有するプレス室23と、このプレス室2
3の後端上部に垂直位置と水平位置とに油圧シリンダ2
6により上下回動可能に軸支したプレス蓋27と、油圧
シリンダ28によりプレス室23内を前後スライド可能
とした加圧部材29と、プレス室23の前部に上下スラ
イド可能としたゲート30より構成されている。また3
1、31は各ホッパ8、10とプレス機7との左右に設
けた側板で、32はプレス処理されたブロックである。
【0011】本考案は前記の如き構成で次に作用につい
て説明する。図1、2において、空缶等を貯留器2に投
入する。すると空缶等はベルトコンベア1の突起片3--
- --- に引っかけられて上方に搬送される。ベルトコン
ベア1の前端に搬送された空缶等の内、非磁性のアルミ
缶5は選別機4の誘導電磁力によりベルトコンベア1の
前方に飛ばされて架台6前部でプレス機7上方前方のア
ルミ缶用ホッパ8に貯留される。空缶等の内、磁性のス
チール缶9は選別機4の誘導電磁力によりベルトコンベ
ア1の下方に回り込み、架台6後部でプレス機7上方後
方のスチール缶用ホッパ10に貯留される。
【0012】空缶等の内、空びん11と紙コップ12と
はベルトコンベア1の前端より自重で下方に落下し、空
びん11は架台6中央部のガイド13をころがって空び
ん回収カート(図示せず)に回収される。そして紙コッ
プ12はエアーノズル14のエアーに飛ばされて空びん
11とは反対側の紙コップ回収バケット(図示せず)に
回収される。
【0013】次にアルミ缶用ホッパ8に貯留されている
アルミ缶5が所定量に達すると図3、図7に示すように
油圧シリンダ16が伸長して底蓋17が水平位置より後
下がりの傾斜位置へ下方回動する。これにともなって可
動シュート18は軸支部を中心に後方回動するとともに
先部の丸棒21がガイド部材19の帯板20、20にガ
イドされて後下がりにスライドし、底蓋17と可動シュ
ート18とシュート25とは後下がりに略一直線上に位
置して傾斜状態となる。するとアルミ缶用ホッパ8内の
すべてのアルミ缶5は排出口15より底蓋17と第1シ
ュート18とシュート25との上をすべりながら一対の
側板31、31にガイドされてプレス機7のプレス室2
3に受入口24より導かれる。
【0014】このとき、シュート25上に残っているア
ルミ缶5があれば、油圧シリンダ16を作動させて底蓋
17を傾斜位置より水平位置に戻し、再度傾斜位置にす
れば、これにともなって可動シュート18の先部の丸棒
21はガイド部材19の帯板20、20にガイドされて
前後動し、第1シュート18の先端がシュート25上に
残っているアルミ缶5を押して受入口24よりプレス室
23に導き、すべてのアルミ缶5がプレス室23に導か
れる。次に油圧シリンダ26によりプレス蓋27を垂直
位置より水平位置に下方回動すると、プレス室23内の
すべてのアルミ缶5はプレスされる(図4)。次に油圧
シリンダ28により加圧部材29を前方にスライドさせ
てアルミ缶5を再度プレスする(図5)。その後、ゲー
ト30を上昇させて加圧部材29を更に前進させてプレ
スされたアルミ缶5のブロック32をプレス機7より取
り出す(図6)。
【0015】
【考案の効果】以上の如く本考案は、ホッパよりプレス
機のプレス室に導かれる空缶を底蓋の後下がりの傾斜位
置において、略一直線上に位置する底蓋と可動シュート
との上をすべるようにするとともに、シュート上に空缶
が残っている場合には、これらの空缶を可動シュートの
先端で押してプレス室に導くようにしたので、従来のよ
うに空缶が底蓋とシュートの間に挟まれることなく、ま
たシュート上に空缶が残らないので、ホッパ内のすべて
の空缶がプレス機のプレス室に導かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の空缶処理装置の全体の斜視図である。
【図2】空缶等が選別されている状態を示す図である。
【図3】アルミ缶がプレス機に投入された状態を示す図
である。
【図4】プレス蓋でアルミ缶をプレスしている図であ
る。
【図5】加圧部材でアルミ缶をプレスしている図であ
る。
【図6】プレスしたブロックをプレス機より取り出して
いる図である。
【図7】本考案の空缶処理装置の詳細図である。
【図8】図7のA矢視図である。
【図9】従来の空缶処理装置の図である。
【符号の説明】
5 空缶 7 プレス機 8 ホッパ 15 排出口 17 底蓋 18 可動シュート 19 ガイド部材 24 受入口 25 シュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B30B 9/32 B65F 5/00 B09B 5/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパ内の空缶をシュートをすべらせて
    プレス機の受入口に導き、ブロック状にプレス処理され
    るようにした空缶処理装置において、前記ホッパ下部の
    排出口に軸支され、排出口を閉鎖する水平位置と排出口
    を開放する傾斜位置とに上下回動可能とした底蓋と、こ
    の底蓋の後部に回動可能に軸支され、先部が前記シュー
    トに沿って設けられたガイド部材にガイドされながら移
    動する可動シュートとよりなり、前記底蓋を開放したと
    き、底蓋と可動シュートとが略一直線上に位置するとと
    もに可動シュートの先部が前記受入口に近接するように
    してなる空缶処理装置。
JP6557293U 1993-12-08 1993-12-08 空缶処理装置 Expired - Lifetime JP2570889Y2 (ja)

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JP6557293U JP2570889Y2 (ja) 1993-12-08 1993-12-08 空缶処理装置

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JPH0733495U JPH0733495U (ja) 1995-06-20
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KR100924323B1 (ko) * 2006-09-30 2009-11-02 유한회사 주하나 폐유통 분리 수거 장치
CN110854440A (zh) * 2019-11-27 2020-02-28 衡阳市鑫晟新能源有限公司 一种多用途圆柱形锂电池盖帽封装机

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