JP2570654Y2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2570654Y2 JP1992065558U JP6555892U JP2570654Y2 JP 2570654 Y2 JP2570654 Y2 JP 2570654Y2 JP 1992065558 U JP1992065558 U JP 1992065558U JP 6555892 U JP6555892 U JP 6555892U JP 2570654 Y2 JP2570654 Y2 JP 2570654Y2
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文男 坂本
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば車室内用後写鏡
と一体構造をなすルームランプ等の車両用灯具に係り、
特にコネクタを光源バルブの熱から保護することができ
る車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具は、一般に、
灯具本体と、その灯具本体の内部に配設した光源バルブ
と、前記灯具本体の外部に配設したコネクタとを備え
る。この灯具側のコネクタに電源側のコネクタを接続す
ることにより、前記光源バルブを点灯することができ
る。しかしながら、上述の従来の車両用灯具は、灯具側
のコネクタと電源側のコネクタとが共に灯具本体に対し
てフリーの状態にあるので、灯具側のコネクタと電源側
のコネクタとを接続する際に、狭い空間においてその灯
具側のコネクタと電源側のコネクタとを保持しながら接
続する必要があり、その作業が面倒である。また、接続
後の灯具側のコネクタと電源側のコネクタとはフリーの
状態にあるので、自動車の振動等によりコネクタが振ら
ついて灯具本体や車体等に当って異音が発生する等の問
題がある。
【0003】そこで、本出願人は、灯具本体に灯具側の
コネクタを固定し、上述の問題を解決した車両用灯具
(実願昭63−112168号)を先に出願した。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の車両
用灯具は内部に光源バルブを配設する灯具本体にコネク
タを固定するものであるから、そのコネクタが光源バル
ブからの熱の影響を受ける虞がある等の問題がある。
【0005】本考案の目的は、コネクタを光源バルブの
熱から保護することができ、しかもコネクタと灯具本体
との間に耐熱性のインシュレータが介装されたとして
も、コネクタの接続作業が容易であり、自動車の振動に
よる異音の発生を防ぐことができる車両用灯具を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するために、灯具本体の外部には耐熱性のインシュ
レータが固定されており、 インシュレータにはコネクタ
が固定されており、 インシュレータとコネクタとには、
相互に直交する上下方向及び左右方向及び前後方向の3
方向のコネクタの移動を規制して前記コネクタを前記イ
ンシュレータに固定するための規制手段が、それぞれ設
けられており、 インシュレータの灯具本体に固定された
部分であって、コネクタと対向する部分には、前記イン
シュレータと前記コネクタとの間に放熱用の空間が形成
されるための凸条が、設けられている、ことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本考案は、灯具本体とコネクタとの間に耐熱性
のインシュレータが介装されているので、灯具本体側の
光源バルブの熱がコネクタ側に伝達されるのを防ぐこと
ができ、その上、インシュレータとコネクタとの間に形
成された放熱用の空間により、灯具本体側の光源バルブ
の熱を外部に放散させてその光源バルブの熱がコネクタ
側に伝達するのをさらに難くすることができるので、
ネクタを光源バルブの熱から保護することができる。
かも、コネクタと灯具本体との間に耐熱性のインシュレ
ータが介装されていても、コネクタは灯具本体に固定さ
れた耐熱性のインシュレータに規制手段を介して固定さ
れているので、コネクタの接続作業が容易であり、自動
車の振動による異音の発生を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の車両用灯具の一実施例を添付
図面を参照して説明する。この例は、車室内用後写鏡と
一体構造をなすルームランプについて説明する。図にお
いて、1はベースである。このベース1は、ほぼ皿形状
をなし、その中央部に後述する光源バルブ4を収納する
収納部10を上方に一体に突設する。このベース1を車
室内の天井11にボルトナット等の取付具(図示せず)
により固定する。図において、2はレンズである。この
レンズ2は、ほぼ底が浅い腕形状をなす。このレンズ2
を前記ベース1に係合爪や係合孔等により着脱可能に取
り付ける。図において、3はスイッチである。このスイ
ッチ3は、本体部30とノブ31とからなる。このスイ
ッチ3の本体部30を前記ベース1にリベット等32に
より固定すると共に、このスイッチ3のノブ31を前記
レンズ2の側方から外部に突出させる。上述のベース1
及びレンズ2及びスイッチ3がルームランプの灯具本体
を構成する。図において4は光源バルブである。40は
バルブホルダである。このバルブホルダ40は、導電性
の材質からなり、後述するインシュレータにリベット
等41により固定する。このバルブホルダ40に前記光
源バルブ4を着脱可能に取り付ける。
【0009】図において、5は車室内用後写鏡である。
この車室内用後写鏡5は、ステー50と、そのステー5
0の先端にピボット機構51を介して回動可能に取り付
けたミラーボデー52を、そのミラーボデー52の前面
開口部に配設したミラー53とからなる。この車室内用
後写鏡5のステー50の基端を前記灯具本体のベース1
に、緩衝機能付きの取付機構54を介して着脱可能に取
り付ける。この取付機構54は、ミラー53やミラーボ
デー52に前方から(図1中の矢印方向)所定値以上の
荷重がかかると、この車室内用後写鏡5が灯具本体から
外れて、緩衝作用を働く。
【0010】図において、6はインシュレータである。
このインシュレータ6は、例えば耐熱ガラス繊維等が混
入されたポリアミド等の耐熱性の合成樹脂等からなり、
例えば黒色をなす。このインシュレータ6は、ほぼ直方
体形状をなすベース部60と、そのベース部60の一端
の中央に一体に突設した係合爪61と、前記ベース部6
0の上面に長手方向に一体に突設した断面半円形形状の
2本の凸条62と、前記ベース部60の一端と中間とか
ら一体に突設し、かつ前記凸条62と対向させて設けた
鈎形(逆L字形)の第1係合爪63及び第2係合爪64
とからなる。このインシュレータ6を前記ベース1の収
納部10の天板部の上面、すなわち前記光源バルブ4の
収納位置に対応する箇所にリベット等65により取り付
ける。
【0011】図において、7は灯具側のコネクタであ
る。この灯具側のコネクタ7は、雄形コネクタで、ほぼ
直方体形状をなし、一端部側のターミナル(図示せず)
を収納する収納部70と、他端部側の雌形コネクタ(図
示せず)と接続する接続部71と、を段部72を介して
設けてなる。このコネクタ7の収納部70の底部の端の
中央に係合部73を設けると共に、そのコネクタ7の収
納部70の側部に係合凸条74を長手方向に一体に突設
する。かかるコネクタ7を前記インシュレータ6に固定
する。すなわち、図3中の矢印方向から、コネクタ7の
収納部70及び係合凸条74をインシュレータ6の第1
係合爪63及び第2係合爪64と凸条62との間に挿入
し、そのコネクタ7の係合部73を前記インシュレータ
6の係合爪61に係合させると共に、そのコネクタ7の
段部72を前記インシュレータ6の第2係合爪64に当
接させる。この結果、コネクタ7がインシュレータ6に
固定されることとなる。
【0012】図において、81及び82及び83は第1
コード及び第2コード及び第3コードである。前記第1
コード81は、電源用コードであって、両端を前記一の
バルブホルダ40と前記コネクタ7のターミナルとにそ
れぞれ接続する。前記第2コード82は、ドア用コード
であって、両端を前記コネクタ7のターミナルと前記ス
イッチ3とにそれぞれ接続する。前記第3コード83
は、接続用コードであって、両端を前記スイッチ3と前
記他のバルブホルダ40とにそれぞれ接続する。この実
施例における本考案の車両用灯具は、以上の如き構成、
すなわち光源バルブ4を収納する灯具本体のベース1の
収納部10とコネクタ7との間に耐熱性のインシュレー
タ6を介装したものであるから、灯具本体側の光源バル
ブ4の熱がコネクタ7側に伝達されるのを防ぐことがで
き、その上、インシュレータ6のベース部60とコネク
タ7の底部との間に形成された放熱用の空間S(図6参
照)により、灯具本体側の光源バルブ4の熱を外部に放
散させてその光源バルブ4の熱がコネクタ7側に伝達す
るのをさらに難くすることができるので、コネクタ7を
光源バルブ4の熱から保護することができる。
【0013】また、この実施例における本考案の車両用
灯具は、コネクタ7をインシュレータ6に固定する。す
なわち、コネクタ7の底面にインシュレータ6の凸条6
2が当接し、かつコネクタ7の係合凸条74の上面にイ
ンシュレータ6の第1係合爪63及び第2係合爪64が
係合して、コネクタ7の上下方向の移動を規制し、また
コネクタ7の係合凸条74の側面にインシュレータ6の
第1係合爪63及び第2係合爪64が係合して、コネク
タ7の左右方向の移動を規制し、さらにコネクタ7の係
合部73に前記インシュレータ6の係合爪61が係合
し、かつコネクタ7の段部72に前記インシュレータ6
の第2係合爪74が当接して、コネクタ7の前後方向
移動を規制しているので、コネクタ7はベース1に固定
されたインシュレータ6に固定されることとなり、コネ
クタ7と灯具本体のベース1との間に耐熱性のインシュ
レータ6が介装されていても、コネクタ7の接続作業が
容易であり、コネクタ7の接続後の自動車の振動による
異音の発生を防ぐことができる。
【0014】なお、上述の実施例においては、車室内用
後写鏡と一体構造をなすルームランプについて説明した
が、本考案はその他の車両用灯具にも応用することがで
きる。
【0015】
【考案の効果】以上のように、本考案の車両用灯具は、
灯具本体とコネクタとの間に耐熱性のインシュレータ
介装されているので、灯具本体側の光源バルブの熱がコ
ネクタ側に伝達されるのを防ぐことができ、その上、イ
ンシュレータとコネクタとの間に形成された放熱用の空
間により、灯具本体側の光源バルブの熱を外部に放散さ
せてその光源バルブの熱がコネクタ側に伝達するのをさ
らに難くすることができるので、コネクタを光源バルブ
の熱から保護することができる。しかも、コネクタと灯
具本体との間に耐熱性のインシュレータが介装されてい
ても、コネクタは灯具本体に固定された耐熱性のインシ
ュレータに規制手段を介して固定されているので、コネ
クタの接続作業が容易であり、自動車の振動による異音
の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用灯具の一実施例を示し、車
室内用後写鏡と一体構造をなすルームランプの断面図で
ある。
【図2】図1におけるII矢視図である。
【図3】要部の斜視図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】インシュレータとコネクタとの組み付け状態を
示した一部側面図である。
【図6】図5におけるVI矢視図である。
【符号の説明】
1…ベース、10…収納部、2…レンズ、3…スイッ
チ、4…光源バルブ、5…車室内用後写鏡、6…インシ
ュレータ、61…係合爪、62…凸条、63…第1係合
爪、64…第2係合爪、7…コネクタ、72…段部、7
3…係合部、74…係合凸条。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に光源バルブが配設されている灯具
    本体と、その灯具本体の外部に固定された耐熱性のイン
    シュレータと、そのインシュレータに固定されたコネク
    タと、を備え、 前記インシュレータと前記コネクタとには、相互に直交
    する上下方向及び左右方向及び前後方向の3方向の前記
    コネクタの移動を規制して前記コネクタを前記インシュ
    レータに固定するための規制手段が、それぞれ設けられ
    ており、 前記インシュレータの前記灯具本体に固定された部分で
    あって、前記コネクタと対向する部分には、前記インシ
    ュレータと前記コネクタとの間に放熱用の空間が形成さ
    れるための凸条が、設けられている、 ことを特徴とする車両用灯具。
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JPH0532364Y2 (ja) * 1988-08-29 1993-08-19

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