JP2570621Y2 - ディスクの回転駆動装置 - Google Patents

ディスクの回転駆動装置

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JP2570621Y2
JP2570621Y2 JP1992030051U JP3005192U JP2570621Y2 JP 2570621 Y2 JP2570621 Y2 JP 2570621Y2 JP 1992030051 U JP1992030051 U JP 1992030051U JP 3005192 U JP3005192 U JP 3005192U JP 2570621 Y2 JP2570621 Y2 JP 2570621Y2
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hub
disk
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弘祥 豊島
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は磁気記録媒体の中央部に
金属板を有するフロッピーディスクを回転駆動する装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報記憶装置として、フロッピーディス
ク装置等のディスク装置が広く用いられているが、近
年、装置の小型化,高容量化の要求が高まり、小型化の
要求に応じて1/2インチ,2/3インチ厚ディスク装
置用の回転駆動装置が開発されて市販され始めた。ま
た、4Mバイト以上の高容量ディスク装置もディスクの
規格が決まり、その高容量用の回転駆動装置の開発が活
発化してきた。
【0003】従来の高容量回転装置は、1,2Mバイト
用の回転駆動装置を用いている。以下に従来のディスク
の回転駆動装置について説明する。
【0004】図4は従来のディスクの回転駆動装置のデ
ィスクチャッキング部を示す図であり、図5は従来のデ
ィスクの回転駆動装置のディスクをチャッキングしたと
きの回動レバーの浮き上がりを説明する図である。図4
および図5において、21はシャフト、22はスピンド
ルハブ、23はばね材で弾性のある回動レバー、24は
回動レバー23の先端に取付けられた駆動ピン、25は
回動レバー23の回動のための支点としての支柱、26
はハブマグネット、27はスピンドルハブ22に貼る潤
性シート、28はロータフレームである。
【0005】以上のように構成されたディスクの回転駆
動装置について、以下その動作を説明する。
【0006】まずディスク装置にディスクが挿入され、
ディスクが装着されるに伴ってディスクハブ20は磁化
された樹脂製またはゴム製のハブマグネット26により
吸引されるとともに、ディスクハブのモータシャフト係
合孔にシャフト21が挿入される。駆動ピン24の位置
と、ディスクハブの駆動ピン係合孔の位置が一致したと
ころで、回動レバー23のディスクハブ20側への弾性
復帰力により、駆動ピン24は駆動ピン係合孔内に挿入
される。さらにモータのシャフト21の回転が続くと、
駆動ピン24はディスクハブの駆動ピン係合孔19の外
側稜面に接しながら転がり、ディスクハブ20と駆動ピ
ン24との相対運動が0となるように係合するとディス
クハブにモータの回転力が伝わり、ディスクはモータと
一体となって回転する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、駆動ピンはバネ弾性のある回動レバー23
の先端部に取り付けられているために、回動レバーの上
下動を規制する手段が具備されていなければ、ディスク
挿入時にディスクハブが駆動ピンを下方向に押さえるの
で回動レバーは下方向に動く。そして、駆動ピン挿入孔
に駆動ピンが入った瞬間、回動レバーの上への復帰力に
より上方向に飛び上がるように自由に動く。そのため、
駆動ピンのチャッキング位置のばらつきが大きく、ディ
スクのインデックス位置がばらつき、ディスクに集積さ
れている情報の再生や互換性を悪くしている。
【0008】ディスクハブ20と駆動ピン24との相対
運動が0となる瞬間に、駆動ピン24はディスクハブよ
り衝撃を受ける。そのため駆動ピンに加えられた衝撃
は、回動レバーに伝わり、図5のように回動レバーが上
方向に屈曲したりすることがあった。装置の回転数が3
00rpmや360rpmの場合は大きな問題でなかっ
たが、高容量装置などでは600rpmと高速であり、
このような場合は衝撃力も大きく、チャッキング機構に
よっては問題になることがあった。
【0009】このような場合、駆動装置の回転体とディ
スクの位置関係が不安定となり、インデックスバースト
のずれ等が生じるといった難点があった。
【0010】本考案は上記問題点に鑑み、回動レバーの
屈曲や駆動ピンの浮きを防止して駆動ピンのチャッキン
グ位置を安定にしたディスクの回転駆動装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本考案のディスクの回転駆動装置は、回転レバーの
駆動ピン側の端部を延長して突起部とし、この突起部を
ロータフレームの駆動ピン近傍部に設けたフック部にあ
るいはハブマグネットの駆動ピン近傍ストッパ部に当接
させる構成を有している。
【0012】
【作用】この構成によって、ディスクハブと駆動ピンと
の相対運動が0となる瞬間に上記回動レバーの突起部が
ロータフレームのフック部あるいはハブマグネットのス
トッパ部に当接することとなり、回動レバーの屈曲が発
生しなくなるとともに、ディスクのチャッキング時の回
動レバーの位置が安定し、駆動ピンの浮き上がりを防ぐ
ことができる。
【0013】
【実施例】(実施例1) 以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
【0014】図1は本考案の第1の実施例における駆動
装置の回動レバー先端の突起部をロータフレームにあて
るハブ構造図を示すものであり、図2はロータフレーム
のフック部に回動レバーの突起部をあてたところの説明
図である。図1,図2において1はモータシャフト、2
は真鍮系金属のスピンドルハブ、3はばね材で弾性のあ
る回動レバー、4は回動レバー3の先端部に取付けられ
た駆動ピン、5は回動レバー3の回動のための支点とし
ての支柱、6はハブマグネット、7はスピンドルハブ2
に貼る潤性シート、8はロータフレーム、10はロータ
フレーム8の駆動ピン4近傍部に切り起こしにより設け
たフック部である。回動レバー3の支柱5とは反対側の
先端部に駆動ピン4が取り付けられており、さらにその
延長上に突起部9が設けられている。
【0015】以上のように構成されたディスクの回転駆
動装置について、以下その動作を説明する。まずディス
ク装置にディスクが挿入され、ディスクが装着されるに
伴って、ディスクハブは磁化された樹脂製またはゴム製
のハブマグネット6により吸引されて、スピンドルハブ
に貼られた潤性シート7に吸着される。同時にディスク
ハブのモータシャフト係合孔にシャフト1が挿入され
る。駆動ピン挿入孔と駆動ピン4との位置がずれている
場合は、駆動ピン4はハブマグネット6とディスクハブ
との間で作用する吸引力によってディスクハブでシャフ
ト軸方向に押しつけられてモータ内部側へ逃げる。その
際回動レバー5はモータ側(図2では下側)に屈曲して
いる。モータシャフト1が回転し始めると、ディスクは
磁気ヘッドの挟力により静止状態になり、ディスクハブ
に対してスピンドルハブ2が相対的に回転する。駆動ピ
ン4の位置と、ディスクハブの駆動ピン係合孔の位置が
一致したところで、回動レバー5のディスクハブ側への
弾性復帰力により、上記駆動ピンは駆動ピン係合孔内に
挿入される。屈曲していた回動レバー5はその弾性復帰
力により、回動レバー先端の突起部9がロータフレーム
8のフック部10に当接し、ディスク挿入前と同様の状
態になる。さらにモータのシャフト1の回転が続くと、
駆動ピン4は回転レバー3の他端とロータフレームのバ
ネフックとの間に設けられた付勢バネ11によってディ
スクハブの駆動ピン係合孔の外側稜面に接しながら転が
り、ディスクハブと駆動ピン4との相対運動が0となる
ように係合するとディスクハブにモータの回転力が伝わ
り、ディスクはモータと一体となって回転する。
【0016】(実施例2) 図3は本考案の第2の実施例における駆動装置の回動レ
バー先端の突起部をハブマグネットにあてるハブ構造図
を示すものである。図3において、12は回動レバー3
の突起部9をあてるハブマグネットのストッパ部であ
る。これにより図1の前記第1の実施例と同様な効果が
えられる。
【0017】以上のように本実施例によれば、回動レバ
ーに突起部を設け、この突起部をロータフレームのフッ
ク部またはハブマグネットのストッパ部に当接させるよ
うにすることにより、チャッキング時の回動レバーの浮
き上がりや屈曲をなくすことができる。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案は、ロータフレーム
に支柱を介して取り付けられた回動レバーの先端に突起
部を設け、その突起部をロータフレームあるいはハブマ
グネットに当接させることにより、回動レバーの屈曲を
なくすとともに、ディスクチャッキング時の回動レバー
の位置を安定させ、回動レバーに取り付けた駆動ピンの
ディスクチャッキング位置を一定にさせる。さらに、回
動レバーの突起部により駆動ピンの浮き上がりを防ぐこ
とができ、ヘッド負荷変動や衝撃に対して回動レバーを
変形から守ることができ、インデックスバーストのずれ
等を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例におけるディスクをチャ
ッキングするハブ構造図
【図2】本考案の第1の実施例におけるディスクチャッ
キング時の突起部をロータフレームにあてたところの説
明図
【図3】本考案の第2の実施例におけるディスクをチャ
ッキングするハブ構造図
【図4】従来例のディスクをチャッキングするハブ構造
【図5】従来例のディスクチャッキング時の回動レバー
の浮き上がり説明図
【符号の説明】
1 シャフト 2 スピンドルハブ 3 回動レバー 4 駆動ピン 5 支柱 6 ハブマグネット 7 潤性シート 8 ロータフレーム 9 回動レバーの突起部 10 ロータフレームのフック部 11 付勢バネ 12 ハブマグネットのストッパ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属性ディスクハブを中央部に有する磁気
    ディスクのほぼ中央部に設けられたシャフト係合孔に係
    合するモータシャフトと、前記シャフトと一体に回転
    するロータフレームと、前記ロータフレームに固定さ
    れ、前記ディスクを吸着するために着磁された磁極部を
    有するハブマグネットと潤性シートを介して前記ディス
    クハブを支持するスピンドルハブとを有し、 前記ロータフレームに固定された支柱を支点として回動
    する回動レバーの先端部近傍に、前記ディスクハブの中
    央から偏心した位置に設けられた駆動ピン係合孔と係合
    する駆動ピンを具備し、前記回動レバーは弾性変形可能なバネ材で構成され、該
    回動レバーは前記ロータフレームの外周天面側に前記支
    柱で回動固定されて、該回動レバーは前記スピンドルハ
    ブの外周側に設けられ、ハブマグネットの内周側に位置
    し、 前記駆動ピンは前記支柱に対して磁気ディスクの回転方
    向と同方向に取り付け、 前記回動レバーの先端部を突起部となして、該突起部は
    駆動ピンを回動レバーに固定する回動レバーと同一面
    で、該突起部を前記ロータフレームの外周天面から上側
    に切り起こしたフック部またはハブマグネットの一部を
    該突起部の上面部に配置させたハブマグネットのストッ
    パ部に当接させて回動レバーの上側への浮きを規制する
    ことを特徴とするディスクの回転駆動装置。
JP1992030051U 1992-05-08 1992-05-08 ディスクの回転駆動装置 Expired - Fee Related JP2570621Y2 (ja)

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US08/057,486 US5825586A (en) 1992-05-08 1993-05-06 Disk drive motor having a drive pin assembly which facilitates stabilized chucking of a disk
US08/561,916 US5783880A (en) 1992-05-08 1995-11-22 Motor for driving information medium
US09/116,900 US6160334A (en) 1992-05-08 1998-07-17 Motor for driving information medium

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JPS6347445U (ja) * 1986-09-11 1988-03-31

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