JPH0422435Y2 - - Google Patents

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JPH0422435Y2
JPH0422435Y2 JP1264787U JP1264787U JPH0422435Y2 JP H0422435 Y2 JPH0422435 Y2 JP H0422435Y2 JP 1264787 U JP1264787 U JP 1264787U JP 1264787 U JP1264787 U JP 1264787U JP H0422435 Y2 JPH0422435 Y2 JP H0422435Y2
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drive pin
plastic magnet
disk
hub
hole
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JP1264787U
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マイクロフロツピーデイスク又はこ
れに類似のデイスクカートリツジを使用して信号
の記録又は再生を行うためのデイスク駆動装置に
関し、更に詳細には、デイスクを支持する回転台
に関する。
[従来の技術] マイクロフロツピーデイスクと呼ばれている直
径約86mm(約3.5インチ)の磁気デイスク及びこ
れを使用してデータの記録又は再生を行う装置は
良く知られている。この装置は駆動ピンをデイス
クのハブの孔に挿入するように構成されている。
駆動ピンは、回転台から突出しているので、デイ
スクを回転台に装着する場合に駆動ピンを押し下
げなければならない。このため、駆動ピンは、板
バネで支持されている。この板バネを両持ち支持
構成にすれば、駆動ピンがデイスクのハブに係合
した時に、駆動ピンがさほど傾かない。しかし、
デイスクのハブで押された方向に駆動ピンの僅か
な傾きが生じる。また、本件出願人に係わる実願
昭61−54416号によつて提案した第4図に示すよ
うな片持ち支持構成のバネの場合にも上記傾きが
生じる。この傾きを制限することは、実願昭59−
52483号及び実願昭61−54416号に開示されてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記傾きを制御する部分を設けれ
ば、デイスク駆動装置のコストが必然的に高くな
る。また、プラスチツクマグネツトで回転台を構
成し、このプラスチツクマグネツトに駆動ピンが
押し当てられると、プラスチツクマグネツトが摩
耗及び変形し、駆動ピンの位置変化が生じる。そ
こで、本発明の目的は、コスト上昇を抑制し、且
つ精度の向上を図ることができる構造のデイスク
駆動装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決し、上記目的を達成するため
の本考案は、実施例を示す図面の符号を参照して
説明すると、ハブ3とこのハブ3に固着された記
録媒体シート2とから成り且つ前記ハブ3の略中
央にスピンドル挿入孔5が設けられ且つこのスピ
ンドル挿入孔5と一定の位置関係を有して前記ハ
ブ3に駆動ピン挿入孔7が設けられている記録媒
体デイスク1を回転駆動するために、回転台8
と、前記スピンドル挿入孔5に挿入するように前
記回転台8の中央から突出しているスピンドル4
と、前記駆動ピン挿入孔7に余裕を有して挿入さ
れる駆動ピン6と、前記駆動ピン6が少なくとも
その軸方向に変位できるように前記駆動ピン6を
支持している板バネ15とを具備しているデイス
ク駆動装置において、前記回転台が、前記スピン
ドル4を囲むように配設され且つ前記駆動ピン6
を余裕を有して挿入するための孔13を有してい
るプラスチツクマグネツト9と、前記駆動ピン6
によって前記デイスク1を回転駆動する時に前記
プラスチツクマグネツト9の前記孔13の縁に前
記駆動ピン6が直接に接することを防ぐように前
記孔13の縁の少なくとも一部を覆う位置に配置
されており且つ前記プラスチツクマグネツト9を
モールド成形する時に前記プラスチツクマグネツ
ト9に一体に固着されており且つ前記プラスチツ
クマグネツト9よりも摩耗及び変形し難い物質か
ら成る駆動ピン制限部材12とを備えていること
を特徴とするデイスク駆動装置に係わるものであ
る。
[作用] 上記本考案に従う駆動ピン制限部材12は、駆
動ピン6のプラスチツクマグネツト9に対する接
触を防止し、プラスチツクマグネツト9の摩耗及
び変形を防ぎ、駆動ピン6と回転台8の位置関係
を一定に保つ。従つてデイスク1の回転角度位置
を正確に検出することが可能になる。駆動ピン制
限部材12はモールド成形でプラスチツクマグネ
ツト9に固着されているので、駆動ピン制限部材
12の安定性のある取付けを容易に達成すること
ができる。
[実施例] 次に、第1図〜第5図に基づいて本考案の実施
例に係わるデイスク駆動装置を説明する。このデ
イスク駆動装置は、実開昭60−163547号公報に開
示されているものと同一のフロツピーデイスク1
を回転するように構成されている。デイスク1は
第2図で破線で示すように、磁気シート2と磁性
体金属ハブ3とから成る。ハブ3には第5図に示
す如く、スピンドル4を挿入する孔5と駆動ピン
6を挿入するための孔7とが設けられている。
デイスク1を吸着して回転するための回転台8
は、プラスチツクマグネツト9とこれをスピンド
ル4に結合させるための金属製ブシユ10と、滑
性の良い弗素樹脂から成るリング状シート11
と、ブシユ10に一体化されている金属製の駆動
ピン制限部材12とから成る。なお、ビシユ10
及び制限部材12はプラスチツクマグネツト9に
一体にモールド成形され、プラスチツクマグネツ
ト9よりも摩耗及び変形し難い硬い金属(例えば
黄銅、アルミニウム、亜鉛等)から成る。
ハブ3を吸引するように磁化されているプラス
チツクマグネツト9には、駆動ピン6を挿入する
ための孔13及び板バネ15の固定用突起(図示
せず)が設けられている。
板バネ15は、第4図に示す如く、一端部分1
5aと、回転台8の周縁に沿つている周縁部分1
5bと、この周縁部分15bの先端から回転台8
の中心に向う突出部分15cとから成る。突出部
分15cはスリツト16で区画された折り返し部
分17を有し、ここに駆動ピン6の取付孔18が
設けられている。駆動ピン6は、軸6aとローラ
6bとから成る。板バネ15は第2図に示す如く
回転台8の下面に密着するように配置され、2つ
の取付孔19にプラスチツクマグネツト9の突出
部分(図示せず)を挿入し、この頭をつぶすこと
(カシメ)によつて取付けられている。従つて周
縁部分15bは片持ち支持されている。なお、板
バネ15の一端部分15aに設けられている孔に
は第2図に示すようにブシユ10のリング状突出
部14が挿入されている。
第5図は、正常時の駆動ピン6とハブ3との関
係を説明的に示す平面図である。本実施例のデイ
スク駆動装置ではハブ3の孔5とスピンドル4と
が一致するようにデイスク1が装填される。しか
し、駆動ピン6は孔7に必ずしも一致しない。も
し、孔7以外の部分に駆動ピン6が位置していれ
ば、プラスチツクマグネツト9でハブ3が吸着さ
れるので、ハブ3が駆動ピン6の頂面を押圧す
る。これにより、板バネ15の周縁部分15b及
び半径方向に延びる部分15cが弾性変形し、駆
動ピン6がハブ3から遠ざかる方向に押し下げら
れる。このような状態で回転台8が第5図で矢印
の方向に回転すると、駆動ピン6の位置が時計回
り方向に移動し、ついに孔7の位置に一致する。
この結果、板バネ15の復元力で駆動ピン6が孔
7の中の点線で示す位置に入り込む。孔7の外周
側の縁7a即ち略四角形の孔の第5図で下側の辺
は、第5図で時計回り方向に進むに従つてスピン
ドル挿入孔5に近づくように形成されている。つ
まり、ハブ3の中心から縁7aまでの距離は、D
1点で最低になる。このため、駆動ピン6が第5
図で時計回り方向に変位すると、ついに縁7aに
接し、縁7aによつて駆動ピン6がハブ3の中心
方向に押圧される。そして、駆動ピン6がD1点
に接した時にハブ3の中心方向に最も強く押圧さ
れる。この時、駆動ピン6はD2点にも接し、ハ
ブ3に回転を伝達する。駆動ピン6がD2点に接
すると、ハブ3から駆動ピン6に与えられる反作
用により、駆動ピン孔を支持している板バネ15
が変形し、駆動ピン6が第5図で右側に傾動す
る。しかし、第3図に示す如く、駆動ピン6が右
側に大幅に傾動することを制限する制限部材12
が設けられているので、駆動ピン6の必要以上の
傾動変位は阻止される。従つて、駆動ピン6の最
終位置を正確に得ることが出来、デイスク角度位
置検出インデツクス(図示せず)と駆動ピン6の
最終位置との関係を常に一定に保つことが出来、
デイスク1の角度位置の検出精度を高くすること
が出来る。また耐衝撃性が向上し、瞬時速度変動
が少なくなる。なお、正常回転時にスピンドル4
は第5図の点S1とS2に接する。
この実施例では、スリツト16が設けられ、且
つプラスチツクマグネツト9の外周端近傍に段部
20が設けられているので、突出部分15cの傾
きの支点が駆動ピン6とスピンドル4とを結ぶ中
心戦よりも第1図で上側になり、且つ段部20の
直線的に延びる縁に板バネ15が接する。従つて
駆動ピン6が制限部材12の方向に安定的に傾動
る。
[変形例] 本考案は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。
(A) 駆動ピン6を軸6aのみで構成してもよい。
(B) 第6図に示す如く、回転台8のブシユ10に
連続させないで金属製の制限部材12をプラス
チツクマグネツト9に独立に一体成形してもよ
い。また、金属製の制限部材12を第7図及び
第8図のようにプラスチツクマグネツト9に一
体化してもよい。
(C) ブシユ10が表面に露出しないようにプラス
チツクマグネツト9を設けてもよい。
(D) 板バネ15を回転台8にネジで固定してもよ
い。
(E) 第4図以外の形状の片持ち支持ばね、又は両
持ち支持バネを板バネ15の代わりに使用する
場合にも適用可能である。
[考案の効果] 上述から明らかな如く、本考案では駆動ピンが
プラスチツクマグネツトに接触せずに制限部材に
接触する。従つて、プラスチツクマグネツトの摩
耗及び変形を防いで、駆動ピンと回転台との位置
関係を正確に保つことができる。また、制限部材
はプラスチツクマグネツトにモールド成形で固着
されているので、制限部材を設けることによるコ
ストの上昇を抑え、且つ制限部材を正確に配設す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わるデイスク駆動
装置の一部を示す平面図、第2図は第1図の装置
の−線断面図、第3図は第1図の装置の一部
を示す−線断面図、第4図は板バネの平面
図、第5図はデイスクとスピンドル及び駆動ピン
との関係を示す平面図、第6図は変形例の回転台
を示す平面図、第7図及び第8図は変形例の制限
部材を示す断面図である。 1……デイスク、6……駆動ピン、6a……
軸、6b……ローラ、9……プラスチツクマグネ
ツト、10……ブシユ、12……制限部材、13
……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハブ3とこのハブ3に固着された記録媒体シー
    ト2とから成り且つ前記ハブ3の略中央にスピン
    ドル挿入孔5が設けられ且つこのスピンドル挿入
    孔5と一定の位置関係を有して前記ハブ3に駆動
    ピン挿入孔7が設けられている記録媒体デイスク
    1を回転駆動するために、回転台8と、前記スピ
    ンドル挿入孔5に挿入するように前記回転台8の
    中央から突出しているスピンドル4と、前記駆動
    ピン挿入孔7に余裕を有して挿入される駆動ピン
    6と、前記駆動ピン6が少なくともその軸方向に
    変位できるように前記駆動ピン6を支持している
    板バネ15とを具備しているデイスク駆動装置に
    おいて、前記回転台が、前記スピンドル4を囲む
    ように配設され且つ前記駆動ピン6を余裕を有し
    て挿入するための孔13を有しているプラスチツ
    クマグネツト9と、前記駆動ピン6によって前記
    デイスク1を回転駆動する時に前記プラスチツク
    マグネツト9の前記孔13の縁に前記駆動ピン6
    が直接に接することを防ぐように前記孔13の縁
    の少なくとも一部を覆う位置に配置されており且
    つ前記プラスチツクマグネツト9をモールド成形
    する時に前記プラスチツクマグネツト9に一体に
    固着されており且つ前記プラスチツクマグネツト
    9よりも摩耗及び変形し難い物質から成る駆動ピ
    ン制限部材12とを備えていることを特徴とする
    デイスク駆動装置。
JP1264787U 1987-01-30 1987-01-30 Expired JPH0422435Y2 (ja)

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JP1264787U JPH0422435Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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JPS63122934U JPS63122934U (ja) 1988-08-10
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JPH067482Y2 (ja) * 1988-11-21 1994-02-23 株式会社三協精機製作所 磁気ディスク回転駆動装置

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JPS63122934U (ja) 1988-08-10

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