JP2570156Y2 - 積算計連動式のメンテナンス時期表示装置 - Google Patents

積算計連動式のメンテナンス時期表示装置

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JP2570156Y2
JP2570156Y2 JP1992009955U JP995592U JP2570156Y2 JP 2570156 Y2 JP2570156 Y2 JP 2570156Y2 JP 1992009955 U JP1992009955 U JP 1992009955U JP 995592 U JP995592 U JP 995592U JP 2570156 Y2 JP2570156 Y2 JP 2570156Y2
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JP
Japan
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integrator
wheel
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shaft
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JP1992009955U
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JPH0571716U (ja
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桂司 鶴巻
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両の走行距離数を複数
個の数字輪で表示する積算計と連動状態に並設し、所定
走行距離数に達するとメンテナンス時期表示を行う積算
計連動式のメンテナンス時期表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】例え
ば、5000km走行したらオイル交換時期であること
を知らせるべく表示したり、2万km走行したらタイヤ
交換時期であることを知らせるべく表示したりする積算
計連動式のメンテナンス時期表示装置が知られている
(例えば実公昭59−30416号,実公昭53−19
82号公報参照)。
【0003】この積算計連動式のメンテナンス時期表示
装置は、例えば最下位桁の数字輪を駆動する積算計駆動
伝達歯車と伝達歯車を介して噛合する駆動歯車を設け、
この駆動歯車を積算計と並設状態に架設固定したシャフ
トに軸支する。このシャフトに駆動歯車により駆動する
複数個の伝達輪を積算計の数字輪と同様に支承し、この
伝達輪のうち前記メンテナンス時期表示すべき所定走行
距離数に達すると回動する伝達輪の周面を一部着色して
表示輪としている。
【0004】従って、積算計と同様に積算計の駆動が前
記積算計駆動伝達歯車・伝達歯車並びに駆動歯車を介し
て伝達輪に伝わり、この伝達輪が積算計の数字輪と同様
に例えばアウターピニオンなどを介して桁上げ回動し、
所定走行距離に達すると表示輪が回動し、着色表示部が
上側に表われ、この着色表示部が積算計の数字輪列(積
算表示列)と同様に上部の計器板の表示窓より表われて
メンテナンス時期を知らせる構成である。
【0005】そのため、このメンテナンス時期表示部は
積算計と並設した場合、表示される積算計表示列の上位
桁下方に位置せざるを得ない。即ち、前記構造上の制約
よりこの表示レイアウトを変更することは困難であり、
メンテナンス時期表示部は表示位置の制約を受けてい
た。
【0006】また、従来、例えば積算計の数字輪を軸支
しているシャフトを回動自在に架設し、メンテナンス時
期表示を行う走行距離数の桁の数字輪のみをこのシャフ
トと一体に回動するように固定し、このシャフト先端に
積算計連動式のメンテナンス時期表示装置を駆動する伝
達歯車や駆動歯車を一体に設ける構成のものがあるが、
この手段でも積算表示列の下位桁側下方に表示輪を配す
ることは困難である。また、このように積算計の上位桁
の数字輪を駆動源とした場合、この数字輪に過大な回転
伝達トルクが加わることになり、バックラッシュなどに
より多少の表示回動誤差を生じ、その結果積算計を桁ズ
レさせてしまうという問題がある。
【0007】本考案は、このような問題を解決し、メン
テナンス時期表示の配置自由度が極めて向上し、積算計
の積算表示列の最下位桁下方位置にもこのメンテナンス
時期表示を配することができる積算計連動式のメンテナ
ンス時期表示装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0009】車両の走行距離数を複数個の数字輪1で表
示する積算計2とともに回動する駆動歯車5を設け、こ
の駆動歯車5を支承するシャフト6を軸受部7に前記積
算計2と並設状態に回動自在に架設し、このシャフト6
に駆動歯車5により駆動する複数個の伝達輪8を軸支
し、この伝達輪8を介して所定走行距離数に達するとメ
ンテナンス時期表示を行う表示輪9を設けた積算計連動
式のメンテナンス時期表示装置において、前記伝達輪8
のうち前記メンテナンス時期表示すべき所定走行距離数
に達すると回動する伝達輪8Aをシャフト6と一体に回
動するように設け、このシャフト6上の任意の位置に表
示輪9を一体に回動するように設けるように構成したこ
とを特徴とする積算計連動式のメンテナンス時期表示装
置に係るものである。
【0010】
【作用】積算計2とともに駆動歯車5が駆動され、この
駆動歯車5によってシャフト6に軸支した伝達輪8が順
次桁上げ回動し、メンテナンス時期表示したい所定の走
行距離数に達すると伝達輪8Aが回動する。
【0011】この伝達輪8Aの回動によってシャフト6
が回動し、このシャフト6の回動によって表示輪9が回
動し、表示輪9の表示部10が回動表示される。
【0012】
【実施例】本実施例はトータル積算計部11とトリップ積
算計部12とを並設した積算計2に本考案を適用したもの
である。
【0013】本実施例はこのトリップ積算計部12の最下
位桁の数字輪1を駆動する積算計駆動伝達歯車3を用
い、この積算計駆動伝達歯車3と噛合する伝達歯車4A
をこのトリップ積算計部12のアウターピニオン15の接離
回動支点軸13に軸支し、この伝達歯車4Aに更に伝達歯
車4Bを介して駆動歯車5と噛合している。
【0014】この駆動歯車5を前記トリップ積算計部12
と並設状態にしてハウジング14に設けた軸受部7に回動
自在に架設したシャフト6に軸支し、この駆動歯車5の
駆動によって順次積算計2の数字輪1と同様に桁上げ回
動する伝達輪8を所定数並設してシャフト6に軸支して
いる。
【0015】本実施例ではこの伝達輪8の最上位桁に表
示輪ダミーとしての伝達輪8Aをシャフト6と一体に設
けている。
【0016】即ち、図3に示すように、シャフト6と伝
達輪8Aをキー溝嵌合して伝達輪8Aの回動によってシ
ャフト6が一体に回動するように設け、このシャフト6
に図4に示すように同様にキー溝嵌合して付設する表示
輪9にこの回動を伝達するように構成している。
【0017】本実施例では表示輪9をシャフト6上の前
記駆動歯車5の隣接位置に設け、積算計2の最下位桁の
数字輪1のほぼ真下位置に配設している。
【0018】表示輪9の表示部10は表示輪9の周面に着
色して形成したものである。尚、図中符号20は伝達輪8
を桁送り回動する固定ピニオン,21はリセット接離可能
なピニオンである。
【0019】従って、積算計2の駆動(トリップ積算計
部12の駆動)が、伝達歯車4A・4Bを介して駆動歯車
5に伝わり、この駆動歯車5によって伝達輪8が順次桁
上げ回動して最後に伝達輪8Aが回動すると、この回動
がシャフト6を介して表示輪9に伝達され、表示輪9が
回動する。この表示輪9の回動によって着色表示部10が
上側に表われ、積算計2と同様に上部の計器板16の表示
窓17により表われてメンテナンス時期を知らせる。
【0020】本実施例では、この表示輪9を積算計2の
最下位桁の数字輪1のほぼ下方位置に位置させたため、
図1に示すようにメンテナンス時期表示19の位置を積算
計表示列18の下位桁側下方位置に配置する。
【0021】本実施例では、駆動歯車5は積算計2の数
字輪1を駆動する積算計駆動伝達歯車3より駆動される
ために、中間数字輪を駆動源としない構成であるから、
この中間数字輪に過大な回転位置トルクが加わらず、積
算計を桁ズレ表示させることのない積算計連動式のメン
テナンス時期表示装置となる。
【0022】尚、本考案は本実施例に限らず、トータル
積算計の数字輪1の回転駆動源からの回転力をメンテナ
ンス時期表示装置へ伝達するように構成であれば良く、
積算計駆動伝達歯車3や伝達歯車4の構成配置も適宜設
定し得るものである。
【0023】また、シャフト6と伝達輪8Aとの一体連
結手段やシャフト6と表示輪9との一体連結手段は、本
実施例ではキー溝嵌合方式を採用したが、これに限らず
シャフト6をD形にカットする方式や、シャフト6を樹
脂で構成し、伝達輪8A若しくは表示輪9と一体に成形
する方式を採用しても良く、この手段も適宜設計し得る
ものである。
【0024】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したから、駆
動歯車を軸支するシャフト上の任意の位置に表示輪を配
することができ、メンテナンス時期表示のレイアウトの
自由度が広がり、前記実施例に示すように積算計表示列
の下位桁の下方にメンテナンス時期表示を配することが
容易に実現できる実用性にすぐれた積算計連動式のメン
テナンス時期表示装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のメンテナンス時期表示のレイアウト
を示す計器板上から見た計器平面図である。
【図2】本実施例の概略構成図である。
【図3】伝達輪とシャフトとの連結を示す要部の断面図
である。
【図4】表示輪とシャフトとの連結を示す要部の断面図
である。
【符号の説明】
1 数字輪 2 積算計 4 伝達歯車 5 駆動歯車 6 シャフト 7 軸受部 8 伝達輪 8A 伝達輪 9 表示輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−144165(JP,U) 実開 昭60−147723(JP,U) 実開 昭63−109615(JP,U) 実開 平5−64969(JP,U) 実開 昭59−138971(JP,U) 実開 昭50−57474(JP,U) 実開 昭55−132615(JP,U) 実公 昭44−5151(JP,Y1) 実公 昭53−1982(JP,Y2) 実公 昭53−37675(JP,Y2) 実公 昭54−8782(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行距離数を複数個の数字輪で表
    示する積算計とともに回動する駆動歯車を設け、この駆
    動歯車を支承するシャフトを軸受部に前記積算計と並設
    状態に回動自在に架設し、このシャフトに駆動歯車によ
    り駆動する複数個の伝達輪を軸支し、この伝達輪を介し
    て所定走行距離数に達するとメンテナンス時期表示を行
    う表示輪を設けた積算計連動式のメンテナンス時期表示
    装置において、前記伝達輪のうち前記メンテナンス時期
    表示すべき所定走行距離数に達すると回動する伝達輪を
    シャフトと一体に回動するように設け、このシャフト上
    の任意の位置に表示輪を一体に回動するように設けるよ
    うに構成したことを特徴とする積算計連動式のメンテナ
    ンス時期表示装置。
JP1992009955U 1992-02-29 1992-02-29 積算計連動式のメンテナンス時期表示装置 Expired - Lifetime JP2570156Y2 (ja)

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JPH0571716U JPH0571716U (ja) 1993-09-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS531982U (ja) * 1977-07-25 1978-01-10
JPS60144165U (ja) * 1984-03-06 1985-09-25 カルソニックカンセイ株式会社 積算計における警報装置

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JPH0571716U (ja) 1993-09-28

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