JP2570142B2 - Pcm端局装置 - Google Patents
Pcm端局装置Info
- Publication number
- JP2570142B2 JP2570142B2 JP5280143A JP28014393A JP2570142B2 JP 2570142 B2 JP2570142 B2 JP 2570142B2 JP 5280143 A JP5280143 A JP 5280143A JP 28014393 A JP28014393 A JP 28014393A JP 2570142 B2 JP2570142 B2 JP 2570142B2
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- JP
- Japan
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- signaling
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- test
- line
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- Telephonic Communication Services (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPCM端局装置に関し、
特にPCM端局装置におけるシグナリング情報のループ
バック試験装置に関するものである。
特にPCM端局装置におけるシグナリング情報のループ
バック試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPCM端局装置におけるループバ
ック試験は、各チャネルの送信音声信号を、例えば24
チャネルに多重化して(30,96,120チャネル等
の多重化もある)送信側PCM多重化信号とした後、こ
の送信側PCM多重化信号を自局の受信側に折り返して
自装置内での故障の有無を試験する方式が一般的であ
る。
ック試験は、各チャネルの送信音声信号を、例えば24
チャネルに多重化して(30,96,120チャネル等
の多重化もある)送信側PCM多重化信号とした後、こ
の送信側PCM多重化信号を自局の受信側に折り返して
自装置内での故障の有無を試験する方式が一般的であ
る。
【0003】また、他のループバック試験方式として、
チャネルを多重化する前に各チャネル毎に音声情報につ
いてループバック試験を行うことにより、チャネル部と
多重化部との故障探索を可能とした方式も一般化されて
いる。
チャネルを多重化する前に各チャネル毎に音声情報につ
いてループバック試験を行うことにより、チャネル部と
多重化部との故障探索を可能とした方式も一般化されて
いる。
【0004】この様なPCM端局装置におけるループバ
ック試験においては、主に音声情報に関して行われてお
り、シグナリング情報に関しては一般にモニタのみとさ
れ、ループバック試験は行われていなかった。
ック試験においては、主に音声情報に関して行われてお
り、シグナリング情報に関しては一般にモニタのみとさ
れ、ループバック試験は行われていなかった。
【0005】そこで、特開昭61−265933号公報
において、シグナリング情報のループバック試験方式が
提案されており、この方式では、各チャネルの送信シグ
ナリング信号を多重化した後に、この送信多重化シグナ
リング情報を折り返して受信シグナリング情報分離部へ
供給し、各チャネルのシグナリング信号に分離するもの
である。
において、シグナリング情報のループバック試験方式が
提案されており、この方式では、各チャネルの送信シグ
ナリング信号を多重化した後に、この送信多重化シグナ
リング情報を折り返して受信シグナリング情報分離部へ
供給し、各チャネルのシグナリング信号に分離するもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開昭61−2
65933号公報の技術によってシグナリング情報のル
ープバック試験を行う場合は、試験データによる交換機
の誤動作を防止するために、交換機に対して何等かの手
段によって試験中であることを通知する必要があるが、
SR線(受信側シグナリング線)によって交換機へ回線
閉塞を通知することができず、従って別線による交換機
の制御が必要となる。
65933号公報の技術によってシグナリング情報のル
ープバック試験を行う場合は、試験データによる交換機
の誤動作を防止するために、交換機に対して何等かの手
段によって試験中であることを通知する必要があるが、
SR線(受信側シグナリング線)によって交換機へ回線
閉塞を通知することができず、従って別線による交換機
の制御が必要となる。
【0007】更に、ループバック試試験時にヒューマン
エラーにより弾器ジャックに弾器プラグを挿入しない場
合には、送信側シグナリング情報が受信側へ折り返さ
れ、受信側交換機の誤動作を招来するという欠点があ
る。
エラーにより弾器ジャックに弾器プラグを挿入しない場
合には、送信側シグナリング情報が受信側へ折り返さ
れ、受信側交換機の誤動作を招来するという欠点があ
る。
【0008】本発明の目的は、シグナリング信号に対す
るループバック試験を音声信号とは独立に行い、またル
ープバック試験中であることを交換機に対してSR線を
介して通知することが可能なPCM端局装置を提供する
ことである。
るループバック試験を音声信号とは独立に行い、またル
ープバック試験中であることを交換機に対してSR線を
介して通知することが可能なPCM端局装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送信シ
グナリング情報ラインに対してシグナリング試験情報の
挿入を行う挿入手段と、この挿入手段の出力と受信シグ
ナリング情報とを入力としてループバック試験時に前記
挿入手段の出力を受信シグナリング情報ラインへ導出す
る選択手段と、前記選択手段の出力である受信シグナリ
ング情報ラインから前記シグナリング試験情報を分岐す
る分岐手段と、前記受信シグナリング情報ラインの情報
が前記分岐手段を介して供給され前記ループバック試験
時にループバック試験中であることを示す情報を交換機
側へ通知する通知手段とを含み、前記ループバック試験
時に、前記挿入手段により前記送信シグナリング情報ラ
インに対して前記シグナリング試験情報の挿入を行い、
前記選択手段の選択出力である前記シグナリング試験情
報を前記分岐手段により前記受信シグナリング情報ライ
ンから分岐するようにしたことを特徴とするPCM端局
装置が得られる。
グナリング情報ラインに対してシグナリング試験情報の
挿入を行う挿入手段と、この挿入手段の出力と受信シグ
ナリング情報とを入力としてループバック試験時に前記
挿入手段の出力を受信シグナリング情報ラインへ導出す
る選択手段と、前記選択手段の出力である受信シグナリ
ング情報ラインから前記シグナリング試験情報を分岐す
る分岐手段と、前記受信シグナリング情報ラインの情報
が前記分岐手段を介して供給され前記ループバック試験
時にループバック試験中であることを示す情報を交換機
側へ通知する通知手段とを含み、前記ループバック試験
時に、前記挿入手段により前記送信シグナリング情報ラ
インに対して前記シグナリング試験情報の挿入を行い、
前記選択手段の選択出力である前記シグナリング試験情
報を前記分岐手段により前記受信シグナリング情報ライ
ンから分岐するようにしたことを特徴とするPCM端局
装置が得られる。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
説明する。
【0011】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。図において、送信側シグナリング情報入力SSは試
験信号挿入/分岐用弾器ジャックのSS入力へ供給さ
れ、その後送信側シグナリング信号レベル変換回路2へ
入力される。
る。図において、送信側シグナリング情報入力SSは試
験信号挿入/分岐用弾器ジャックのSS入力へ供給さ
れ、その後送信側シグナリング信号レベル変換回路2へ
入力される。
【0012】このレベル変換回路2においては、次段の
図示せぬPCM多重化部に対するレベル整合可能な様
に、TTLレベルやC―MOSレベルに変換され、送信
シグナリング信号として送信側PCM多重化部へ送出さ
れる。それと同時に、ループバック用の2入力セレクタ
3へも入力される。
図示せぬPCM多重化部に対するレベル整合可能な様
に、TTLレベルやC―MOSレベルに変換され、送信
シグナリング信号として送信側PCM多重化部へ送出さ
れる。それと同時に、ループバック用の2入力セレクタ
3へも入力される。
【0013】一方、受信側PCM多重化部(図示せず)
から送られてくる受信シグナリング信号は2入力セレク
タ3へ入力される。このセレクタ3は図示せぬ制御部か
らの自局シグナリングループバック制御信号に応じて2
入力のうち一つを選択するものであり、この選択出力は
受信側シグナリング信号レベル変換回路4へ入力され
る。
から送られてくる受信シグナリング信号は2入力セレク
タ3へ入力される。このセレクタ3は図示せぬ制御部か
らの自局シグナリングループバック制御信号に応じて2
入力のうち一つを選択するものであり、この選択出力は
受信側シグナリング信号レベル変換回路4へ入力され
る。
【0014】このレベル変換回路4では、図示せぬ変換
機のシグナリングインタフェースレベルに変換される。
しかる後に、伝送路障害/電源障害時等回線閉塞回路5
へ入力され、この回線閉塞回路5において、伝送路障害
や電源障害等の情報(メークビジー)の挿入が行われ
る。したがって、弾器ジャック1に弾器プラグが挿入さ
れていない時(SRが閉の時)は、これらの障害情報が
弾器ジャック1のSRおよびループパック試験用回線閉
塞回路6を介して変換機へ通知されるが、弾器プラグが
挿入されている時(SRが開の時)はこれらの情報は交
換機へ通知されない。
機のシグナリングインタフェースレベルに変換される。
しかる後に、伝送路障害/電源障害時等回線閉塞回路5
へ入力され、この回線閉塞回路5において、伝送路障害
や電源障害等の情報(メークビジー)の挿入が行われ
る。したがって、弾器ジャック1に弾器プラグが挿入さ
れていない時(SRが閉の時)は、これらの障害情報が
弾器ジャック1のSRおよびループパック試験用回線閉
塞回路6を介して変換機へ通知されるが、弾器プラグが
挿入されている時(SRが開の時)はこれらの情報は交
換機へ通知されない。
【0015】そして、試験信号挿入/分岐用弾器ジャッ
ク1のSR入力(受信側シグナリング信号入力)へ印加
され、その後、ループバック試験用回線閉塞回路6へ入
力される。この回線閉塞回路6は、制御部からの各種ル
ープバック試験情報により交換機に対してこのチャネル
がループバック試験中であって空き回線でないことをS
R線を介して通知する機能を有し、これによりSR線を
介して交換機に対して回線閉塞通知が可能となる。この
ように、ループバック試験用回線閉塞回路6へは制御部
から各種ループバック試験情報が直接入力されるため、
弾器ジャック1に弾器プラグが挿入されている時(SR
が開の時)でもSR線を介してこの試験情報を交換機に
送出させることができる。
ク1のSR入力(受信側シグナリング信号入力)へ印加
され、その後、ループバック試験用回線閉塞回路6へ入
力される。この回線閉塞回路6は、制御部からの各種ル
ープバック試験情報により交換機に対してこのチャネル
がループバック試験中であって空き回線でないことをS
R線を介して通知する機能を有し、これによりSR線を
介して交換機に対して回線閉塞通知が可能となる。この
ように、ループバック試験用回線閉塞回路6へは制御部
から各種ループバック試験情報が直接入力されるため、
弾器ジャック1に弾器プラグが挿入されている時(SR
が開の時)でもSR線を介してこの試験情報を交換機に
送出させることができる。
【0016】また、自局シグナリングループバック試験
時にみならず、音声信号のループバックや対向局へのル
ープバック時にも、この回線閉塞回路6を動作させるこ
とにより、発呼側の交換機に対しても、また着信側の交
換機に対しても回線閉塞を通することができる。
時にみならず、音声信号のループバックや対向局へのル
ープバック時にも、この回線閉塞回路6を動作させるこ
とにより、発呼側の交換機に対しても、また着信側の交
換機に対しても回線閉塞を通することができる。
【0017】かかる構成において、弾器ジャック1に弾
器プラグを挿入して、SS入力からシグナリング試験信
号を挿入供給し、セレクタ3により送信側レベル変換回
路2の出力を選択してループバックを行い、受信側レベ
ル変換回路4及び閉塞回路5を介して弾器ジャック1の
SR端子からシグナリング試験信号を分岐出力すること
ができるのである。
器プラグを挿入して、SS入力からシグナリング試験信
号を挿入供給し、セレクタ3により送信側レベル変換回
路2の出力を選択してループバックを行い、受信側レベ
ル変換回路4及び閉塞回路5を介して弾器ジャック1の
SR端子からシグナリング試験信号を分岐出力すること
ができるのである。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、PC
M端局装置において、シグナリング信号に対するループ
バック試験を音声信号とは独立に行うことができ、弾器
ジャックにより試験信号の挿入/分岐が行え、また、ル
ープバック試験中であることを発呼側及び着信側の交換
機に対してSR線を介して回線閉塞通知が可能となると
いう効果がある。
M端局装置において、シグナリング信号に対するループ
バック試験を音声信号とは独立に行うことができ、弾器
ジャックにより試験信号の挿入/分岐が行え、また、ル
ープバック試験中であることを発呼側及び着信側の交換
機に対してSR線を介して回線閉塞通知が可能となると
いう効果がある。
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
1 試験信号挿入/分岐用弾器ジャック 2 送信側シグナリング信号レベル変換回路 3 ループバック用セレクタ 4 受信側シグナリング信号レベル変換回路 5 伝送路障害/電源障害時等回線閉塞回路 6 ループバック試験用回線閉塞回路
Claims (3)
- 【請求項1】 送信シグナリング情報ラインに対してシ
グナリング試験情報の挿入を行う挿入手段と、この挿入
手段の出力と受信シグナリング情報とを入力としてルー
プバック試験時に前記挿入手段の出力を受信シグナリン
グ情報ラインへ導出する選択手段と、前記選択手段の出
力である受信シグナリング情報ラインから前記シグナリ
ング試験情報を分岐する分岐手段と、前記受信シグナリ
ング情報ラインの情報が前記分岐手段を介して供給され
前記ループバック試験時にループバック試験中であるこ
とを示す情報を交換機側へ通知する通知手段とを含み、
前記ループバック試験時に、前記挿入手段により前記送
信シグナリング情報ラインに対して前記シグナリング試
験情報の挿入を行い、前記選択手段の選択出力である前
記シグナリング試験情報を前記分岐手段により前記受信
シグナリング情報ラインから分岐するようにしたことを
特徴とするPCM端局装置。 - 【請求項2】 前記挿入及び分岐手段の各々は弾器ジャ
ックであり、この弾器ジャックにプラグを挿入すること
により、前記シグナリング試験情報の挿入及び分岐を夫
々なすことを特徴とする請求項1記載のPCM端局装
置。 - 【請求項3】 伝送障害や装置障害を前記交換機側へ通
知する障害通知手段を有し、この障害通知手段の通知情
報を前記受信シグナリング情報ラインへ供給して前記分
岐手段を介して前記交換機側へ通知するようにしたこと
を特徴とする請求項1または2記載のPCM端局装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280143A JP2570142B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | Pcm端局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280143A JP2570142B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | Pcm端局装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111494A JPH07111494A (ja) | 1995-04-25 |
JP2570142B2 true JP2570142B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=17620932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5280143A Expired - Lifetime JP2570142B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | Pcm端局装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570142B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP5280143A patent/JP2570142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07111494A (ja) | 1995-04-25 |
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