JP2570120B2 - サーボトラックライタのヘッドキャリッジ機構 - Google Patents

サーボトラックライタのヘッドキャリッジ機構

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JP2570120B2
JP2570120B2 JP5191041A JP19104193A JP2570120B2 JP 2570120 B2 JP2570120 B2 JP 2570120B2 JP 5191041 A JP5191041 A JP 5191041A JP 19104193 A JP19104193 A JP 19104193A JP 2570120 B2 JP2570120 B2 JP 2570120B2
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disk
head
magnetic head
pin
servo
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慎典 金元
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボトラックライタ
のヘッドキャリッジ機構、特に、データ面サーボ方式の
磁気ディスク装置におけるサーボ情報を書き込むための
サーボトラックライタのヘッドキャリッジ機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、特開平2−121
166号公報に示すサーボトラックライタのヘッドキャ
リッジ機構がある。
【0003】従来のサーボトラックライタのヘッドキャ
リッジ機構について図面を参照して詳細に説明する。
【0004】図2(a)〜(c)は、従来の一例を示す
斜視図および上面図である。図2(a)に示すサーボロ
ラックライタのヘッドキャリッジ機構は、アクチュエー
タ部6と、アクチュエータ部6のアーム6gに設けられ
たミラー7aと、アーム6gから延びるアーム6cの先
端に設けられた突起6dと、ミラー7aを反射器として
用いる光学系7とを含んで構成される。なお、アクチュ
エータ部6は、図示省略した垂直移動機構により下降で
きる。
【0005】図2(b)は、図示省略して載置台に装着
されたサーボ情報を書き込むディスクバック1と、ヘッ
ドアセンブリ2とを示す。磁気ヘッド2aは、ジンバル
バー2b、ヘッドアーム2cを介して回転軸2eに取り
付けられている。
【0006】図2(c)は、アクチュエータ部6が下降
して、突起6dがヘッドアーム2cの側面に接触し、こ
れをディスクの半径方向に移動させる状態を示す上面図
である。突起6dはマグネット6fに対向するコイル6
eに適当な電流を与えることにより回転軸6bを中心と
して回転する。
【0007】磁気ヘッド2aの位置は、光学系7を用い
てアーム6cの回転角度を検出することにより制御さ
れ、所定にトラック位置をトレースしてサーボ情報が書
き込まれる。
【0008】ヘッドアーム2cは、サーボ情報書き込み
の場合だけ突起6dにより押されて回転するものであ
り、実際に外部記憶装置として使用される場合は、ヘッ
ドアーム2cに直結されたボイスコイルモータにより駆
動される。そこで、ボイスコイルモータに暴走等があっ
ても磁気ヘッド2aが磁気ディスク面のサーボ情報書き
込み領域(または磁気ヘッドの浮上保証領域)から外れ
ることのないように、機械的ストッパが磁気ディスク装
置の内周側と外周側の2箇所に設けられている。サーボ
情報は、この2箇所のストッパ間の全域にわたって書き
込まれていなくてはならない。(特開平1−20877
1号公報等を参照)例えば、磁気ディスクの外周から内
周へ向かってサーボ情報を書き込む場合、ヘッドアーム
2cと外周ストッパを接触させておき、両者の接触状態
を電気的に検出する。ヘッドアーム2cが外周ストッパ
を離れた瞬間に発生する電気信号に基づいてサーボ情報
の書き込みを開始し、ヘッドアーム2cが内周ストッパ
に接触した瞬間を電気的に検出してサーボ情報の書き込
みを終了する。
【0009】しかし、上述したストッパ検出機構をサー
ボトラックライタに設けていなかったのでサーボ情報を
書き込んで後、内周ストッパを調整していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のサーボ
トラックライタのヘッドキャリッジ機構は、磁気ディス
クの書き込み領域の最外周から所定のトラック数のサー
ボ情報を記録していたため書き込み終了後にサーボ情報
の終了位置を検出して、ボイスコイルモータの暴走等が
起こった時、磁気ヘッド2aがサーボ情報書き込み領域
外に動かないように磁気ディスクの内周側ストッパの位
置を調整する必要があるという問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のサーボトラック
ライタのキャリッジ機構は、データ面サーボ方式による
ディスクバックを装着したヘッドアセンブリに対して前
記ヘッドアセンブリを位置決めし載置する載置台と、
記載置台に設けられた垂直移動機構により垂直方向に移
動可能に指示され、前記ヘッドアセンブリにおける磁気
ヘッドの回転軸に一致した回転軸を有し、垂直方向の下
降により前記ヘッドアセンブリの最上位に配置される前
記ヘッドアームの側面に接触するピンを有し、前記ピン
の押圧により前記磁気ヘッドをディスクの半径方向に移
動させるポジショナ部とを備え、前記磁気ヘッドを前記
ディスク上で半径方向に移動させながら、該ディスク上
にサーボ情報を書き込むサーボトラックライタのキャリ
ッジ機構であって、前記載置台上に設けられ、前記磁気
ヘッドの前記ディスクの半径方向の移動範囲を規定する
外周ストッパおよび内周ストッパと、前記ピンが前記ヘ
ッドアームを押圧して前記磁気ヘッドを移動させている
過程において、前記ピンに設定値以上の負荷が発生した
ときに信号を出力するセンサと、前記センサから信号が
出力されたとき、前記サーボ情報の書き込みを終了する
制御部とを備えている。
【0012】また、前記センサは、前記付き当て板に平
行で前記ボジショナに一端を支えられているバネと、前
記バネの他端と前記付き当て板とにより前記ボジショナ
に備えられているピンとを含むことを備えている。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は、本発明の一実施例を示す斜視図で
ある。図1に示すサーボトラックライタのヘッドキャリ
ッジ機構は、データ面サーボ方式によるディスクバック
1を装着したヘッドアセンブリ20に対してヘッドアセ
ンブリ20を位置決めし載置する載置台を設け、その載
置台に設けられた垂直移動機構により垂直方向に移動可
能に支持され、ヘッドアセンブリ20における磁気ヘッ
ド20aの回転軸20eに一致した回転軸4eを有し、
この垂直方向の下降によりヘッドアセンブリ20の最上
位にあるヘッオダーム20cの側面に接触するピン6d
を有し、ピン6dの押圧により磁気ヘッド20aをディ
スクの半径方向に移動させるボジショナ部4とにより構
成されたサーボトラックライタのヘッドキャリッジ機構
において、ピン6dに設定値以上の押圧力が発生した場
合に信号を出力するセンサを設け、その信号に基づいて
サーボ情報の書き込みを終了する制御部を備える。ま
た、そのセッサは、上述のヘッドキャリッジ機構を回転
させるモータ30と、モータ30が回転することにより
回転軸4eの回りに回転するボジショナ4aと、回転軸
4eと垂直にボジショナ4aに備えられている突き当て
板4cと、突き当て板4cに平行でボジショナ4aに一
端を支えられているバネ4dと、バネ4dの他端と突き
当て板4cとによりボジショナ4aに備えられているピ
ン6dとを備えている。
【0015】次に、本発明の動作について説明する。磁
気ディスクの外周から内周に向かってサーボ情報を書き
込む場合、まず、磁気ディスク装置5をサーボトラック
ライタ内の所定の位置に設置する前に予めピン6dをモ
ータ3により磁気ディスクの外周側に動かしておく。こ
の位置は、磁気ヘッド20aが磁気ディスクの信号書き
込み領域の最外周に動いたとき(外周ストッパ20hに
当たったとき)ヘッドアーム20cの側面とピン6dが
接触する位置より0.5mm程度さらに外周側の位置で
ある。それから、磁気ディスク装置5をサーボトラック
ライタ内の所定の位置に設置し、固定する。そこで、デ
ィスクバック1を矢印の方向へ回転させ、ボイスコイル
モータ20fに電流を加え磁気ヘッド20aをディスク
の信号書き込み領域の最外周まで動かす。このとき、ヘ
ッドアーム20cは外周ストッパ20hに当たっており
ピン6dとの間には0.5mm程度のすきまがある。次
に、ピン6dと突き当て板6との間に電流を加える。こ
れは、ピン6dと突き当て板4cが放れると電流が流れ
なくなるしくみになっており、これにより内周ストッパ
2gを検出する。
【0016】これから、磁気ディスクにサーボ情報の書
き込みを行う。まず、ヘッドアーム2cとピン4bが接
触するまで空送りにする。ヘッドアーム2cとピン6d
が接触してから磁気ディクスの半径方向に外周側から内
周側へとサーボ情報を書き込む。さらに、ピン6dを内
周へと動かすと内周ストッパ20gにヘッドアーム20
cが接触し、ピン6dと突き当て板とが放れる。このと
き、ピン6dと突き当て板4cとの間には電流が流れな
くなる。これを制御部にて検出したところでモータ30
を停止させサーボ情報の書き込みを終了する。その後、
ボイスコイルモータ20fの電流を停止させ、モータ3
0にてピン6dを初期の位置へ戻し、ディスクバック1
の回転を停止させ、サーボトラックライタ内の磁気ディ
スク装置5を取り外す。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーボト
ラックライタのヘッドキャリッジ機構は、新たに、バネ
と突き当て板により構成される磁気ディスク装置に設置
されているストッパの検出機構を追加したことによりス
トッパを検出するまでの全範囲にわたりサーボ情報を書
き込むことができ、サーボ情報書き込み後ストッパの取
付けおよび調整する必要がなく、磁気ディスク装置が安
価にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例斜視図である。
【図2】(a)〜(c)は、従来の一例を示す斜視図お
よび上面図である。
【符号の説明】
1 ディスクバック 4 ボジショナ部 4a ボジショナ 4c 突き当て板 4d バネ 4e 回転軸 5 磁気ディスク装置 6d ピン 20 ヘッドアセンブリ 20a 磁気ヘッド 20b ジンバルバー 20c ヘッドアーム 20e 回転軸 20f ボイスコイルモータ 20g 内周ストッパ 20h 外周ストッパ 30 モータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ面サーボ方式によるディスクバッ
    クを装着したヘッドアセンブリに対して前記ヘッドアセ
    ンブリを位置決めし載置する載置台と、 前記載置台に設けられた垂直移動機構により垂直方向に
    移動可能に指示され、前記ヘッドアセンブリにおける磁
    気ヘッドの回転軸に一致した回転軸を有し、垂直方向の
    下降により前記ヘッドアセンブリの最上位に配置される
    前記ヘッドアームの側面に接触するピンを有し、前記ピ
    ンの押圧により前記磁気ヘッドをディスクの半径方向に
    移動させるポジショナ部とを備え、 前記磁気ヘッドを前記ディスク上で半径方向に移動させ
    ながら、該ディスク上にサーボ情報を書き込む サーボト
    ラックライタのキャリッジ機構であって、 前記載置台上に設けられ、前記磁気ヘッドの前記ディス
    クの半径方向の移動範囲を規定する外周ストッパおよび
    内周ストッパと、 前記ピンが前記ヘッドアームを押圧して前記磁気ヘッド
    を移動させている過程において、前記ピンに設定値以上
    の負荷が発生したときに信号を出力するセンサと、 前記センサから信号が出力されたとき、前記サーボ情報
    の書き込みを終了する制御部と を備えることを特徴とす
    るサーボトラックライタのキャリッジ機構。
  2. 【請求項2】 前記サーボ情報を前記ディスク上に書き
    込む際、前記磁気ヘッドは、前記ディスクの外周側から
    内周側に移動し、 前記外周ストッパは、該磁気ヘッドの前記ディスクの外
    周側の移動限界を規定し、 前記内周ストッパは、該磁気ヘッドの前記ディスクの内
    周側の移動限界を規定し、 前記センサは、前記磁気ヘッドが前記ディスクの内周側
    の移動限界位置に到達したときに、前記ピンに発生する
    負荷が予め設定した値を越えることを検出することを特
    徴とする前記 請求項1に記載のサーボトラックライタの
    キャリッジ機構。
JP5191041A 1993-08-02 1993-08-02 サーボトラックライタのヘッドキャリッジ機構 Expired - Lifetime JP2570120B2 (ja)

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JPH0745014A JPH0745014A (ja) 1995-02-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1166776A (ja) * 1997-08-18 1999-03-09 Fujitsu Ltd ディスク装置、サーボトラックライトシステムおよびそのサーボトラックライト方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6182383A (ja) * 1984-09-29 1986-04-25 Tokyo Electric Co Ltd 磁気記録装置
JPH02121166A (ja) * 1988-10-28 1990-05-09 Hitachi Electron Eng Co Ltd サーボ情報書込み用のヘッドアッセンブリ駆動機構

Patent Citations (2)

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JPH02121166A (ja) * 1988-10-28 1990-05-09 Hitachi Electron Eng Co Ltd サーボ情報書込み用のヘッドアッセンブリ駆動機構

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Effective date: 19960820