JP2569690Y2 - 便器の便座や便蓋の起倒装置 - Google Patents

便器の便座や便蓋の起倒装置

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JP2569690Y2 JP158293U JP158293U JP2569690Y2 JP 2569690 Y2 JP2569690 Y2 JP 2569690Y2 JP 158293 U JP158293 U JP 158293U JP 158293 U JP158293 U JP 158293U JP 2569690 Y2 JP2569690 Y2 JP 2569690Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は便座や便蓋を便器の上に
倒すときゆっくり緩衝して倒すことができ且つ便座や便
蓋を起てるとき軽く起てることができるようにした便器
の便座や便蓋の起倒装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に便座や便蓋は便器に回動自在に軸
支して起倒自在にしてあり、便座や便蓋を起てるとき軽
く起てられるようにするため便座や便蓋を軽く回動でき
るようになっている。従って便座や便蓋を起てた状態か
ら倒すとき最後まで手を添えて回す必要があるが、便座
や便蓋の裏等は汚いという感じがあって手を触れるのが
いやで手を最後まで添えないことがある。このため途中
で手を放したり、持ちづらいため手を滑らせたりして便
座や便蓋が落ちることがあり、このとき大きな音がする
という問題がある。
【0003】この問題を解決するものとして本出願人は
先に実願昭63ー84611号(実開平2−6594号
公報参照)に開示されるものを提供した。これは便座や
便蓋と一緒に回動するヒンジ軸に緩衝装置を連結して便
座や便蓋を倒すとき緩衝されてゆっくり回動し、便座や
便蓋を起こすとき軽く回動するようにしてある。この緩
衝装置はケーシング内にヒンジ軸と連結する胴部材を回
転自在に装着し、ケーシング内周と胴部材の外周との間
の空間にグリスのような流体を装填し、胴部材の外周に
複数枚のブレードを回動自在に装着して形成してある。
そして便座や便蓋を起てる方向に回動するときブレード
が胴部材の外面に沿うように倒れて流体の抵抗をあまり
受けずに胴部材が回動して便座や便蓋を比較的軽く回動
でき、また便座や便蓋を倒す方向に回動するときブレー
ドが胴部材の外面に直交するように起立して流体の抵抗
をブレードに受けて胴部材が回動して便座や便蓋がゆっ
くり閉じるようになっている。
【0004】ところが、上記従来例にあっては、便座や
便蓋を起てた状態から倒す方向に回動すると直ちにブレ
ードが起立して抵抗がかかり、便座や便蓋が自重で倒れ
る位置まで回動するとき大きな力が必要になるという問
題がある。この問題を解決するものとして本出願人は先
に実願平2−43622号(実開平4−3095号公報
参照)に開示されるものを出願した。これは便座や便蓋
を起てた状態のときブレードが位置する部分の近傍でケ
ーシングのブレードが摺接する面の一部にブレードの回
動方向に流体流通凹部を設けてあり、便座や便蓋を起て
た状態から倒す方向に動作させたとき、途中まで流体流
通凹部にてグリスのような流体がスムーズに逃げ、ダン
パー効果を効かせず回動させるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来にあっては、
便座や便蓋を倒し始めるときダンパー効果が効かないよ
うになっているが、流体流通凹部の幅及び深さは流体流
通凹部の全長に亙って同じであり、便座及び便蓋がある
角度まではダンパー効果が全くなく、流体流通凹部がな
くなった角度より急にダンパーが効き始める。このため
便座や便蓋の動きがスムーズでなく、ダンパーが効き始
めたときに便座や便蓋に反動が生じる。
【0006】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本考案の目的とするところは便座(便蓋)を
起てた状態から倒し始めるとき余り抵抗がかからず、便
座(便蓋)が自重で倒れる位置まで軽く回動することが
でき、しかも便座(便蓋)を倒すとき徐々にダンパーが
効き初めて便座(便蓋)の動きをスムーズにできる便器
の便座や便蓋の起倒装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案便器の便座や便蓋の起倒装置は、便器1の上に便
座(便蓋)2,3を起倒自在に装着し、便座(便蓋)
2,3の起倒により便座(便蓋)2,3と一緒に回動す
る便座(便蓋)ヒンジ軸4,6を便座(便蓋)用の緩衝
装置5a,5bに連結し、便座(便蓋)用の緩衝装置5
a,5bを、グリスのような流体7を装填したケーシン
グ8と、ケーシング8内に回転自在に装着されて上記便
座(便蓋)ヒンジ軸5a,5bに連結される胴部材9
と、便座(便蓋)2,3を起てるように回動するとき上
記ケーシング8内で倒れて流体7の抵抗を受けず且つ便
座(便蓋)2,3を倒すように回動するとき上記ケーシ
ング8内で起立して流体7の抵抗を受けるように胴部材
9の外周に回動自在に装着したブレード10とにより構
成し、便座(便蓋)2,3を起てた状態のときブレード
10が位置する部分の近傍でケーシング8のブレード1
0が摺接する面の一部にブレード10の回動方向に流体
流通凹部32を設けると共にこの流体流通凹部32の断
面積を便座(便蓋)2,3を倒すときブレード10が回
動する方向に徐々に小さくなるようにして成ることを特
徴とする。
【0008】またブレード10の側端面が摺接するケー
シング8の側壁に流体流通凹部32を設けて成ることを
特徴とすることも好ましい。さらにブレード10の外周
の先端縁が摺接するケーシング8の周壁の内面に流体流
通凹部32を設けて成ることを特徴とすることも好まし
い。
【0009】
【作用】便座(便蓋)2,3を起てるように回動すると
きには緩衝装置5a,5bのブレード10が倒れて流体
7の抵抗を受けないで回動して便座(便蓋)2,3を軽
く回動して起てることができ、また便座(便蓋)2,3
を倒すように回動するときには緩衝装置5a,5bのブ
レード10が起立してブレード10が流体7の抵抗を受
けてダンパー効果にてゆっくり回動して便座(便蓋)
2,3をゆっくり倒すことができる。便座(便蓋)を起
てた状態でブレード10が位置する部分の近傍では流体
流通凹部32にてブレード10の両側の室がつながって
おり、便座(便蓋)を起てた状態から倒し始めるとき流
体流通凹部32の連通にてブレード10が抵抗を受け
ず、便座(便蓋)が自重で倒れる位置まで軽く回動でき
る。このときブレード10が回動する方向に流体流通凹
部32の断面積が徐々に小さくなっているので便座(便
蓋)が倒れるに従って徐々にダンパー効果が効いて行
き、便座(便蓋)がスムーズに倒れる。
【0010】
【実施例】図4に示すように便器1の上には便座2及び
便蓋3を回動により起倒自在に装着してあり、便器1の
周囲に温水洗浄装置11やロータンク12を付設してあ
る。便座3の基部の両側には軸受け部13を設けてあ
り、一方の軸受け部13に断面D字状等の一部切欠円形
の異形孔14を設けてあると共に他方の軸受け部13に
丸孔15を設けてある。便蓋3の基部の両側には軸受け
部16を設けてあり、一方の軸受け部16に丸孔15を
設けてあると共に他方の軸受け部16に断面D字状等の
一部切欠円形の異形孔14を設けてある。便座ヒンジ軸
4及び便蓋ヒンジ軸6は断面D字状等の一部切欠円形の
異形断面をしており、一端に鍔部43を設けてある。便
座ヒンジ軸4は一側に配置され、軸受け部13の異形孔
14に嵌合されると共に軸受け部16の丸孔15に回転
自在に挿通されており、便座2を回動させたとき便座2
と便座ヒンジ軸4が一緒に回動するようになっている。
便蓋ヒンジ軸6は他側に配置され、軸受け部13の丸孔
15に回転自在に挿通されると共に軸受け部16の異形
孔14に嵌合されており、便蓋3を回動させたとき便蓋
3と一緒に便蓋ヒンジ軸6が回動するようになってい
る。温水洗浄装置11の一側には便座用の緩衝装置5a
を装着してあり、他側には便蓋用の緩衝装置5bを装着
してあり、便座用の緩衝装置5aを便座ヒンジ軸4に連
結してあり、便蓋用の緩衝装置5bを便蓋ヒンジ軸6に
連結してある。
【0011】図5、図6に示す便座用の緩衝装置5aと
図8、図9に示す便蓋用の緩衝装置5bは左右対称に配
置してあるだけで構造は同じものである。円筒状のケー
シング8は一端を奥の側壁である奥壁8aにて閉塞して
他端を開口しており、ケーシング8の外に緩衝装置5
a,5bを固定するための設置座17を設けてある。ケ
ーシング8の開口がわには円形の蓋部収納空所18を設
けてあり、ケーシング8の蓋部収納空所18の奥には略
半周に亙る流体室19を設けると共に残りの半周に半筒
状の胴受け部20を設けてあり、ケーシング8の閉塞側
の端部の中心には胴受け突起21を設けてある。胴部材
9は円柱状に形成され、胴部材9の一端には円盤状の蓋
部22を一体に設けてある。ケーシング8内に上記胴部
材9が収納され、蓋部22が蓋部収納空所18内に回転
自在に内装されると共に胴受け部20に胴部材9が回転
自在に支持され、胴部材9の端部の胴受け凹部23と上
記胴受け突起21とを嵌合してある。蓋部22の外周に
周設した収納凹条24にはOリングのようなシールリン
グ25を収納してあり、蓋部22の外周とケーシング8
の内周との間のシールを行うようになっている。蓋部2
2から胴部材9内に至るように一部切欠円形の嵌合孔2
6を穿設してあり、この嵌合孔26に便座ヒンジ軸4や
便蓋ヒンジ軸6を嵌合して連結できるようになってい
る。ケーシング8の開口には押さえプレート27を配置
してあり、ケーシング8の外周に設けたねじ受け部39
に押さえプレート27から取り付けねじ28を螺入して
取り付けてある。胴部材9の外周には流体室19内の全
長に亘るブレード10を回動自在に装着してある。ブレ
ード10の基部には円柱状の軸部30を設けてあって、
胴部材9の外周に設けた断面円弧状の凹部33に軸部3
0を遊嵌してブレード10を回動自在にしてある。この
ブレード10は合成樹脂等で形成されるものでブレード
10の先端にはブレード10に対して直交するように薄
肉部31を全長に亘って設けてある。この薄肉部31は
ばね性があって薄肉部31が弾性にてケーシング8の内
面に弾接するようになっている。またブレード10には
必要に応じて流体7の流れる小さい径の穴を設けてあ
る。凹部33に隣接するように突片34を設けてあっ
て、ブレード10が胴部材9に対して直交するように起
立したときブレード10が当たって止まるようになって
いる。
【0012】ケーシング8の流体室19のブレード10
が摺接する面の一部には図1、図2に示すように流体流
通凹部32を設けてある。この流体流通凹部32は便座
2や便蓋3を起てたときブレード10が位置する近傍で
ブレード10の回動する方向に長くなるように設けてあ
る。図1、図2、図3で示す実施例の場合、ブレード1
0の側端が摺接する側壁のうち、ケーシング8の奥に位
置する奥壁8aに流体流通凹部32を設けてある。この
流体流通凹部32の深さはブレード10が摺接する面よ
り凹んでいるが、この流体流通凹部32は便座2や便座
3を倒すときブレード10が回動する方向に徐々に断面
積が小さくなるようになっている。つまり、図2(a)
に示すように流体流通凹部32の周方向の端部の底面に
勾配面32aを設けたり、図2(b)のように流体流通
凹部32の底面に全長に亙って勾配面32aを設けたり
してある。かかる流体流通凹部32の断面積をブレード
10の回動方向に徐々に小さくするにあたっては、図3
に示すように流体流通凹部32の深さを一定にして流体
流通凹部32の幅が徐々に狭くなるようにテーパー部3
2bを設けてもよい。従来の流体流通凹部32は図2
(c)に示すように深さが一定で幅が一定であり、断面
積が周方向の全長に亙って同じであった。
【0013】流体室19内にはグリスのような流体7を
装填してある。胴受け部20には一対のばね収納凹部3
5を設けてあり、ばね収納凹部35内にばね36を収納
してあり、ばね収納凹所35の開口に配置したボール3
7をばね36にて付勢してある。このボール37を蓋部
22の裏面に弾接してあり、蓋部22の裏面のガイド溝
38に沿って転動するようになっている。
【0014】図5(a)の符号Aで示す部分は便座2の
向きを示すもので、図8(a)の符号Bで示す部分が便
蓋3の向きを示すものである。しかして便座2や便蓋3
を起てるように回動すると、図5(a)の矢印ロ方向や
図8(a)の矢印ハ方向に胴部材9が回動し、ブレード
10が想像線に示すように倒れ、流体7の抵抗を殆ど受
けることなく回動し、便座2や便蓋3を軽い力で回動さ
せて起てることができる。また便座2や便蓋3を倒すよ
うに回動すると、胴部材9が図5(a)の矢印イ方向や
図8(a)の矢印ニ方向に回動する。このとき当初ブレ
ード10の両側の室は流体流通凹部32にて連通してお
り、流体流通凹部32を介して流体が流れてブレード1
0が余り抵抗を受けずに回動し、流体流通凹部32のあ
る位置を越えるとブレード10が大きな抵抗を受け、便
座2や便蓋3がゆっくり回転して倒れる。このとき流体
流通凹部32が徐々に断面積が小さくなっているので徐
々に抵抗を受けて徐々にダンパー効果が効く。
【0015】便座2や便蓋3を起立したり倒したりする
動作を便座2の例により詳しく説明すると次の通りであ
る。図11(a)は便座2を水平に倒した状態であっ
て、この状態から便座2を上に持ち上げると図11
(b)に示すように便座2が回動する。このときブレー
ド10が倒れており、便座2を抵抗なく起てることがで
きる。便座2を上まで起てると、図11(c)に示すよ
うな平衡状態となる。この状態から便座2を起てる方向
にさらに回動させると、図11(d)に示すような起立
状態になる。図11(c)に示す平衡状態や図11
(d)に示す起立状態のとき流体流通凹部32にてブレ
ード10の両側の室が連通している。便座2を倒すとき
は便座2を倒す方向に力を加えて図11(d)、図11
(c)、図11(b)に示すように回動する。このとき
図11(d)の状態から図11(c)の平衡状態を越え
た状態までブレード10の両側の室が流体流通凹部32
にて連通しており、抵抗を殆ど受けないで回動し、図1
1(b)の状態まで軽く回動するが、流体流通凹部32
の断面積が徐々に小さくなっているので徐々にダンパー
効果が効いて来る。図11(b)の位置までくると、ブ
レード10が起立して薄肉部31がケーシング8内面に
弾接し、抵抗を受けながら回動し、図11(a)に示す
ような便座2が水平になる状態までダンパー効果が効い
て緩衝されて倒れる。
【0016】また図12は上述の他の実施例を示すもの
である。本実施例の場合、ブレード10の外周の先端が
摺接するケーシング8の周壁の内面に流体流通凹部32
を設けてある。この流体流通凹部32もブレード10が
摺接する面より凹んでいるが、この流体流通凹部32は
便座2や便座3を倒すときブレード10が回動する方向
に徐々に断面積が小さくなるように徐々に浅くなってい
る。ケーシング8の周壁の内面に流体流通凹部32を設
けた場合も、上記実施例と同様に当初ブレード10の両
側の室は流体流通凹部32にて連通しており、流体流通
凹部32を介して流体が流れてブレード10が余り抵抗
を受けずに回動し、流体流通凹部32のある位置を越え
るとブレード10が大きな抵抗を受け、便座2や便蓋3
がゆっくり回転して倒れ、また流体流通凹部32が徐々
に断面積が小さくなっているので徐々に抵抗を受けて徐
々にダンパー効果が効く。
【0017】
【考案の効果】本考案は叙述の如く構成されているの
で、便座(便蓋)を起てるように回動するときには緩衝
装置のブレードが倒れて流体の抵抗を受けないで回動し
て便座(便蓋)を軽く回動して起てることができると共
に、便座(便蓋)を倒すように回動するときには緩衝装
置のブレードが起立してブレードが流体の抵抗を受けて
回動して便座(便蓋)をゆっくり倒すことができ、便座
(便蓋)を倒すとき従来のように急激に倒れて大きな音
がでないのは勿論、便座(便蓋)を起てた状態のときブ
レードが位置する部分の近傍でケーシングのブレードが
摺接する面の一部にブレードの回動方向に流体流通凹部
を設けているので、便座(便蓋)を起てた状態ではブレ
ードの両側の室が流体流通凹部にて連通しており、便座
(便蓋)を倒すとき便座(便蓋)が自重で倒れる位置ま
で回動する間便座(便蓋)が回動するのに抵抗があまり
かからなく、便座(便蓋)を倒す当初に大きな力を要し
ないものであり、しかもブレードが回動する方向に流体
流通凹部の断面積が徐々に小さくなっているので、便座
(便蓋)が倒れるに従って徐々にダンパー効果が効いて
行き、便座(便蓋)がスムーズに倒れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の緩衝装置の要部の正面図で
ある。
【図2】図1のZ−Z′線にて切断した断面図であり、
(a)(b)は本考案の異なる例を示し、(c)は従来
例を示す。
【図3】同上の流体流通凹部の他例の正面図である。
【図4】本考案の全体を示す一部分解斜視図である。
【図5】同上の便座用の緩衝装置を示し、(a)は一部
切欠正面図、(b)は(a)の左側面図、(c)は
(a)の右側面図である。
【図6】(a)は図5(a)の底面図、(b)は図5
(a)のX−X線断面図である。
【図7】図2(a)の流体のない状態の拡大図である。
【図8】同上の便蓋用の緩衝装置を示し、(a)は一部
切欠正面図、(b)は(a)の左側面図、(c)は
(a)の右側面図である。
【図9】(a)は図8(a)の底面図、(b)は図8
(a)のY−Y線断面図である。
【図10】同上の緩衝装置の分解斜視図である。
【図11】(a)(b)(c)(d)は同上の便座用の
緩衝装置の動作を示す正面図である。
【図12】同上の緩衝装置の他の実施例の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 便器 2 便座 3 便蓋 4 便座ヒンジ軸 5a 便座用の緩衝装置 5b 便蓋用の緩衝装置 6 便蓋ヒンジ軸 7 流体 8 ケーシング 9 胴部材 10 ブレード 32 流体流通凹部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器の上に便座(便蓋)を起倒自在に装
    着し、便座(便蓋)の起倒により便座(便蓋)と一緒に
    回動する便座(便蓋)ヒンジ軸を便座(便蓋)用の緩衝
    装置に連結し、便座(便蓋)用の緩衝装置を、グリスの
    ような流体を装填したケーシングと、ケーシング内に回
    転自在に装着されて上記便座(便蓋)ヒンジ軸に連結さ
    れる胴部材と、便座(便蓋)を起てるように回動すると
    き上記ケーシング内で倒れて流体の抵抗を受けず且つ便
    座(便蓋)を倒すように回動するとき上記ケーシング内
    で起立して流体の抵抗を受けるように胴部材の外周に回
    動自在に装着したブレードとにより構成し、便座(便
    蓋)を起てた状態のときブレードが位置する部分の近傍
    でケーシングのブレードが摺接する面の一部にブレード
    の回動方向に流体流通凹部を設けると共にこの流体流通
    凹部の断面積を便座(便蓋)を倒すときブレードが回動
    する方向に徐々に小さくなるようにして成ることを特徴
    とする便器の便座や便蓋の起倒装置。
  2. 【請求項2】 ブレードの側端面が摺接するケーシング
    の側壁に流体流通凹部を設けて成ることを特徴とする請
    求項1記載の便器の便座や便蓋の起倒装置。
  3. 【請求項3】 ブレードの外周の先端縁が摺接するケー
    シングの周壁の内面に流体流通凹部を設けて成ることを
    特徴とする請求項1記載の便器の便座や便蓋の起倒装
    置。
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