JP2569540Y2 - 容器カバー - Google Patents

容器カバー

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JP2569540Y2
JP2569540Y2 JP6670392U JP6670392U JP2569540Y2 JP 2569540 Y2 JP2569540 Y2 JP 2569540Y2 JP 6670392 U JP6670392 U JP 6670392U JP 6670392 U JP6670392 U JP 6670392U JP 2569540 Y2 JP2569540 Y2 JP 2569540Y2
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JP
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cover
container
lower cover
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trash
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Application number
JP6670392U
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JPH0627570U (ja
Inventor
敏郎 山内
Original Assignee
株式会社ボックス
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ゴミ箱等の容器の周
囲を覆うための容器カバ−であって、略箱状をなし内部
に容器を出し入れ自在に収容できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】容器の一例であるゴミ箱として、例えば
ガソリンスタンドなどで使用されるものにはペ−ル缶な
どがあり、露出状態で使用されることが普通である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
ゴミ箱は汚れ易いので長期間清潔に使用できることが望
まれていた。また、風が吹き抜けるような環境で使用す
ると、風により転倒してガソリンスタンドの構内などを
転がり、内容物がまき散らされる不具合を生じることが
あった。本考案はこのような問題を解決するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案に係る容器カバーは、上下方向へ分離可能な上部
カバーと下部カバーとを備え、これらの上部及び下部カ
バーは相互にはまり合って一つの略箱状体を形成すると
ともに、上部カバーの頂部に投入口を形成し、下部カバ
ーの内部で底部より上方位置に容器を支持するための容
器支持部を設け、この容器支持部より底部側の空間にウ
エ−トを充填したことを特徴とする。
【0005】
【作用】予め下部カバー内の底部側にウエートを入れ、
さらに下部カバー内に容器を入れて容器支持部上に支持
させる。その後、上部カバーを下部カバーに被せ、上部
カバーの下部と下部カバーの上部とが重なるようにはめ
合わせる。
【0006】これにより上部カバーと下部カバーとで一
つの略箱状体を形成し、容器内へは上部カバーの頂部に
形成された投入口よりゴミ等の物品を入れることができ
る。また上部カバーを外せば容器を下部カバーから取り
出すことができる。
【0007】さらに風が吹き抜ける環境で使用した場合
でも、下部カバー内にウエートを充填してあるので、風
が吹いても容器カバーは転倒しにくくなり、かつ下部カ
バーとはまり合っている上部カバーは外れにくくなる。
【0008】
【実施例】図1乃至図3に基づいて一実施例を説明す
る。図1は実施例に係る構成部品を展開して示し、図2
は使用状態の外観形状を、図3はその断面構造を示す。
【0009】図2に示すように、本実施例の容器カバー
1はガソリンスタンドのような風の吹き抜ける場所で、
計量器S等の周囲に置いて使用するものであり、上下方
向へ分離可能に構成された上部カバー2と下部カバー3
からなり、内部にゴミ缶4を収容可能である。
【0010】上部カバー2と下部カバー3はそれぞれフ
ェノール樹脂などの耐火性の良好な樹脂等を用いて製造
できる。また、図1に示すように、ゴミ缶4は上向きに
開口するペ−ル缶からなり、本考案における容器の一具
体例であり、上部にハンドル5を備えている。
【0011】上部カバー2は下向きに開口する箱状体で
あり、頂部6と側面7を備え、頂部6の中央部には投入
口8が形成されている。投入口8の開口縁部は内方へ傾
斜する傾斜壁9をなし、ゴミ缶4の開口部へ臨むように
なっている(図3参照)。
【0012】下部カバー3は上向きに開口する箱状体で
あり、上方の開口部10はゴミ缶4を出し入れできる間
口でかつ上部カバー2の下向き開口部内へ嵌合できる大
きさである。
【0013】下部カバー3は側面11と底部12を有
し、かつ内部には底部12から上方に離れて容器支持部
13が設けられている。容器支持部13はゴミ缶4が乗
る棚板状の部材であり、中央にウエートを出入するため
のウエート出入穴14が形成され、周囲はリブ11aの
上端部で支持されている。
【0014】図3に明らかなように、リブ11aは下部
カバー3と一体に形成され、側面11の内面に沿って底
部12から上方へ向かって容器支持部13を設ける高さ
まで延びている。
【0015】容器支持部13と底部12との空間はウエ
ート室15をなしており、ウエート室15内へはウエー
ト出入穴14を通して、水などの流体並びに砂や小石等
の粒状物からなるウエート16を出入し又はその充填量
を調整できる。
【0016】底部12は中央部が上方へ凹むように湾曲
した曲面をなし、ウエート室15内へウエート16を入
れて下部カバー3を地面等へ置いた場合、下部カバー3
がより安定して倒れにくくなるように構成されている。
【0017】容器支持部13はゴミ缶4の収納時にその
底部を支持し、この状態で下部カバー3に上部カバー2
を被せたとき、容器支持部13から上部カバー2の頂部
6までの高さHはほぼゴミ缶4の高さと同じ程度になっ
ている。
【0018】ゴミ缶4を収納した下部カバー3の上部へ
上部カバー2を被せて両者の開口部周囲をはめ合わせた
使用状態では、容器カバー1が全体としてゴミ缶4の周
囲を覆うための略箱状をなす。
【0019】この使用状態では、上部カバーの側面7の
下部と、下部カバーの側面11の上部とが互いにはまり
合うため、このはまり合った部分に高さ方向寸法hなる
重なり合いが生じる。
【0020】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
図1において、予め下部カバー3内へ入れられた容器支
持部13のウエート出入穴14から、ウエート室15内
へ適当なウエート16を充填し、次いで、ゴミ缶4を下
部カバー3内へ入れて容器支持部13の上に置く。
【0021】さらに下部カバー3の上方から上部カバー
2を被せると、図3に明らかなように、上部カバー2は
下部カバー3の上部に被さり、上部カバー2と下部カバ
ー3は開口部周囲がはまり合って、高さ方向寸法hで重
なり、かつ傾斜壁9はゴミ缶4の開口部へ臨む。
【0022】この状態で例えばガソリンスタンドのよう
な風の吹き抜ける場所に置いても、下部カバー3は湾曲
面をなす底部12側に充填されたウエート16により安
定するため、転倒しにくくなる。したがって内容物が散
乱するようなおそれも少なくなる。
【0023】しかも上部カバー2は高さ方向寸法hで下
部カバー3の上部に重なるので、風等によって簡単に外
れにくくなる。ゆえに、このような環境で使用しても図
2に示すようにゴミ缶4を外観されにくい状態で使用で
きるので、ゴミ缶4の汚れを気にせずに長期間の使用が
可能になる。
【0024】ゴミ缶4の内容物を捨てるには、図3に示
すように、傾斜壁9に手17をかけて上部カバー2を持
ち上げれば、上部カバー2を簡単に外すことができるの
で、その後ハンドル5を持ってゴミ缶4を下部カバー3
から取り出すことができる。
【0025】このように傾斜壁9は上部カバー2を下部
カバー3に対して脱着するときはグリップとなり、また
ゴミ缶4を上部カバー3内に入れて使用する場合は、ゴ
ミ等の投入物を確実にゴミ缶4内へ導くガイド面にもな
り極めて好都合である。
【0026】なお、本願は上記実施例に限定されるもの
ではなく様々な態様が可能である。まず容器カバー1の
形状は四角筒状に限らず、円筒状、三角筒状、ハート型
筒状など種々可能である。
【0027】また上部カバー2及び下部カバー3の材質
は樹脂に限らず種々可能であり、外表面に適宜な塗装や
印刷を施すことができる。そのうえ上部カバー2を下部
カバー3の内側へ嵌合することもできる。
【0028】さらに容器支持部13は棚板状の別部材に
限らず、例えば底部12の中央側から立ち上がるボス状
の部分自体でもよい。また、リブ11aを設けずに下部
カバー3の側面11へ接着させることもできる。
【0029】
【考案の効果】本考案の容器カバーは、上部カバーと下
部カバーが上下に分離可能であり、かつ両者はそれぞれ
の開口部周囲ではまり合って所定寸法で重なるととも
に、下部カバー内に容器支持部を一体に設け、この容器
支持部より底部側の空間にウエートを充填した。
【0030】ゆえに、風の吹き抜ける場所で使用しても
転倒しにくくなって、内容物の散乱するおそれが少なく
なり、かつ上部カバーが外れるようなおそれも少なくな
る。そのうえ容器をほとんど外観されないようにして使
用できるので、容器自体の汚れの程度に影響されずに長
期間使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る展開斜視図
【図2】実施例の使用状態図
【図3】実施例に係る使用状態の断面図
【符号の説明】
1:容器カバー、2:上部カバー、3:下部カバー、
4:ゴミ缶(容器)、5:ハンドル、6:頂部、7:側
面、8:投入口、9:傾斜壁、10:開口部、11:側
面、12:底部、13:容器支持部、14:ウエート出
入穴、15:ウエート室、16:ウエート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上向きに開口する容器の周囲を覆う容器カ
    バ−であって、上下方向へ分離可能な上部カバーと下部
    カバーとを備え、これらの上部及び下部カバーは相互に
    はまり合って一つの略箱状体を形成するとともに、上部
    カバーの頂部に投入口を形成し、下部カバーの内部で底
    部より上方位置に容器を支持するための容器支持部を設
    け、この容器支持部より底部側の空間にウエ−トを充填
    したことを特徴とする容器カバ−。
JP6670392U 1992-09-01 1992-09-01 容器カバー Expired - Lifetime JP2569540Y2 (ja)

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JP6670392U JP2569540Y2 (ja) 1992-09-01 1992-09-01 容器カバー

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JP6670392U JP2569540Y2 (ja) 1992-09-01 1992-09-01 容器カバー

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Publication Number Publication Date
JPH0627570U JPH0627570U (ja) 1994-04-12
JP2569540Y2 true JP2569540Y2 (ja) 1998-04-28

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Effective date: 19971209