JPH02117501A - コップ回収容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は紙、プラスチックなどから成る使い捨てコツプの
回収に適したコツプ回収容器に関する。

従来の技術 従来、遊園地等のように飲料水を大量に消費する場所に
おいて飲料後の使い捨てコツプは、屑籠にそのまま無造
作に投入されていた。

発明が解決しようとする問題点 ところが上記したように飲料後の使い捨てコツプを屑籠
に無造作に捨てた場合には、投入されたコンブは屑顛内
で雑多な向きで収容されるのでかさ張り、屑籠に収容さ
れる個数がその収容容積に比し極めて少な（、従って屑
籠よりの収集作業を頻度に行わなければならないという
等の不都合があった。

問題点を解決するための手段 そこで本願は、上記した公知のものの不都合を改善する
ために、上面が開口した有底の容器本体と、コツプを投
入する複数の投入口を配設した蓋体と、上端部が前記投
入口に夫々支持されて垂下する螺旋状の保持部材とから
構成したことを特徴とするコツプ回収容器を提供するも
のであり、上記において、容器本体の上部内側面に回収
用ごみ袋を挟持する係止片を配設して成るものであり、
また、保持部材が、鋼線を螺旋巻きして成るものである
。

作　　　　　　　用 しかして、使用に際しては、まず保持部材を垂設した状
態で蓋体を容器本体の上面開口部に密嵌する。この状態
で保持部材は容器本体内で垂下して、その下端は容器本
体の底板の上面に当接する。

そしてこの状態でコツプを投入する場合には、投入口に
コンブの底を下にして順次投入する。するとその最初に
投入されたコツプは保持部材の内面に案内されながら自
重で下降し、その底部が容器本体の底板の上面に当接し
て起立し、次に投入したコツプも亦、保持部材の内面に
案内されながら下降して最初のコツプ内に自動的に重合
される。

このコツプの下降により圧迫される保持部材内の空気は
保持部材を構成する同線間より外部に逃げてコツプの下
降の妨げになることはなく、かつ、鋼線が螺旋巻きされ
ているためコツプは途中で引っ掛かることなく下方に円
滑に誘導され、投入されたコツプは保持部材内で順次起
立する。このように投入口から投入されたコツプは保持
部材内で順次積層して柱状のコツプの積層体が形成され
、各保持部材内にコツプの積層体で充満されたのち蓋体
の容器本体より外して上方に持ち上げる蓋体と共にこれ
と一体に各保持部材も上方に引き上げられたコンブの積
層体のみが容器本体内に残留し、この状態でコツプの積
層体は容器本体より回収本体より回収用ごみ袋内に収集
される。

なお、上記実施例は保持部材の下端容器本体の底板に当
接した場合を示したが、保持部材の下端を本体の底板か
らコンブの高さより短い範囲で離反させても良いことは
勿論である。そして容器本体の上部内側面に回収用ごみ
袋を挟持する係止片を配設して成るときは、回収用ごみ
袋の上端部を係止片により挟着して容器本体内に保持で
き、また、保持部材が、鋼線を螺旋巻きして成るときは
、安価に構成できる。

実　　　　施　　　　例 以下図面と共に本願実施例を詳述すると、第１図は本願
容器の総体斜視図を示し、該容器は筒体の容器本体（１
）と、この容器本体（１）の上面を閉しる例えば合成樹
脂成形体から成る蓋体（２）と容器本体（１）内に垂直
状に配設される複数の螺旋状の保持部材（３）とで構成
゛されている。前記容器本体（１）は、方形状の板体の
周縁部に下向きの折曲リブ（４）゛を形成した底板（４
）と、横断面方形状を呈し、上縁を内側に屈曲して縁取
りすると共に、下縁が断面上向きコ字状の枠縁（５）に
より前記折曲リブ（４）°と共に嵌着されて前記底板（
４）に一体に止着される角筒状の外枠体（６）とで構成
してあり、この外枠体（６）の内面の上部四隅部には、
容器本体（１）の内容積とほぼ等しい大きささのビニー
ル袋等から成る回収用ごみ袋（７）の上端部を磁気吸着
により挟持して回収用ごみ袋（７）を容器本体（１）の
内側面に固定する係止片（８）が開閉自在に配設しであ
る。前記蓋体（２）は、周縁部に下向きに屈曲して前記
容器本体（１）の外枠体（６）の口部外側に密に嵌合す
る嵌合リブ（９）を周設すると共に、この嵌合リブ（９
）の左右外側部に手掛部（１０）、　（１０）が夫々一
体に設けあり、この蓋体（２）には使い捨てコツプＣの
外径より稍大径の複数の投入口（１））が開設してあり
、本例では長平方向に３ケ宛、短手方向に２ケ宛計６ケ
を配設してなる場合を示しており、この各投入口（１）
）の周縁には下方に突出し、かつ、下部外周に突状部（
１２）を有した取付筒部（１３）が一体に設けである。

前記保持部材（３）は、鋼線を螺旋巻きして成り、その
内径が前記投入口（１））の内径とほぼ等しく、かつ、
容器本体（１）の底面に接する長さを有し、その上端部
（１４）を前記取付筒部（１３）の外周面に嵌着するこ
とにより前記蓋体（２）に一体に垂下される。

しかして、使用に際しては、まず保持部材（３）を垂設
した状態で蓋体（２）を取り外したのち容器本体（１）
の内面に回収用ごみ袋（７）を広げた状態で収納すると
共に、その回収用ごみ袋（７）の上端部を係止片（８）
により挟着して保持し、次いで容器本体（１）に蓋体（
２）を密嵌する。この状態で保持部材（３）は垂下して
、その下端は容器本体（１）の底板（４）の上面に当接
する。そしてこの状態でコツプＣを投入する場合には、
投入口（１））にコツプＣの底を下にして順次投入する
。するとその最初に投入されたコツプｃ１は保持部材（
３）の内面に案内されながら自重で下降しその底部が回
収用ごみ袋（７）の底面上に当接し、次に投入したコツ
プＣ２も亦、保持部材（３）の内面に案内されながら下
降して最初のコンブＣＩ内に自動的に重合される。この
コツプＣの下降により圧迫される保持部材（３）内の空
気は保持部材（３）を構成する鋼線間より外部に逃げて
コツプＣの下降の妨げになることはなく、かつ、鋼線が
螺旋巻きされているのでコツプＣは途中で引っ掛かるこ
となく下方に円滑に誘導される。そして最初に投入され
たコツプＣ１はその底部を容器本体（１）の底面上に当
接して起立し、従って投入されたコツプも順次起立する
。このように投入口（１））から投入されたコツプＣは
第２図で示すように保持部材（３）内で順次積層して柱
状のコツプＣの積層体が形成され、各保持部材（３）内
にコツプＣの積層体で充満されたのち手掛部（１０）に
より蓋体（２）を容器本体（１）より外して上方に持ち
上げると蓋体（２）と共にこれと一体に各保持部材（３
）も上方に引き上げられてコツプＣの積層体のみが容器
本体（１）内の回収用ごみ袋（７）内に残留し、この状
態で係止片（８）による挟持を解いて回収用ごみ袋（７
）を容器本体（１）より持ち上げることによりコツプＣ
の積層体は容器本体（１）より回収用ごみ袋（７）内に
収集される。

なお、上記実施例は保持部材（３）の下端を容器本体（
１）の底板（４）に当接した場合を示したが、保持部材
（３）の下端を本体（１）の底板（４）からコツプＣの
高さより短い範囲で離反させても良いこと、また、上記
は容器本体（１）及び蓋体（２）の平面形状を方形状と
した場合について例示したがその形状を円形あるいは三
角形に形成しても良いことは勿論である。

発明の効果 以上のように本願によれば、コツプを投入孔より投入す
ることにより該コツプをその自重により自動的に積層す
ると共に、その積層状態で回収できるので、−度に大量
のコツプを回収することができると共に容器本体よりの
収集作業も極めて簡単であり、かつ、コツプの下降は円
滑に行われ、さらに保持部材が伸縮可能であるので、こ
れを容器本体の深さが異なる回収容器に共用することが
でき、また、容器本体の上部内側面に回収用ごみ袋を挟
持する係止片を配設して成るときには回収用ごみ袋の装
着及び取り扱いに便利であり、また保持部材が、鋼線を
螺旋巻きして成るときには安価に構成できる等の利点を
有する。

【図面の簡単な説明】

図面は零廓の実施例を示し、第１図は一部を切欠した総
体斜視図、第２図は縦断面図、第３図は一部を切欠した
平面図である。 図中、（１）は容器本体、（２）は蓋体、（３）は保持
部材、（４）は底板、（７）は回収用ごみ袋、（８）は
係止片、（１））は投入口、Ｃはコツプである。 第１図 第２図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）上面が開口した有底の容器本体と、コップを投入
   する複数の投入口を配設した蓋体と、上端部が前記投入
   口に夫々支持されて垂下する螺旋状の保持部材とから構
   成したことを特徴とするコップ回収容器。
2. （２）容器本体の上部内側面に回収用ごみ袋を挟持する
   係止片を配設して成る請求項１記載のコップ回収容器。
3. （３）保持部材が、鋼線を螺旋巻きして成る請求項１ま
   たは２記載のコップ回収容器。