JP2569426Y2 - 表示装置における表示ユニットの取付構造 - Google Patents

表示装置における表示ユニットの取付構造

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JP2569426Y2
JP2569426Y2 JP1990075619U JP7561990U JP2569426Y2 JP 2569426 Y2 JP2569426 Y2 JP 2569426Y2 JP 1990075619 U JP1990075619 U JP 1990075619U JP 7561990 U JP7561990 U JP 7561990U JP 2569426 Y2 JP2569426 Y2 JP 2569426Y2
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健二 西
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富士通機電 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 表示装置における表示ユニットの取付構造、特に縦横
に配列されたランプを設けた表示ユニット相互の間の部
分を狭くして表示効果を高めることのできる取付構造に
関し、 表示効果を高め、表示文字などの字体の大きさの変更
が可能な、いゝかえると表示装置全体にわたって表示ユ
ニットのランプがすべて等間隔(ピッチ)で配置される
ことを可能にする表示ユニットの取付構造を提供するこ
とを目的とし、 表示装置のブロックパネルに縦横に配列されたランプ
を設けた表示ユニットを取付けるための構造において、
表示ユニットのランプ間の隙間に所定の数のシャフトを
受けるためのガイドを設け、ブロックパネルのガイドに
対応する位置にシャフトを固定し、表示ユニットの取付
けにおいては、ガイドをシャフトを受ける如くに前進さ
せ、表示ユニットに設けた取付ねじでシャフトを固定す
ることにより表示ユニットをブロックパネルに固定する
構成としたことを特徴とする表示装置における表示ユニ
ットの取付構造を含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は表示装置における表示ユニットの取付構造、
特に縦横に配列されたランプを設けた表示ユニット相互
の間の部分を狭くして表示効果を高めることのできる取
付構造に関する。
〔従来の技術〕
縦横に発光素子を並べて文字などを表示する表示装置
においては、発光素子部を保守の便宜のためユニット化
し、この表示ユニットを表示装置のブロックパネルに取
付ける構造になっている。前記した表示ユニットの一列
は第2図に正面図で示され、図中、11はランプが装着さ
れた表示ユニットであり、この表示ユニット11内にラン
プ12が例えば8×8個配列されている。
表示ユニット11を取付けた状態はさらに第3図の側面
図に示され、ランプパッキング14でランプ12が取付けら
れた表示ユニット11は、ねじ板15にねじ16をねじ込むこ
とによって表示装置のブロックパネル17に固定され、ブ
ロックパネル17と表示ユニット11の間の隙間には防水の
目的でパッキング18が詰められる。なお、13はルーバー
を示す。かゝる装着方法は保守(メンテナンス)の観点
から有利で、表示ユニットのランプ12のどれかが点灯し
なくなったときは、表示ユニット11をそっくり取外し、
予備の表示ユニットと短時間内に比較的容易に交換する
ことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図から理解されるように、従来は表示ユニット11
の外側にねじ板などからなる取付部を設けていた。その
ため、表示装置に表示ユニットを取付けたとき、表示ユ
ニット相互間の部分が広く開く問題がある。すなわち、
表示ユニット11のまわりには、第4図の平面図にみられ
るように表示に役立たない取付部19と取付部17相互間の
ブロックパネル露出部20とが存在する。そして、パッキ
ング18を詰める関係で取付け部の面積は広くなる。
第4図は表示ユニット11が2個並んだ配置を示す正面
図で、ドットで25の数字を表示した状態を示す。こゝ
で、表示された25の字体よりもより大なる字体で2つの
表示ユニットで1つの文字を表示しようとすると、例え
ば図示の表示ユニットのそれぞれ下の表示ユニットも利
用し4個の表示ユニットで例えば7の数字を表示しよう
とすると、前記した取付部19とブロックパネル露出部20
とは表示に寄与しないため、第5図に示すように2の数
字の上半部分で大きな断絶部分が作られ、表示効果が著
しく低下する。このようにして、従来の表示装置では、
情報の表示において取付部19とブロックパネル露出部20
が存在するために表示に有効でない部分があって表示効
果が良くないことに加え、字体を変更するような場合に
は表示効果がさらに低下する問題がある。
そこで本考案は、表示効果を高め、表示文字などの字
体の大きさの変更が可能な、いゝかえると表示装置全体
にわたって表示ユニットのランプがすべて等間隔(ピッ
チ)で配置されることを可能にする表示ユニットの取付
構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、複数の表示ユニットを取付けたときすべ
てのランプが等間隔で縦横に配列される表示装置のブロ
ックパネルにおいて、表示ユニットのランプ間の隙間に
所定の数のシャフトを受けるためのガイドを設け、ブロ
ックパネルのガイドに対応する位置にシャフトを防水パ
ッキングとシャフト受座金とともにナットでブロックパ
ネルに固定し、防水キャップをシャフトに被せ、表示ユ
ニットの取付けにおいてはガイドがシャフトを受ける如
くにユニットパネルを前進させ、シャフトをガイドに挿
通させ取付金具に設けた取付ねじにより固定させて表示
ユニットをブロックパネルに容易に固定される構成と
し、シャフトは表示ユニットの重量を安定に支持するこ
とにより表示ユニットの取付け・取外し作業は容易化さ
れることを特徴とする表示装置における表示ユニットの
取付構造を提供することにより解決される。
〔作用〕
すなわち本考案は、表示ユニットのランプの間の隙間
に所定の数のシャフト受け用ガイドを設け、他方、表示
ユニットを取付けるブロックパネルの前記ガイドに対応
する位置にシャフトを固定しておく。表示ユニットの取
付けにおいては、表示ユニットをハンドルを用いてバッ
クパネルに近づけ、シャフトをガイドに挿通させ、完全
に進み終ったところで表示ユニットに設けた取付ねじを
シャフトに結合させ表示ユニットをブロックパネルに固
定するものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の実施例により具体的に説明す
る。
第1図に本考案実施例が示され、先ず、同図(a)の
分解図と同図(b)の組立て後のそれぞれの側面図を参
照する。図中、第2図〜第5図に示された部分と同じ部
分は同一符号で表示し、21と22は表示ユニットのユニッ
トパネルとバックパネル、23は取付ねじ、24は取付け用
のシャフト、25は取付けねじのためのガイド、26はシャ
フト受座金、27は防水パッキング、28は防水キャップ、
29は取付金具で、それは固定ねじ29aと取付ねじ嵌合部2
9bからなる。
本考案においては、従来例では取付部が表示ユニット
の外側にあったものを、表示ユニット内のランプ13の間
に設ける。そのためには、広がりの少ないシャフト24を
用いシャフト24をブロックパネル17に取付けておき、こ
のシャフト24をガイド25内に挿通させ、しかる後にシャ
フトと取付ねじ23とを結合させる。シャフト24が配置さ
れた部分を防水するため、ブロックパネル17に取付ける
シャフト受座金26のシャフト24を受ける部分には防水パ
ッキング27を詰め、かつ、シャフト受座金26のブロック
パネル17の外に出る部分の上方には防水キャップ28を配
置する。
表示ユニット11をブロックパネル17に取付けるに際し
ては、第1図(b)に示されるように、表示ユニットの
ハンドル34を用い、ユニットパネル21とバックパネル22
をもった表示ユニットをブロックパネル17に向けて前進
させ、先ずガイド25でシャフト24を受け、表示ユニット
11が完全に前進し終ると取付けねじ23をシャフト24内に
入れ、次いで取付けねじ23を締付け表示ユニット11をブ
ロックパネル17に固定する。
図示の例で、シャフト24は、シャフト受座金26、ナッ
ト30を用いてブロックパネル17に取付けてあるが、それ
に代えて、シャフト溶接で取付けてもよい。ただし、そ
の場合には火花や溶接用材が飛び散ることのないように
注意する。
以上から、本考案では、取付け用の部品がすべてラン
プとランプとの間の空隙部分に配置されるので、表示ユ
ニットを表示装置に装着したときには、第4図に示した
ような表示に寄与しない部分の面積がなくなる。第2図
を参照すると本考案にかゝる取付部31は、ランプ12が8
×8の表示ユニットにおいて4箇所に設けるだけであっ
た。
第1図(c)は表示ユニット11を表示装置の1つのブ
ロック32に取付ける状態を示す斜視図で、ブロック32に
はランプ12のための開口部33が形成されており、さらに
シャフト24が取付けられている。表示ユニット11は、そ
れに設けたハンドル34を用いてブロック32まで運ばれ、
次いで前記したようにして表示ユニット11を固定する。
第1図(d)はランプ12とシャフト24の相対位置を示
す切欠した斜視図であり、同図(e)は表示装置のブロ
ック32の外観を示す斜視図である。なお同図(d)にお
いて、35は取付ねじ23の抜けを防止する抜け防止ワッシ
ャー、36はランプ12のためのソケットである。さらに第
1図(f)は取付けが終った後の表示ユニットの取付部
31の正面図であり、取付部31がランプ12のピッチに影響
しないことを示す。
〔考案の効果〕
以上のように本発明によれば、表示ユニット内にそれ
の取付部を設け、ブロック側のシャフトを表示ユニット
側のガイドの穴に入れることにより、表示ユニット間の
隙間を小にし、表示品質を高める効果が得られた。な
お、図示の例でシャフト24は表示ユニット11の1個当り
4本用意したが、本考案の適用範囲はその場合に限定さ
れるものでなく、表示ユニットの重量に応じて1本だけ
用いる場合または5本以上用意する場合などにも及ぶも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の図で、同図(a)は分解側面
図、同図(b)は組立て後側面図、同図(c)はブロッ
クと表示ユニットの関係を示す斜視図、同図(d)はシ
ャフトとランプの配置を示す切欠斜視図、同図(e)は
ブロック外観を示す斜視図、同図(f)は取付部正面
図、 第2図は表示ユニットの正面図、 第3図は従来例側面図、 第4図と第5図は従来例の表示状態を示す正面図であ
る。 図中、 11は表示ユニット、12はランプ、17はブロックパネル、
23は取付ねじ、24はシャフト、25はガイド、26はシャフ
ト受座金、27は防水パッキング、28は防水キャップ、29
は取付金具、29aは固定ねじ、29bは取付ねじ、30はナッ
ト、33は開口部、35は抜け防止ワッシャー、36はソケッ
ト を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の表示ユニット(11)を取付けたとき
    すべてのランプが等間隔で縦横に配列される表示装置の
    ブロックパネル(17)において、 表示ユニット(11)のランプ(12)間の隙間に所定の数
    のシャフト(24)を受けるためのガイド(25)を設け、 ブロックパネル(17)のガイド(25)に対応する位置に
    シャフト(24)を防水パッキング(27)とシャフト受座
    金(26)とともにナット(30)でブロックパネル(17)
    に固定し、防水キャップ(28)をシャフト(24)に被
    せ、 表示ユニットの取付けにおいてはガイド(25)がシャフ
    ト(24)を受ける如くにユニットパネル(21)を前進さ
    せ、 シャフト(24)をガイド(25)に挿通させ取付金具(2
    9)に設けた取付ねじ(23)により固定させて表示ユニ
    ット(11)をブロックパネル(17)に容易に固定される
    構成とし、シャフト(24)は表示ユニット(11)の重量
    を安定に支持することにより表示ユニット(11)の取付
    け・取外し作業は容易化されることを特徴とする表示装
    置における表示ユニットの取付構造。
JP1990075619U 1990-07-18 1990-07-18 表示装置における表示ユニットの取付構造 Expired - Lifetime JP2569426Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0248981B2 (ja) * 1984-06-07 1990-10-26 Uemura Kogyo Kk

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JPH0248981U (ja) * 1988-09-30 1990-04-05
JPH0749465Y2 (ja) * 1988-12-27 1995-11-13 セイコー電子工業株式会社 液晶パネルモジュール

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