JP2569198Y2 - 電気機器 - Google Patents
電気機器Info
- Publication number
- JP2569198Y2 JP2569198Y2 JP1992051201U JP5120192U JP2569198Y2 JP 2569198 Y2 JP2569198 Y2 JP 2569198Y2 JP 1992051201 U JP1992051201 U JP 1992051201U JP 5120192 U JP5120192 U JP 5120192U JP 2569198 Y2 JP2569198 Y2 JP 2569198Y2
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- Japan
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- switch
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- circuit board
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は電気機器、特にそのス
ライドスイッチの駆動に関するものである。
ライドスイッチの駆動に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、機器本体にスライドスイッチ
を備え、スライドスイッチの操作により機器本体内のプ
リント基板等の電気接点をオンオフするものが多数知ら
れている。例えば図３（ａ）及び（ｂ）に示されている
ものは、機器本体１の要部を示した透視図及び断面図で
あり、スライドスイッチつまみ２が設けらた機器本体１
を示すものである。機器本体１内に備えられているプリ
ント基板３は、機器本体１に立設されたネジボス４とネ
ジ５及び係合用爪６によって機器本体１に固定されてい
る。前記スライドスイッチつまみ２は、前記プリント基
板３上をスライドするスイッチ操作体７が一体に形成さ
れ、このスイッチ操作体７は、摺動接点８と２本の弾性
脚９とを備えている。一方、プリント基板３には前記摺
動接点８と接触して電気接続される固定接点が設けられ
ており、また機器本体１には前記弾性脚９が節度的にス
ライドするための節度用ボス10が立設されている。
を備え、スライドスイッチの操作により機器本体内のプ
リント基板等の電気接点をオンオフするものが多数知ら
れている。例えば図３（ａ）及び（ｂ）に示されている
ものは、機器本体１の要部を示した透視図及び断面図で
あり、スライドスイッチつまみ２が設けらた機器本体１
を示すものである。機器本体１内に備えられているプリ
ント基板３は、機器本体１に立設されたネジボス４とネ
ジ５及び係合用爪６によって機器本体１に固定されてい
る。前記スライドスイッチつまみ２は、前記プリント基
板３上をスライドするスイッチ操作体７が一体に形成さ
れ、このスイッチ操作体７は、摺動接点８と２本の弾性
脚９とを備えている。一方、プリント基板３には前記摺
動接点８と接触して電気接続される固定接点が設けられ
ており、また機器本体１には前記弾性脚９が節度的にス
ライドするための節度用ボス10が立設されている。
【０００３】このような構成によるものは、スライドス
イッチつまみ２の操作によって、摺動接点８がプリント
基板３上をスライドするので、スライド時、プリント基
板３に押圧力が加えられる。またスライドスイッチつま
み２が機器本体１の内方へ押さえ込まれ、スライドスイ
ッチつまみ２が落ち込んでプリント基板３に応力がかか
ることがある。ここで、図３に示されたように、プリン
ト基板３の摺動接点８が接触する固定接点部分や、スラ
イドスイッチつまみ２の落ち込み等のような、スライド
操作によりプリント基板３に押圧力がかかる部分と、プ
リント基板３が機器本体１に固定される部分（ネジボス
４等）とが互いに離れた位置にあると、スライドスイッ
チつまみ２の操作による押圧力によってプリント基板３
がたわみ、接点の接触圧が不安定になったり、基板３に
実装された素子が応力による疲労からハンダが外れて欠
落する等の悪影響を与えるおそれがあった。
イッチつまみ２の操作によって、摺動接点８がプリント
基板３上をスライドするので、スライド時、プリント基
板３に押圧力が加えられる。またスライドスイッチつま
み２が機器本体１の内方へ押さえ込まれ、スライドスイ
ッチつまみ２が落ち込んでプリント基板３に応力がかか
ることがある。ここで、図３に示されたように、プリン
ト基板３の摺動接点８が接触する固定接点部分や、スラ
イドスイッチつまみ２の落ち込み等のような、スライド
操作によりプリント基板３に押圧力がかかる部分と、プ
リント基板３が機器本体１に固定される部分（ネジボス
４等）とが互いに離れた位置にあると、スライドスイッ
チつまみ２の操作による押圧力によってプリント基板３
がたわみ、接点の接触圧が不安定になったり、基板３に
実装された素子が応力による疲労からハンダが外れて欠
落する等の悪影響を与えるおそれがあった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】従って、プリント基板
の摺動接点が接触する部分やスライドスイッチつまみの
落ち込み等のような、スライド操作によりプリント基板
に押圧力がかかる部分と、プリント基板が機器本体に固
定される部分とは、互いに近接したところにあることが
望ましい。しかしながら、プリント基板上の接点の近傍
には他部品等も多く、基板を固定するスペースをとるこ
とは部品の配置上難しいのが実情である。
の摺動接点が接触する部分やスライドスイッチつまみの
落ち込み等のような、スライド操作によりプリント基板
に押圧力がかかる部分と、プリント基板が機器本体に固
定される部分とは、互いに近接したところにあることが
望ましい。しかしながら、プリント基板上の接点の近傍
には他部品等も多く、基板を固定するスペースをとるこ
とは部品の配置上難しいのが実情である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこでこの考案は、プリ
ント基板を機器本体にネジ固定し、ネジ固定用に立設さ
れたネジボスを、スライドスイッチの節度用ボスに兼用
することで、上記課題を解決したものであり、この手段
として、機器本体と、固定接点を備えたスイッチ基板
と、スイッチ基板上をスライドして固定接点と接触する
摺動接点を備えたスイッチ操作体とより構成された電気
機器において、機器本体はスイッチ基板をネジ固定する
ための内方へ立設されたネジボスを有し、一方、スイッ
チ操作体はこのネジボスの両端を節度的に移動する弾性
脚を有したことを特徴とするものである。
ント基板を機器本体にネジ固定し、ネジ固定用に立設さ
れたネジボスを、スライドスイッチの節度用ボスに兼用
することで、上記課題を解決したものであり、この手段
として、機器本体と、固定接点を備えたスイッチ基板
と、スイッチ基板上をスライドして固定接点と接触する
摺動接点を備えたスイッチ操作体とより構成された電気
機器において、機器本体はスイッチ基板をネジ固定する
ための内方へ立設されたネジボスを有し、一方、スイッ
チ操作体はこのネジボスの両端を節度的に移動する弾性
脚を有したことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】このような構成による本考案によれば、ネジ固
定用に立設されたネジボスを、スライドスイッチの節度
用ボスに兼用することで、プリント基板の摺動接点が接
触する固定接点部分や、スライドスイッチつまみの落ち
込み等のような、スライド操作によりスイッチ基板に押
圧力がかかる部分と、スイッチ基板が機器本体に固定さ
れる部分とを、互いに近接したところに配置させること
ができる。このため、スイッチつまみの操作による押圧
力によるスイッチ基板のたわみを最小限に抑えることが
でき、接点の接触圧が安定し、基板に実装された素子に
も応力がかからず、素子の欠落等がなくなる。
定用に立設されたネジボスを、スライドスイッチの節度
用ボスに兼用することで、プリント基板の摺動接点が接
触する固定接点部分や、スライドスイッチつまみの落ち
込み等のような、スライド操作によりスイッチ基板に押
圧力がかかる部分と、スイッチ基板が機器本体に固定さ
れる部分とを、互いに近接したところに配置させること
ができる。このため、スイッチつまみの操作による押圧
力によるスイッチ基板のたわみを最小限に抑えることが
でき、接点の接触圧が安定し、基板に実装された素子に
も応力がかからず、素子の欠落等がなくなる。
【０００７】また、前記ネジボスと節度用ボスとを兼用
することでスペース効率が向上し、機器の小型化を図る
ことができる。
することでスペース効率が向上し、機器の小型化を図る
ことができる。
【０００８】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づき詳述す
る。図１、図２（ａ）及び（ｂ）は本考案の一実施例を
示したものであり、１は再充電可能なＮｉ−Ｃｄ電池を
充電する充電器本体である。この充電器は複数本のＮｉ
−Ｃｄ電池が内蔵されたパック電池を充電することがで
き、パック電池の装着部11を２ケ所有している。この２
ケ所の装着部11の間には、スライドスイッチつまみ２が
備えられている。この充電器におけるスライドスイッチ
は、パック電池を充電だけ行う充電モードと、パック電
池のメモリー効果を解消するための放電を実施した後に
充電するリフレッシュモードとの切り替え用スイッチで
ある。
る。図１、図２（ａ）及び（ｂ）は本考案の一実施例を
示したものであり、１は再充電可能なＮｉ−Ｃｄ電池を
充電する充電器本体である。この充電器は複数本のＮｉ
−Ｃｄ電池が内蔵されたパック電池を充電することがで
き、パック電池の装着部11を２ケ所有している。この２
ケ所の装着部11の間には、スライドスイッチつまみ２が
備えられている。この充電器におけるスライドスイッチ
は、パック電池を充電だけ行う充電モードと、パック電
池のメモリー効果を解消するための放電を実施した後に
充電するリフレッシュモードとの切り替え用スイッチで
ある。
【０００９】さて、機器本体１内に備えられているプリ
ント基板３は、機器本体１に立設されたネジボス４とネ
ジ５及び係合用爪６によって機器本体１に固定されてい
る。前記スライドスイッチつまみ２は、前記プリント基
板３上をスライドするスイッチ操作体７が一体に形成さ
れ、このスイッチ操作体７は、摺動接点８と２本の弾性
脚９とを備えている。一方、プリント基板３には前記摺
動接点８と接触して電気接続される固定接点が設けられ
ており、また前記弾性脚９は前記ネジボス４の両端を節
度的にスライドするようになっている。
ント基板３は、機器本体１に立設されたネジボス４とネ
ジ５及び係合用爪６によって機器本体１に固定されてい
る。前記スライドスイッチつまみ２は、前記プリント基
板３上をスライドするスイッチ操作体７が一体に形成さ
れ、このスイッチ操作体７は、摺動接点８と２本の弾性
脚９とを備えている。一方、プリント基板３には前記摺
動接点８と接触して電気接続される固定接点が設けられ
ており、また前記弾性脚９は前記ネジボス４の両端を節
度的にスライドするようになっている。
【００１０】以上のような構成によれば、スライドスイ
ッチつまみ２の操作によって、摺動接点８がプリント基
板３上をスライドするので、スライド時、プリント基板
３に押圧力が加えられる。しかし、図２に示されたよう
に、ネジ固定用に立設されたネジボス４を、スライドス
イッチの節度用ボスに兼用することで、プリント基板３
の摺動接点８が接触する固定接点部分や、スライドスイ
ッチつまみ２の落ち込み等のような、スライド操作によ
りプリント基板３に押圧力がかかる部分と、プリント基
板３が機器本体１に固定される部分とを、互いに近接し
たところに配置させることができる。このため、スイッ
チつまみ２の操作による押圧力によるプリント基板３の
たわみを最小限に抑えることができ、接点の接触圧が安
定し、基板に実装された素子にも応力がかからず、素子
の欠落等がなくなる。
ッチつまみ２の操作によって、摺動接点８がプリント基
板３上をスライドするので、スライド時、プリント基板
３に押圧力が加えられる。しかし、図２に示されたよう
に、ネジ固定用に立設されたネジボス４を、スライドス
イッチの節度用ボスに兼用することで、プリント基板３
の摺動接点８が接触する固定接点部分や、スライドスイ
ッチつまみ２の落ち込み等のような、スライド操作によ
りプリント基板３に押圧力がかかる部分と、プリント基
板３が機器本体１に固定される部分とを、互いに近接し
たところに配置させることができる。このため、スイッ
チつまみ２の操作による押圧力によるプリント基板３の
たわみを最小限に抑えることができ、接点の接触圧が安
定し、基板に実装された素子にも応力がかからず、素子
の欠落等がなくなる。
【００１１】また、前記ネジボスと節度用ボスとを兼用
することでスペース効率が向上し、機器の小型化を図る
ことができる。
することでスペース効率が向上し、機器の小型化を図る
ことができる。
【００１２】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、機器本体
と、固定接点を備えたスイッチ基板と、スイッチ基板上
をスライドして固定接点と接触する摺動接点を備えたス
イッチ操作体とより構成された電気機器において、機器
本体はスイッチ基板をネジ固定するための内方へ立設さ
れたネジボスを有し、一方、スイッチ操作体はこのネジ
ボスの両端を節度的に移動する弾性脚を有したことを特
徴とするものであるから、ネジ固定用に立設されたネジ
ボスを、スライドスイッチの節度用ボスに兼用すること
で、スイッチ基板の摺動接点が接触する固定接点部分
や、スライドスイッチつまみの落ち込み等のような、ス
ライド操作によりスイッチ基板に押圧力がかかる部分
と、スイッチ基板が機器本体に固定される部分とを、互
いに近接したところに配置させることができる。このた
め、スイッチつまみの操作による押圧力によるスイッチ
基板のたわみを最小限に抑えることができ、接点の接触
圧が安定し、基板に実装された素子にも応力がかから
ず、素子の欠落等がなくなる。
と、固定接点を備えたスイッチ基板と、スイッチ基板上
をスライドして固定接点と接触する摺動接点を備えたス
イッチ操作体とより構成された電気機器において、機器
本体はスイッチ基板をネジ固定するための内方へ立設さ
れたネジボスを有し、一方、スイッチ操作体はこのネジ
ボスの両端を節度的に移動する弾性脚を有したことを特
徴とするものであるから、ネジ固定用に立設されたネジ
ボスを、スライドスイッチの節度用ボスに兼用すること
で、スイッチ基板の摺動接点が接触する固定接点部分
や、スライドスイッチつまみの落ち込み等のような、ス
ライド操作によりスイッチ基板に押圧力がかかる部分
と、スイッチ基板が機器本体に固定される部分とを、互
いに近接したところに配置させることができる。このた
め、スイッチつまみの操作による押圧力によるスイッチ
基板のたわみを最小限に抑えることができ、接点の接触
圧が安定し、基板に実装された素子にも応力がかから
ず、素子の欠落等がなくなる。
【００１３】また、前記ネジボスと節度用ボスとを兼用
することでスペース効率が向上し、機器の小型化を図る
ことができる。
することでスペース効率が向上し、機器の小型化を図る
ことができる。
【図１】本考案の一実施例を示す充電器の正面図であ
る。
る。
【図２】（ａ）は本考案の一実施例を示す充電器の要部
透視図、（ｂ）はその断面図である。
透視図、（ｂ）はその断面図である。
【図３】（ａ）は本考案の従来例を示す電気機器の要部
透視図、（ｂ）はその断面図である。
透視図、（ｂ）はその断面図である。
１ 機器本体 ２ スライドスイッチつまみ ３ プリント基板 ４ ネジボス ５ ネジ ６ 係合用爪 ７ スイッチ操作体 ８ 摺動接点 ９ 弾性脚 10 節度用ボス 11 装着部
Claims (1)
- 【請求項１】 機器本体と、固定接点を備えたスイッチ
基板と、スイッチ基板上をスライドして固定接点と接触
する摺動接点を備えたスイッチ操作体とより構成された
電気機器において、機器本体はスイッチ基板をネジ固定
するための内方へ立設されたネジボスを有し、一方、ス
イッチ操作体はこのネジボスの両端を節度的に移動する
弾性脚を有したことを特徴とする電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992051201U JP2569198Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992051201U JP2569198Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0613026U JPH0613026U (ja) | 1994-02-18 |
| JP2569198Y2 true JP2569198Y2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=12880286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992051201U Expired - Fee Related JP2569198Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2569198Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0755783Y2 (ja) * | 1989-03-03 | 1995-12-20 | 株式会社テック | 小形電気機器 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP1992051201U patent/JP2569198Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0613026U (ja) | 1994-02-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |