JP2569172Y2 - 電源切換回路 - Google Patents

電源切換回路

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JP2569172Y2
JP2569172Y2 JP6337891U JP6337891U JP2569172Y2 JP 2569172 Y2 JP2569172 Y2 JP 2569172Y2 JP 6337891 U JP6337891 U JP 6337891U JP 6337891 U JP6337891 U JP 6337891U JP 2569172 Y2 JP2569172 Y2 JP 2569172Y2
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靖浩 田口
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は2種類の電源電圧を比較
し切り換える電源切換回路に関し、特に、RAM等のバ
ックアップ機能を有する半導体装置等に使用するのに好
適の電源切換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電源切換回路を備えた集積
回路装置を示す回路図である。集積回路装置1はその電
源端子7がスイッチ10を介して通常動作用の電池13
に接続されていると共に、その電源端子8がバックアッ
プ用の電池14に接続されている。この集積回路装置1
は以下に示すように構成されている。電圧比較回路2は
その+入力端が電源端子7に接続され、その−入力端が
電源端子8に接続されている。インバータ回路3は電源
比較回路2の比較結果を入力し、これを反転して出力す
る。インバータ回路4はインバータ回路3の出力を入力
し、これを反転して出力する。Pチャネル型絶縁ゲート
型電界効果トランジスタ(以下、Pチャネル型IG−F
ETという)5はそのゲートがインバータ回路3の出力
端に接続され、そのドレインが電源端子7に接続され、
そのソースが電源出力端子9に接続されている。Pチャ
ネル型IG−FET6はそのゲートがインバータ回路4
の出力端に接続され、そのドレインが電源端子8に接続
され、そのソースが電源出力端子9に接続されている。
RAM回路ブロック12はその駆動電圧が電源出力端子
9から供給され、インバータ回路4の出力がRAM制御
信号16として供給されている。また、電圧比較回路2
及びインバータ回路3はその駆動電圧が電源端子8から
供給され、インバータ回路4はその駆動電圧が電源端子
7から供給されている。
【0003】このように構成される集積回路装置におい
ては、通常動作時にスイッチ10をオン状態にすると、
電圧比較回路2は電池13の電圧VDDと電池14の電圧
BAT を比較し、その比較結果を出力する。この場合、
電池13の電圧VDDが電池14の電圧VBAT に比して高
ければ、インバータ回路3,4の出力に基づいて、Pチ
ャネル型IG−FET5はオン状態になり、Pチャネル
型IG−FET6はオフ状態になる。このため、RAM
回路ブロック12の駆動電圧として電圧VDDが供給され
る。また、スイッチ10をオフ状態にすると、Pチャネ
ル型IG−FET5がオフ状態になり、Pチャネル型I
G−FET6がオン状態になるため、RAM回路ブロッ
ク12の駆動電圧として電圧VBAT が供給される。この
ようにして、集積回路装置の電源を切り換えることがで
きる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電源切換回路においては、電圧比較回路2及び
インバータ回路3の駆動電圧が電源端子8から供給さ
れ、インバータ回路4の駆動電圧が電源端子7から供給
されているため、バックアップ用の電池14の電圧V
BAT が集積回路装置1の動作電圧以下に低下した場合、
通常動作用の電池13の電圧VDDを供給しても、集積回
路装置1の動作を保障することができないという問題点
がある。
【0005】本考案はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、集積回路装置の動作を常に保障することが
できる電源切換回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る電源切換回
路は、第1及び第2の電源の電圧を比較する電圧比較回
路と、この電圧比較回路の比較結果を入力する第1のイ
ンバータ回路と、この第1のインバータ回路の出力を入
力する第2のインバータ回路と、ゲートが前記第1のイ
ンバータ回路の出力端に接続されドレインが前記第1の
電源に接続されソースが出力端子に接続された第1のP
チャネル型絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ゲー
トが前記第2のインバータ回路の出力端に接続されドレ
インが前記第2の電源に接続されソースが前記出力端子
に接続された第2のPチャネル型絶縁ゲート型電界効果
トランジスタと、前記出力端子と接地端子との間に接続
された容量とを有し、前記電圧比較回路並びに前記第1
及び前記第2のインバータ回路は前記出力端子の出力電
圧に基づいて駆動することを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案においては、電圧比較回路が第1及び第
2の電源の電圧を比較し、第1の電源の電圧が第2の電
源の電圧に比して大きい場合、第1及び第2のインバー
タ回路の出力に基づいて、第1のPチャネル型IG−F
ETがオン状態になり、第2のPチャネル型IG−FE
Tがオフ状態になる。このとき、出力端子には前記第1
の電源の電圧が供給される。一方、第2の電源の電圧が
第1の電源の電圧に比して大きい場合、第1及び第2の
インバータ回路の出力に基づいて、第1のPチャネル型
IG−FETがオフ状態になり、第2のPチャネル型I
G−FETがオン状態になる。このとき、出力端子には
前記第1の電源の電圧が供給される。従って、前記電圧
比較回路並びに前記第1及び前記第2のインバータ回路
の駆動電圧には前記出力端子の出力電圧、即ち前記第1
及び前記第2の電源の電圧のうちの高い方が供給される
ので、この電圧比較回路を備えた集積回路装置の動作を
常に保障することができる。例えば、第1の電源として
通常動作用の電池を使用し、第2の電源としてバックア
ップ用の電池を使用した場合、このバックアップ用の電
池の電圧が低下しても、集積回路装置の動作を常に保障
することができる。
【0008】なお、本考案においては、前記出力端子と
接地端子との間に容量を接続するため、電源切替時に第
1及び第2のPチャネル型IG−FETのソース電圧が
変動することを防止でき、これにより回路動作を安定さ
せることができる。
【0009】
【実施例】次に、本考案の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0010】図1は本考案の第1の実施例に係る電源切
換回路を備えた集積回路装置を示す回路図である。集積
回路装置1はその電源端子7がスイッチ10を介して通
常動作用の電池13に接続されていると共に、その電源
端子8がバックアップ用の電池14に接続されている。
この集積回路装置1は以下に示すように構成されてい
る。電圧比較回路2はその+入力端が電源端子7に接続
され、その−入力端が電源端子8に接続されている。イ
ンバータ回路3は電源比較回路2の比較結果を入力し、
これを反転して出力する。インバータ回路4はインバー
タ回路3の出力を入力し、これを反転して出力する。P
チャネル型IG−FET5はそのゲートがインバータ回
路3の出力端に接続され、そのドレインが電源端子7に
接続され、そのソースが電源出力端子9に接続されてい
る。Pチャネル型IG−FET6はそのゲートがインバ
ータ回路4の出力端に接続され、そのドレインが電源端
子8に接続され、そのソースが電源出力端子9に接続さ
れている。RAM回路ブロック12はその駆動電圧が電
源出力端子9から供給され、インバータ回路4の出力が
RAM制御信号16として供給されている。容量11は
その一端が電源出力端子9に接続され、その他端が接地
されている。また、電圧比較回路2及びインバータ回路
3,4はその駆動電圧が電源出力端子9から供給されて
いる。
【0011】このように構成される集積回路装置におい
ては、通常動作時にスイッチ10をオン状態にすると、
電圧比較回路2は電池13の電圧VDDと電池14の電圧
BAT を比較し、その比較結果を出力する。この場合、
電池13の電圧VDDが電池14の電圧VBAT に比して高
ければ、インバータ回路3,4の出力に基づいて、Pチ
ャネル型IG−FET5はオン状態になり、Pチャネル
型IG−FET6はオフ状態になる。このため、RAM
回路ブロック12の駆動電圧として電圧VDDが供給され
る。また、スイッチ10をオフ状態にすると、Pチャネ
ル型IG−FET5がオフ状態になり、Pチャネル型I
G−FET6がオン状態になるため、RAM回路ブロッ
ク12の駆動電圧として電圧VBAT が供給される。この
ようにして、集積回路装置の電源を切り換えることがで
きる。
【0012】本実施例によれば、スイッチ10をオン状
態にした場合に、電圧比較回路2及びインバータ回路
3,4の駆動電圧にはPチャネル型IG−FET5を介
して電池13の電圧VDDが供給されるため、電池14の
電圧VBAT が集積回路装置1の動作を保障できない電圧
であっても、電池13の電圧VDDが集積回路装置1の動
作を保障できる電圧であれば、集積回路装置1の通常動
作を保障することができる。
【0013】なお、本実施例においては、Pチャネル型
IG−FET5,6のソース容量が接続されているた
め、電源切替時の動作電流によりPチャネル型IG−F
ET5,6のソース電圧が変動することを防止でき、ノ
イズの発生を防止できる。これにより、回路動作を安定
させることができる。
【0014】図2は本考案の第2の実施例に係る電源切
換回路を備えた集積回路装置を示す回路図である。な
お、本実施例は集積回路装置1の外部に設けたRAM集
積回路15の電源を切り換えるものであるので、図2に
おいて図1と同一物には同一符号を付してその部分の詳
細な説明は省略する。
【0015】本実施例においては、図1におけるRAM
回路ブロック12の替わりに、集積回路装置1の外部に
RAM集積回路15が設けられていて、RAM集積回路
15はその駆動電圧が電源出力端子9から供給され、イ
ンバータ回路4の出力がRAM制御信号16として供給
されている。
【0016】この場合、電池13の電圧VDDが集積回路
装置1及びRAM集積回路15の動作を保障できる電圧
であれば、電池14の電圧VBAT が低下していても、ス
イッチ10がオン状態であるときの通常動作を保障する
ことができる。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、切
り換えを制御する電圧比較回路並びに第1及び第2のイ
ンバータ回路の駆動電圧には第1及び第2の電源の電圧
のうちの高い方が供給されるから、集積回路装置の動作
を常に保障することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る電源切換回路を備
えた集積回路装置を示す回路図である。
【図2】本考案の第2の実施例に係る電源切換回路を備
えた集積回路装置を示す回路図である。
【図3】従来の電源切換回路を備えた集積回路装置を示
す回路図である。
【符号の説明】
1;集積回路装置 2;電圧比較回路 3,4;インバータ回路 5,6;Pチャネル型絶縁ゲート型電界効果トランジス
タ 7,8;電源端子 9;電源出力端子 10;スイッチ 11;容量 12;RAM回路ブロック 13,14;電池 15;RAM集積回路 16;RAM制御信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−92491(JP,A) 特開 平1−279493(JP,A) 特開 昭59−24322(JP,A) 特開 平2−230307(JP,A) 特開 昭56−105384(JP,A) 特開 昭59−188881(JP,A) 特開 昭60−59590(JP,A) 特開 昭51−92132(JP,A) 特開 平4−212785(JP,A) 実開 昭61−55724(JP,U) 実開 昭52−35934(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の電源の電圧を比較する電
    圧比較回路と、この電圧比較回路の比較結果を入力する
    第1のインバータ回路と、この第1のインバータ回路の
    出力を入力する第2のインバータ回路と、ゲートが前記
    第1のインバータ回路の出力端に接続されドレインが前
    記第1の電源に接続されソースが出力端子に接続された
    第1のPチャネル型絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
    と、ゲートが前記第2のインバータ回路の出力端に接続
    されドレインが前記第2の電源に接続されソースが前記
    出力端子に接続された第2のPチャネル型絶縁ゲート型
    電界効果トランジスタと、前記出力端子と接地端子との
    間に接続された容量とを有し、前記電圧比較回路並びに
    前記第1及び前記第2のインバータ回路は前記出力端子
    の出力電圧に基づいて駆動することを特徴とする電源切
    換回路。
JP6337891U 1991-07-15 1991-07-15 電源切換回路 Expired - Lifetime JP2569172Y2 (ja)

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