JP2568683Y2 - トラックのクラッチカバー及びフライホイール脱着冶具 - Google Patents

トラックのクラッチカバー及びフライホイール脱着冶具

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JP2568683Y2
JP2568683Y2 JP4565691U JP4565691U JP2568683Y2 JP 2568683 Y2 JP2568683 Y2 JP 2568683Y2 JP 4565691 U JP4565691 U JP 4565691U JP 4565691 U JP4565691 U JP 4565691U JP 2568683 Y2 JP2568683 Y2 JP 2568683Y2
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JP
Japan
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clutch cover
horizontal
lower arms
flywheel
column
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JP4565691U
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JPH04130164U (ja
Inventor
俊夫 西川
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトラックのクラッチカバ
ー及びフライホイール脱着治具に関する。
【0002】
【従来の技術】チルト式キャビンを有する大型トラック
では、エンジン01の後端に付設された図3縦断面図に
示すフライホイール(鎖線)02及びクラッチカバー
(実線)03はキャビンの床面の直下に配設されている
ので、これらを全体的に取外すには、スペース及び重量
の関係上、クレーンを使って取外すのであるが、エンジ
ン01は取外さずに、クラッチカバー03及び又はフラ
イホイール02を取外したい場合も少なくなく、このよ
うな場合は、キャビンを前傾して入力でこれを取外すの
である。これは、スペースが狭隘であることと、前傾キ
ャビンの存在のためにクレーンが使用できないことによ
るのであるが、クラッチカバー,フライホイールはそれ
ぞれ30kgf以上の重量を有し、しかも狭隘なスペー
スによる制約のために共同作業ができず、1人作業で重
量物を扱うこととなるので、重筋労働により作業員は怪
我をしたり、腰痛になったりする惧れがある。ところ
で、クラッチの後方に配設されているトランスミッショ
ン04は大きな重量を有するが、荷台取外したのち、
図4斜視図に示すように、トランスミッションジャッキ
05を使用して、これを安全に取外している。それ故、
このトランスミッションジャッキ05を利用してクラッ
チカバー03,フライホイール02を取外すために使用
する治具があれば、作業員の重筋労働を省力化すると共
にその作業の安全を図ることができるので分解及び組立
上極めて有益であると考えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような事
情に鑑みて提案されたもので、作業員の重筋労働を軽減
すると共に作業の安全性を確保し、併せて作業時間の短
縮化を図るトラックのクラッチカバー及びフライホイー
ル脱着治具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために、本考案は、
トランスミッションジャッキ上に上載される基板上に樹
立された支柱と、同支柱の上端に央部が前後方向に摺動
自在かつ軸線の周りに回動自在に支持されると共に水平
横ピンを介して傾動自在に枢支され前端に上下方向に中
心対称的に延びる上下腕を有すると共に後端に把手を有
する横T字状可動支持部材と、上記基板上で上記支往の
直前位置に樹立され上端で上記可動支持部材を水平に支
持するステー柱と、上記上下腕の上部,下部のそれぞれ
央部にそれぞれ上下方向にわたって延びる長孔及びこれ
に挿通されたボルトを介してそれぞれ取り付けられた
向半径方向に開口するコ字状取付金具と、上記上下腕の
自由端寄りに沿って上下方向に移動可能に前後方向へ
設されたワーク支持ストッパーとを具えたことを特徴と
する。
【0005】
【作用】上述の構成によれば、トランスミッション(0
4)をトランスミッションジャッキ(05)により図4
に示した要領で取外したのち、ステー柱(3)にて可動
支持部材(4)の水平部を水平に支持し、その前端
設された上下腕(6)でコ字状取付金具(10),(1
0)を介してクラッチカバー(03)をその中心孔の上
下部で文持したのち、トランスミッションジャッキ(0
5)と共にクラッチカバー(03)を後方へ平行移動し
て取外すことができる。フライホイール(02)も実質
的に同一要領で取外すことが可能である。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面について説明すると、
図1は本考案治具をクラッチカバーの分解に通用した第
1実施例を示す側面図、図2は本考案治具をフライホイ
ールの分解に適用した第2実施例を示す正面図である。
まず、図1において、1はトランスミッションジャッキ
05に上載される水平基板で、水平基板1の央部には左
右1対よりなる支柱2が立設され、支柱2,2の前方位
置にステー柱3が立設されている。4はワーク支持用の
横置T字状可動支持邪材であり、可動文持部材4は水平
部材5とその前端に上下方向に一直線状に延びる上下腕
6よりなり、水平部材5の央部は左右1対の支柱2の上
端を連結する横梁7に軸方向に摺動自在かつ軸線の周り
に回動自在であると共に水平横ピン8を介して縦鉛直面
上で傾動自在に支持され、その後端には把手9が突設さ
れている。10は上下1対のコ字状取付金具で、それぞ
れ長孔11及びボルト12を介して上下腕6に固着され
ている。14は上下腕6の下端付近に前後方向に移動可
能に突設されたストッパーボルトである。このような治
具において、トランスミッション04を取外したあとの
トランスミッションジャッキ05上に、図1に示すよう
に、本考案治具を上載し、トランスミッションジャッキ
05を昇降して水平部材5の水平中心線をクラッチカバ
ー03の中心線に芯合せしたのち、上下1対の取付金具
10を介してクラッチカバー03の中心孔の上下端を支
持してから、把手9で可動支持部材4を平行移動するこ
とで後方へ若干距離だけ移動する。その際、ステー柱3
は水平部材5を水平位置に保持するのに役立ち、またス
トッパーボルト14はクラッチカバー03の下端を前方
へ押すことで下部取付金具10と協働してクラッチカバ
ー03を鉛直姿勢に保持する作用を行う。こうしてクラ
ッチカバー03をフライホイール02から分離したのち
は、水平部材5を必要に応じて軸方向へ移動、軸線の周
りに回動、水平横ピン8の周りに回動することで、クラ
ッチカバー03を所望の方向及び位置へ移動することが
できる。次に、フライホイール02は、図2に示すよう
に、フライホイール02の外周のボルト孔06を利用し
て、その上下端をボルト16を介して上下腕6の先端
ボルト孔17部に固定したのち、クラッチカバー03と
同一要領でエンジンから分離することができる。このよ
うな治具によれば、下記の効果が奏せられる。 (1)作業員の重筋労働を大輻に軽減することができ
る。 (2)作業を安全かつ迅速に行うことができる。 (3)組立も分解と同様、安全かつ迅速に行われる。 (4)作業コストが低減する。
【0007】
【考案の効果】要するに本考案によれば、トランスミッ
ションジャッキ上に上載される基板上に樹立された支柱
と、同支柱の上端に央部が前後方向に摺動自在かつ軸線
の周りに回動自在に支持されると共に水平横ピンを介し
て傾動自在に枢支され前端に上下方向に中心対称に延
びる上下腕を有すると共に後端に把手を有する横T字状
可動支持部材と、上記基板上で上記支柱の直前位置に樹
立され上端で上記可動支持部材を水平に支持するステー
柱と、上記上下腕の上部,下部のそれぞれ央部にそれぞ
れ上下方向にわたって延びる長孔及びこれに挿通された
ボルトを介してそれぞれ取り付けられた外向半径方向に
開口するコ字状取付金具と、上記上下腕の自由端寄りに
沿って上下方向に移動可能に前後方向へ突設されたワー
ク支持ストッパーとを具えたことにより、作業員の重筋
労働を軽減すると共に作業の安全性を確保し、併せて作
業時間の短縮化を図るトラックのクラッチカバー及びフ
ライホイール脱着治具を得るから、本考案は産業上極め
て有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案をクラッチカバーの取外しに適用した一
実施例を示す側面図である。
【図2】本考案をフライホイールの取外しに適用した一
実施例を示す正面図である。
【図3】公知のエンジンのフライホイール及びクラッチ
カバーを示す縦断面図である。
【図4】公知のトランスミッションジャッキの使用要領
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 水平基板 2 支柱 3 ステー柱 4 可動支持部材 5 水平部材 6 上下腕 7 横梁 8 水平横ビン 9 把手 10 取付金具 11 長孔 12 ボルト 14 ストッパーボルト 16 ボルト 17 ボルト孔 01 エンジン 02 フライホイール 03 クラッチカバー 04 トランスミッション 05 トランスミッションジャッキ 06 ボルト孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッションジャッキ(05)
    に上載される基板(1)上に樹立された支柱(2)と、
    同支柱(2)の上端に央部が前後方向に摺動自在かつ軸
    線の周りに回動自在に支持されると共に水平横ピン
    (8)を介して傾動自在に枢支され前端に上下方向に中
    心対称に延びる上下腕(6)を有すると共に後端に把
    (9)を有する横T字状可動支持部材(4)と、上記
    基板(1)上で上記支柱(2)の直前位置に樹立され上
    端で上記可動支持部材(4)を水平に支持するステー柱
    (3)と、上記上下腕(6)の上部,下部のそれぞれ央
    部にそれぞれ上下方向にわたって延びる長孔(11)
    びこれに挿通されたボルト(12)を介してそれぞれ取
    り付けられた外向半径方向に開口するコ字状取付金具
    (10)と、上記上下腕(6)の自由端寄りに沿って上
    下方向に移動可能に前後方向へ突設されたワーク支持ス
    トッパー(14)とを具えたことを特徴とするトラック
    のクラッチカバー及びフライホイール脱着治具。
JP4565691U 1991-05-21 1991-05-21 トラックのクラッチカバー及びフライホイール脱着冶具 Expired - Lifetime JP2568683Y2 (ja)

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JPH04130164U JPH04130164U (ja) 1992-11-30
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Effective date: 19970408

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Effective date: 19971216