JP2568593B2 - 導電性樹脂組成物 - Google Patents

導電性樹脂組成物

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裕幸 山口
紘一 大橋
周郎 村上
正 宮沢
隆明 中村
昭 佐藤
栄一 宮地
嘉久 井上
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田岡化学工業 株式会社
カヤバ工業 株式会社
化成品興業 株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は導電性樹脂組成物に係る。さらに詳しくは本
発明は集積回路、ハイブリットIC等のリード線のボンデ
ィング、各種部品の実装の際の接着、電子機器の電磁シ
ールド用プラスチック、塗料等、導電性を必要とする部
分の接着剤やプラスチック材料、塗料に好適な導電性樹
脂組成物に関する。
(従来の技術) 導電性樹脂組成物は、フェノール樹脂、アクリル樹
脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等
の合成樹脂に導電性充填剤を混合してペースト状にした
ものであり、通常エポキシ樹脂が多用されている。現在
一般に用いられている導電性エポキシ樹脂組成物には、
エポキシ樹脂に導電性充填剤を配合した主剤と硬化剤と
を使用直前に混合する二液型と、エポキシ樹脂に導電性
充填剤と硬化剤とを予め配合した一液型とがある。二液
型の硬化剤としては、一般にポリアミド樹脂あるいはア
ミン類が用いられ、一液型の硬化剤としてはフェノール
樹脂、イミダゾール化合物、ジシアンジアミドと尿素化
合物等が用いられている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の二液型の導電性樹脂組成物では主剤と硬化剤を
混合すると、速やかに粘度が上昇し、数時間から数日で
硬化してしまうので可使時間が短い。また、一液型の導
電性樹脂組成物も、常温に於いては硬化剤が徐々に溶解
することによってエポキシ樹脂と反応し、経時的に粘度
が上昇して数日〜2週間程度で硬化するので貯蔵安定性
に乏しく、使用しないとき、或いは長期保存には0〜5
℃の低温で保管したり、輸送には冷凍輸送の必要があ
る。このように、従来の導電性樹脂組成物は可使時間や
保存安定性などにおいて実用上満足できない点がある。
本発明者らはこのような導電性エポキシ樹脂組成物の
欠点を改良すべく検討し、常温における貯蔵安定性に優
れ、高温時には速やかに硬化し優れた物性の導電性硬化
物を得るエポキシ樹脂組成物を得たのである。
すなわち、本発明の目的は、導電性エポキシ樹脂組成
物の貯蔵安定性を改良することにあり、さらには常温貯
蔵安定性および硬化性の両性能を満足する優れた一液型
導電性エポキシ樹脂組成物を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、導電性充填剤、エポキシ樹脂、酸無水物硬
化剤及びエポキシ化合物にジアルキルアミン(アルキル
基は置換されていてもよい)を反応させて得られた付加
化合物を粉末化した潜在性硬化促進剤を主成分とする導
電性樹脂組成物であって、前記潜在性硬化促進剤の使用
量が前記エポキシ樹脂に対して0.1〜10重量%であり、
前記導電性充填剤の使用量が前記導電性樹脂組成物の30
〜95重量%であることを特徴とするものである。
さらに第二の発明は、導電性充填剤、エポキシ樹脂、
酸無水物硬化剤及びエポキシ化合物にジアルキルアミン
(アルキル基は置換されていてもよい)を反応させて得
られた付加化合物の粉末表面を酸性物質で処理してなる
潜在性硬化促進剤を主成分とする導電性樹脂組成物であ
って、前記潜在性硬化促進剤の使用量が前記エポキシ樹
脂に対して0.1〜10重量%であり、前記導電性充填剤の
使用量が前記導電性樹脂組成物の30〜95重量%であるこ
とを特徴とするものである。
以下に本発明にかかわる導電性樹脂組成物について詳
細に説明する。
本発明に用いられるエポキシ樹脂は、平均して1分子
当り2個以上のグリシジル基を有するもので、例えばビ
スフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールA
D、カテコール、レゾルシン等の多価フェノール、また
はグリセリンやポリエチレングリコールのような多価ア
ルコールとエピクロルヒドリンを反応させて得られるポ
リグリシジルエーテル、あるいはP−オキシ安息香酸、
β−オキシナフトエ酸のようなヒドロキシカルボン酸と
エピクロルヒドリンを反応させて得られるグリシジルエ
ーテルエステル、あるいはダイマー酸、フタル酸のよう
なポリカルボン酸から得られるポリグリシジルエステ
ル、あるいは、4,4′−ジアミノジフェニルメタンやm
−アミノフェノール等から得られるグリシジルアミン化
合物、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポ
キシシクロヘキサンカルボキシレート、3,4−エポキシ
−6−メチルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−
6−メチルシクロヘキサンカルボキシレート等の環式脂
肪族エポキシ化合物、さらにはエポキシ化ノボラックや
エポキシ化ポリオレフィン等が例示されるが、これらに
限定されるものではない。
本発明に使用される硬化剤の酸無水物としては、従来
エポキシ樹脂の硬化に使用されたものを用いることがで
き、例えば、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無
水フタル酸、無水マレイン酸、無水ピロメリット酸、無
水メチルナジック酸、メチルブテニルテトラヒドロ無水
フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸等があげら
れる。
本発明に使用される付加化合物の原料と成るジアルキ
ルアミンとしては例えば、ジメチルアミン、ジエチルア
ミン、ジプロピルアミン、N−メチルエチルアミン、N
−エチルイソブチルアミン、ジアリルアミン、ジベンジ
ルアミン、N−エチルエタノールアミン、ジエタノール
アミン等が挙げられる。これらのジアルキルアミンと反
応させるエポキシ化合物としては特に制限はないが例え
ば、ブチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエ
ーテルに代表されるモノエポキシ化合物や、先に例示し
たような多価フェノール、多価カルボン酸やアミン類か
ら得られるエポキシ樹脂などがあげられ、これら1種ま
たは2種以上のエポキシ化合物を混合することにより任
意の軟化点の付加化合物を得ることができる。エポキシ
化合物のジアルキルアミン付加化合物はエポキシ化合物
を溶剤に溶解し、過剰のジアルキルアミンを混合して加
熱しながら反応させ、反応終了後、未反応アミン及び溶
剤を留去することにより容易に得られる。
溶剤としてはエポキシ化合物を溶解する沸点50℃以上
のものが達するが、例えばテトラヒドロフラン、ジオキ
サン、アセトン、メチルエチルケトン、トルエン、モノ
クロルベンゼン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ
などがあげられ、なかでもエチルセロソルブおよびトル
エンが好ましい。
付加化合物は、例えばアトマイザーなどで粉砕して粉
末化して本発明使用の潜在性硬化促進剤とすることがで
きる。
酸性物質による付加化合物の粉末表面の処理方法とし
ては、この粉末を気体酸にさらすか、希薄酸性物質溶液
に分散した後乾燥すればよい。
表面処理に用いられる酸性物質としては気体、液体の
無機および有機酸で例えば亜硫酸ガス、塩酸、炭酸ガ
ス、硫酸、リン酸、ほう酸、ギ酸、修酸、酢酸、フロピ
オン酸、乳酸、カプロン酸、サリチル酸、酒石酸、コハ
ク酸、アジピン酸、セバチン酸、p−トルエンスルホン
酸、フェノール、ピロガロール、タンニン酸、ロジン、
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、アルギン酸、フェ
ノール樹脂、レゾルシン樹脂等があげられる。
これらの酸性物質の使用量は、付加物の粉体表面に露
出しているアミノ基を中和するに足る量であればよく、
使用量が多すぎるとエポキシ樹脂の硬化促進効果の低下
を招く恐れがある。従って、処理以前に一部試料により
前以ってアミンを定量し必要量を決定することが好まし
い。
本発明に用いられる導電性充填剤としては、金、銀、
白金、ニッケル、パラジウム、鋼、アルミニウム、鉄等
の金属粉、あるいは、カーボンブラック、グラファイト
等の粉末や炭素繊維等をあげることができる。その他、
鉄、銅、ニッケル等の金属粉末や、炭素粉末、ガラス粉
末、グラスファイバー等の表面を金、銀等の高導電性金
属で被覆したものなどがある。
これらの導電性充填剤は要求される導電性や用途など
により単独あるいは混合して使用することができ、導電
性充填剤の種類、形状、大きさは本導電性樹脂組成物の
使用目的に応じて適宜選択しうる。
本発明の導電性樹脂組成物はエポキシ樹脂に導電性充
填剤、酸無水物硬化剤および潜在性硬化促進剤を均一に
混合すれば容易に得ることができる。
この場合に、潜在性硬化促進剤の使用量はエポキシ樹
脂に対して0.1〜10重量%でよく、なかでも1.0〜3.0重
量%が好結果である。また導電性充填剤の使用量は、本
発明の導電性樹脂組成物の30〜95重量%、なかでも50〜
90重量%とするのが好ましい。導電性充填剤の使用量が
30重量%未満であると殆ど実用的な導電性は得られず、
また95重量%を越えると塗布性、接着強度などが著しく
低下する。
本発明による導電性樹脂組成物は、貯蔵安定性、硬化
性等に悪影響を及ぼさない範囲で、通常のエポキシ樹脂
組成物に用いられる添加剤、例えば溶剤、着色剤、粘度
調整剤、充填剤その他いろいろな目的をもつ改質剤等を
配合することは差し支えないし、これらの配合もまた本
発明の目的に合致しその範囲に包含されるものである。
(発明の効果) このようにして得られた本発明の導電性エポキシ樹脂
組成物は、常温での貯蔵安定性に優れ、夏場においても
1ヶ月以上の保存が出来、かつ従来の一液型エポキシ樹
脂組成物に比べその硬化性が非常に改良され、良好な性
能を有する導電性硬化物を与える。従って前以て、一度
に樹脂を調整し貯蔵しておくことができ、二液型のよう
にその都度煩雑な操作を必要としない利点がある。
(実施例) 以下例を挙げて本発明を説明するが、これらの例によ
って本発明の範囲を制限されるものではない。例中の
「部」は重量部を示す。
〔潜在性硬化促進剤の製造例〕
製造例 1 スミエポキシESCN−220L(住友化学工業(株)製クレ
ゾールノボラック型エポキシ樹脂。軟化点70℃。エポキ
シ当量212)150部を400部のエチルセロソルブに溶解
し、過熱攪拌しながら100部のジメチルアミン水溶液(4
0%)を可及的すみやかに滴下する。50〜80℃で3時間
反応後未反応アミンおよび溶剤を100〜160℃で加熱下減
圧留去する。次いで150部のトルエンに反応物を溶解し
た後、同様に減圧留去して樹脂中の未反応アミンを留去
することにより170部の付加物を得た。付加物をアトマ
イザーで粉砕後更にジェット粉砕機で微粉砕して粒度1
〜20μの微粉末を得た。これを潜在性硬化促進剤(1)
とする。
製造例 2 スミエポキシESCN−220L75部とスミエポキシESA−011
(住友化学工業(株)製エピビス型エポキシ樹脂。軟化
点69℃エポキシ当量489。)75部を600部のエチルセロソ
ルブに溶解し、過熱攪拌しながら190部のジメチルアミ
ン水溶液(40%)を可及的速やかに滴下する。以下製造
例1と同様に処理して微粉末付加物180部を得た。これ
を潜在性硬化促進剤(2)とする。
製造例 3 スミエポキシESA−017(住友化学工業(株)製エピビ
ス型エポキシ樹脂。軟化点130℃。エポキシ当量183
0。)130部とスミエポキシELA−134(住友化学工業
(株)エピビス型エポキシ樹脂。軟化点22℃。エポキシ
当量244。)20部をエチルセロソルブ500部に溶解し製造
例1と同様に処理して120部のジエチルアミンのエチル
セロソルブ溶液(40%)と反応せしめ、152部の微粉末
付加物を得た。これを潜在性硬化促進剤(3)とする。
製造例 4 製造例1で得た微粉末付加物50部を密閉容器にとり、
多量の塩酸ガスを吹き込んで室温で1夜放置した。過剰
の塩酸ガスを空気と置換して48部の微粉末を得た。これ
を潜在性硬化促進剤(4)とする。
製造例 5 製造例1で得た微粉末付加物50部を150部の水に分散
した。この分散液に0.5%の酒石酸水溶液150部を攪拌下
に滴下した。30分攪拌した後濾過し、減圧乾燥して48部
の微粉末を得た。これを潜在性硬化促進剤(5)とす
る。
製造例 6 製造例2で得た微粉末付加物50部を150部の水に分散
した。分散液を攪拌しながら0.3%ギ酸水溶液150部を滴
下した。30分攪拌した後濾過し、減圧乾燥して46部の微
粉末を得た。これを潜在性硬化促進剤(6)とする。
製造例 7 製造例3で得たこの微粉末付加物100部を300部の水に
分散し、製造例3と同様にして0.65%のp−トルエンス
ルホン酸水溶液380部で処理して95部の微粉末を得た。
これを潜在性硬化促進剤(7)とする。
実施例1〜12、比較例1〜12 エピコート828(油化シェルエポキシ(株)製ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂)、表−1に示す導電性充填
剤、酸無水物硬化剤および、製造例1〜7で得られた潜
在性硬化促進剤を用いて表−1に示す組成で導電性樹脂
組成物を調整した。実施例1,2,3,7,8および9はエポキ
シ樹脂と酸無水物硬化剤を予め混合した中へ、潜在性硬
化促進剤次いで導電性充填剤を添加混合した。実施例4,
5,6,10,11および12はエポキシ樹脂と潜在性硬化促進剤
を先に混合し、次いで酸無水物硬化剤さらに導電性充填
剤を混合した。これらの組成物を用いて硬化時間、熱変
形温度および組成物の保存安定性を測定した。測定結果
を表−1に示す。
硬化時間の測定は熱板式ゲルタイマー(日新科学
(株)製)を用いて行った。保存安定性は粘度の経日変
化を求めて測定した。熱変形温度は100℃×2Hrさらに13
0℃×4Hrで硬化させたものをASTMD−648−56に準じて測
定した。導電性は、アルミナ基板に膜厚40μで印刷し、
150℃×60分で硬化させたものの面積抵抗値を測定し、
面積抵抗値および膜厚より比抵抗を計算して求めた。
表−2には前記実施例に対する比較例として、本発明
の潜在性硬化促進剤を用いる代わりに、エピコート828
に対して表−2に示す各種硬化剤等を用いて導電性樹脂
組成物を生成し、その硬化時間、熱変形温度、及び保存
安定性を求めた結果を表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 163/00 JFL C09J 163/00 JFL (73)特許権者 999999999 化成品興業 株式会社 東京都中央区日本橋本町4丁目4番11号 永井ビル (72)発明者 山口 裕幸 大阪府大阪市淀川区西三国4丁目2番11 号 田岡化学工業株式会社内 (72)発明者 大橋 紘一 大阪府大阪市淀川区西三国4丁目2番11 号 田岡化学工業株式会社内 (72)発明者 村上 周郎 大阪府大阪市淀川区西三国4丁目2番11 号 田岡化学工業株式会社内 (72)発明者 宮沢 正 東京都港区浜松町2丁目4番1号 世界 貿易センタービル カヤバ工業株式会社 内 (72)発明者 中村 隆明 東京都港区浜松町2丁目4番1号 世界 貿易センタービル カヤバ工業株式会社 内 (72)発明者 佐藤 昭 東京都港区浜松町2丁目4番1号 世界 貿易センタービル カヤバ工業株式会社 内 (72)発明者 宮地 栄一 東京都中央区日本橋本町4丁目4番11号 永井ビル 化成品興業株式会社内 (72)発明者 井上 嘉久 東京都中央区日本橋本町4丁目4番11号 永井ビル 化成品興業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−190521(JP,A) 特開 昭61−192722(JP,A) 特開 昭58−83023(JP,A) 特開 昭58−85238(JP,A) 特開 昭61−236816(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性充填剤、エポキシ樹脂、酸無水物硬
    化剤及びエポキシ化合物にジアルキルアミン(アルキル
    基は置換されていてもよい)を反応させて得られた付加
    化合物を粉末化した潜在性硬化促進剤を主成分とする導
    電性樹脂組成物であって、前記潜在性硬化促進剤の使用
    量が前記エポキシ樹脂に対して0.1〜10重量%であり、
    前記導電性充填剤の使用量が前記導電性樹脂組成物の30
    〜95重量%であることを特徴とする導電性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】導電性充填剤、エポキシ樹脂、酸無水物硬
    化剤及びエポキシ化合物にジアルキルアミン(アルキル
    基は置換されていてもよい)を反応させて得られた付加
    化合物の粉末表面を酸性物質で処理してなる潜在性硬化
    促進剤を主成分とする導電性樹脂組成物であって、前記
    潜在性硬化促進剤の使用量が前記エポキシ樹脂に対して
    0.1〜10重量%であり、前記導電性充填剤の使用量が前
    記導電性樹脂組成物の30〜95重量%であることを特徴と
    する導電性樹脂組成物。
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