JP2568128Y2 - 自動車用カーテンレール組付構体 - Google Patents

自動車用カーテンレール組付構体

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JP2568128Y2
JP2568128Y2 JP44392U JP44392U JP2568128Y2 JP 2568128 Y2 JP2568128 Y2 JP 2568128Y2 JP 44392 U JP44392 U JP 44392U JP 44392 U JP44392 U JP 44392U JP 2568128 Y2 JP2568128 Y2 JP 2568128Y2
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curtain
curtain rail
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rail
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雅章 遠山
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のカーテンの下
部をスライド可能に保持するカーテンレールを車体に取
付けるためのカーテンレール組付構体に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の電動カーテンは、図4に示すよ
うなアウター側カーテン(3)とインナー側カーテン
(4)を備えた2重構造が一般的である。各カーテン
(3)(4)は、車体(1)の窓(2)の内側に設置さ
れる。
【0003】各カーテン(3)(4)の上部は、窓
(2)の上方の車体(1)に固定された駆動モーター内
蔵のガーニッシュ(10)側に保持される。各カーテン
(3)(4)の下部は、窓(2)の下方の車体(1)に
着脱自在に取付けられた内装トリム(6)側に保持され
る。内装トリム(6)の略逆L形の上部に上下2段で平
行に2本のカーテンレール(11)(12)が取付けられ
る。上段のカーテンレール(11)に、アウター側カーテ
ン(3)の下部のカーテンランナー(13)がスライド自
在に嵌挿される。下段のカーテンレール(12)に、イン
ナー側カーテン(4)の下部のカーテンランナー(14)
がスライド自在に嵌挿される。
【0004】図5に示すように、内装トリム(6)の上
部の略垂直な外面に形成された断面コ字状の横溝(7)
に、断面略コ字状のカーテンレール(12)が嵌挿され
て、タッピンネジ(15)で固定される。カーテンレール
(12)はアルミニウム等の押し出し成形品で、前面にカ
ーテンランナー(14)が嵌挿されるスリット(16)を有
する。カーテンレール(12)の垂直な後板部(12a)が
横溝(7)の背板部(7a)に重合されて、複数箇所が
タッピンネジ(15)で固定される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記カーテンレール
(12)のネジ止めは、スリット(16)からタッピンネジ
(15)を挿入し、ドライバーなどの工具を使ってタッピ
ンネジ(15)の1つ1つを横溝(7)の背面部(7a)
に締め付けることで行われる。しかし、このような工具
を使ったネジ止め作業は、工数が多くて作業性が悪い問
題があった。
【0006】また、図6に示すように、内装トリム
(6)の前方から、横溝(7)に嵌合させたカーテンレ
ール(12)のスリット(16)を通してタッピンネジ(1
5)の頭部が見え、この頭部がカーテンレール(12)や
内装トリム(6)の外観を悪くしていた。
【0007】それ故に本考案の目的とするところは、車
体へのカーテンレールの取付作業性を改善した、外観の
良いカーテンレール組付構体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、車体に着脱自在に固定される内装トリムの横
溝の背板部に形成された取付穴に、横溝前方から圧入さ
れて固定されるレール取付用クリップと、前記カーテン
の下部を保持する略コ字状のレール部の裏面に、前記ク
リップに押圧されて係止するクリップ係合部を一体に有
するカーテンレールとを備え、内装トリムの横溝にクリ
ップを圧入して取付けた後、横溝内にカーテンレールを
嵌挿してカーテンレールのクリップ係合部をクリップに
係合させて、横溝内にカーテンレールを取付けることを
特徴とする。
【0009】
【作用】車体に取付けた内装トリムの横溝の取付穴にク
リップは、圧入するだけのワンタッチの作業で取付けら
れ、さらに、横溝にカーテンレールを押し込んで、カー
テンレールのクリップ係合部を横溝内のクリップに係合
させることで、カーテンレールもワンタッチの簡単な作
業で取付けられる。
【0010】内装トリムの横溝にクリップを介して取付
けられたカーテンレールは、横溝に先に取付けられたク
リップを隠すクリップカバーを兼ね、カーテンレーや内
装トリムの外観が良くなる。
【0011】
【実施例】図1乃至図3を参照して、本考案の一実施例
を説明する。なお、同図の図4と同一または相当部分に
は同一符号を付して、説明は省略する。
【0012】本考案は、車体(1)に着脱自在に取付け
られた内装トリム(6)の横溝(7)にカーテンレール
(5)を、複数のクリップ(9)を介してワンタッチ式
に取付けた組付構体である。カーテンレール(5)は、
インナー側カーテン(4)のカーテンランナー(14)を
スライド自在に保持する。
【0013】クリップ(9)は樹脂製で、例えば図3に
示すように、断面横U字状でくさび形の弾性本体部(9
a)と、本体部(9a)の先端両側に一体に突設した弾
性引掛爪(9b)と、本体部(9a)の後端部上下面に
一体に突設したストッパ片(9c)及び係止爪(9d)
を有する。ストッパ片(9c)と係止爪(9d)は一定
の間隔で対向する。
【0014】内装トリム(6)の横溝(7)は、その背
板部(7a)の複数箇所にクリップ(9)の取付穴
(8)を有する。取付穴(8)は横長矩形の貫通穴で、
ここにクリップ(9)の本体部(9a)が挿入される。
クリップ(9)を取付穴(8)に圧入すると、引掛爪
(9b)が内方に弾性変形し、取付穴(8)にストッパ
片(9c)が当接した位置で引掛爪(9b)が弾性復帰
して、その先端が横溝(7)の背板部(7a)の裏面に
係止する。このクリップ(9)の複数個が、横溝(7)
内にワンタッチの作業で取付けられる。
【0015】カーテンレール(5)はアルミニウムなど
の押し出し成形品で、内装トリム(6)の横溝(7)に
嵌め込んで取付けられる。カーテンレール(5)は、略
コ字状のレール部(5a)と、レール部(5a)の裏面
側に一体に突設されたクリップ係合部(5b)を有す
る。レール部(5a)は前面にスリット(5d)を有
し、このスリット(5d)にカーテン(4)のカーテン
ランナー(14)がスライド可能に嵌挿される。クリップ
係合部(5b)は、レール部(5a)の後板部(5c)
の裏面上下から後方に延びる上下一対の係合片(5f)
で構成される。この上下の係合片(5f)の先端間に、
クリップ(9)の本体部(9a)が挿入される裏面側ス
リット(5e)が形成される。裏面側スリット(5e)
にクリップ(9)の本体部(9a)の後端部を圧入し、
係合爪(5f)の先端をストッパ片(9c)に当接させ
ると、係止爪(9d)が係合爪(5f)の内側エッジに
係止する。
【0016】車体(1)に固定された内装トリム(6)
の横溝(7)にカーテンレール(5)は、次のようにワ
ンタッチ式に取付けられる。
【0017】まず、内装トリム(6)の横溝(7)の所
定箇所にクリップ(9)を圧入して固定する。次に、横
溝(7)にカーテンレール(5)を嵌め込み、カーテン
レール(5)の裏面側スリット(5e)を横溝(7)内
のクリップ(9)の本体部(9a)に圧入して、係止爪
(9d)を係合爪(5f)に係止させる。この係止で横
溝(7)からのカーテンレール(5)の抜けが防止さ
れ、横溝(7)へのカーテンレール(5)の取付けが完
了する。
【0018】横溝(7)に嵌挿して取付けたカーテンレ
ール(5)のレール部(5a)の後板部(5c)は、横
溝(7)内のクリップ(9)を隠す。従って、内装トリ
ム(6)の前方からはカーテンレール(5)だけが見え
て、内装トリム(6)やカーテンレール(5)の外観を
スッキリした良好なものにする。
【0019】なお、本考案は電動カーテンにおけるカー
テンレール組付構体に限らず、自動車の手動カーテンの
カーテンレール組付構体にも適用可能である。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、車体に取付けた内装ト
リムの横溝の取付穴にクリップを圧入して取付け、次に
横溝にカーテンレールを押し込んで横溝内のクリップに
係合させて取付けることで、カーテンレールは内装トリ
ムにワンタッチの工数少ない簡単な作業で取付けられ、
カーテンレールの取付作業性が一段と向上する効果があ
る。
【0021】また、内装トリムの横溝に取付けられたカ
ーテンレールは、横溝に先に取付けられたクリップを隠
して、カーテンレーや内装トリムの外観を良くする効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図
【図2】図1A−A線の断面図
【図3】図2組付構体の分解斜視図
【図4】従来のカーテンレール組付構体を備えた自動車
のカーテン構造を説明するための縦断面図
【図5】図4の要部拡大断面図
【図6】図5におけるカーテンレールの部分正面図
【符号の説明】
1 車体 2 窓 3 カーテン 5 カーテンレール 6 内装トリム 7 横溝 8 取付穴 9 クリップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の窓の内側に装着されるカーテンの
    下部を保持するカーテンレールを、車体に着脱自在に固
    定される内装トリムの略垂直な外面に形成された横溝に
    嵌合して固定する組付構体で、 内装トリムの横溝の背板部に形成された取付穴に横溝前
    方から圧入されて固定されるレール取付用クリップを備
    え、 前記カーテンの下部を保持する略コ字状のレール部の裏
    面に、前記クリップに押圧されて係止するクリップ係合
    部を一体に有するカーテンレールを、 内装トリムの横溝に嵌挿して横溝内に先に取付けたクリ
    ップにクリップ係合部を係合させて取付けることを特徴
    とする自動車用カーテンレール組付構体。
JP44392U 1992-01-10 1992-01-10 自動車用カーテンレール組付構体 Expired - Lifetime JP2568128Y2 (ja)

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JPH0555976U JPH0555976U (ja) 1993-07-27
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JP5144455B2 (ja) * 2008-10-03 2013-02-13 トヨタ紡織株式会社 サンシェード装置の取付構造

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JPH0555976U (ja) 1993-07-27

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