JP2568038Y2 - 自動販売機のカップ飲料展示装置 - Google Patents

自動販売機のカップ飲料展示装置

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JP2568038Y2
JP2568038Y2 JP1992079077U JP7907792U JP2568038Y2 JP 2568038 Y2 JP2568038 Y2 JP 2568038Y2 JP 1992079077 U JP1992079077 U JP 1992079077U JP 7907792 U JP7907792 U JP 7907792U JP 2568038 Y2 JP2568038 Y2 JP 2568038Y2
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JP
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cup
dummy
beverage
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dummy cup
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JP1992079077U
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敏和 北
太志 神崎
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動販売機のカップ式
飲料のサンプルを展示するカップ飲料展示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカップ飲料展示装置の一例として
は特開平2−250084号公報などに示されている。
これらは図6と図7に示すように、透光性材料で形成さ
れた販売に使用するカップと同じような形状のダミーカ
ップ本体1の内部に飲料の液面などと同じような形状が
形成された透光性材料の液面表示部材2を配置し、ダミ
ーカップ本体1の外側面に販売に使用するカップの外側
面の図柄などを印刷したプラスチックフィルムで形成さ
れたグラフィックシール3を取り付け、サンプル台4の
下方に配置した光源5の光がサンプル台4のサンプル展
示位置に穿設された円孔4aからカップサンプル6を通
して矢印A方向から観察する利用者に見えるよう構成さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような構成では、
液面表示部材2は動かない状態でダミーカップ本体1の
内側に配置されており、このため商品サンプルとしての
リアル性を欠き、利用者へのアピール性が低く、集客力
が低下するという問題がある。
【0004】本考案は、液面表示部材2を動かすことに
より商品サンプルとしてのリアル性が増し、利用者への
アピール性が向上して、集客力が増大するカップ飲料展
示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のカップ飲料展示
装置は、商品展示室に配置されたダミーカップ本体と、
前記ダミーカップ本体内の上部付近に配置されて飲料の
上部表面状態を模した上部材とを有する自動販売機のカ
ップ飲料展示装置であって、前記上部材は、その上部材
から前記ダミーカップ本体の内側を通って下方に延設さ
れ駆動手段により回転される支持軸により支持され、前
記ダミーカップ本体および上部材を透光性材料で形成
し、前記ダミーカップ本体の下方に光源を配置し、この
光源からの光が前記ダミーカップ本体の底部箇所を通し
てそのダミーカップ本体内に入射し、前記ダミーカップ
本体および上部材が内側より照射されるように構成した
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】この構成によると、飲料の上部表面状態を模し
た上部材がダミーカップ本体の上部から露出するととも
に、ダミーカップ本体の内側から下方に延設された上部
材の支持軸が駆動手段により回転駆動されて、上部材が
回転駆動される。また、光源からの光により、ダミーカ
ップ本体および上部材が内側より照射される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の各実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。なお、従来例を示す図6,図7と同様の
作用をなすものは同一の符号をつけて説明する。
【0008】第1の実施例のカップ飲料展示装置は図1
と図2に示すように構成されている。窓材7と背面板8
とで仕切られた商品展示室9には、ダミーカップ本体1
とダミー飲料キャップ本体10と駆動部11が設けられ
ている。
【0009】ダミーカップ本体1は、円板状の鍔部12
aとこの鍔部12aから上下に中空円柱状に突出しこの
上側が上方に向って細くなるテーパ形状の凸部12bが
形成されたフレーム12と、上広がりの円筒形状に形成
されフレーム12の凸部12bの側面を囲むとともにこ
の下部開口がフレーム12の鍔部12aの外周に保持さ
れたカップ部材13とで構成されている。フレーム12
とカップ部材13はおもに透光性材料の透明樹脂で成形
される。
【0010】ダミー飲料キャップ本体10は、液面を表
示するダミー液面部2aとこのダミー液面部2aから下
方に突き出た突出部2bが形成された上部材としての液
面表示部材2と、有底筒形状の保持部14aとこの底部
から下方に延伸された軸部14bが形成された支持軸1
4とで構成されている。液面表示部材2は透光性材料の
樹脂で成形され、支持軸14は透光性材料の透明樹脂で
成形される。
【0011】駆動部11は、サンプル台4の下方に配置
されたモータ15と、筒形状の保持部16aが形成され
モータ15の回転軸15aに連結してモータ15の回転
を減速する減速機16とで構成されている。
【0012】カップ部材13の外側面には、透光性材料
の樹脂フィルムで形成され図柄などを印刷したグラフィ
ックシール3が取り付けられており、液面表示部材2の
ダミー液面部2aの上外面が利用者が見えるようにカッ
プ部材13の上部開口13aから露出されている。
【0013】このカップ飲料展示装置を組み立てる場合
は、一例として図2に示すようにカップ部材13を矢印
Bにしたがってフレーム12の鍔部12aに取り付けて
ダミーカップ本体1を組み立てた後グラフィックシール
3を矢印Cにしたがってカップ部材13の外側面に取り
付ける。このダミーカップ本体1を図1に示すように、
フレーム12の凸部12bの下部をサンプル台4のサン
プル展示位置に取り付けてランプカバー17のサンプル
展示位置に形成された切欠部17aの上に配置する。つ
ぎに図2に示すように、支持軸14の軸部14bを矢印
Dにしたがってフレーム12の凸部12bの中空部を通
し軸部14bの下部を減速機16の保持部16aに取り
付けた後液面表示部材2の突出部2bを矢印Eにしたが
って支持軸14の保持部14aに取り付ける。
【0014】ランプカバー17の下方に配置した光源5
でダミーカップ本体1とダミー飲料キャップ本体10と
グラフイックシール3は下方より透過照明される。液面
表示部材2は、減速機16と支持軸14を介してモータ
15で回転駆動される。
【0015】このカップ飲料展示装置は、おもに飲料内
に氷片などを含むコールド飲料用の商品サンプルとして
使用されるが、図1に示す液面表示部材2を図3に示す
液面表示部材2に取り替えてコーヒーのホット飲料など
の商品サンプルとして使用される。
【0016】この構成により、回転駆動された液面表示
部材2のダミー液面部2aがカップ部材13の上部開口
13aから露出して、利用者からあたかもカップ内で実
際の飲料が回っているように見え調理し立ての感じが出
せる。そのため、商品サンプルとしてのリアル性が増
し、利用者へのアピール性が向上して、集客力が増大す
る。
【0017】第2の実施例のカップ飲料展示装置は図4
に示すように構成されている。上記第1の実施例では、
ダミーカップ本体1に図1に示すカップ部材13を用い
たが、図4に示すようにカップ部材13を有底筒形状に
してこの底部13bに孔13cを穿設しこの孔13cに
フレーム12の凸部12bを通してフレーム12に取り
付け、フレーム12の鍔部12aの上面でカップ部材1
3を保持するよう構成しても同様の効果が得られる上、
カップ部材13がフレーム12に配置しやすくカップ部
材13の位置決めも容易になる。
【0018】この実施例では、透明樹脂で成形した有底
筒形状のカップ部材13を使用したが、底部に、この実
施例のカップ部材13の孔13cと同様の孔を穿設した
実カップをフレーム12の鍔部12aに載せるかあるい
は両面テープなどで接着して使用することもできる。こ
の場合も、同様の効果が得られる上、カップ部材13や
グラフィックシール3の新たな生産が不要で商品サンプ
ルの生産コストを低減できる。
【0019】上記各実施例では、グラフィックシール3
をカップ部材13の外側面に取り付けたが、たとえば、
図5に示すように、フレーム12の鍔部12aの外周近
傍の内側に環状のリブ12cを設けて、グラフィックシ
ール3の下端部をリブ12cとカップ部材13との間で
保持し、グラフィックシール3がカップ部材13の内側
方向に入り込まないようにすれば、グラフィックシール
3をカップ部材13の内側面に取り付けることができ、
このような構成にした場合でも同様の効果が得られる。
【0020】上記各実施例で、モータ15を各商品サン
プルごとに設けることにより、利用者の利用状況に応じ
て液面表示部材2の回転駆動の制御が各商品サンプルご
とに別々にできる。
【0021】液面表示部材2の回転駆動の制御を各商品
サンプルごとに別々に行わない場合は、各商品サンプル
の液面表示部材2を連動して回転駆動できる連動装置を
用いることにより、全商品サンプルに対して1個のモー
タ15を設けるだけでよい。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、飲料の上部表面状態を
模した上部材がダミーカップ本体内の上部付近に配置さ
れ、その上部材からダミーカップ本体の内側を通って下
方に延設された支持軸を駆動手段により回転させること
により、上部材も回転駆動されるとともに、光源からの
光が、ダミーカップ本体の底部箇所を通してその下方か
らダミーカップ本体内に入射し、ダミーカップ本体およ
び上部材が内側より照射されて透過照明される。このよ
うに、ダミーカップ本体が内側から照射されているだけ
でなく、回転している上部材にも、内側より光が照射さ
れているため目立ち、利用者へのアピール性を向上して
集客力を増大することができる。また、商品展示室にお
ける光源の上方位置に複数のダミーカップを並列状態で
配置することにより、1つの光源で、複数の商品サンプ
ルに対して照明することができ、ダミーカップそれぞれ
に光源を設ける場合に比べて部品点数を削減できて安価
に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例のカップ飲料展示装置の
構成を示す縦断面図
【図2】同実施例の分解斜視図
【図3】同実施例で別の液面表示部材を用いた場合の縦
断面図
【図4】本考案の第2の実施例のカップ飲料展示装置の
構成を示す縦断面図
【図5】各実施例のグラフィックシールの配置を変えた
別の実施例の縦断面図
【図6】従来例のカップサンプルの分解斜視図
【図7】従来例のカップ飲料展示装置の構成を示す縦断
面図
【符号の説明】
1 ダミーカップ本体 9 商品展示室 10 ダミー飲料キャップ本体 11 駆動部 13a 上部開口 14 支持軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品展示室に配置されたダミーカップ本
    体と、前記ダミーカップ本体内の上部付近に配置されて
    飲料の上部表面状態を模した上部材とを有する自動販売
    機のカップ飲料展示装置であって、前記上部材は、その
    上部材から前記ダミーカップ本体の内側を通って下方に
    延設され駆動手段により回転される支持軸により支持さ
    れ、前記ダミーカップ本体および上部材を透光性材料で
    形成し、前記ダミーカップ本体の下方に光源を配置し、
    この光源からの光が前記ダミーカップ本体の底部箇所を
    通してそのダミーカップ本体内に入射し、前記ダミーカ
    ップ本体および上部材が内側より照射されるように構成
    した自動販売機のカップ飲料展示装置。
JP1992079077U 1992-11-17 1992-11-17 自動販売機のカップ飲料展示装置 Expired - Lifetime JP2568038Y2 (ja)

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JPH0643780U JPH0643780U (ja) 1994-06-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02143677U (ja) * 1989-01-25 1990-12-05
JP3121472U (ja) * 2006-02-24 2006-05-18 株式会社ワールド・クリエイト ガラス・陶磁器製等の容器の蓋

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