JP3246342U - 回転するコースター - Google Patents

Abstract

【課題】カップやグラス容器内の飲み物を攪拌することと、コースターに描かれている絵柄を回転させて変化を楽しみ、癒しの手助けをする回転するコースターを提供する。【解決手段】本考案の回転するコースターは、コースターの裏面に回転するベアリングを装着し、コースターをスムーズに回転させ、コースターの上部表面や壁面２に装飾を施す。【選択図】図１

Description

本考案は回転するコースターに関する。

従来コースターは、主にコップやグラスの下に敷くもので、その上に置くことにより飲み物の温度を保持しながら、なおかつテーブルや机を傷つけることを防止するものとして使用されている。

また、コースターは洋酒ビンお酒の徳利などお盆としても使用される場合もある。

コースターの材質は紙質、コルク、木質、布地、プラスチック、ゴム版、金属板などが使用されている。その中でも紙質、コルク、木質が一般的であり、厚みも１～１０ｍｍ程度でコースター表面には色々な絵柄や模様が施されて外観を綺麗に表現したものが多く使用されている。

本考案はコースターの裏面にコースターが回転できるように小型のベアリングを装着して、コップやグラスを置くだけのものでなく、コースターに置いたコップやグラス内の液体や固体を攪拌することができる回転するコースターを提供する。

また、コースター上部表面には装飾図柄もしくはガラスビーズの装飾を施し、回転させることにより、コースターに施した装飾図柄やガラスビーズの装飾を動的に変化させて、楽しさや面白さなどの癒しの効果を得られるようなコースターを提供することを目的とする。

コースターは日常的に、単に、コップやグラスの敷物としてのみに使用されているが、コースターに別の機能を保持させるようなことはなかったが、コースターを回転させる機能を与えることにより、コップやグラスも回転させて、コップやグラス内の飲み物を攪拌させることや回転するコップやグラス又は、コースターを見て楽しむことができる回転するコースターを提供することを課題とした。

本考案は、コースター本体１の裏面に支柱５を取り付けて、その支柱５が回転できるようにベアリングを装着したハウジング部分３に接合し、更に前記ハウジング部分３を受け止めテーブルや机に密着設置できる台座４を装着し、コースターが回転しても容易にずれ動かないような機構を有する回転するコースターを提供する。

また、本考案は、コースターを回転させるので、その上に乗せたコップやグラスの滑り落ち防止、飛び出し防止のためにコースターの周囲に壁面２を設置するように配慮した 回転するコースターを提供する。

本考案の回転するコースターはコップやグラスの敷物として使用するので、出来るだけ薄くすることが望ましいので、壁面２を除いて、コースター本体１、本体を支える支柱５、ベアリングを装着したハウジング部分３、全体を受け止めている台座４を含めた高さを３ｃｍ以内に収める設計とした回転するコースターである。

また、本考案の回転するコースターの壁面２には模様を施すことも可能であるが壁面の高さはコップやグラスを掴みやすくするためにコップやグラスの高さより、５０％以下の高さに設計することが望ましい。

本考案の回転するコースターの各部分に使用する材質として紙質、コルク、木質、布地、プラスチック、ゴム版、金属板などのいずれかを組み合わせて使用する。

上述のように本考案の回転するコースターはベアリングを軸受として使用するので飲み物を入れたコップやグラスをスムーズに回転させることが可能で、攪拌が容易であると同時に装飾として描写された絵柄も回転し、また、壁面にも絵柄を施すことにより動画として楽しむことができる癒しの回転するコースターである。

本考案の回転するコースターの実施例を示す正面図である。

本考案の回転するコースターの実施するための形態を具体的な実施例により説明する。

本考案の回転するコースターを製作するためにコースター本体１となる直径１２０ｍｍで厚み８ｍｍの木製の円盤を用意し、前記円盤の裏面となる中央に張り付ける木質製の支柱５と回転させるための外輪径２８ｍｍφ内径１２ｍｍφ幅８ｍｍのベアリング、前記ベアリングを装着する木製のハウジング３およびゴム製の台座４を用意した。

コースター本体１に張り付ける支柱５は外径５０ｍｍφ厚み５ｍｍで、その下中央２ｍｍ高さで２０ｍｍφの円形段差をつけ、さらにその下５ｍｍの高さで１２ｍｍφの円形段差をつけて用意したベアリングに差し込めるようにした。

前記ベアリングを装着する木製のハウジング３は外径５０ｍｍφとして厚みは１２ｍｍとし、中央にベアリングを押し込めるように２８ｍｍφで深さ１０ｍｍの窪みを作製し、ベアリングを装着した。また、木製ハウジング３の下に装着する台座４として５０ｍｍφで厚み５ｍｍのゴム版を用意した。

以上用意したそれぞれの前記材料、コースター本体１、支柱５、ベアリングを装着したハウジング３、台座４を順次接着剤で組み立て、最後に３ｃｍ高さの装飾を施した白い厚紙でコースター本体１の周囲を壁面２として装備し、回転するコースターとした。

さらに、コースター本体１の表面には花柄模様を施し、壁面２の外周部には波型模様を施し、コースターが回転すれば波形が動くような回転するコースターを製作した。

１．回転するコースター本体
２．脱落および飛び出し防止壁面
３．ベアリング装着用ハウジング
４．台座
５．コースター本体を支える支柱

Claims (2)

1. コースターの裏面にベアリングの回転装置を装着し、コースターを回転させることを特徴とした回転するコースター。
2. コースターの上部表面には装飾図柄もしくはガラスビーズの装飾を施していること、とコースター周囲をコップやグラスの高さの５０％以内の壁面を設置していることを特徴とした請求項１に記載の回転するコースター。

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