JP2568033Y2 - パチンコ玉計数装置 - Google Patents
パチンコ玉計数装置Info
- Publication number
- JP2568033Y2 JP2568033Y2 JP7408792U JP7408792U JP2568033Y2 JP 2568033 Y2 JP2568033 Y2 JP 2568033Y2 JP 7408792 U JP7408792 U JP 7408792U JP 7408792 U JP7408792 U JP 7408792U JP 2568033 Y2 JP2568033 Y2 JP 2568033Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pachinko balls
- island
- pachinko
- ball counting
- counting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数のパチンコゲーム
機から成る島に対応して設けられ投入口に投入されたパ
チンコ玉を計数すると共に計数したパチンコ玉を上記島
に還元するパチンコ玉計数装置に関する。
機から成る島に対応して設けられ投入口に投入されたパ
チンコ玉を計数すると共に計数したパチンコ玉を上記島
に還元するパチンコ玉計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコホールにおいては、
遊技客が獲得したパチンコ玉を計数するためのパチンコ
玉計数装置が設置されている。この種のパチンコ玉計数
装置は、パチンコ玉が流し込まれる投入口を有し、その
投入口からパチンコ玉が流し込まれると、投入パチンコ
玉数を計数して表示器に表示すると共に、その計数値が
印字された預り券を発券するようになっている。
遊技客が獲得したパチンコ玉を計数するためのパチンコ
玉計数装置が設置されている。この種のパチンコ玉計数
装置は、パチンコ玉が流し込まれる投入口を有し、その
投入口からパチンコ玉が流し込まれると、投入パチンコ
玉数を計数して表示器に表示すると共に、その計数値が
印字された預り券を発券するようになっている。
【0003】さて、上述のような玉計数装置は複数台の
パチンコゲーム機が配設された所謂島の端或は中央に設
置されており、玉計数装置にて計数されたパチンコ玉は
当該玉計数装置が所属する島に還元されるようになって
いる。従って、特定の島のパチンコゲーム機から遊技客
に放出されたパチンコ玉が当該島の玉計数装置により計
数される場合には、特定の島内でのみパチンコ玉が循環
することになるので、島が保有するパチンコ玉数が増減
することはなく、以て島の貯留パチンコ玉が大きく変動
することもない。
パチンコゲーム機が配設された所謂島の端或は中央に設
置されており、玉計数装置にて計数されたパチンコ玉は
当該玉計数装置が所属する島に還元されるようになって
いる。従って、特定の島のパチンコゲーム機から遊技客
に放出されたパチンコ玉が当該島の玉計数装置により計
数される場合には、特定の島内でのみパチンコ玉が循環
することになるので、島が保有するパチンコ玉数が増減
することはなく、以て島の貯留パチンコ玉が大きく変動
することもない。
【0004】ところが、遊技客は、同一の島に所属する
パチンコゲーム機で遊技したり或は獲得したパチンコ玉
を遊技したパチンコゲーム機が所属する島の玉計数器で
計数するとは限らないので、島毎の貯留パチンコ玉が許
容範囲から大きく外れてしまうことがある。
パチンコゲーム機で遊技したり或は獲得したパチンコ玉
を遊技したパチンコゲーム機が所属する島の玉計数器で
計数するとは限らないので、島毎の貯留パチンコ玉が許
容範囲から大きく外れてしまうことがある。
【0005】このような場合、パチンコゲーム機へのパ
チンコ玉の供給に不具合を生じる虞があるので、特定の
島にパチンコ玉が集中してその貯留パチンコ玉量が上限
値を上回った場合には、その島の玉計数装置の使用を中
止して、遊技客に他の島の玉計数装置を使用してもらう
必要がある。
チンコ玉の供給に不具合を生じる虞があるので、特定の
島にパチンコ玉が集中してその貯留パチンコ玉量が上限
値を上回った場合には、その島の玉計数装置の使用を中
止して、遊技客に他の島の玉計数装置を使用してもらう
必要がある。
【0006】そこで、玉計数装置に使用中止を表示する
ためのランプ等の表示器を設け、その表示器によって使
用中止を遊技客に報知するようにしている。
ためのランプ等の表示器を設け、その表示器によって使
用中止を遊技客に報知するようにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のものでは、表示器により使用中止を報知するだ
けであるので、遊技客が表示器を見落としてしまった場
合、或は遊技客が表示器を無視した場合には、パチンコ
玉が玉計数装置に不本意に投入されてしまう。このた
め、島の貯留パチンコ玉量が限度以上となってパチンコ
ゲーム機に対するパチンコ玉の供給を円滑に行えなくな
ったり、或は他の島の貯留パチンコ玉が不足してしまう
問題がある。
来構成のものでは、表示器により使用中止を報知するだ
けであるので、遊技客が表示器を見落としてしまった場
合、或は遊技客が表示器を無視した場合には、パチンコ
玉が玉計数装置に不本意に投入されてしまう。このた
め、島の貯留パチンコ玉量が限度以上となってパチンコ
ゲーム機に対するパチンコ玉の供給を円滑に行えなくな
ったり、或は他の島の貯留パチンコ玉が不足してしまう
問題がある。
【0008】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、投入されたパチンコ玉を島に還元する
ように構成されたものにおいて、使用中止状態のときに
パチンコ玉が投入されることを確実に防止することがで
きるパチンコ玉計数装置を提供することにある。
で、その目的は、投入されたパチンコ玉を島に還元する
ように構成されたものにおいて、使用中止状態のときに
パチンコ玉が投入されることを確実に防止することがで
きるパチンコ玉計数装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、複数のパチン
コゲーム機から成る島に設けられ投入口から投入された
パチンコ玉を計数すると共に計数したパチンコ玉を上記
島に還元するパチンコ玉計数装置において、前記投入口
の上方から退避した退避位置と上記投入口の上方に進出
した進出位置との間で移動可能で且つ上記退避位置で使
用可能状態であることを表示すると共に上記進出位置で
使用中止状態であることを表示する表示部材を設け、 こ
の表示部材を前記退避位置と前記進出位置との間で移動
させる駆動機構を設けたものである。
コゲーム機から成る島に設けられ投入口から投入された
パチンコ玉を計数すると共に計数したパチンコ玉を上記
島に還元するパチンコ玉計数装置において、前記投入口
の上方から退避した退避位置と上記投入口の上方に進出
した進出位置との間で移動可能で且つ上記退避位置で使
用可能状態であることを表示すると共に上記進出位置で
使用中止状態であることを表示する表示部材を設け、 こ
の表示部材を前記退避位置と前記進出位置との間で移動
させる駆動機構を設けたものである。
【0010】
【作用】玉計数装置の使用を許可するときは、駆動機構
により表示部材を退避位置に移動させる。すると、表示
部材は投入口の上方から退避するので、遊技客は、玉計
数装置にパチンコ玉を投入するようになる。これによ
り、玉計数装置によりパチンコ玉が計数されると共に計
数されたパチンコ玉は島に還元される。
により表示部材を退避位置に移動させる。すると、表示
部材は投入口の上方から退避するので、遊技客は、玉計
数装置にパチンコ玉を投入するようになる。これによ
り、玉計数装置によりパチンコ玉が計数されると共に計
数されたパチンコ玉は島に還元される。
【0011】また、玉計数装置の使用を禁止するとき
は、駆動機構により表示部材を投入口の上方の進出位置
に移動する。これにより、表示部材により使用中止状態
であることが表示されると共に、投入口へのパチンコ玉
の投入が表示部材により阻止されるので、遊技客は、玉
計数装置にパチンコ玉を投入しなくなる。
は、駆動機構により表示部材を投入口の上方の進出位置
に移動する。これにより、表示部材により使用中止状態
であることが表示されると共に、投入口へのパチンコ玉
の投入が表示部材により阻止されるので、遊技客は、玉
計数装置にパチンコ玉を投入しなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図1乃至図5を
参照して説明する。即ち、図1において、玉計数装置本
体1の前面上部にはパネル部2が設けられ、このパネル
部2に表示器群3,全数交換釦4,余り玉返却釦5,預
り券発券口6が配設されている。また、パネル部2の下
方には余り玉返却口7及びメッセージ表示部8が設けら
れていると共に、さらに下方には上面開口部を投入口9
aとする玉受部9が設けられている。
参照して説明する。即ち、図1において、玉計数装置本
体1の前面上部にはパネル部2が設けられ、このパネル
部2に表示器群3,全数交換釦4,余り玉返却釦5,預
り券発券口6が配設されている。また、パネル部2の下
方には余り玉返却口7及びメッセージ表示部8が設けら
れていると共に、さらに下方には上面開口部を投入口9
aとする玉受部9が設けられている。
【0013】装置本体1には駆動機構10により表示部
材11が支持されており、駆動機構10の駆動に応じて
表示部材11が前後方向に揺動するようになっている。
材11が支持されており、駆動機構10の駆動に応じて
表示部材11が前後方向に揺動するようになっている。
【0014】以下、上記駆動機構10について説明す
る。図2は駆動機構10の側面を示している。この図2
において、装置本体1にはモータ12が内蔵されてお
り、そのモータ12の軸12aに揺動部材13が固定さ
れている。この揺動部材13には軸部材14が回動可能
に支持されており、その先端に表示部材11が固定され
ている。
る。図2は駆動機構10の側面を示している。この図2
において、装置本体1にはモータ12が内蔵されてお
り、そのモータ12の軸12aに揺動部材13が固定さ
れている。この揺動部材13には軸部材14が回動可能
に支持されており、その先端に表示部材11が固定され
ている。
【0015】揺動部材13にはこれの表面と平行の内面
を有すると共に長手方向に沿った内壁面を有する案内部
材15が固定されており、その案内部材15と揺動部材
13とにより形成された空間部にラック部材16が揺動
部材13の長手方向に沿って移動自在に配設されてい
る。また、揺動部材13には折曲形成された棒状の係合
部材17の一方の端部が回動可能に係合していると共
に、それの他方の端部がラック部材16に回動可能に係
合している(図3参照)。ここで、ラック部材16は軸
部材14に形成されたピニオン部と噛合っており、これ
により、軸部材14ひいては表示部材11はラック部材
16の移動に伴って回動するようになっている。
を有すると共に長手方向に沿った内壁面を有する案内部
材15が固定されており、その案内部材15と揺動部材
13とにより形成された空間部にラック部材16が揺動
部材13の長手方向に沿って移動自在に配設されてい
る。また、揺動部材13には折曲形成された棒状の係合
部材17の一方の端部が回動可能に係合していると共
に、それの他方の端部がラック部材16に回動可能に係
合している(図3参照)。ここで、ラック部材16は軸
部材14に形成されたピニオン部と噛合っており、これ
により、軸部材14ひいては表示部材11はラック部材
16の移動に伴って回動するようになっている。
【0016】一方、上記表示部材11の表面には「使用
中」の文字が記入され、裏面には「使用中止」の文字が
記入されている。
中」の文字が記入され、裏面には「使用中止」の文字が
記入されている。
【0017】また、上記モータ12は図示しない制御装
置による制御に応じて揺動部材13を回動するようにな
っている。つまり、制御装置は、島の貯留パチンコ玉数
が上限値を上回ったときは揺動部材13を前方に揺動す
るようにモータ12を駆動し、島の貯留パチンコ玉数が
下限値を下回ったときは揺動部材13が後方に揺動する
ようにモータ12を駆動するようになっている。この場
合、図2に示すように揺動部材13の揺動軌跡に対応し
てスイッチ18,19が配設されており、制御装置は、
それらのスイッチ18,19のオンに応じてモータの駆
動を制御するようになっている。
置による制御に応じて揺動部材13を回動するようにな
っている。つまり、制御装置は、島の貯留パチンコ玉数
が上限値を上回ったときは揺動部材13を前方に揺動す
るようにモータ12を駆動し、島の貯留パチンコ玉数が
下限値を下回ったときは揺動部材13が後方に揺動する
ようにモータ12を駆動するようになっている。この場
合、図2に示すように揺動部材13の揺動軌跡に対応し
てスイッチ18,19が配設されており、制御装置は、
それらのスイッチ18,19のオンに応じてモータの駆
動を制御するようになっている。
【0018】上記玉計数装置は複数のパチンコゲーム機
から成る島に設けられており、投入口9aに投入された
パチンコ玉を計数すると共に、その計数したパチンコ玉
を島に還元するようになっている。
から成る島に設けられており、投入口9aに投入された
パチンコ玉を計数すると共に、その計数したパチンコ玉
を島に還元するようになっている。
【0019】次に上記構成の作用について説明する。遊
技客が獲得したパチンコ玉を計数するには、収納箱に収
納されたパチンコ玉を投入口9aに投入する。すると、
投入されたパチンコ玉が玉計数装置により計数され、そ
の計数値が表示器群3に表示される。ここで、表示器群
3には、計数したパチンコ玉の総数、特定景品数、余り
玉数等が表示される。従って、全数交換釦4若しくは余
り玉返却釦5を操作すると、その操作に応じて計数した
パチンコ玉数がバーコード印刷された預り券が発券口6
から発券される。
技客が獲得したパチンコ玉を計数するには、収納箱に収
納されたパチンコ玉を投入口9aに投入する。すると、
投入されたパチンコ玉が玉計数装置により計数され、そ
の計数値が表示器群3に表示される。ここで、表示器群
3には、計数したパチンコ玉の総数、特定景品数、余り
玉数等が表示される。従って、全数交換釦4若しくは余
り玉返却釦5を操作すると、その操作に応じて計数した
パチンコ玉数がバーコード印刷された預り券が発券口6
から発券される。
【0020】さて、遊技の進行に伴ってある特定の島に
パチンコ玉が集中することによりその島の貯留パチンコ
玉が上限値を上回ったときは、当該島に設けられた玉計
数装置の制御装置は、揺動部材13が前方に揺動するよ
うにモータ12を駆動する。これにより、表示部材11
は投入口9aの上方から退避した退避位置から投入口9
aの上方に移動する。このとき、揺動部材13の揺動に
伴う軸部材14の移動軌跡とラック部材16に対する係
合部材17の係合位置との移動軌跡が異なるので、揺動
部材13の揺動に応じて係合部材17によりラック部材
16が上方に引っ張られて移動する。この結果、軸部材
14ひいては表示部材11がラック部材16の移動に応
じて回動するので、その回動により表示部材11が図3
に示す状態から回動する。
パチンコ玉が集中することによりその島の貯留パチンコ
玉が上限値を上回ったときは、当該島に設けられた玉計
数装置の制御装置は、揺動部材13が前方に揺動するよ
うにモータ12を駆動する。これにより、表示部材11
は投入口9aの上方から退避した退避位置から投入口9
aの上方に移動する。このとき、揺動部材13の揺動に
伴う軸部材14の移動軌跡とラック部材16に対する係
合部材17の係合位置との移動軌跡が異なるので、揺動
部材13の揺動に応じて係合部材17によりラック部材
16が上方に引っ張られて移動する。この結果、軸部材
14ひいては表示部材11がラック部材16の移動に応
じて回動するので、その回動により表示部材11が図3
に示す状態から回動する。
【0021】そして、揺動部材13が図4に示すように
前方に所定角度揺動してスイッチ19がオンすると、制
御装置は、モータ12に対する駆動を停止するので、表
示部材11は玉受部9の投入口9a上に進出した進出位
置に位置する。また、表示部材11は退避位置から進出
位置に移動する間に反転するので、図5に示すように表
示部材11の裏面に示された「使用中止」の文字が現れ
る。この結果、遊技客は、表示部材11に表示された
「使用中止」の文字を確認するようになると共に、投入
口9aへのパチンコ玉の投入が表示部材11により阻止
されるようになるので、パチンコ玉の投入を中止して他
の玉計数装置によりパチンコ玉を計数するようになる。
前方に所定角度揺動してスイッチ19がオンすると、制
御装置は、モータ12に対する駆動を停止するので、表
示部材11は玉受部9の投入口9a上に進出した進出位
置に位置する。また、表示部材11は退避位置から進出
位置に移動する間に反転するので、図5に示すように表
示部材11の裏面に示された「使用中止」の文字が現れ
る。この結果、遊技客は、表示部材11に表示された
「使用中止」の文字を確認するようになると共に、投入
口9aへのパチンコ玉の投入が表示部材11により阻止
されるようになるので、パチンコ玉の投入を中止して他
の玉計数装置によりパチンコ玉を計数するようになる。
【0022】上述のようにパチンコ玉が集中した島に設
けられた玉計数装置に対するパチンコ玉の投入が中止さ
れた結果、当該島の貯留パチンコ玉量が低減するように
なる。そして、島の貯留パチンコ玉量が下限値を下回っ
たときは、制御装置は、揺動部材13が後方に揺動する
ようにモータ12を駆動し、スイッチ18がオンしたと
ころでモータ12に対する駆動を停止する。これによ
り、表示部材11の回動により「使用中」の文字が現れ
ると共に、揺動部材13は図1に示す退避位置に移動す
るので、遊技客は、獲得したパチンコ玉を投入口9aに
投入して計数するようになる。
けられた玉計数装置に対するパチンコ玉の投入が中止さ
れた結果、当該島の貯留パチンコ玉量が低減するように
なる。そして、島の貯留パチンコ玉量が下限値を下回っ
たときは、制御装置は、揺動部材13が後方に揺動する
ようにモータ12を駆動し、スイッチ18がオンしたと
ころでモータ12に対する駆動を停止する。これによ
り、表示部材11の回動により「使用中」の文字が現れ
ると共に、揺動部材13は図1に示す退避位置に移動す
るので、遊技客は、獲得したパチンコ玉を投入口9aに
投入して計数するようになる。
【0023】上記構成のものによれば、島の貯留パチン
コ玉量が上限値を上回ったときは、表示部材11により
使用中止を遊技客に報知するのに加えて、その表示部材
11を進出位置に移動して投入口9aへのパチンコ玉の
投入を阻止するようにしたので、単に表示器により使用
中止を報知する従来例と違って、遊技客によるパチンコ
玉の投入を確実に防止することができる。
コ玉量が上限値を上回ったときは、表示部材11により
使用中止を遊技客に報知するのに加えて、その表示部材
11を進出位置に移動して投入口9aへのパチンコ玉の
投入を阻止するようにしたので、単に表示器により使用
中止を報知する従来例と違って、遊技客によるパチンコ
玉の投入を確実に防止することができる。
【0024】図6乃至図10は本考案の第2実施例を示
しており、第1実施例と同一部分には同一符号を付して
説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。即
ち、全体を示す図6において、装置本体11には駆動機
構20により表示部材21が揺動可能に支持されてい
る。
しており、第1実施例と同一部分には同一符号を付して
説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。即
ち、全体を示す図6において、装置本体11には駆動機
構20により表示部材21が揺動可能に支持されてい
る。
【0025】図7は駆動機構20の側面を示している。
この図7において、装置本体1に内蔵されたモータ22
の軸22aには回動板23が固定されている。この回動
板23には円柱状の係合部材24が固定されており、そ
の係合部材24が表示部材20に固定された案内部材2
5の長孔25aに係合している。従って、回動板23の
回動に応じて表示部材21が前後方向に揺動するように
なっている。
この図7において、装置本体1に内蔵されたモータ22
の軸22aには回動板23が固定されている。この回動
板23には円柱状の係合部材24が固定されており、そ
の係合部材24が表示部材20に固定された案内部材2
5の長孔25aに係合している。従って、回動板23の
回動に応じて表示部材21が前後方向に揺動するように
なっている。
【0026】ここで、表示部材21の上半部には「使用
中」という文字が記載され、下半部には「使用中止 他
を御利用ください」というの文字が記載されている。ま
た、表示部材21には盲部材26が上下方向に移動自在
に引張コイルスプリング27により吊下げられており、
その吊下状態で図8に示すように「使用中止 他を御利
用ください」の文字が覆われるようになっている。
中」という文字が記載され、下半部には「使用中止 他
を御利用ください」というの文字が記載されている。ま
た、表示部材21には盲部材26が上下方向に移動自在
に引張コイルスプリング27により吊下げられており、
その吊下状態で図8に示すように「使用中止 他を御利
用ください」の文字が覆われるようになっている。
【0027】上記構成のものによれば、ある特定の島の
貯留パチンコ玉が上限値を上回ったときは、その島に所
属する玉計数装置の制御装置は、モータ22を駆動して
表示部材21を前方に揺動するので、その揺動に応じて
盲部材26が引張コイルスプリング27により引っ張ら
れて上方に移動する。そして、表示部材21が図7に示
す退避位置から図9に示す進出位置に位置したときに
は、図10に示すように盲部材26が完全に上方に移動
して「使用中」の文字が覆われると共に、「使用中止
他を御利用ください」という文字が現れる。従って、表
示部材21により使用中止を報知することができると共
に、投入口9aへのパチンコ玉の投入が表示部材21に
より阻止されるので、第1実施例と同様に、投入口9a
に対するパチンコ玉の投入を確実に防止することができ
る。
貯留パチンコ玉が上限値を上回ったときは、その島に所
属する玉計数装置の制御装置は、モータ22を駆動して
表示部材21を前方に揺動するので、その揺動に応じて
盲部材26が引張コイルスプリング27により引っ張ら
れて上方に移動する。そして、表示部材21が図7に示
す退避位置から図9に示す進出位置に位置したときに
は、図10に示すように盲部材26が完全に上方に移動
して「使用中」の文字が覆われると共に、「使用中止
他を御利用ください」という文字が現れる。従って、表
示部材21により使用中止を報知することができると共
に、投入口9aへのパチンコ玉の投入が表示部材21に
より阻止されるので、第1実施例と同様に、投入口9a
に対するパチンコ玉の投入を確実に防止することができ
る。
【0028】尚、上記各実施例では、制御装置により駆
動機構10,20を駆動するようにしたが、手動により
駆動機構10,20を駆動するように構成してもよい。
動機構10,20を駆動するようにしたが、手動により
駆動機構10,20を駆動するように構成してもよい。
【0029】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
のパチンコ玉計数装置によれば、投入口の上方から退避
した退避位置と上記投入口の上方に進出した進出位置と
の間で移動可能で且つ上記進出位置で使用中止状態であ
ることを表示する表示部材を設けると共に、この表示部
材を前記退避位置と前記進出位置との間で移動させる駆
動機構を設け、表示部材による使用中止の表示に加え、
投入口へのパチンコ玉の投入を表示部材により阻止する
ようにしたので、投入されたパチンコ玉を島に還元する
ように構成されたものにおいて、使用中止状態のときに
パチンコ玉が投入されることを確実に防止することがで
きるという優れた効果を奏する。
のパチンコ玉計数装置によれば、投入口の上方から退避
した退避位置と上記投入口の上方に進出した進出位置と
の間で移動可能で且つ上記進出位置で使用中止状態であ
ることを表示する表示部材を設けると共に、この表示部
材を前記退避位置と前記進出位置との間で移動させる駆
動機構を設け、表示部材による使用中止の表示に加え、
投入口へのパチンコ玉の投入を表示部材により阻止する
ようにしたので、投入されたパチンコ玉を島に還元する
ように構成されたものにおいて、使用中止状態のときに
パチンコ玉が投入されることを確実に防止することがで
きるという優れた効果を奏する。
【図1】本考案の第1実施例を示す全体の斜視図
【図2】退避位置における駆動機構の側面図
【図3】退避位置における駆動機構の正面図
【図4】進出位置における駆動機構の側面図
【図5】進出位置における駆動機構の正面図
【図6】本考案の第2実施例を示す全体の斜視図
【図7】退避位置における駆動機構の側面図
【図8】退避位置における駆動機構の正面図
【図9】進出位置における駆動機構の側面図
【図10】進出位置における駆動機構の正面図
1は装置本体、9aは投入口、10は駆動機構、11は
表示部材、20は駆動機構、21は表示部材である。
表示部材、20は駆動機構、21は表示部材である。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のパチンコゲーム機から成る島に設
けられ投入口から投入されたパチンコ玉を計数すると共
に計数したパチンコ玉を上記島に還元するパチンコ玉計
数装置において、 前記投入口の上方から退避した退避位置と上記投入口の
上方に進出した進出位置との間で移動可能に設けられ上
記進出位置で使用中止状態であることを表示する表示部
材と、この 表示部材を前記退避位置と前記進出位置との間で移
動させる駆動機構とを備えたことを特徴とするパチンコ
玉計数装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7408792U JP2568033Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | パチンコ玉計数装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7408792U JP2568033Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | パチンコ玉計数装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636677U JPH0636677U (ja) | 1994-05-17 |
JP2568033Y2 true JP2568033Y2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=13537047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7408792U Expired - Lifetime JP2568033Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | パチンコ玉計数装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568033Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP7408792U patent/JP2568033Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0636677U (ja) | 1994-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5362052A (en) | Drive mechanism for a symbol-carrying symbol carrier | |
JP4974346B2 (ja) | スロットマシン | |
JP3172641B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6171335B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2002153592A (ja) | 遊技機 | |
JP4125572B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記録媒体 | |
JP2568033Y2 (ja) | パチンコ玉計数装置 | |
JP2017064136A (ja) | 遊技機 | |
JP4185504B2 (ja) | プッシャー型ゲーム機 | |
JP6562041B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6315124B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2005102956A (ja) | 遊技機 | |
JP4422229B2 (ja) | パチンコ機の球払出し装置 | |
JPH0683086U (ja) | 景品放出ゲーム機 | |
JP7385291B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7337623B2 (ja) | メダルプッシャゲーム機 | |
JPH0719498Y2 (ja) | ルーレット遊戯具 | |
JP2017170233A (ja) | 遊技機 | |
JPS61238269A (ja) | パチンコ遊技設備 | |
JP2632911B2 (ja) | 払い出し装置 | |
JPH10156021A (ja) | 遊技機 | |
JP2561631Y2 (ja) | パチンコ玉計数装置 | |
JPH0519108Y2 (ja) | ||
JP2598969Y2 (ja) | 玩具におけるゲーム用コインの払出機構 | |
JP6561739B2 (ja) | 遊技機 |