JP2567630Y2 - キャディバッグ - Google Patents

キャディバッグ

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JP2567630Y2
JP2567630Y2 JP1993034921U JP3492193U JP2567630Y2 JP 2567630 Y2 JP2567630 Y2 JP 2567630Y2 JP 1993034921 U JP1993034921 U JP 1993034921U JP 3492193 U JP3492193 U JP 3492193U JP 2567630 Y2 JP2567630 Y2 JP 2567630Y2
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Inventor
俊行 菅井
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ダイワ精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ゴルフクラブを収納す
るキャディバッグの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、今日広く使用されて
いるキャディバッグ1は、筒体3とその上下に取り付く
口枠5,底盤7からなるキャディバッグ本体9の外周
に、ショルダーベルト11や握手13等の付属部品、そ
して、タオルや帽子等の小物を収納するポケット15,
17等が取り付いて構成されている。
【0003】上記筒体3は、プラスチック等の筒状の芯
材に天然皮革や合成皮革等を被覆して形成されており、
上方からゴルフクラブが収納できるように上部が開口し
ている。そして、その開口部の周囲にゴルフクラブを保
護し、且つ筒体3を補強する比較的硬質の口枠5が嵌
合,縫着されている。
【0004】而して、一般にキャディバッグ1は、キャ
ディバッグ本体9の外周に取り付くショルダーベルト1
1や握手13によって持ち運びができるようになってい
るが、ゴルフクラブセットを収納したキャディバッグ1
は重量が非常に重いものとなる。
【0005】そこで、従来では、実開昭58−1241
71号公報又は図4に示すように、ショルダーベルト1
1や握手13等の付属部品をビスやリベット等の金属製
の止め具によってキャディバッグ本体9に鋲着し、持ち
運びに於ける十分な耐久性を確保している。
【0006】図4は図3に示すキャディバッグ1のA部
を拡大したショルダーベルト11の取付部位を示し、図
中、19は天然皮革や合成樹脂からなる一枚の帯体を口
枠5の表裏に架け渡して筒体3及び口枠5にリベット2
1で鋲着した止着片で、当該止着片19にリング23を
介してショルダーベルト11が取り付けられている。そ
して、図3に示すようにショルダーベルト11の他端側
や握手13も、夫々、リベット21によってキャディバ
ッグ本体9の外周に鋲着されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来、シ
ョルダーベルト11や握手13等の付属部品は、キャデ
ィバッグ本体9の外周にリベット21等の金属製の止め
具で鋲着されており、一般にその取付けは、筒体3や口
枠5,止着片19,ショルダーベルト11,握手13等
に開けたリベット孔25にリベット21を差し込んで、
筒体3内に突出するその先端21aをかしめることによ
って行われている。
【0008】然し、リベット21は金属製の硬質な部品
であるから、斯様にリベット21の先端21aを筒体3
の内側に突出させておくと、キャディバッグ1に収納し
たゴルフクラブのシャフト27が当該先端21aと接触
して傷が付いてしまう虞があり、特に図4の如く口枠5
にはシャフト27が当接するため、止着片19の取付け
に用いたリベット21によってシャフト27が傷が付い
てしまう虞があった。
【0009】本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、キャディバッグ本体にショルダーベルトや握手等の
付属部品をリベット等の止め具で鋲着した際に、キャデ
ィバッグ本体の内側に突出した止め具の先端によるゴル
フクラブシャフトの損傷を防止したキャディバッグを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本考案は、キャディバッグ本体の外周に、ショルダ
ーベルトや握手等の付属部品をビスやリベット等の止め
具で鋲着したキャディバッグに於て、止め具の先端が突
出するキャディバッグ本体の内側の部位に、付属部品と
共に止め具で鋲着され、且つ鋲着時の変形で止め具の先
端が窪む柔軟性部材を配置したものである。
【0011】
【作用】本考案によれば、ゴルフクラブをキャディバッ
グに収納すると、キャディバッグ本体の内側に鋲着され
た柔軟性部材がゴルフクラブシャフトとの緩衝材として
機能し、シャフトと止め具の先端との接触を防止する。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。尚、図3及び図4に示す従来例と同一のもの
には同一符号を付してそれらの構造説明は省略する。
【0013】図1は本考案の第一実施例に係るキャディ
バッグの図4と対応するショルダーベルトの取付部位の
断面図を示し、図に於て、29はリベット21の先端2
1aが突出する部位に配置されて、止着片19と共に筒
体3及び口枠5に鋲着された板状の柔軟性部材で、当該
柔軟性部材29は、鋲着時の押圧力による変形でリベッ
ト21の先端21aが柔軟性部材29に窪むように、ア
スカー硬度計による測定硬度がアスカーC1〜40のゴ
ムや合成樹脂(特に発泡合成樹脂)によって成形されて
いる。
【0014】而して、柔軟性部材29には、リベット2
1を挿通させるリベット孔31が各リベット孔25に対
応して設けられており、その取付けは、止着片19を口
枠5に鋲着する際に当該柔軟性部材29を止着片19の
内側に配置し、そして、リベット21をリベット孔2
5,31に差し込んで、従来と同様、その先端21aを
潰すようにかしめることによって行われる。
【0015】そして、斯様に柔軟性部材29が鋲着され
ると、リベット21で押圧された部分の柔軟性部材29
は圧縮されて柔軟性を失うが、リベット21によって柔
軟性部材29は止着片19と共に口枠5に確実に鋲着さ
れ、又、図に示すようにリベット21の先端21aが柔
軟性部材29に窪んで、当該先端21aがシャフト27
と接触することがない。
【0016】このように、本実施例は、リベット21の
先端21aが突出するキャディバッグ本体9の内側に柔
軟性部材29を配置し、そして、止着片19と共に当該
柔軟性部材29をリベット21で鋲着してその先端21
aが柔軟性部材29に窪むようにしたので、ゴルフクラ
ブをキャディバッグに収納しても、柔軟性部材29がシ
ャフト27との緩衝材として機能し、シャフト27とリ
ベット21の先端21aとの接触を防止する。
【0017】従って、本実施例によれば、キャディバッ
グ本体9にショルダーベルト11をリベット21で鋲着
することによって、ショルダーベルト11の十分な耐久
性を確保しつつ、リベット21の先端21aによるシャ
フト27の損傷を防止できることとなった。
【0018】図2は本考案の第二実施例を示し、本実施
例は、上記止着片19に代えて、止着片33を天然皮革
や合成樹脂からなる外皮35と内皮37、そして、上記
柔軟性部材29と同一の素材で成形された柔軟性部材3
9による3層構造としたもので、図示するようにこの止
着片33も、口枠5の表裏に架け渡されて筒体3及び口
枠5にリベット21で鋲着され、そして、当該止着片3
3にリング23を介してショルダーベルト11が取り付
けられている。
【0019】そして、第一実施例と同様、止着片33を
口枠5にリベット21で鋲着したとき、鋲着時の柔軟性
部材39の変形でリベット21の先端21aが外皮35
(柔軟性部材39)に窪むようになっており、その取付
けは、口枠5の表裏に止着片33を架け渡し、リベット
孔25に対応して設けたリベット孔41にリベット21
を差し込んで、その先端21aを潰すようにかしめるこ
とによって行われる。
【0020】而して、このように止着片33が鋲着され
ると、リベット21で押圧された部分の柔軟性部材39
は圧縮されて柔軟性を失うが、リベット21によって止
着片33は口枠5に確実に鋲着され、又、図示するよう
にその先端21aは外皮35(柔軟性部材39)に窪む
ので、該先端21aがシャフト27と接触することがな
い。
【0021】従って、ゴルフクラブをキャディバッグに
収納すると、止着片33がシャフト27との緩衝材とし
て機能し、そして、シャフト27とリベット21の先端
21aとの接触を防止するので、本実施例によっても、
上記第一実施例と同様、キャディバッグ本体9にショル
ダーベルト11をリベット21で鋲着することによっ
て、ショルダーベルト11の十分な耐久性を確保しつ
つ、リベット21の先端21aによるシャフト27の損
傷を防止できることとなる。
【0022】尚、上記各実施例はキャディバッグのショ
ルダーベルト11の取付部位について説明したが、本考
案は、ショルダーベルト11の他端側や握手13の鋲着
部位に適用できることは勿論であり、又、リベット止め
に限らず、ビスやその他の止め具による付属部品の鋲着
にも適用できるものである。
【0023】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、キ
ャディバッグ本体にショルダーベルトや握手等の付属部
品をビスやリベット等の止め具で鋲着することによっ
て、当該各付属部品の十分な耐久性を確保することがで
きると共に、柔軟性部材がゴルフクラブシャフトとの緩
衝材として機能し、そして、当該柔軟性部材がシャフト
と止め具の先端との接触を防止するので、当該先端によ
るシャフトの損傷を防止できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に於けるショルダーベルト
の取付部位の断面図である。
【図2】本考案の第二実施例に於けるショルダーベルト
の取付部位の断面図である。
【図3】従来のキャディバッグの側面図である。
【図4】従来のキャディバッグに於けるショルダーベル
トの取付部位の断面図である。
【符号の説明】
3 筒体 5 口枠 9 キャディバッグ本体 19,33 止着片 21 リベット 21a リベットの先端 27 シャフト 29,39 柔軟性部材 35 外皮 37 内皮

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャディバッグ本体の外周に、ショルダ
    ーベルトや握手等の付属部品をビスやリベット等の止め
    具で鋲着したキャディバッグに於て、止め具の先端が突
    出するキャディバッグ本体の内側の部位に、付属部品と
    共に止め具で鋲着され、且つ鋲着時の変形で止め具の先
    端が窪む柔軟性部材を配置したことを特徴とするキャデ
    ィバッグ。
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JP4235675B2 (ja) * 2005-02-03 2009-03-11 輝彩工房株式会社 ゴルフバッグおよびその製法
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