JP3022166U - 背負い鞄用背板の補強構造 - Google Patents

背負い鞄用背板の補強構造

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JP3022166U
JP3022166U JP1995010027U JP1002795U JP3022166U JP 3022166 U JP3022166 U JP 3022166U JP 1995010027 U JP1995010027 U JP 1995010027U JP 1002795 U JP1002795 U JP 1002795U JP 3022166 U JP3022166 U JP 3022166U
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JP1995010027U
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正 澤浦
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正 澤浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 背負い鞄の背板の構造強度を高め、使用感を
良好に維持する。 【構成】 背負い鞄の背板のほぼ全幅にわたる左右寸法
と、背負いベルト12を取り付ける背板上部の所要高さ
にわたる上下寸法とを有する、補強用の芯材20を剛性
を有する材料によって形成する。前記芯材20を背板1
1の上部の内面側に添設し、さらにその内表面を表皮材
21によって覆う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、ランドセル等背負い鞄の背板を外力に対抗するために補強する構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばランドセルの場合、収納部分は背板と正面の前板、それらの間の左右大 襠及び底板とによって形成されており、小学校6年間の使用に耐える強度を有し ている。ところが、強度は十分であるはずの背板が使い方によって、内側又は外 側に反ってしまい、製造者に修理の依頼の来ることがある。背板に「反り」が生 ずると、教科書等の出し入れがしにくく、また背負いにくくなるという問題を生 ずる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は従来の背板の構造強 度を著しく高めることによって、長年変わらない良好な使用感が維持されるよう にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため本考案は、一定の形状を保持可能な剛性を有する材 料によって、背板11のほぼ全幅にわたる左右寸法と、背負いベルト12を取り 付ける背板上部の所要高さにわたる上下寸法とを有する補強用の芯材20を形成 し、前記背板上部の内面側に前記芯材20を添設するとともに、その内表面を表 皮材21によって覆ったものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
この考案の補強構造は、ランドセルをはじめとした背負い鞄の背板をほぼ一定 の形状に保持する場合に適用される。
【0006】 補強構造の主体はいわゆる芯であり、その芯は一定の形状を保持可能な剛性を 有する材料によって、背板11のほぼ全幅にわたる左右寸法と、背負いベルト1 2を取り付ける背板上部の所要高さにわたる上下寸法とを有する補強用の芯材2 0である。芯材20の材料として適しているのは厚手の合成樹脂シート、又はア ルミニウム合金板、それよりは薄いステンレス板等軽量に形成した金属板類であ る。
【0007】 実施例の芯材20は、符号11で示した背板の台革の上部に重ねて設けられ、 また背負いベルト12の取り付け部13の内面側を覆っている(図3)。その芯 材20は、従来の基準で設計、製造された背板11と一体となって構造密度を高 め、外力に対抗して一定の形状を保持するものである。芯材20は背板11と同 程度以内の構造強度を有するものとする。
【0008】 芯材20を背板11と一体に取り付けるために、実施例では芯材20と表皮材 21とを重ね合わせて接着し、表皮材21の縁を背板11に縫着手段22によっ て取り付けている。表皮材21は芯材20の内表面を覆うので芯材20が露出す ることはない。しかし表皮材21が鞄本体10の内部に露呈されるので、この鞄 が背板11を補強済みであることは一見して分かる。
【0009】 ランドセル等背負い鞄では、背負いベルト12の取り付け部13の内側部分が 鞄本体10の内部に露出するのでこれを覆い隠す必要があるが、この考案の補強 構造では、補強のための芯材20によって前記部分を覆い隠すことができるので 、他に覆い隠すための部品、構造は不要である。逆にいえば本考案の補強構造が 、背負いベルト取り付け部13を覆い隠す手段となるので、部品点数を減少し、 構造を合理化することにも寄与する。
【0010】 各図中、符号14は鞄本体正面の前板、15、16は左右の大襠、17は底板 、18はフラップ、19は接着手段、23は背板部の外表皮、24は同じく内表 皮、25はパッドを夫々示す。尚、表皮材21の表面は、所有者の氏名、図柄、 キャラクタ図形等を印刷する面に利用できる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成され、かつ作用するものであるから、補強された背板 11はそれ以前の背板11に対して最大2倍程度の強度を持つことになり、外力 に対抗して一定の形状を十分保持することができるとともに、変形しないため教 科書等、収納物の出し入れがいつまでもし易く、長年変わらない良好な使用感を 維持することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る背負い鞄用背板の補強構造の1実
施例を示す斜視図。
【図2】図1のランドセルのII−II線断面図。
【図3】図2のIII−III線断面図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランドセル等背負い鞄の背板を外力に対
    抗するために補強する構造であって、一定の形状を保持
    可能な剛性を有する材料によって、背板11のほぼ全幅
    にわたる左右寸法と、背負いベルト12を取り付ける背
    板上部の所要高さにわたる上下寸法とを有する補強用の
    芯材20を形成し、前記背板上部の内面側に前記芯材2
    0を添設するとともに、その内表面を表皮材21によっ
    て覆ったことを特徴とする背負い鞄用背板の補強構造。
  2. 【請求項2】 背負いベルト12は取り付け部13で背
    板11に取り付けられており、かつその鞄本体10の内
    部に露出している取り付け部13の内側部分を覆い隠す
    位置及び大きさに芯材20を添設したことを特徴とする
    請求項第1項記載の背負い鞄用背板の補強構造。
  3. 【請求項3】 補強用の芯材20は表皮材21に重ね合
    わせて接着し、表皮材21の縁を背板11に接着手段1
    9によって取り付けた構造を有する請求項第1項記載の
    背負い鞄用背板の補強構造。
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