JP2567464Y2 - ワイヤドット印字ヘッド - Google Patents

ワイヤドット印字ヘッド

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JP2567464Y2
JP2567464Y2 JP1992011872U JP1187292U JP2567464Y2 JP 2567464 Y2 JP2567464 Y2 JP 2567464Y2 JP 1992011872 U JP1992011872 U JP 1992011872U JP 1187292 U JP1187292 U JP 1187292U JP 2567464 Y2 JP2567464 Y2 JP 2567464Y2
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JP
Japan
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guide
wire
wire guide
nose
print head
Prior art date
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Application number
JP1992011872U
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English (en)
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JPH0572444U (ja
Inventor
英昭 石水
登 大石
俊行 浅香
紘一 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0572444U publication Critical patent/JPH0572444U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シリアルプリンタにお
けるワイヤドット印字ヘッドの構造に関し、特に印字ワ
イヤをガイドするワイヤガイドの装着構造に関する。
【0002】
【従来の技術】印字ワイヤを駆動して印字を行うワイヤ
ドット印字ヘッドにおいては、従来より、印字ワイヤが
挿通するガイド孔を形成したワイヤガイドを設け、この
ワイヤガイドにより印字ワイヤの動きを支持するととも
に振動等を制御するようにしている。ワイヤガイドの装
着構造としては、一対の部材でワイヤガイドを挟持して
位置固定しているものがあった。(実開平1−7624
0号公報参照)
【0003】ワイヤガイドの取付構造について図面にし
たがって説明する。図4および図5は従来のワイヤガイ
ドの装着方法を示す説明図である。図において、2分割
されたガイドノーズ1a,1bには、ワイヤガイド2を
装着する位置に溝3a,3bが形成されている。ワイヤ
ガイド2には図示せぬ印字ワイヤが挿通するガイド孔4
が形成されている。ワイヤガイド2の装着は、図5に示
すように、ワイヤガイド2が溝3a,3bに入り込んだ
状態で両ガイドノーズ1a,1bを接合することに行わ
れ、両ガイドノーズ1a,1bはガイドフレーム5によ
り固定される。
【0004】通常ワイヤガイドは、印字ワイヤの往復運
動に対する耐摩耗性の優れた材質、例えばジルコニア、
アルミナ等のセラミック、ルビー、ガラス、サーメット
等が用いられる。またガイドノーズは通常樹脂の一体成
形品を用いる。
【0005】上記以外のワイヤガイドの装着方法とし
て、ガイドノーズにアルミダイカストあるいは樹脂を用
いて、2分割せずにワイヤガイドを装着する方法がある
が、接着工程が多くなり、それ故コストがかかるのであ
まり用いられることはなく、2分割したガイドノーズを
採用することが多い。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の印字ヘッドにおいては、印字ヘッド本体に対してワイ
ヤガイドが傾くおそれが多分にあった。このことを図面
を用いて詳細に説明する。図6は従来の問題点を示す説
明図である。
【0007】図6は印字ヘッドをプリンタのキャリッジ
に取付けた状態を示す。図において、印字ヘッドをキャ
リッジに取付けた場合、キャリッジの一部6はガイドノ
ーズフランジ7a,7bとガイドフレーム5の間に位置
し、キャリッジの一部6とガイドノーズフランジ7a,
7bの間にヘッドクランプ8を装着することにより印字
ヘッドはキャリッジに固定される。したがって、印字ヘ
ッド本体に対するワイヤガイド2の位置は、ガイドノー
ズ1a,1bとガイドフレーム5との接触面9とした場
合、図に示すlの寸法で決まる。
【0008】しかしながら上記寸法lは左右のガイドノ
ーズ1a,1bにおいて必ずしも一致しているとは限ら
ず、一致していない場合、ワイヤガイド2は印字ヘッド
本体に対して図に示すように傾きが発生する。ワイヤガ
イド2の傾きが許容値を越えると、ワイヤガイド2のガ
イド孔4と印字ワイヤとの間の摩擦力が大きくなり、印
字ワイヤの駆動速度が低下する。すると、所定の印字圧
が得られずに印字不良の原因となったり、また印字ワイ
ヤの復帰時間が長くなることからインクリボンを引掛け
たりする問題があった。
【0009】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、印字ヘッド本体に対するワイヤガイド
の傾きを防止することにより、印字品位を良好に保つ優
れた印字ヘッドを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、板状に構成され、その一の主表面から他の
主表面に印字ワイヤを挿通するように列状に並んだ一群
のガイド孔を有するワイヤガイドと、前記ワイヤガイド
のガイド孔に挿入され、該ガイド孔に沿った方向に駆動
されるワイヤと、先端から根元に向かって等分に2分割
されたガイドノーズと、前記各ガイドノーズの側面に設
けられ、キャリッジ装着時にクランプで押圧されるフラ
ンジ部と、前記ガイドノーズ先端の一方から他方のガイ
ドノーズの先端に向かって突出し、該突出部に沿って設
けられた溝を有する受台と、前記受台の溝に前記ワイヤ
ガイドを位置決めすると共に前記ワイヤガイドのほぼ全
体を収納するよう構成されたものである。
【0011】
【作用】2分割されたガイドノーズの一方に形成された
溝部によりワイヤガイドを位置付け、両方のガイドノー
ズを接合することにより、ワイヤガイドは装着される。
ワイヤガイドは前記溝部の一箇所で位置決めされるの
で、両方のガイドノーズが接合されてもワイヤガイドの
傾きは発生しない。
【0012】
【実施例】以下本考案に係る実施例を図面にしたがって
説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号を
付す。図1は本考案に係る実施例の要部を示す分解斜視
図である。図1において、本実施例の印字ヘッド11は
2分割されたガイドノーズ12a、12bを有してお
り、一方のガイドノーズ12aにはワイヤガイド2を位
置決めするための溝部13が形成されている。溝部13
は奥部13aおよび左右の側部13b、13cの3箇所
を有し、この3箇所13a、13b、13cでワイヤガ
イド2を位置決めする。なお前記左右の側部13b、1
3cは前記ワイヤガイド2の受台として働く。
【0013】ワイヤガイド2には印字ワイヤが挿通され
るガイド孔4が形成されており、ワイヤガイド2が溝部
13により位置決めされた場合でも、ガイド孔4はガイ
ドノーズ12aの支持部14a,14bにより塞がれな
いようになっている。
【0014】図2は実施例の要部を示す分解断面図であ
る。図において、ガイドノーズ12b側の、溝部13に
対向する位置は垂直面15が形成してあり、位置決め用
の溝は形成されておらず、両方のガイドノーズ12a,
12bを接合してワイヤガイド2が当接した場合に、垂
直方向(印字ワイヤ駆動方向)にワイヤガイド2を拘束
する力が働かない構造になっている。
【0015】図3は実施例の要部を示す断面図であり、
両方のガイドノーズ12a,12bを接合し、キャリッ
ジに取付けた状態を示す。同図において、ワイヤガイド
2はガイドノーズ12aの溝部13により印字ワイヤ1
6の駆動方向(矢印A−B方向)の位置が決定される。
したがって印字ヘッドをキャリッジに実装した場合に、
ワイヤガイド2の両端部2a,2bにおいて、基準面9
からの寸法lは一致し、ワイヤガイド2の傾きは発生し
ない。
【0016】
【考案の効果】以上詳細に説明したように本考案によれ
ば、2分割されたガイドノーズの一方に設けられた溝部
のみによってワイヤガイドを位置するようにしたので、
印字ヘッドをキャリッジに実装した場合に、印字ヘッド
本体に対してワイヤガイドの傾きは発生しない。したが
って印字不良の原因がなくなり、良好な印字品位が維持
できるとともに、印字ワイヤによりインクリボンの引掛
かりの問題も解消できる。また本考案は、バネチャージ
型の印字ヘッドだけではなく、クラッパ型、プランジャ
型の印字ヘッドにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例の要部を示す分解斜視図
【図2】実施例の要部を示す分解断面図
【図3】実施例の要部を示す断面図
【図4】従来のワイヤガイドの装着方法を示す説明図
【図5】従来のワイヤガイドの装着方法を示す説明図
【図6】従来の問題点を示す説明図
【符号の説明】
2 ワイヤガイド 4 ガイド孔 11 印字ヘッド 12a,12b ガイドノーズ 13 溝部 16 印字ワイヤ
フロントページの続き (72)考案者 安藤 紘一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−137548(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状に構成され、その一の主表面から他
    の主表面に印字ワイヤを挿通するように列状に並んだ一
    群のガイド孔を有するワイヤガイドと、 前記ワイヤガイドのガイド孔に挿入され、該ガイド孔に
    沿った方向に駆動されるワイヤと、 先端から根元に向かって等分に2分割されたガイドノー
    ズと、 前記各ガイドノーズの側面に設けられ キャリッジ装着
    時にクランプで押圧されるフランジ部と、 前記ガイドノーズ先端の一方から他方のガイドノーズの
    先端に向かって突出し、該突出部に沿って設けられた溝
    を有する受台と、 前記受台の溝に前記ワイヤガイドを位置決めすると共に
    前記ワイヤガイドのほぼ全体を収納するよう構成された
    ことを特徴とするワイヤドット印字ヘッド
JP1992011872U 1992-03-10 1992-03-10 ワイヤドット印字ヘッド Expired - Lifetime JP2567464Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992011872U JP2567464Y2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 ワイヤドット印字ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992011872U JP2567464Y2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 ワイヤドット印字ヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0572444U JPH0572444U (ja) 1993-10-05
JP2567464Y2 true JP2567464Y2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=11789822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992011872U Expired - Lifetime JP2567464Y2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 ワイヤドット印字ヘッド

Country Status (1)

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60137548U (ja) * 1984-02-23 1985-09-12 松下電工株式会社 ドツトプリンタの印字ヘツド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0572444U (ja) 1993-10-05

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