JP2567461B2 - 流量制御バルブ - Google Patents

流量制御バルブ

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JP2567461B2 JP63206676A JP20667688A JP2567461B2 JP 2567461 B2 JP2567461 B2 JP 2567461B2 JP 63206676 A JP63206676 A JP 63206676A JP 20667688 A JP20667688 A JP 20667688A JP 2567461 B2 JP2567461 B2 JP 2567461B2
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    • F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M3/00—Idling devices for carburettors
    • F02M3/06—Increasing idling speed
    • F02M3/07—Increasing idling speed by positioning the throttle flap stop, or by changing the fuel flow cross-sectional area, by electrical, electromechanical or electropneumatic means, according to engine speed
    • F02M3/075—Increasing idling speed by positioning the throttle flap stop, or by changing the fuel flow cross-sectional area, by electrical, electromechanical or electropneumatic means, according to engine speed the valve altering the fuel conduit cross-section being a slidable valve
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T137/00—Fluid handling
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エンジン等に使用される流量制御バルブ
に関するものである。
〔従来の技術〕
第３図は従来の流量制御バルブをエンジンのバイパス
通路に用いた構成を示し、１は水平に伸びた吸気通路を
構成するスロットルボディ、２はスロットルボディ１内
を開閉するスロットル弁、３は吸気通路に直角かつ水平
に配置された弁軸、４はスロットルボディ１の内周下部
に形成された障壁部、5a,5bはスロットルボディ１の鉛
直方向下部に設けられたバイパス通路、5cはバイパス通
路5bがスロットルボディ１の中心線より上部で開口する
ようバイパス通路5bに接続された案内通路である。スロ
ットルボディ１の吸気通路を通って矢印Ａの方向からエ
ンジンに流入する空気の流量は、スロットル弁２の開度
に従って任意に調節される。又、燃料噴射弁から燃料が
上記空気流量に従って噴射され、これらは混合気として
エンジンに入る。
また、目標回転数にエンジン回転数が維持されるよう
に、バイパス通路5a,5b及び案内通路5cを介して補助空
気量が制御され、該制御のために流量制御バルブとして
の比例電磁弁９が設けられる。
比例電磁弁９の弁ハウジング15はスロットルボディ１
の下部に気密に取付けられ、バイパス通路5a,5bに連通
するエア出入口28a,28bを有し、補助空気は弁ハウジン
グ15内に配置された筒状のシリンダ32の周壁に形成され
た流体流通孔31を通り、エア入口28aからエア出口28bへ
流れる。この流体流通孔31の開口面積を制御するために
弁体41が可動鉄心としてシリンダ32内に移動自在に挿入
される。弁体41の前端とスプリングホルダ６の間にはス
プリング43が設けられ、弁体41の後端と固定鉄心７との
間にはスプリング42が設けられる。又、シリンダ32の外
周にはボビン５を介して電磁コイル40が設けられる。44
はスロットルボディ１の内周底部に形成された凹所であ
る。
上記構成において、図示しない電子制御回路は目標回
転数と検出回転数の偏差に応じて電磁コイル40に電流を
印加し、この電流により電磁コイル40が励磁され、弁体
41はこの電流値に比例して進退し、流体流通孔31の開口
面積が制御されてバイパス通路5a,5bを流通する空気量
をエンジン回転数が目標回転数となるように制御し、燃
料噴射量もこれに応じて制御される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記した比例電磁弁９として示した流
量制御バルブにおいては、ブローバイガスや吹き返しに
より、カーボン等のデポジットがシリンダ32の内周面や
弁体41の表面に堆積し、弁体41が動かなくなるという課
題があった。
この発明は上記の課題を解決するために成されたもの
であり、カーボン等の付着により弁体が動かなくなるこ
とを防止することができる流量制御バルブを得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る流量制御バルブは、シリンダの流体流
通端部側内周の径を他の部分より大きくしたものであ
る。
又、この発明に係る流量制御バルブは、流体流通孔ま
たはシリンダの一端と連通する流路に、流体が流体流通
孔またはシリンダの一端と直接当たらないようにするた
めの堰を設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、流体流通側のシリンダ径が他の
部分より大きくされており、流体中のカーボン等のデポ
ジットはこの大径部分に堆積し、シリンダと弁体の間に
侵入しない。
又、この発明においては、流体流通孔またはシリンダ
の流体流通側端部に連通する流路に堰が設られており、
流体は堰に遮られて流体流通孔またはシリンダの流体流
通側に直接当たらない。このため、流体中のデポジット
も堰に遮られて流量制御バルブには侵入し難くなる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の第１の実施例を示し、シリンダ32におけ
る流体流通側端部側に内径が大きな大径部32aを設けて
おり、さらに大径部32aは弁体41の通常の制御動作範囲
外に設けられている。
上記実施例において、流体中のカーボン等のデポジッ
トは大径部32aに堆積し、シリンダ32と弁体41の間に侵
入し難くなり、弁体41のスティック（動かなくなるこ
と）は防止される。また、仮にデポジットがシリンダ32
と弁体41の間に侵入したとしても、大径部32aを設けた
ことによってデポジットの付着面積が著しく小さくなる
ので、デポジットの付着による摺動抵抗の増加が原因で
動作不良になるという可能性は著しく小さくなる。むし
ろ、弁体41の動作（特に通常動作範囲外までの動作）に
よってシリンダ32に付着したデポジットを取り払う効果
が期待できる。大径部32aに堆積したデポジットは、弁
体41が通常動作範囲外まで動いた際に容易に取り払われ
ることは明らかである。さらに、大径部32aは通常の制
御動作範囲外に設けたので、流量特性の変化は全くな
い。
第２図はこの発明の第２の実施例を示し、流体流通孔
31と連通するエア入口28aと、シリンダ32の流体流通側
端部と連通するエア出口28bに堰10,11を設け、流体が直
接流体流通孔31及びシリンダ32の流体流通側端部（吹き
返しによるもの）に流入せず、一たん堰10,11に当たっ
てから流入するようにしており、流体中のデポジットは
堰10,11に当たった際に流体中から排除されるので、シ
リンダ32と弁体41間に侵入することはなく、弁体41のス
ティックは生じない。
〔発明の効果〕 以上のようにこの発明によれば、シリンダに内径の大
きな大径部を設け、あるいはこの流量制御バルブの連通
通路に堰を設け、これらによって形成された空隙にデポ
ジットを堆積させ、あるいは堰にデポジットを堆積させ
るようにしており、デポジットがシリンダと弁体の間に
侵入せず、弁体のスティックを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの発明の第１の実施例に係る流量制御バルブ
の要部断面図、第２図はこの発明の第２の実施例に係る
流量制御バルブの要部断面図、第３図は従来の流量制御
バルブをエンジンの吸気通路のバイパス通路に用いた場
合の断面図である。 ７は固定鉄心、８はボビン、10,11は堰、28aはエア入
口、28bはエア出口、31は流体流通孔、32はシリンダ、3
2aは大径部、40は電磁コイル、41は弁体である。 なお、同中同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 松本 修 兵庫県姫路市千代田町840番地 三菱電 機株式会社姫路製作所内 (56)参考文献 特開 昭54−81472（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−61378（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−56971（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−193468（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−185475（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−45483（ＪＰ，Ｕ)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】吸気通路を構成するスロットルボディと、
    このスロットルボディ内を開閉するスロットル弁と、こ
    のスロットル弁の両側で上記スロットルボディに配設さ
    れたバイパス通路と、この各バイパス通路と連通するエ
    ア入口及びエア出口と、上記エア入口側と連通する流体
    流通孔が周壁に設けられているシリンダと、このシリン
    ダの外周に設けられた電磁コイルと、上記シリンダ内に
    摺動自在に設けられ、上記電磁コイルへの通電量に応じ
    て進退して流体流通孔の開口面積を制御する弁体を備
    え、上記流体流通孔及び上記シリンダの一端側を流通す
    る流体の流量を制御するようにした流量制御バルブにお
    いて、上記シリンダの流体流通孔より間隔をおいた流体
    流通端部側内周で上記弁体の通常の制御動作範囲外にデ
    ポジット収集用の大径部を形成したことを特徴とする流
    量制御バルブ。
  2. 【請求項２】吸気通路を構成するスロットルボディと、
    このスロットルボディ内を開閉するスロットル弁と、こ
    のスロットル弁の両側で上記スロットルボディに配設さ
    れたバイパス通路と、この各バイパス通路と連通するエ
    ア入口及びエア出口と、上記エア入口側と連通する流体
    流通孔が周壁に設けられているシリンダと、このシリン
    ダの外周に設けられた電磁コイルと、上記シリンダ内に
    摺動自在に設けられ、上記電磁コイルへの通電量に応じ
    て進退して流体流通孔の開口面積を制御する弁体を備
    え、上記流体流通孔及び上記シリンダの一端側を流通す
    る流体の流量を制御するようにした流量制御バルブにお
    いて、上記エア入口側において上記流体流通孔の外周部
    を間隔をおいて覆い、迂回流路を形成する堰を設けたこ
    とを特徴とする流量制御バルブ。
  3. 【請求項３】吸気通路を構成するスロットルボディと、
    このスロットルボディ内を開閉するスロットル弁と、こ
    のスロットル弁の両側で上記スロットルボディに配設さ
    れたバイパス通路と、この各バイパス通路と連通するエ
    ア入口及びエア出口と、上記エア入口側と連通する流体
    流通孔が周壁に設けられているシリンダと、このシリン
    ダの外周に設けられた電磁コイルと、上記シリンダ内に
    摺動自在に設けられ、上記電磁コイルへの通電量に応じ
    て進退して流体流通孔の開口面積を制御する弁体を備
    え、上記流体流通孔及び上記シリンダの一端側を流通す
    る流体の流量を制御するようにした流量制御バルブにお
    いて、上記エア出口側の入口部に迂回流路を形成する吹
    き返し防止用の堰を設けたことを特徴とする流量制御バ
    ルブ。
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