JP2567168B2 - 包装機における包装品へのテープ貼着装置 - Google Patents

包装機における包装品へのテープ貼着装置

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JP2567168B2
JP2567168B2 JP3302140A JP30214091A JP2567168B2 JP 2567168 B2 JP2567168 B2 JP 2567168B2 JP 3302140 A JP3302140 A JP 3302140A JP 30214091 A JP30214091 A JP 30214091A JP 2567168 B2 JP2567168 B2 JP 2567168B2
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば物品を一枚の包
装紙により機械的に自動包装する紙包装機において、包
装品にテープを貼着する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
手折りによる方法ではかなり複雑な折り方を自在に行う
ことができるが、機械折りでは折り方に制限がある。本
出願人はこの機械折りによる特殊な包装方法を案出して
先に出願(特開昭62−16360号公報)をしている
が、その後、同公報に記載の包装方法の実施に直接使用
する紙包装機の実現に努力した。
【0003】ところで、この紙包装機においては、物品
に対し包装紙が折り込まれて同物品の下面に包装紙の端
縁が重なる。そのため、この下面に一定長さのテープを
貼って包装紙が剥がれないようにする必要がある。
【0004】そこで、本出願人はテープの貼着を容易に
行うことができる装置を特願昭62−198657号
(特開昭64−45229号公報参照)として先に出願
している。同公報に記載のテープ貼着装置においては、
包装物品が載置板上で停止すると、アームが初期位置と
傾動位置との間で往復傾動し、この傾動により、テープ
ガイド部のテープ引出し口から張り出したテープの先端
部が包装物品の下面に接触してテープが同下面に順次貼
り付けられる。そして、アームの傾動位置においてテー
プがテープ引出し口でカッターにより切断され、包装物
品の下面にテープ片が貼着される。
【0005】ところが、アームが傾動している間中、テ
ープガイド部のテープ送りローラが強制回転してテープ
が送り出されているため、テープ貼り付けミスによりテ
ープが包装物品に貼着されないまま包装物品が搬出され
ると、テープ送りローラにより強制的に送り出されたテ
ープがテープ引出し口から引き出された状態で残り、ア
ームが傾動位置から初期位置に戻るとき、残ったテープ
がテープ送りローラ等に巻き付くおそれがあり、巻き付
いたテープを取り除く作業が面倒であった。
【0006】本発明はこのようなテープの巻付きを防止
するために前記テープ貼着装置をさらに改良したもので
ある。又、本発明はテ−プ取付部の回転量を検出可能に
することも目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面に
示すように、本発明に係る包装機のテープ貼着装置1
は、包装体41により包装された包装物品42の一面に
対応して設けられたものであり、下記の構成を有する。
【0008】アーム12は往復傾動可能に支持され、傾
動付与手段27,28,13により往復傾動されるよう
になっている。このアーム12上にはテープ送りローラ
16とテープ引出し口14a,22とが設けられてい
る。テープ送りローラ16は回転付与手段26,32,
15により回転されるようになっている。
【0009】テープ43はアーム12の傾動時にテープ
引出し手段18によりテープ取付部8から引き出される
ようになっている。カッター作動手段33,36,3
8,39において、テープ43はアーム12の傾動に伴
いテープ引出し口14a,22でカッター35により切
断されるようになっている。
【0010】アーム12の傾動中心軸13と包装物品4
2の一面との間でテープ43をテープ送りローラ16上
に引き出してテープ43の先端部44をテープ引出し口
14a,22上に保持した状態で、アーム12の傾動に
伴いこのテープ引出し口14a,22が包装物品42の
一面に接するように移動し得るようになっている。
【0011】テープ送りローラ16とその回転付与手段
26,32,15との間には回転伝達断続手段23,2
4,25,29,31が設けられ、テープ引出し口14
a,22にあるテープ43の先端部44を包装物品42
の一面に貼り付け始めるアーム12の初期位置から一定
範囲の傾動位置まで、テープ送りローラ16に回転が伝
達されるようになっている。
【0012】前記テ−プ取付部8は回転可能に支持さ
れ、このテ−プ取付部8の回転量を検出する手段10,
11が設けられている。
【0013】
【作用】包装物品42が停止すると、アーム12が図2
の初期位置から傾動し始める。この傾動当初、テープ送
りローラ16が回転し、テープ引出し口14a,22か
ら張り出したテープ43がその先端部44から包装物品
42の一面に順次貼り付けられる。
【0014】テープ送りローラ16にるテープ43の強
制的送り出しはアーム12が傾動し始める一定範囲での
み行われる。テープ43の先端部44はすでに包装物品
42の一面に貼り付けられているため、アーム12の傾
動に伴いテープ引出し口14a,22がテープ43上を
滑り、テープ43がテープ引出し口14a,22から引
き出されながら包装物品42の一面に貼り付けられる。
【0015】その後、図6に示すように、テープ43が
テープ引出し口14a,22で切断され、そのテープ片
45が包装物品42の一面に貼着される。このようにし
てテープ43の貼り付けが終了すると、アーム12は図
2の初期位置に戻るが、この時もテープ送りローラ16
によるテープ43の強制的送り出しは行われない。テー
プ43はテープ取付部8から引き出されてテープ43の
弛みが生じる。次工程でこの弛み部分が引き出されてテ
ープ43の貼着が行われる。
【0016】もしテープ貼り付けミスがあると、テープ
43の先端部44は包装物品42の一面に貼着されない
ため、アーム12の傾動に伴い、テープ引出し口14
a,22からほとんど引き出されないまま図6に示す状
態となる。テープ引出し口14a,22から送り出され
ているテープ43は少ないため、図2に示す初期位置に
戻ってもテープ43の先端部44がテープ送りローラ1
6等に巻き付くおそれはなくなる。図2に示す初期位置
に戻ると、テープ43は弛んだ状態のままとなる。
【0017】そして、アーム12が再び傾動すると、前
述した場合と同様にしてテープ43が包装物品42の一
面に順次貼り付けられ、前記テープ43の弛み部分が引
き出される。従って、図6に示す状態ではテープ43の
弛みは生じない。その状態のまま、図2に示す初期位置
に戻って次工程に移る。
【0018】このテープ貼り付け動作中、テ−プ取付部
8の回転量を検出する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るテープ貼着装
置を図面を参照して説明する。図1〜図3に示すテープ
貼着装置1は特願昭62−198657号(特開昭64
−45229号公報参照)に示す紙包装機に組込まれる
ものであって、左右一対のテープ貼着機構2を有してい
る。この両テープ貼着機構2について詳述する。
【0020】回動軸3の左右両側には互いにねじの進み
方が逆のねじ部3a,3bが形成されている。この両ね
じ部3a,3bには雌ねじ部材4が螺合され、取付板5
の下側に取着されたレール6に対し左右方向へ移動可能
に係合されている。この雌ねじ部材4に側板7が取着さ
れて後方へ延びている。この側板7の下部内側には円板
状のテープ取付部8が回転可能に支持され、その回動中
心軸9上には外周に凹凸を有する歯板10が取付けられ
ている。この歯板10に対応して側板7にはその凹凸を
検出するセンサ11が取着されている。
【0021】側板7の上部内側にはアーム12が軸13
を中心にして前後方向へ傾動可能に支持されている。こ
のアーム12には板ばね14が傾動中心軸13よりも上
方へ片持ち梁状に延びるように取着され、その先端部1
4aが前方へ屈曲形成されている。この板ばね14の後
側においてアーム12にはテープ送りローラ16が支持
され、板ばね14の中間部がこのテープ送りローラ16
に圧接されている。この圧接部分よりも若干上方でアー
ム12にはテープ送りピン17が支持されている。
【0022】板ばね14の前側においてアーム12には
テープガイド板18が下方へ向けて延設されているとと
もに、アーム12の傾動中心軸13よりも下側でかつこ
のテープガイド板18よりも後側において側板7にテー
プガイドピン19が支持され、テープ取付部8に嵌合さ
れたテープ44の先端部44が側板7上のテープガイド
ピン20、テープガイド板18の下端、テープガイドピ
ン19、アーム12上のテープガイドピン21を経て板
ばね14とテープ送りローラ16との間に挿入され、さ
らに板ばね14とテープ送りピン17との間に挿入され
て板ばね14の先端部14aに導かれるようになってい
る。板ばね14の前側においてアーム12にはテープ押
えローラ22が支持されている。このテープ押えローラ
22と板ばね14との間においてアーム12には板ばね
30が取着され、この板ばね30はテープ押えローラ2
2に圧接されている。
【0023】アーム12の下方において側板7の内側に
はロック板23がテープガイドピン19と同一軸心上で
上下方向へ回動可能に支持され、図4,5に示すように
そのロック板23と側板7との間においてロック板23
にはロックギヤ24が回動不能に固定されている。この
ロック板23と側板7との間には引張コイルばね25が
連結され、このばね25の弾性力によりロック板23が
上方へ回動してロック板23のロックギヤ24がアーム
12の傾動中心軸13上の太陽ギヤ26に対し噛合され
ている。このギヤ26は傾動中心軸13に対し回転可能
になっている。
【0024】側板7の外側にはエアシリンダ27が取着
され、そのピストンロッド27aがレバー28を介して
傾動中心軸13に連結されている。ロック板23の上方
においてアーム12の下端部にはロック解除ローラ29
が支持され、アーム12の回動に伴いこのローラ29に
よりロック板23が引張コイルばね25の弾性力に抗し
て下方に回動されると、ロック板23のロックギヤ24
が太陽ギヤ26から離れて同ギヤ26が傾動中心軸13
に対し回転可能になる。
【0025】テープ送りローラ16とその回動中心軸1
5との間にはワンウェイクラッチ31が嵌め込まれ、テ
ープ送りローラ16がa矢印方向へのみ回転するように
なっている。このテープ送りローラ16の回動中心軸1
5はアーム12の傾動中心軸13に対し前記太陽ギヤ2
6とその外周に噛合する遊星ギヤ32とを介して連動さ
れている。
【0026】アーム12の後側において側板7には傾動
杆33が軸34を中心にして前後方向へ傾動可能に支持
され、同軸34よりも上方へ延びる傾動杆33の上端部
にはカッター35が取着されている。この傾動杆33に
対応して側板7には引張コイルばね36の一端が掛止さ
れているとともに、ストッパピン37が突設され、この
ばね36の他端が傾動杆33に連結されている。このば
ね36の弾性力により傾動杆33はb矢印方向へ回動し
てストッパピン37に当接したところで停止するように
なっている。アーム12の後側及び傾動杆33の基部に
はそれぞれ係合部38,39が突設され、図6に示すよ
うにアーム12がc矢印方向へ回動したとき、その係合
部38が傾動杆33の係合部39に当接して傾動杆33
が引張コイルばね36の弾性力に抗して反b矢印方向へ
回動し、板ばね14の先端部14aよりも若干前方でテ
ープ43を切断するようになっている。
【0027】側板7上には物品載置板40が前後方向へ
延びるように形成され、この物品載置板40の前端部が
取付板5上にある。板ばね14の先端部14a、テープ
送りローラ16、テープ押えローラ22及びカッター3
5はこの物品載置板40の内側に位置している。板ばね
14の先端部14a及びテープ押えローラ22の回動軌
跡はこの物品載置板40の若干上方へ達するようになっ
ている。
【0028】なお、前記エアシリンダ27とレバー28
とアーム12の傾動中心軸13とにより、アーム12を
往復傾動させる傾動付与手段が構成されている。前記傾
動中心軸13上の太陽ギヤ26とテープ送りローラ16
の回動中心軸15上の遊星ギヤ32とにより、テープ送
りローラ16を回転させる回転付与手段が構成されてい
る。前記テープガイド板18により、アーム12の往復
傾動に伴いテープ取付部8からテープ43を引き出すテ
ープ引出し手段が構成されている。前記傾動杆33とカ
ッター35と引張コイルばね36と係合部38,39等
により、テープ引出し口としての板ばね14の先端部1
4a及びテープ押えローラ22でアーム12の往復傾動
に伴いテープ43を切断するカッター作動部が構成され
ている。前記ロック板23とロックギヤ24と引張コイ
ルばね25とロック解除ローラ29とテープ送りローラ
16の回動中心軸15上のワンウェイクラッチ31とに
より、テープ送りローラ16への回転伝達を断続する回
転伝達断続手段が構成されている。
【0029】さて、このように構成されたテープ貼着装
置1の作用について述べる。まず、回動軸3が回転する
と、物品42のサイズに応じて左右両テープ貼着機構2
が回動軸3の両ねじ部3a,3b上を移動して両テープ
貼着機構2の間隔S2が設定される。
【0030】包装後、包装物品42は搬出されて左右両
テープ貼着機構2の上方へ案内され、左右両載置板40
上のテープ貼着中心Qで停止する。この状態で、エアシ
リンダ27が駆動すると、そのピストンロッド27aに
より傾動中心軸13がレバー28を介して回動し、アー
ム12が図2の初期位置からc矢印方向へ傾動し始め
る。この傾動当初、図4に示すように傾動中心軸13上
の太陽ギヤ26はロックギヤ24と噛合して回転不能で
あるため、このギヤ26と噛合する回動中心軸15上の
遊星ギヤ32が太陽ギヤ26上を公転しながら同軸15
とともに自転し、この軸15の回転によりテープ送りロ
ーラ16がa矢印方向へ回転する。従って、板ばね14
の先端部14aから張り出したテープ43の先端部44
が包装物品42の下面の左右両側に接触してテープ押え
ローラ22により押え付けられ、テープ43がこの押え
ローラ22により支えられながら包装物品42の下面に
順次貼り付けられる。
【0031】テープ送りローラ16によるテープ43の
強制的送り出しはアーム12が傾動し始める一定範囲で
のみ行われる。その後、図5に示すようにアーム12の
ロック解除押えローラ29がロック板23に当接する
と、ロック板23が下方へ回動し、ロック板23のロッ
クギヤ24が傾動中心軸13上の太陽ギヤ26から離れ
る。従って、この太陽ギヤ26は傾動中心軸13に対し
回転可能になるため、アーム12の傾動に伴い回動中心
軸15上の遊星ギヤ32は自転することなく同ギヤ26
上を公転する。
【0032】テープ43の先端部44はすでに包装物品
42の下面に貼り付けられているため、アーム12の傾
動に伴い板ばね14の先端部14a及びテープ押えロー
ラ22がテープ43上を滑り、テープ43が板ばね14
の先端部14aから引き出されながらテープ押えローラ
22により包装物品42の下面に貼り付けられる。
【0033】その後、アーム12の係合部38がカッタ
ー傾動杆33の係合部39に当接すると、図6に示すよ
うに、カッター傾動杆33が引張コイルばね36の弾性
力に抗して反b矢印方向へ傾動し、カッター35が板ば
ね14と板ばね30との間に挿入されて、テープ43が
切断される。包装物品42の下面の左右両側にはそれぞ
れ一枚のテープ片45がその切断端部46を残して貼着
される。
【0034】テープ貼着後、包装物品42はテープ貼着
装置1から搬出される。この時、テープ片45の切断端
部46はテープ押えローラ22により包装物品42の下
面に押えられ、図7に示すようにテープ片45が包装物
品42の下面に完全に貼着される。この搬出時、次の物
品42に対する包装紙41の折込みは既に終了してお
り、この包装物品42も同様にして搬出される。
【0035】テープ43の貼り付けが終了すると、エア
シリンダ27のピストンロッド27aが後退し、アーム
12は図2,3に示す初期位置に戻る。この時、テープ
送りローラ16はワンウェイクラッチ31の働きにより
回転せず、テープ43の強制的送り出しは行われない。
又、テープガイド板18の押え付けによりテープ43が
テープ取付部8から引き出され、このテープガイド板1
8とテープ送りローラ16との間でテープ43に弛みが
生じる。そして、次工程ではこの弛み部分が引き出され
てテープ43の貼着が行われる。
【0036】本実施例では、このようにして包装物品4
2の下面に対しテープ43の貼着を容易に行なうことが
できるが、特に図2に示す初期位置からアーム12が傾
動し始める時のみ、テープ送りローラ16が回転してテ
ープ43が強制的に送り出される点に特徴がある。
【0037】もしテープ貼り付けミスがあると、テープ
43の先端部44は包装物品42の下面に貼着されない
ため、アーム12の傾動に伴い、板ばね14の先端部1
4aからほとんど引き出されないまま、図6に示す状態
となる。板ばね14の先端部14aから送り出されてい
るテープ43は少ないため、図2に示す初期位置に戻っ
てもテープ43の先端部44がテープ送りローラ16等
に巻き付くおそれはなくなる。図2に示す初期位置に戻
ると、テープ43はテープ送りローラ16とテープガイ
ド板18との間で弛んだ状態のままとなる。
【0038】そして、アーム12が再び傾動すると、前
述した場合と同様にしてテープ43が包装物品42の下
面に順次貼り付けられ、前記テープ43の弛み部分が引
き出される。従って、図6に示す状態ではテープ送りロ
ーラ16とテープガイド板18との間にテープ43の弛
みは生じない。その状態のまま、図2に示す初期位置に
戻って次工程に移る。
【0039】又、テープ43が包装物品42に対し正常
に貼り付けられた場合と、テープ43の貼り付けミスが
生じた場合と、テープ取付部8にテープ43がなくなっ
た場合とでは、テープ43の送り出し量が異なるので、
テープ取付部8の歯板10の回転量も異なり、その回転
量の差をセンサ11により検出すれば、各場合を判別す
ることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明に係るテープ貼着装置1によれ
ば、包装物品42の一面に対しテープ43を容易に貼着
できるばかりでなく、テープ貼り付けミスによるテープ
の巻付きも確実に防止することができる。又、テープ取
付部8の回転量を検出してテ−プ43の貼り付け状態の
正否を判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るテープ貼着装置を示す紙包装機
の部分平面図である。
【図2】一方のテープ貼着機構においてアームが初期位
置にある状態を示す一部切欠正面図である。
【図3】図2の一部切欠右側面図である。
【図4】図2及び図3に示すテープ貼着機構においてテ
ープ送りローラが回転してテープの送り出しを行なう状
態を示す部分正面図である。
【図5】このテープ送りローラが回転しないためにテー
プの送り出しを行わない状態を示す部分正面図である。
【図6】図2に示すテープ貼着機構においてアームが傾
動位置にある状態を示す一部切欠正面図である。
【図7】包装物品にテ−プを貼着した状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 テープ貼着装置、2 テープ貼着機構、8 テープ
取付部、10 歯板、11 センサ、12 アーム、1
3 傾動中心軸、14 板ばね、14a 先端部(テー
プ引出し口)、15 回動中心軸、16 テープ送りロ
ーラ、18 テープガイド板(テープ引出し手段)、2
2 テープ押えローラ(テープ引出し口)、23 ロッ
ク板、24 ロックギヤ、25 ばね、26 太陽ギ
ヤ、27エアシリンダ、28 レバー、29 ロック解
除ローラ、31 ワンウェイクラッチ、32 遊星ギ
ヤ、33 傾動杆、35 カッター、36 ばね、38
係合部、39 係合部、40 物品載置板、41 包
装紙(包装体)、42 包装物品、43 テープ、44
先端部、45 テープ片、46 切断端部、Q テー
プ貼着中心。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装体(41)により包装された包装物
    品(42)の一面に対応して設けた包装機における包装
    品へのテープ貼着装置において、 テープ(43)が引出し可能に取付けられるテープ取付
    部(8)と、 往復傾動可能に支持したアーム(12)と、 このアーム(12)を往復傾動させる傾動付与手段(2
    7,28,13)と、 このアーム(12)上に設けたテープ送りローラ(1
    6)及びテープ引出し口(14a,22)と、 このテープ送りローラ(16)を回転させる回転付与手
    段(26,32,15)と、 アーム(12)の傾動時にテープ取付部(8)からテー
    プ(43)を引き出すテープ引出し手段(18)と、 アーム(12)の傾動に伴いテープ(43)をテープ引
    出し口(14a,22)でカッター(35)により切断
    するカッター作動手段(33,36,38,39)とを
    備え、 アーム(12)の傾動中心軸(13)と包装物品(4
    2)の一面との間でテープ取付部(8)からのテープ
    (43)をテープ送りローラ(16)上に引き出してテ
    ープ(43)の先端部(44)をテープ引出し口(14
    a,22)に保持した状態で、アーム(12)の傾動に
    伴いこのテープ引出し口(14a,22)を包装物品
    (42)の一面に接するように移動可能にし、 前記テープ送りローラ(16)とその回転付与手段(2
    6,32,15)との間にはテープ引出し口(14a,
    22)にあるテープ(43)の先端部(44)を包装物
    品(42)の一面に貼り付け始めるアーム(12)の初
    期位置から一定範囲の傾動位置までテープ送りローラ
    (16)に回転を伝達する回転伝達断続手段(23,2
    4,25,29,31)を設けたことを特徴とする包装
    機における包装品へのテープ貼着装置。
  2. 【請求項2】 包装体(41)により包装された包装物
    品(42)の一面に対応して設けた包装機における包装
    品へのテープ貼着装置において、 テープ(43)が引出し可能に取付けられるテープ取付
    部(8)と、 往復傾動可能に支持したアーム(12)と、 このアーム(12)を往復傾動させる傾動付与手段(2
    7,28,13)と、 このアーム(12)上に設けたテープ送りローラ(1
    6)及びテープ引出し口(14a,22)と、 このテープ送りローラ(16)を回転させる回転付与手
    段(26,32,15)と、 アーム(12)の傾動時にテープ取付部(8)からテー
    プ(43)を引き出すテープ引出し手段(18)と、 アーム(12)の傾動に伴いテープ(43)をテープ引
    出し口(14a,22)でカッター(35)により切断
    するカッター作動手段(33,36,38,39)とを
    備え、 アーム(12)の傾動中心軸(13)と包装物品(4
    2)の一面との間でテープ取付部(8)からのテープ
    (43)をテープ送りローラ(16)上に引き出してテ
    ープ(43)の先端部(44)をテープ引出し口(14
    a,22)に保持した状態で、アーム(12)の傾動に
    伴いこのテープ引出し口(14a,22)を包装物品
    (42)の一面に接するように移動可能にし、 前記テ−プ取付部(8)を回転可能に支持するととも
    に、このテ−プ取付部(8)の回転量を検出する手段
    (10,11)を設けたことを特徴とする包装機におけ
    る包装品へのテ−プ貼着装置。
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