JP2567146Y2 - 発光ダイオードアレイ駆動回路 - Google Patents

発光ダイオードアレイ駆動回路

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JP2567146Y2
JP2567146Y2 JP1990402558U JP40255890U JP2567146Y2 JP 2567146 Y2 JP2567146 Y2 JP 2567146Y2 JP 1990402558 U JP1990402558 U JP 1990402558U JP 40255890 U JP40255890 U JP 40255890U JP 2567146 Y2 JP2567146 Y2 JP 2567146Y2
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chip
light emitting
light
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Inventor
陽一 伯耆
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富士通株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、露光光源として発光ダ
イオード(LED)を使用する電子写真式プリンタ(発
光ダイオード式プリンタ)に関するものである。
【0002】発光ダイオード式プリンタはレーザプリン
タにおけるレーザ光源および回転式走査機構等からなる
露光部に代えてLEDを用いたものであり、小型・軽量
・安価・低消費電力など優れた特徴を持っているが、よ
りコストダウンを図る必要がある。
【0003】
【従来の技術】発光ダイオード式プリンタは、円筒面に
感光性を有する感光ドラム、前記円筒面を帯電させる帯
電器、前記感光ドラムの母線方向に円筒面に対向して配
列される複数個のLEDを主構成要素とする露光部と、
前記露光部によって感光ドラムに形成された静電潜像
を、トナーを用いて現像する現像部、前記現像部によっ
て現像されたトナー像を印刷用紙に転写する転写部、お
よび前記印刷用紙に転写されたトナー像を定着する定着
部等からなる電子式プリンタである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】さて、発光ダイオード
式プリンタは上記の様に優れた特徴を持っているが、印
字品質を確保する為にはLEDアレイを構成するLED
の光量のバラツキを所定の値に抑える必要がある。
【0005】今、LEDアレイの各LEDの光量の変動
許容値を±15パーセントとし、このようなLEDを得る
ための歩留りが 99.6633パーセントの場合を考えると、
例えば、2048個のLEDからなるLEDアレイのすべて
のLEDが前記変動許容値を満足する確率は約 0.1パー
セントである。
【0006】したがって、このようなLEDアレイを得
ることは非常に困難であり、コストダウンにおける大き
な妨げになっていると云う問題がある。本考案は発光ダ
イオード式プリンタのコストダウンを図ることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に示す如く、1は複
数個の発光ダイオードからなるチップを、複数個配列し
て構成した発光ダイオードアレイで、2は印加される印
刷情報により該発光ダイオードを選択的に駆動して発光
させるマトリックス駆動回路である。
【0008】また、3a, 3b, 3nはそれぞれのチップに供
給する電流の電流値を、印加される補正値によって決ま
る値に制御する定電流回路で、Aa, 4b, 4nは各チップの
最大光量及び最小光量を含む光量データを利用して予め
求めたチップ毎の補正倍率と該印刷情報とを用いて、各
チップの光量が許容範囲内に入れる様な該補正値を設定
して該定電流回路に送出する電流設定回路である。
【0009】そして、それぞれのチップに供給する電流
値をチップ毎に制御する様に構成する。
【0010】
【作用】本考案は、マトリックス駆動回路で、印加され
る印刷情報に対応して発光ダイオードを選択的に駆動し
て発光させる際、それぞれの電流設定回路で、各チップ
の最大光量及び最小光量を含む光量データを利用して予
め実験的に求めたチップ毎の補正倍率と該印刷情報とを
用いて、各チップの光量が許容範囲内に入れる様な該補
正値を設定して対応する定電流回路に送出する。
【0011】そこで、定電流回路は印加される補正値に
よって決まる値になる様に、電流値を制御して対応する
チップに供給する。これにより、チップの発光量のバラ
ツキがチップ毎に補正されるので、発光ダイオード式プ
リンタのコストダウンを図ることができる。
【0012】
【実施例】以下に本考案の要旨を実施例によって具体的
に説明する。図1は本考案の実施例の回路ブロックで、
図中の1はそれぞれ128 個のLEDから成る16個のチッ
プ1a, 1b, ・・・1nを配列して構成されるLEDアレ
イ、2はLEDアレイ1を構成する2048個のLEDを印
刷情報S に応じ選択的に駆動してし発光させるマトリッ
クス駆動回路である。
【0013】また、3a, 3b・・・3nは 16 個のチップ1
a, 1b・・・1nの各々に印加する電流値を設定された値
に制御する定電流回路、4a, 4b・・・4nは定電流回路3
が制御する電流値をチップ1a, 1b・・・1n毎の特性と印
刷情報S とに応じて設定する電流設定回路である。
【0014】そして、印刷情報S に応じて、各チップ1
a, 1b・・・1nを構成する128 個のLEDの中の何個か
が発光するのであるが、この個数xはマトリックス駆動
回路2からそれぞれ各電流設定回路4a, 4b・・・4n毎に
与えられる。
【0015】一方、各チップ1a, 1b・・・1nの光量を変
動許容値以内に補正するための補正倍率p を予め実験的
に求め、それぞれ、電流設定回路4a, 4b・・・4nに設定
しておく。
【0016】電流設定回路4a, 4b・・・4nは、それぞれ
対応する定電流回路3a, 3b・・・3nに対し(x p )の値を
設定し、定電流回路3a, 3b・・・3nはそれぞれ対応する
チップ1a, 1b・・・1nに印加する電流を前記(x p )の値
によって定まる値に制御することによって各チップ1a,
1b・・・1n毎にLEDの発光量を補正する。
【0017】図2および図3は、それぞれ、縦軸を光量
とし横軸をLEDの配列方向として、特性(光量)の異
なる3個のチップ(a), (b)および(c) に対し、前記補正
倍率による補正を施す前および後の発光量の比較を例示
したものである。
【0018】ただし、説明を簡単にするため、LEDア
レイ1を構成する全てのLEDを発光する場合を示す。
(a) は128 個のLEDの発光量が平均的に揃ったチッ
プ、(b) は128 個のLEDの発光量が全体的に大きく、
一部に正のピークのあるチップ、また(c) は128個のL
EDの発光量が全体的に小さく一部に負のピークのある
チップである。
【0019】しかし、図3のように3つのチップの発光
量を補正することにって、発光量のバラツキをL から L
´に減少することができることを示している。前記、従
来例に関する説明と同様に、LEDアレイの各LEDの
光量の変動許容値を±15パーセントとし、このようなL
EDを得るための歩留りが 99.6633パーセントの場合を
考えると、128 個のLEDから構成されるチップのすべ
てのLED がこの変動許容値を満足する確率は約65パーセ
ントであり、前記2048個のLEDからなるLEDアレイ
を得る場合の約0.1 パーセントの確率に比して極めて容
易であることがわかる。
【0020】すなわち、上記の実施例によれば、16個の
チップ間の発光量のバラツキを補正することによって、
2048個のLEDからなるLEDアレイの歩留りを約65パ
ーセントに向上することができる。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
構成LED数が少ないために歩留りの良いLEDチップ
を用いることができるので、発光ダイオード式プリンタ
のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の回路ブロック図
【図2】実施例における効果の説明図
【図3】実施例における効果の説明図
【符号の説明】
1 発光ダイオードアレイ 2 マトリックス駆動回路 3a, 3b, 3n 定電流回路 4a, 4b, 4n 電流設定回路

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.複数個の発光ダイオードからなるチップを、複数個
    配列して構成した発光ダイオードアレイ(1) と、印加さ
    れる印刷情報により該発光ダイオードを選択的に駆動し
    て発光させるマトリックス駆動回路(2) と、 それぞれのチップに供給する電流の電流値を印加される
    補正値によって決まる値に制御する定電流回路(3a, 3b,
    3n)と、 各チップの最大光量及び最小光量を含む光量データを利
    用して予め実験的に求めたチップ毎の補正倍率と該印刷
    情報とを用いて、各チップの光量が許容範囲内に入れる
    様な該補正値を設定して該定電流回路に送出する電流設
    定回路(4a, 4b,4n) とを設け、 それぞれのチップに供給する電流値をチップ毎に制御す
    る構成にしたことを特徴とする発光ダイオードアレイ駆
    動回路。
JP1990402558U 1990-12-28 1990-12-28 発光ダイオードアレイ駆動回路 Expired - Lifetime JP2567146Y2 (ja)

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JPH0674340U JPH0674340U (ja) 1994-10-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6310293Y2 (ja) * 1979-08-21 1988-03-28
JPS56156071A (en) * 1980-05-07 1981-12-02 Oki Electric Ind Co Ltd Light volume compensating method of led array

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JPH0674340U (ja) 1994-10-21

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Effective date: 19961008