JP2567037Y2 - 配線用クリート - Google Patents
配線用クリートInfo
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- JP2567037Y2 JP2567037Y2 JP1992058900U JP5890092U JP2567037Y2 JP 2567037 Y2 JP2567037 Y2 JP 2567037Y2 JP 1992058900 U JP1992058900 U JP 1992058900U JP 5890092 U JP5890092 U JP 5890092U JP 2567037 Y2 JP2567037 Y2 JP 2567037Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- support
- cover
- storage groove
- wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
する際に、該電線等を構造物の壁面等に定着する配線用
クリートに関する。
実公昭44−8663号公報、実公昭45−30300
号公報、実公昭45−25311号公報、実公昭56−
25314号公報、実開昭61−165030号公報、
実開平1−147622号公報等に種々の構造のものが
提案されている。
開示された配線用クリートは、一端のヒンジを介して互
いに開閉可能に連設した主板と副板とを有し、この主板
と副板の相対向面に突起を有する電線の挟持溝を相対設
し、更に主板と副板とを閉じた状態に保持する係合機構
を設けている。また、少なくとも主板には、壁面に固定
する際に使用する止着螺子の貫通孔を穿設している。
合、主板を構造物壁面に止着螺子により固定した後、電
線を主板と副板との挟持溝で挟持して支持するもので、
配線用クリートの壁面への固定と電線の支持とを同時に
行なわないため、配線作業の煩雑さを解消することが可
能となる。
来の配線用クリートでは次の様な問題点がある。
線を支持する構造であるために、挟持力が弱くなると電
線の支持が困難となる。第2に、挟持力を持続させるた
めに主副両板を貫通させて螺子で固定した場合、電線張
替えのときに螺子を外す必要があり、再度壁に固定する
際に強度上同位置での使用ができず、位置変更の必要が
生じる。この場合壁に螺子穴が露出することになり、外
観上問題がある。第3に、主副両板の挟持力で電線を支
持するため、電線等の外径に見合う挟持溝が必要とな
り、一種類の製品で多種類の径の電線に対応できない。
第4に、挟持溝の突起によって、電線の被覆が傷つきシ
ョートする危険性がある等である。
のこのような問題点を解消するもので、固定用の螺子を
外すことなく通信線や電線の張替えを行なうことがで
き、また多種類の径の電線を支持することができ、しか
も心線を傷つけない配線用クリートを提供することを目
的とする。
は上記目的を達成するために、ビス挿通孔を有する基台
と、該基台と連結帯を介して開閉可能に連設されたカバ
ーとを備え、前記基台には、心線収納用の収納溝を設
け、更に前記収納溝に近接し且つ収納溝の軸方向に支持
線の直径以上の間隔で少なくとも3基以上の支持線取り
付け用支柱を立設し、前記カバーと基台の先端には、一
方に係止片を、他方に前記係止片と係合する係合孔を形
成するとともに、前記カバーと基台の連結帯側には、一
方にフックを、他方に前記フックと係合するフック挿通
孔を形成し、前記カバーと基台とを係合させたとき、前
記収納溝とカバーとからなる空間に心線が遊嵌状に収納
されることを特徴としており、前記ビス挿通孔は、中央
の支持線取り付け用支柱を軸方向に貫通した構成として
もよいし、前記支持線取り付け用支柱は、この上部全周
に抜け止め用突片を形成した構成としてもよい。
クリートをビスで構造物の壁面に固定した後、通信線や
電線等の心線とこの心線を支持する支持線とを一部分離
し、心線は心線収納用の収納溝に配設し、また支持線は
基台に設けた少なくとも3基以上の支柱に蛇行状態で取
り付け、心線および支持線をカバーで覆う。
を具体的に説明する。
ートの展開状態を示す平面図、図2は図1に示す配線用
クリートのA−A線断面図、図3は図1に示す配線用ク
リートの側面図である。
この基台1と基端側に連結帯2を介して開閉可能に連設
されたカバー3とを備えている。カバー3には先端側中
央部に係止片4を突設し、基台1にはこの係止片4と係
合可能な係合孔5を形成している。
する心線収納用の収納溝6を形成し、さらにこの収納溝
6と連結帯2との間には収納溝6の軸方向に、支持線の
直径以上の間隔を有する支持線取り付け用支柱としての
第1,第2及び第3の支柱7,8,9を立設している。
本実施例では、第1の支柱7と第3の支柱9の中心を結
ぶ線から、若干収納溝6寄り側に第2の支柱8を立設し
ている。また、第1及び第3の支柱7,9の収納溝6
側、及び第2の支柱8の前記連結帯2側には、外周に突
設した支持線の抜け止め用突片10を設けている。さら
に第2の支柱8は、図4の断面図に示すように中心部を
空洞とし、これを壁面固定用のビス挿通孔8aとしてい
る。11は、基台1の連結帯2側の両側に設けたフック
挿通孔で、カバー3を閉じた状態では、図2の断面図に
示すように、カバー3に設けたフック12がフック挿通
孔11内に入り込むこととなる。
に基づき、本実施例の配線用クリートの使用方法につい
て説明する。
ビス孔8aにビス15を挿通して、配線用クリートの基
台1を壁面の所定位置に固定する。次いで、通信線や電
線の心線Mと支持線Sとを一部分離して、心線Mを収納
溝6内に配設する。一方分離した支持線Sは、第1の支
柱7と第2の支柱8との間、及び第2の支柱8と第3の
支柱9との間を通し、第2の支柱8を巻き込む様に取り
付ける。これによって、通信線や電線等が壁面へ取り付
けられることとなる。最後にカバー3を閉じて、カバー
3の係止片4を基台1の係合孔5に係合させ、またフッ
ク12をフック挿通孔11内に挿入する。これによって
取り付けが完了する。
は、従来のように通信線や電線等を挟み込んで取り付け
るのではなく、支持線Sのみを3基の支柱7,8,9に
巻付け蛇行状態として取り付ける構造としている。この
ため、心線Mの被覆を傷つけてショートさせるおそれも
ないし、また、通信線や電線がずれることもない。ま
た、基台1とカバー3とは、先端部の係止片4と係合孔
5と係合、及び基端部のフック12とフック挿通孔11
との係合とで行なうため、より確実な係合が可能とな
り、心線Mを収納溝6とカバー3とからなる空間内に確
実に収納できる。
の他の実施例を示す支柱部分の斜視図で、本実施例のよ
うに、第1、第2及び第3の支柱16,17,18の外
周部全周に亘って設けることもできる。このようにすれ
ば、支持線Sを何方から蛇行させても通信線や電線の抜
けを防止することができるようになる。
ス孔8aを1個所設けたものについて説明したが、無論
これに限定されるものではなく、配線用クリートの回転
防止のために2箇所以上設けてもよい。さらに、各支柱
間の間隔が異なる配線用クリートを準備しておけば支持
線の支持力を適宜変えることが可能となる。
め、必ずしも各支柱に抜け止め用突片を設けなくてもよ
い。
リートは、基台に心線収納用の収納溝を設け、更にこの
収納溝に近接し且つ収納溝の軸方向に支持線の直径以上
の間隔で少なくとも3基以上の支持線取り付け用支柱を
形成しており、通信線や配電線等の心線とこの心線を支
持する支持線とを一部分離し、心線は心線収納用の収納
溝に配設し、また支持線は基台に設けた少なくとも3基
以上の支持線取り付け用支柱に蛇行状態で取り付けるよ
うにしている。そして、係止片を係合孔に係合させると
ともにフックをフック挿通孔に係合して基台とカバーと
を係合させ、収納溝とカバーとからなる空間に心線を遊
嵌状に収納するようにしている。このため、従来のよう
な基台とカバーとの挟持力によらずに壁面への取付けが
可能となり、固定用の螺子を外すことなく通信線や配電
線の張替えを行なうことができ、また多種類の径の電線
を支持することができ、しかも心線を傷つけることもな
いし、カバーと基台とを確実に係合させることができる
ため、心線を確実に収納することができる。また、少な
くとも1基以上の支持線取り付け用支柱には貫通する ビ
ス挿通孔を形成したことにより、ビス挿通孔を基台の余
分な箇所に形成しなくてもよいし、支持線取り付け用支
柱の上部全周に抜け止め用突片を形成したことにより、
支持線を何方から蛇行させても通信線や電線の抜けを防
止することができる。
状態を示す平面図である。
ある。
ある。
視図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ビス挿通孔を有する基台と、該基台と連
結帯を介して開閉可能に連設されたカバーとを備え、前
記基台には、心線収納用の収納溝を設け、更に前記収納
溝に近接し且つ収納溝の軸方向に支持線の直径以上の間
隔で少なくとも3基以上の支持線取り付け用支柱を立設
し、前記カバーと基台の先端には、一方に係止片を、他
方に前記係止片と係合する係合孔を形成するとともに、
前記カバーと基台の連結帯側には、一方にフックを、他
方に前記フックと係合するフック挿通孔を形成し、前記
カバーと基台とを係合させたとき、前記収納溝とカバー
とからなる空間に心線が遊嵌状に収納されることを特徴
とする配線用クリート。 - 【請求項2】 前記ビス挿通孔は、少なくとも1基以上
の支持線取り付け用支柱を軸方向に貫通したことを特徴
とする請求項1に記載の配線用クリート。 - 【請求項3】 前記支持線取り付け用支柱は、この上部
全周に抜け止め用突片を形成したことを特徴とする請求
項1または2に記載の配線用クリート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992058900U JP2567037Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 配線用クリート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992058900U JP2567037Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 配線用クリート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624329U JPH0624329U (ja) | 1994-03-29 |
JP2567037Y2 true JP2567037Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=13097685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992058900U Expired - Lifetime JP2567037Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 配線用クリート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567037Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6176996U (ja) * | 1984-10-24 | 1986-05-23 | ||
JPS62192680U (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-08 | ||
JPH01147622U (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-12 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP1992058900U patent/JP2567037Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0624329U (ja) | 1994-03-29 |
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