JP2566484Y2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JP2566484Y2 JP2566484Y2 JP1991061440U JP6144091U JP2566484Y2 JP 2566484 Y2 JP2566484 Y2 JP 2566484Y2 JP 1991061440 U JP1991061440 U JP 1991061440U JP 6144091 U JP6144091 U JP 6144091U JP 2566484 Y2 JP2566484 Y2 JP 2566484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- case
- lock member
- slider
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ハードディスク、特に
光ディスクなどをケース内に回転可能に収納したディス
クカートリッジに関するものである。
光ディスクなどをケース内に回転可能に収納したディス
クカートリッジに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、情報記録 体としての磁気ディ
スク、光ディスク或いは光磁気ディスクは、ケースに収
納されたディスクカートリッジとして記録・再生機器に
セッティングされて用いられる。従来、この種のディス
クは、取扱上ゴミやほこりがつきやすく、殊に傷つきや
すいばかりか、温度変化による影響が大きいためにディ
スクをケースに収納し、該ケースに設けたピックアップ
挿入孔や駆動軸挿入孔などの開口をディスク使用・不使
用時に開閉するシャッタと、このシャッタの動作をロッ
クするロック部材とを備えることが知られている。
スク、光ディスク或いは光磁気ディスクは、ケースに収
納されたディスクカートリッジとして記録・再生機器に
セッティングされて用いられる。従来、この種のディス
クは、取扱上ゴミやほこりがつきやすく、殊に傷つきや
すいばかりか、温度変化による影響が大きいためにディ
スクをケースに収納し、該ケースに設けたピックアップ
挿入孔や駆動軸挿入孔などの開口をディスク使用・不使
用時に開閉するシャッタと、このシャッタの動作をロッ
クするロック部材とを備えることが知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来のディスクカート
リッジにおいては、シャッタ動作のロック部材はシャツ
タを不使用時には開けない安全性の高いものでなければ
ならないのに、その操作部分がケース外部に露出してい
たために、記録・再生装置にかけない不使用状態時で
も、取扱者がロック部を操作し或いは誤操作でロックが
外れ、シャッタを簡単に開閉することができた。このた
め記録再生装置にかけない状態でシャッタの開閉する機
会が増え、それだけケース内にゴミ，埃等が侵入し易く
ドロップアウトなどエラーの発生が起こりやすく、品質
上悪影響を及ぼし商品価値も低いものとなるなど問題が
あった。本考案は、これら従来の欠点を排除しようとす
るもので、使用者などがシャッタのロック部材を操作で
きないようにし、カートリッジの不使用時において、シ
ャッタの開放による不具合をなくしエラー現象を少なく
し、安全に用いられ商品価値の高いディスクカートリッ
ジとすることを目的とするものである。
リッジにおいては、シャッタ動作のロック部材はシャツ
タを不使用時には開けない安全性の高いものでなければ
ならないのに、その操作部分がケース外部に露出してい
たために、記録・再生装置にかけない不使用状態時で
も、取扱者がロック部を操作し或いは誤操作でロックが
外れ、シャッタを簡単に開閉することができた。このた
め記録再生装置にかけない状態でシャッタの開閉する機
会が増え、それだけケース内にゴミ，埃等が侵入し易く
ドロップアウトなどエラーの発生が起こりやすく、品質
上悪影響を及ぼし商品価値も低いものとなるなど問題が
あった。本考案は、これら従来の欠点を排除しようとす
るもので、使用者などがシャッタのロック部材を操作で
きないようにし、カートリッジの不使用時において、シ
ャッタの開放による不具合をなくしエラー現象を少なく
し、安全に用いられ商品価値の高いディスクカートリッ
ジとすることを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、ディスクをケ
ース内に回転可能に収納し、該ケースに形成した記録・
再生ヘッド挿入窓部などの開口を開閉するシャッタと、
このシャッタの動作をロックするロック部材とを有する
ディスクカートリッジにおいて、前記ロック部材の操作
部を前記シャッタ、核シャッタを動作するスライダまた
はケースのいずれかで隠蔽したことを特徴とするディス
クカートリッジである。
ース内に回転可能に収納し、該ケースに形成した記録・
再生ヘッド挿入窓部などの開口を開閉するシャッタと、
このシャッタの動作をロックするロック部材とを有する
ディスクカートリッジにおいて、前記ロック部材の操作
部を前記シャッタ、核シャッタを動作するスライダまた
はケースのいずれかで隠蔽したことを特徴とするディス
クカートリッジである。
【０００５】
【作用】ディスクカートリッジを記録・再生装置にかけ
たときには、スライダ操作ピン１０が、ロック部材５の
操作部５１に当接して押し込み、ロック部材５の爪部５
２が係合部１１から外れてシャッタ４が移動して開口３
を開けてピックアップでディスク１の記録再生ができ、
装置より外すときはスライダ操作ピン１０が外れバネ附
勢力でシャッタ４が戻って開口３を閉じる。そしてこの
状態ではロック部材５の爪部５２が係合部１１に嵌入し
てロックされ、該ロック部材５の操作部５１上にシャッ
タ４が位置してカバーすることになって、使用者がロッ
ク部材５に触れないようにして、記録再生装置にかけな
い状態下ではシャッタ４を開閉する機会を与えないよう
にすることができる。
たときには、スライダ操作ピン１０が、ロック部材５の
操作部５１に当接して押し込み、ロック部材５の爪部５
２が係合部１１から外れてシャッタ４が移動して開口３
を開けてピックアップでディスク１の記録再生ができ、
装置より外すときはスライダ操作ピン１０が外れバネ附
勢力でシャッタ４が戻って開口３を閉じる。そしてこの
状態ではロック部材５の爪部５２が係合部１１に嵌入し
てロックされ、該ロック部材５の操作部５１上にシャッ
タ４が位置してカバーすることになって、使用者がロッ
ク部材５に触れないようにして、記録再生装置にかけな
い状態下ではシャッタ４を開閉する機会を与えないよう
にすることができる。
【０００６】
【実施例】本考案の実施例を図１乃至図９で説明する
と、ディスク１をケース２内に回転可能に収納し、該ケ
ース２に形成した記録再生ヘッド挿入窓部例えばピック
アップ挿入孔や駆動軸挿入孔などの関口３を開閉するシ
ャッタ４と、このシャッタ４の動作をロックするロック
部材５とを有するディスクカートリッジであって、前記
ロック部材５の操作部５１を前記シャッタ４を動作する
スライダ７またはケース２のリブ６のいずれかで覆い外
部に露出しないように隠蔽したディスクカートリッジと
してある。
と、ディスク１をケース２内に回転可能に収納し、該ケ
ース２に形成した記録再生ヘッド挿入窓部例えばピック
アップ挿入孔や駆動軸挿入孔などの関口３を開閉するシ
ャッタ４と、このシャッタ４の動作をロックするロック
部材５とを有するディスクカートリッジであって、前記
ロック部材５の操作部５１を前記シャッタ４を動作する
スライダ７またはケース２のリブ６のいずれかで覆い外
部に露出しないように隠蔽したディスクカートリッジと
してある。
【０００７】図１および図４の第１実施例では、ロック
部材５の操作部５１を外部に露出しないように隠蔽する
のに、前記シャッタ４を動作するスライダ７でロック部
材５の操作部５１を隠蔽したものである。即ち、前記ス
ライダ７が、その一端に、スライダ操作ピン１０に当接
するロック部材５の操作部５１となる山形突起部をカバ
ーする隠蔽片７１を突設してロック部材５でシャッタ４
がロックしている状態下では、使用者がロック部材５に
触れたり操作ができにくくしてあって、シャッタ４が簡
単に開閉動作することができないようになっている。
部材５の操作部５１を外部に露出しないように隠蔽する
のに、前記シャッタ４を動作するスライダ７でロック部
材５の操作部５１を隠蔽したものである。即ち、前記ス
ライダ７が、その一端に、スライダ操作ピン１０に当接
するロック部材５の操作部５１となる山形突起部をカバ
ーする隠蔽片７１を突設してロック部材５でシャッタ４
がロックしている状態下では、使用者がロック部材５に
触れたり操作ができにくくしてあって、シャッタ４が簡
単に開閉動作することができないようになっている。
【０００８】また前記スライダ７は、金属板状のシャッ
タ４に固着した滑性ある合成樹脂材が用いられていて、
ロック部材５の爪部５２を係止する係合凹部７２が形成
され、かつケース２に突段されたガイドレール８に摺動
自在に嵌挿されている。なお、前記シャッタ４を前記開
口３を開閉する板状部と操作ピン１０を当接する側面部
を一体に構成した断面コ字状の金属シャッタ４では、該
側面部分で前記ロック部材５の隠蔽部を形成し、シャッ
タでロック部材５の操作部５１を覆うタイプとしてもよ
い。
タ４に固着した滑性ある合成樹脂材が用いられていて、
ロック部材５の爪部５２を係止する係合凹部７２が形成
され、かつケース２に突段されたガイドレール８に摺動
自在に嵌挿されている。なお、前記シャッタ４を前記開
口３を開閉する板状部と操作ピン１０を当接する側面部
を一体に構成した断面コ字状の金属シャッタ４では、該
側面部分で前記ロック部材５の隠蔽部を形成し、シャッ
タでロック部材５の操作部５１を覆うタイプとしてもよ
い。
【０００９】さらに、図５乃至図９の第２実施例では、
前記ケース２が、前記シャッタ４を動作するスライダ７
を摺動自在に嵌合するガイドレール８に沿って、前記ロ
ック部材５を覆う仕切突壁となるリブ６を前面に突設し
て前記ロック部材５の操作部５１がケース外部に露出し
ないように隠蔽したもので、前記ガイドレール８に切欠
窓９を形成し、該切欠窓８１より前記ロック部材５の操
作部５１を挿入し、ガイドレール８の内側にロック部材
５を配備し、かつガイドレール８を跨がってスライダ７
が摺動自在に嵌装されシャッタ４の動作を円滑に行なう
と共に、ロック部材５の爪部５２とスライダ７の係台凹
部７２とのロック係脱操作が的確に行なえるように配慮
されている。
前記ケース２が、前記シャッタ４を動作するスライダ７
を摺動自在に嵌合するガイドレール８に沿って、前記ロ
ック部材５を覆う仕切突壁となるリブ６を前面に突設し
て前記ロック部材５の操作部５１がケース外部に露出し
ないように隠蔽したもので、前記ガイドレール８に切欠
窓９を形成し、該切欠窓８１より前記ロック部材５の操
作部５１を挿入し、ガイドレール８の内側にロック部材
５を配備し、かつガイドレール８を跨がってスライダ７
が摺動自在に嵌装されシャッタ４の動作を円滑に行なう
と共に、ロック部材５の爪部５２とスライダ７の係台凹
部７２とのロック係脱操作が的確に行なえるように配慮
されている。
【００１０】
【考案の効果】本考案は、ディスクをケース内に回転可
能に収納し、該ケースに形成した記録・再生ヘッド挿入
窓部などの開口を開閉するシャッタと、このシャッタの
動作をロックするロック部材とを有するディスクカート
リッジにおいて、前記ロック部材の操作部を前記シャッ
タを動作するスライダまたはケースのいずれかで隠蔽し
たことにより、使用者その他の取扱者がカートリッジを
記録再生装置にかけない状態では、シャッタを開閉する
ことが難しく誤ってシャッタを開放してしまうことがな
く、ケース内にゴミ，埃等の侵入することを防ぎ、ドロ
ップアウトなどの記録・再生に支障を来すこともなく、
安全に用いられ信頼性のあるカートリッジとし、その商
品価値も高められ、ディスクは長期間、高品質に維持で
きる効果があり、構成も簡単で安価に提供でき、取扱い
も便利であるなど実益が得られるものである。
能に収納し、該ケースに形成した記録・再生ヘッド挿入
窓部などの開口を開閉するシャッタと、このシャッタの
動作をロックするロック部材とを有するディスクカート
リッジにおいて、前記ロック部材の操作部を前記シャッ
タを動作するスライダまたはケースのいずれかで隠蔽し
たことにより、使用者その他の取扱者がカートリッジを
記録再生装置にかけない状態では、シャッタを開閉する
ことが難しく誤ってシャッタを開放してしまうことがな
く、ケース内にゴミ，埃等の侵入することを防ぎ、ドロ
ップアウトなどの記録・再生に支障を来すこともなく、
安全に用いられ信頼性のあるカートリッジとし、その商
品価値も高められ、ディスクは長期間、高品質に維持で
きる効果があり、構成も簡単で安価に提供でき、取扱い
も便利であるなど実益が得られるものである。
【図１】本考案の第１実施例の上ケースを除いた平面図
である。
である。
【図２】図１の実施例のロック部の拡大平面図である。
【図３】図１の実施例の側面図である。
【図４】図１のＡ−Ａ線における縦断面図である。
【図５】図１の実施例の分離状態を示す斜視図である。
【図６】本考案の第２実施例のロック部の拡大切断平面
図である。
図である。
【図７】図６の実施例の正面図である。
【図８】図６のＢ−Ｂ線における縦断面図である。
【図９】図６の実施例の分離状態を示す斜視図である。
１ ディスク ２ ケース ３ 開口 ４ シャッタ ５ ロック部材 ５１ 操作部 ５２ 爪部 ６ リブ ７ スライダ ７１ 隠蔽片 ７２ 係合凹部 ８ ガイドレール １０ スライダ操作ピン
Claims (3)
- 【請求項１】 ディスクをケース内に回転可能に収納
し、該ケースに形成した記録・再生ヘッド挿入窓部など
の開口を開閉するシャッタと、このシャッタの動作をロ
ックするロック部材とを有するディスクカートリッジに
おいて、前記ロック部材の操作部を前記シャッタを動作
するスライダまたはケースのいずれかで隠蔽したことを
特徴とするディスクカートリッジ。 - 【請求項２】 前記スライダが、その一端に、スライダ
操作ピンに当接するロツク部材の操作部となる山形突起
部をカバーする隠蔽片を突設している請求項１記載のデ
ィスクカートリッジ。 - 【請求項３】 前記ケースが、前記シャッタの動作用ス
ライグを摺動自在に嵌合するガイドレールに沿って、前
記ロック部材を覆うリブをケース前面に突設されている
請求項１記載のディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991061440U JP2566484Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991061440U JP2566484Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | ディスクカートリッジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058774U JPH058774U (ja) | 1993-02-05 |
| JP2566484Y2 true JP2566484Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=13171134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991061440U Expired - Lifetime JP2566484Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2566484Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6140753U (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-14 | ソニー株式会社 | カセットのシャッター開閉機構 |
| JPS6352186U (ja) * | 1986-09-24 | 1988-04-08 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP1991061440U patent/JP2566484Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH058774U (ja) | 1993-02-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971021 |