JP2566235Y2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2566235Y2
JP2566235Y2 JP1991069618U JP6961891U JP2566235Y2 JP 2566235 Y2 JP2566235 Y2 JP 2566235Y2 JP 1991069618 U JP1991069618 U JP 1991069618U JP 6961891 U JP6961891 U JP 6961891U JP 2566235 Y2 JP2566235 Y2 JP 2566235Y2
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Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、延長管を掃除機本体に
保持させる電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機は、不使用時に掃除機
本体を立て掛けた状態でコンパクトに収納するために、
掃除機本体に接続するホースと吸込口体との間に接続さ
れた延長管に保持具を設け、この保持具を掃除機本体に
着脱自在に係止させると、延長管が掃除機本体に保持さ
れる構造が採られている。
【0003】このような構造の電気掃除機では、床面の
固さが変わったり、或いは吸込口体を交換したりする
と、延長管に取り付けられた保持具の床面からの高さが
変わるため、保持具を掃除機本体に係止できないことが
ある。また、掃除機本体ごとに保持具の延長管への取付
位置が変わるため延長管を共通化することができず、掃
除機本体ごとに延長管を作製する必要があ
【0004】そこで、例えば、特開昭63−51821
号公報に記載されているように、保持具の直交する各面
に係止用孔部および移動用孔部を互いに連通して形成
し、係止用孔部の内径を延長管の外径より小さくすると
ともに移動用孔部の内径を延長管の外径より大きくする
ことにより、係止用孔部を延長管に係合させることで保
持具を延長管の外周面に挟着状態に係止させ、移動用孔
部を延長管に係合させることで保持具を延長管の軸方向
に移動可能とし、したがって、延長管の軸方向に対する
保持具の取付位置を任意に変更可能とした構成が採られ
ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−51821号公報に記載された電気掃除機では、
延長管の軸方向に対する保持具の取付位置を任意に変更
可能としているが、その保持具の取付位置を変更する
際、保持具が延長管の軸方向に自由に移動してしまって
取付位置の目安となる適当なものがなく、保持具の延長
管に対する取付位置の調整が難しく、手間がかかる問題
がある。
【0006】しかも、保持具の係止用孔部を延長管に係
合させた状態では、保持具が延長管の外周面に挟着して
いるだけなので、外部からの力で保持具の延長管に対す
る取付位置がずれやすい問題がある。
【0007】本考案の目的は、上記問題点に鑑みなされ
たもので、延長管の軸方向に対する保持具の取付位置の
調整を容易に行え、しかも、保持具の取付位置を調整し
た係止状態では保持具を延長管に確実に係止させること
ができる構造の電気掃除機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の電気掃除機は、
掃除機本体に接続されるホースに延長管を介して吸込口
体が接続されるとともに、前記延長管に保持具が設けら
れ、この保持具が前記掃除機本体に着脱自在に係止され
ると前記延長管が前記掃除機本体に保持される電気掃除
機において、前記延長管および前記保持具のいずれか
略周方向に沿って凹溝状に形成され軸方向に間隔
をあけて複数設けられた係合溝部と、略軸方向に沿って
凹溝状に設けられ前記複数の係合溝部を互いに連通する
連通溝部と、前記各係合溝部の一側部にそれぞれ設けら
れた略軸方向に窪み状の係止部とを備え前記延長管お
よび前記保持具のいずれか他方前記延長管および前
記保持具のいずれか一方に向けて突設され、前記係合溝
部および前記連通溝部に摺動自在に係合するとともに
記係止部に係脱可能に係止される係止爪部を備えたもの
である。
【0009】
【作用】本考案の電気掃除機は、掃除機本体に接続さ
れるホースと吸込口体との間に接続される延長管に保持
具が設けられ、この保持具を掃除機本体に係止させると
延長管が掃除機本体に保持されるようになっている。さ
らに、延長管および保持具の一方に、複数の凹溝状の
合溝軸方向に間隔をあけて形成されるとともにこれ
ら複数の係合溝部を互いに連通する凹溝状の連通溝部が
形成され、かつ、各係合溝部の一側に窪み状の係止部が
それぞれ形成され、他方に、係合溝部および連通溝部に
移動可能に係合するとともに係止部に係脱可能に係止
る係止爪部が形成されている。そして、延長管の軸方
向に対する保持具の取付位置を調整する際には、係止爪
部をいずれかの係合溝部に係合させて係止部に係止させ
ればよく、複数の係合溝部が保持具の取付位置の目安と
なって、延長管の軸方向に対する保持具の取付位置の調
整を容易に行える。しかも、係止爪部を係止部に係止さ
せた係止状態では保持具を延長管に確実に係止する。
【0010】
【実施例】以下、本考案の電気掃除機の一実施例を図1
ないし図5を参照して説明する。
【0011】電気掃除機1は、図5に示すように、掃除
機本体2が集塵室や電動送風機などを内蔵して設けら
れ、この掃除機本体2の集塵室に連通する吸込口3にホ
ース4が接続され、このホース4の先端に例えば2本の
延長管5,5が直列に接続され、この延長管5の先端に
吸込口体6が接続されて構成されている。
【0012】また、延長管5は、直管形の一端5aが拡開
形成されて、この一端5aに接続される部材に外接するよ
うに形成されている。そして、直列に接続された延長管
5,5のうち、吸込口体6を一端5aに接続する延長管5
は、他端5b側としてのホース4接続側の外周面7に、
図1および図2に示すように、延長管5の軸方向に係合
部としての複数の摺動溝部11が配列形成され、各摺動
溝部11は、延長管5の円周方向に一定の幅で凹溝状に
成されている。そして、図1に示すように、各摺動溝部
11の一側である上側部より上方に、係止部12がこの摺動
溝部11に連通して軸方向に窪み状に形成されている。従
って、これらの係止部12は、延長管5の外周面7の軸方
向に所定の間隔をおいて配列形成されている。
【0013】また、図2に示すように、係止部12の裏側
となる延長管5の外周面7に、隣り合う摺動溝部11を連
通させる凹溝状の連通溝部13が、摺動溝部11と同じ幅
で、延長管5の軸方向と平行に形成されている。
【0014】さらに、連通溝部13の下方の外周面7に
止部12と同じ間隔の複数の表示横線15がそれぞれ各係
止部12に対応して描かれるとともに、係止部12の下方の
外周面7に、表示縦線16が描かれている。
【0015】次に、21は保持具で、この保持具21は、図
4に示すように、吸込口体6を一端5aに接続する延長管
5に取り付けられるようになっている。この保持具21
は、図3および図4に示すように、保持具本体22が円筒
形に形成され、この保持具本体22の一側部が切り欠か
れ、この一側部が切り欠かれた切欠部23よりそれぞれ円
筒形の半径方向に係止片部24が突出形成され、各係止片
部24の先端は下方に向けて略直角に折曲形成されてい
る。
【0016】また、保持具本体22の切欠部23と相対する
一側の内周面25に、延長管5の係止部12に係止される係
止爪部26が突出形成されている。そして、この係止爪部
26の下方となる保持具本体22の外周面27に点状の表示印
28が描かれている。
【0017】そして、この保持具21は、保持具本体22
長管5を嵌挿し、適宜の係止部12に係止爪部26を係止
させ、各係止片部24を互いに合わせてねじなどの固定具
29にて固定すると、延長管5に保持具21が装着される。
【0018】次に、本実施例の作用について説明する。
【0019】気掃除機1は、不使用時に掃除機本体2
を立て掛けた状態でコンパクトに収納するために、図4
および図5に示すように、掃除機本体2を立てて床面31
に配置し、延長管5に取り付けた保持具21の係止片部24
を掃除機本体2の吸込口3近傍に係止すると、延長管5
が掃除機本体2に保持される。
【0020】一方、延長管5に接続している吸込口体6
は床面に応じて交換することがあり、また、床面31の固
さが変わったりすると、保持具21を確実に掃除機本体2
に係止するために、延長管5に装着した保持具21の高さ
方向の取付位置を変えることが必要になる。
【0021】そして、保持具21は、保持具本体22に形成
された係止爪部26が延長管5の係止部12に係止されてこ
の延長管5に装着されている。そこで、まず、延長管5
に対して保持具本体22を下方にずらして保持具本体22の
係止爪部26を延長管5の係止部12より下方の摺動溝部11
に移動させ、延長管5の円周方向に保持具本体22を回動
することにより、係止爪部26を係止部12より摺動溝部11
に沿って摺動させて連通溝部13に移動させる。そして、
延長管5の軸方向に保持具本体22を動かすことにより、
係止爪部26を連通溝部13に沿って移動させ、所望の係止
部12に対応した表示横線15に保持具本体22の下端部32を
合わせると、係止爪部26を所望の係止部12に連通する摺
動溝部11に移動させることができる。次に、延長管5の
円周方向に再び保持具本体22を回動することにより、係
止爪部26は摺動溝部11に沿って摺動され、保持具本体22
の表示印28と延長管5の表示縦線16とが一致したら、延
長管5に対して保持具本体22を上方に移動させると、係
止爪部26は最初に係止されていた係止部12と異なる係止
部12に係止させることができる。
【0022】このように上記構成によれば、係止部12に
係止された係止爪部26を摺動溝部11および連通溝部13を
介して他の摺動溝部11の係止部12に移動させて係止させ
ることができるので、複数の摺動溝部11が保持具21の取
付位置の目安となって、延長管5の軸方向に対する保持
具21の取付位置の調整を容易に行えるとともに、延長管
5から保持具21を外すことなく、保持具21の延長管5の
軸方向に対する取付位置を容易に変えることができる。
しかも、係止爪部26を係止部12に係止させた係止状態で
は保持具21を延長管5に確実に係止できる。
【0023】さらに、延長管5の軸方向に対する保持具
21の取付位置を数段階に変えることができるために、延
長管5は掃除機本体2に対する汎用性を備えることがで
き、不使用時の適宜の掃除機本体2に延長管5を保持さ
せることができる。
【0024】なお、上記実施例においては、延長管5に
連通溝部13および摺動溝部11を介して連通する複数の係
止部12を形成し、保持具21に係止爪部26を形成したが、
逆に延長管5に係止爪部26を形成し、保持具21に連通溝
部13および摺動溝部11を介して連通する複数の係止部12
を形成しても同様の効果がある。
【0025】
【考案の効果】本考案の電気掃除機によれば、延長管お
よび保持具の一方に、複数の凹溝状の合溝を軸方向
に間隔をあけて形成するとともにこれら複数の係合溝部
を互いに連通する凹溝状の連通溝部を形成し、かつ、各
係合溝部の一側に窪み状の係止部をそれぞれ形成し、他
方に、係合溝部および連通溝部に移動可能に係合すると
ともに係止部に係脱可能に係止される係止爪部形成
ため、延長管の軸方向に対する保持具の取付位置を調
整する際には、係止爪部をいずれかの係合溝部に係合さ
せて係止部に係止させればよいので、複数の係合溝部が
保持具の取付位置の目安となって、延長管の軸方向に対
する保持具の取付位置の調整を容易に行え、しかも、係
止爪部を係止部に係止させた係止状態では保持具を延長
管に確実に係止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気掃除機の一実施例を示し、保持具
の延長管への取付状態を説明する斜視図である。
【図2】同上保持具の延長管への取付状態を説明する斜
視図である。
【図3】同上保持具の部分斜視図である。
【図4】同上延長管に取り付けた保持具が掃除機本体に
係止する状態を説明する斜視図である。
【図5】同上電気掃除機の不使用時の状態を説明する側
面図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機 2 掃除機本体 4 ホース 5 延長管 6 吸込口体 11 係合溝部としての摺動溝部 12 係止部 13 通溝部 21 保持具 26 係止爪部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体に接続されるホースに延長管
    を介して吸込口体が接続されるとともに、前記延長管に
    保持具が設けられ、この保持具が前記掃除機本体に着脱
    自在に係止されると前記延長管が前記掃除機本体に保持
    される電気掃除機において、 前記延長管および前記保持具のいずれか一方略周方
    向に沿って凹溝状に形成され軸方向に間隔をあけて複数
    設けられた係合溝部と、略軸方向に沿って凹溝状に設け
    られ前記複数の係合溝部を互いに連通する連通溝部と、
    前記各係合溝部の一側部にそれぞれ設けられた略軸方向
    に窪み状の係止部とを備え前記延長管および前記保持具のいずれか 他方前記延
    長管および前記保持具のいずれか一方に向けて突設さ
    れ、前記係合溝部および前記連通溝部に摺動自在に係合
    するとともに前記係止部に係脱可能に係止される係止爪
    部を備えたことを特徴とする電気掃除機。
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