JP2566082Y2 - 保存庫に付設される加湿装置 - Google Patents

保存庫に付設される加湿装置

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JP2566082Y2
JP2566082Y2 JP1993008804U JP880493U JP2566082Y2 JP 2566082 Y2 JP2566082 Y2 JP 2566082Y2 JP 1993008804 U JP1993008804 U JP 1993008804U JP 880493 U JP880493 U JP 880493U JP 2566082 Y2 JP2566082 Y2 JP 2566082Y2
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heater
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伊藤  公一
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、保存庫に付設される加
湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の加湿装置は例えば特開平2−2
13683号公報に開示されている。この公報に開示さ
れている加湿装置は、加湿皿と加湿ヒーターによって構
成されて加湿皿内の水を加湿ヒーターにて加熱蒸発させ
て加湿する加湿器と、加湿ヒーターへの通電・非通電を
設定湿度に対する庫内湿度に応じてオン・オフ制御する
湿度センサによって構成されていて、設定湿度より庫内
湿度が上がった場合には湿度センサがOFFして加湿ヒ
ーターが非通電状態とされ、また設定湿度より庫内湿度
が下がった場合には湿度センサがONして加湿ヒーター
が通電状態とされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来の加湿装
置においては、設定湿度より庫内湿度が下がった場合に
は湿度センサがONして加湿ヒーターが通電状態とされ
る構成であるため、湿度センサがOFFしてONするま
での時間が長い場合には、加湿皿内の水の温度が周囲温
度にまで低くなっていて、加湿ヒーターが通電を開始さ
れてから蒸気が発生するまでの時間が長く、外気温によ
る加湿遅れ・加湿不足が生じることがある。また、湿度
センサが必要であるため、シンプルかつ安価に実施する
ことができない。本考案は、上記した問題に対処すべく
なされたものであり、加湿遅れ・加湿不足が生じない加
湿装置をシンプルかつ安価に提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本考案においては、当該加湿装置を、水を収容
する容器と、この容器内の水を加熱するヒーターを備え
て、保存庫に付設され水を加熱蒸発させて保存庫内の湿
度を上昇させる加湿器と、作動初期の前記ヒーターへの
初期通電時間を設定する第1設定手段と、初期通電時間
経過後において繰り返し実行される非通電・通電の各時
間を設定する第2及び第3設定手段を備えた制御装置に
よって構成した。
【0005】
【考案の作用・効果】本考案による加湿装置において
は、ヒーターがその作動初期に制御装置の第1設定手段
により設定した初期通電時間通電され、その後に第2及
び第3設定手段によりそれぞれ設定した各時間毎に非通
電と通電を繰り返され、ヒーターへの通電により容器内
の水が加熱蒸発して保存庫内の湿度が上昇し、ヒーター
への非通電により加湿が中断する。このように、本考案
による加湿装置においては、ヒーターへの初期通電とそ
の後の非通電・通電の時間を制御装置の第1,第2及び
第3設定手段によって設定するようにしたため、各設定
手段にて設定する時間を保存庫が使用される周囲温度,
保存庫内に収容される物の種類等を考慮して設定するこ
とにより、保存庫内の加湿遅れ・加湿不足並びに加湿過
剰を的確に防止した状態にて保存庫内を的確に加湿する
ことができる。また、本考案による加湿装置は、容器と
ヒーターを備えた加湿器と、第1,第2及び第3設定手
段を備えた制御装置からなるもので、湿度センサが不要
であるため、シンプルかつ安価に実施することができ
る。
【0006】
【実施例】以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本考案による加湿装置の加湿器20を
上部に備えた移動式の保存庫10を部分的に示してい
て、この保存庫10は内部に暖かい食物を食器(共に図
示省略)とともに収容するものであり、図示省略の開閉
扉と多段の棚11と循環ダクト12を備えるとともに庫
内ヒーター13及び庫内循環ファンモーター14を備え
ている。なお、庫内ヒーター13と庫内循環ファンモー
ター14の作動は図示省略の制御装置によって制御され
るように構成されている。
【0007】加湿器20は、後述する制御装置30とに
より本考案による加湿装置を構成するものであり、図
1,図2及び図3にて示したように、蒸気を保存庫10
の循環ダクト12に導くパイプ21aを上部に有して水
を収容する容器21と、容器21の上部開口を覆う上蓋
22と、容器21の下部に取付けられて容器21内の水
を加熱するヒーター23と、容器21の中間部に取付け
られて容器21の過熱(空炊き)を検出して開作動する
常閉形のサーモスイッチ24等によって構成されてい
て、容器21の内部のパイプ21a近傍には保存庫10
の移動時に容器内の水がパイプ21aに流入するのを防
止する邪魔板21bが取付けられ、また上蓋22には通
水口22aと給水口22b(四角の有底筒体22cの底
壁に設けられている)が設けられるとともにバルブ25
が取付けられている。
【0008】バルブ25は、給水口22bを開閉するも
のであり、上蓋22に上下動可能に組付けたロッド25
aと、ロッド25aの下端に固着されて給水口22bを
開閉するパッキン25bと、通水口22aの中央に設け
た非円形の通孔22a1と略同じ形状に形成されてロッ
ド25aの上部に固着されたストッパ25cと、ストッ
パ25cと給水口22b間に介装されてロッド25a,
パッキン25b等を上方へ付勢するスプリング25d
と、ロッド25aの上端に固着したノブ25eによって
構成されている。
【0009】このバルブ25は、ストッパ25cを非円
形の通孔22a1と合わせた状態にてノブ25eを下方
へ押して、ストッパ25cが非円形の通孔22a1を通
過した状態でノブ25eを回して、ストッパ25cが非
円形の通孔22a1と係合する状態でノブ25eから手
を離すことにより、パッキン25bを給水口22bから
下方へ離した状態に保持することができ、かかる状態に
て上方から容器21内に水を補給することができる。ま
た逆の操作をすることにより図2の図示の状態に保持す
ることができて、蒸気が外に漏れないようにすることが
できる。
【0010】図4は加湿器20とにより本考案による加
湿装置を構成する制御装置30の回路図を示していて、
制御装置30は、ON・OFF操作され電気のリーク時
に通電を遮断する漏電ブレーカー31と、この漏電ブレ
ーカー31のON作動時にヒーター23への通電・非通
電を制御する第1タイマー32,第2タイマー33,第
3タイマー34及びリレー35によって構成されてい
て、これら及びその各接点は図示のように結線されてい
る。第1タイマー32は作動初期の初期通電時間を設定
するためのものであり、また第2タイマー33及び第3
タイマー34は初期通電時間経過後において繰り返し実
行される非通電・通電の各時間を設定するためのもので
ある。
【0011】上記のように構成した本実施例において
は、漏電ブレーカー31をON操作すると、第1タイマ
ー32が通電されるとともに第1タイマー32の常閉接
点TM12を通してリレー35が通電され、この通電に
より閉じるリレー35の常開接点X11とサーモスイッ
チ24を通してヒーター23が通電される。これによっ
て容器21内の水が加熱されて容器21からパイプ21
aを通して循環ダクトに蒸気が供給され、これが循環空
気とともに庫内を循環し加湿する。
【0012】かくして、第1タイマー32にて設定した
時間TM1となり第1タイマー32がタイムアップする
と、その常開接点TM11,TM13が閉じるとともに
常閉接点TM12が開いて、常開接点TM11と第3タ
イマー34の常閉接点TM31を通して第2タイマー3
3が通電されると同時に、リレー35への通電が遮断さ
れてその常開接点X11,X12が開きヒーター23へ
の通電が遮断されるとともに、第3タイマー34の非通
電が維持される。これによって容器21内の水の加熱は
中断され、その後は図5に示したように水温が周囲温度
との差に応じて徐々に低下する。
【0013】また、第2タイマー33にて設定した時間
TM2が経過して第2タイマー33がタイムアップする
と、その常開接点TM21が閉じてリレー35が通電さ
れ、この通電により閉じるリレー35の常開接点X11
とサーモスイッチ24を通してヒーター23が再度通電
される。またこのときには、リレー35の常開接点X1
2が閉じることによりこの常開接点X12と第1タイマ
ー32のタイムアップによって閉じている常開接点TM
13を通して第3タイマー34が通電される。これによ
って容器21内の水が再度加熱されて容器21からパイ
プ21aを通して循環ダクトに蒸気が供給され、これが
循環空気とともに庫内を循環し加湿する。
【0014】また、第3タイマー34にて設定した時間
TM3が経過して第3タイマー34がタイムアップする
と、その常閉接点TM31が開いて第2タイマー33へ
の通電が遮断されてリセットされ、これによって第2タ
イマー33の常開接点TM21が開いてリレー35への
通電が遮断され、リレー35の常開接点X11,X12
が共に開いてヒーター23への通電が遮断されるととも
に第3タイマー34への通電が遮断されてリセットされ
る。これにより、第3タイマー34の常閉接点TM31
が閉じ、この常閉接点TM31と第1タイマー32のタ
イムアップによって閉じている常開接点TM11を通し
て第2タイマー33が再度通電される。
【0015】したがって、その後は上述したヒーター2
3の非通電状態(時間TM2)と通電状態(時間TM
3)が図5に示したように繰り返し得られる。このた
め、各タイマー32,33,34にて設定する時間を保
存庫10が使用される周囲温度,保存庫内に収容される
物の種類等を考慮して設定することにより、加湿遅れ・
加湿不足並びに加湿過剰を的確に防止することができ
る。なお、上記したヒーター23の通電時において加湿
器20の容器21が過熱(空炊き)するとサーモスイッ
チ24が開いてヒーター23への通電を遮断する。ま
た、保存庫内に収容される食物がてんぷら、揚げ物のよ
うに湿度を嫌うものである場合には、漏電ブレーカー3
1をOFF操作することにより、上記作動が得られない
ようにすることができる。
【0016】上記実施例においては、ヒーター23への
初期通電時間を設定する第1設定手段として第1タイマ
ー32を採用したが、図6にて示したように制御装置1
30の回路を構成して、サーモスイッチ24の代わりに
容器21に取付けた温度調整器132とタイマー134
によってヒーター23への初期通電時間を設定する第1
設定手段を構成することも可能である。温度調整器13
2は、作動温度(接点が図6の仮想線にて示した状態と
なる温度)を適宜設定可能であり、作動温度未満ではヒ
ーター23への通電を可能とし、作動温度以上では両タ
イマー134,133とリレー135への通電を可能と
する。
【0017】タイマー134は、上記実施例の第3タイ
マー34と同様の機能をも有していて、その常開接点T
M131(タイムアップにより閉じ、リセットにより開
く)はタイマー133の通電回路に直列接続され、常閉
接点TM132(タイムアップにより開き、リセットに
より閉じる)はリレー135の通電回路に直列接続され
ている。タイマー133は、上記実施例の第2タイマー
33と同様の機能を有していて、その常閉接点TM12
1(タイムアップにより開き、リセットにより閉じる)
はタイマー134の通電回路に直列接続されている。リ
レー135は、上記実施例のリレー35と同様の機能を
有していて、その常開接点X21は温度調整器132に
対して並列でヒーター23の通電回路に直列接続されて
いる。以上の説明から理解されるように、図6にて示し
た制御装置130を採用した場合にも、上記実施例と実
質的に同様にヒーター23への通電・非通電の時間を制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による加湿装置の加湿器を上部に備え
た移動式の保存庫を部分的に示した図である。
【図2】 図1に示した加湿器の拡大断面図である。
【図3】 図2に示した上蓋の部分拡大平面図である。
【図4】 図1及び図2に示した加湿器とにより本考案
の加湿装置を構成する制御装置の回路図である。
【図5】 図1及び図2に示した加湿器内の水温変化を
示した図である。
【図6】 制御装置の変形例を示す回路図である。
【符号の説明】
10…保存庫、20…加湿器、21…容器、23…ヒー
ター、30…制御装置、32…第1タイマー(第1設定
手段)、33…第2タイマー(第2設定手段)、34…
第3タイマー(第3設定手段)、35…リレー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を収容する容器と、この容器内の水を
    加熱するヒーターを備えて、保存庫に付設され水を加熱
    蒸発させて保存庫内の湿度を上昇させる加湿器と、作動
    初期の前記ヒーターへの初期通電時間を設定する第1設
    定手段と、初期通電時間経過後において繰り返し実行さ
    れる非通電・通電の各時間を設定する第2及び第3設定
    手段を備えた制御装置からなる加湿装置。
JP1993008804U 1993-03-04 1993-03-04 保存庫に付設される加湿装置 Expired - Fee Related JP2566082Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58158829A (ja) * 1982-03-17 1983-09-21 株式会社日立製作所 ヒユ−ズ
JP2655696B2 (ja) * 1988-09-07 1997-09-24 大阪商船三井船舶株式会社 コンテナ用冷凍装置

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