JP2655696B2 - コンテナ用冷凍装置 - Google Patents

コンテナ用冷凍装置

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JP2655696B2 JP63224061A JP22406188A JP2655696B2 JP 2655696 B2 JP2655696 B2 JP 2655696B2 JP 63224061 A JP63224061 A JP 63224061A JP 22406188 A JP22406188 A JP 22406188A JP 2655696 B2 JP2655696 B2 JP 2655696B2
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NIPPON TOREKUSU KK
Mitsui OSK Lines Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、生鮮食品貯蔵用の冷凍コンテナに設けられ
るコンテナ用冷凍装置に関する。
(従来の技術) 一般に、生鮮食品の鮮度を確保するためには、その生
鮮食品の種類に応じた最適低温条件で保存することが必
要である。例えば、生鮮食品が青果物である場合には、
低温障害が起こらない温度範囲であること、また、凍結
により味覚の変化が生じるような魚肉類の場合には、凍
結しない温度範囲、更に、凍結させても問題がないよう
な魚肉類の場合には、それに応じた温度範囲等夫々の食
品に対して最適な低温条件が要求される。
この様な要求の元で、今日の生鮮食品の海外等の遠隔
地への輸送には、その鮮度の低下を抑制するべく輸送時
間の短い空輸によるものが多く、特に鮮度の低下が著し
く早い食品にあっては空輸以外の輸送手段では輸送時間
が長いために、温度条件のみの設定では、その鮮度を保
ったままで輸送することは不可能であるというのが現状
である。
この点に鑑みて、温度条件の設定による鮮度の確保の
みでなく、湿度の調整によってもその確保をさせようと
する考えがこれまでにある。即ち、加湿装置を備えた生
鮮食品輸送用の冷凍コンテナが注目されている。尚、こ
の場合、コンテナ内での必要な湿度は一般に85〜95%と
高いものであるために、加湿器の性能および、その周辺
機器に対する要求もかなり高いものである。
これらの要求のあるコンテナの加湿器における従来の
ものとして、実開昭63−63671号公報に示されるような
ものがある。該公報に示されているものは、第3図に示
すように超音波加湿器(a)、リザーブタンク(b)、
ポンプ(c)を主要部として成るものであって、前記超
音波加湿器(a)には各リザーブタンク(b)からポン
プ(c)により吸引された水が、給水管(d)を介し連
続して供給されるようになっていると共に、一定レベル
以上の余分な水は戻し管(e)を介して各リザーブタン
ク(b)に連続して戻されるようになっている。そし
て、加湿器(a)内の貯水槽内で一定レベルに維持され
た水は振動部の起動に伴う超音波による霧化現象により
霧化され、霧放出部から放出されるようになっている。
更に、前記超音波加湿器(a)の貯水槽内および各リ
ザーブタンク(b)内には凍結防止用の加温ヒータ
(f)がそれぞれ配置されており、また、各リザーブタ
ンク(b)には、冷凍ユニットの下部に設置されたドレ
ンパン(g)で捕集されたデフロストドレンを戻すドレ
ン管(h)が接続される一方、該ドレン管(h)はプラ
グを介して排水口(i)が開設されている。従って、こ
の構成によってドレンパン(g)に回収されるドレンを
加湿器(a)に再利用して節水を図るようにしている。
(発明が解決しようとする課題) また、このような加湿装置の場合、ドレン管に塵埃除
去のためのストレーナを取付けることがあるが、このス
トレーナはそのメンテナンスのためにコンテナの外部に
導出した部分に設けねばならず、以下に述べる点に関し
て課題を有するものである。即ち、ドレン管は上記デフ
ロスト時のみしか水が流通されないために、外部環境が
低温の時には該ドレン管およびストレーナ内部で滞留し
た水が凍結し、円滑なドレン排水動作に支障を来たす場
合があった。また、該部の凍結に伴って、ドレンが加湿
器内へ供給されないために加湿器の水が不足し、貯蔵室
内の湿度の低下によって、貯蔵物の鮮度が低下するばか
りでなく、水が無くなった場合には、加湿器内に具備さ
れた振動子が破損してしまう場合もあった。従って、こ
のような加湿装置にあってはストレーナを取付けること
が不可能であるために、ドレン管中の塵埃は除去されな
いことになり、以下のような不具合の発生原因になる。
(1)ポンプ寿命の低下。
(2)加湿器能力の低下。
(3)配管特に、加湿器ノズルの閉塞。
そこで、本発明はこの点に鑑みて、ドレン管にストレ
ーナを介在させる事が可能な冷凍装置を得ることを目的
としたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明が講じた手段は以
下に述べる通りである。
請求項(1)に係る発明は、コンテナ本体(1a)の貯
蔵室内に供給する冷却空気を生成する蒸発器(2a)、該
蒸発器(2a)の下方に設けられたドレンパン(D)、該
ドレンパン(D)の底部に接続されたドレン水排出用の
ドレン管(23)とを有する冷凍ユニット(2)を備えさ
せる。また、上記冷却空気に噴霧して貯蔵室内を加湿す
る加湿器本体(3a)と、該加湿器本体(3a)に噴霧用水
を供給する給水回路とを有する加湿ユニット(3)を備
えさせる。上記給水回路に、噴霧用水を圧送する給水ポ
ンプ(P)と、加湿器本体(3a)に接続して給水ポンプ
(P)からの噴霧用水を加湿器本体(3a)へ給水する給
水管(20)とを備えさせる。この給水管(20)に、供給
水の一部を加湿器本体(3a)をバイパスしてドレンパン
(D)に導く分岐管(22)が分岐接続する。一方、上記
ドレン管(23)を、コンテナ本体(1a)の外部に導出さ
せると共に、この導出部分に除塵手段(S)を設ける。
更に、ドレン管(23)にポンプ吸引力が作用するよう
に、該ドレン管(23)の下流側を給水ポンプ(P)の吸
込側に直結した構成としている。
また、請求項(2)に係る発明は、上記請求項(1)
記載のコンテナ用冷凍装置において、上記加湿器本体
(3a)を超音波加湿器とすると共に、この超音波加湿器
を一定時間毎に所定時間駆動する信号を出力するタイマ
手段(TM)が備えられているコンテナ用冷凍装置であ
る。
(作用) 上記の構成による本発明の作用は、以下のとおりであ
る。
先ず、請求項(1)に係る発明においては、冷凍ユニ
ット(2)の駆動に伴い、蒸発器(2a)が冷却空気を生
成し、この冷却空気はコンテナ本体(1a)の貯蔵室内に
供給されて該貯蔵室内の冷却に寄与する。また、これと
同時に加湿ユニット(3)が駆動し、給水回路の給水管
(20)により加湿器本体(3a)に供給された噴霧用水が
該加湿器本体(3a)で噴霧となって貯蔵室内に供給さ
れ、該室内の加湿を行う。この加湿動作時には、給水管
(20)を流れる供給水の一部が分岐管(22)により分流
され、加湿器本体(3a)をバイパスしてドレンパン
(D)に導かれる。つまり、分岐管(22)からの水がド
レンパン(D)を経てドレン管(23)に常時流通される
ことになるために、除塵手段(S)内での水の凍結が抑
制され、円滑な給水およびドレンの除塵が可能となる。
また、除塵手段(S)は、ドレン管(23)の外部への導
出部分に設けられているので、そのメンテナスは容易で
ある。更に、ドレン管(23)にはポンプ吸引力が作用し
ているので、除塵手段(S)での水の滞留は確実に阻止
できる。
また、請求項(2)に係る発明においては、超音波加
湿器(3)を一定時間毎に所定時間駆動する信号を出力
するタイマ手段(TM)により、前記超音波加湿器が所謂
間欠的に駆動され、所定量の加湿がなされるものであ
る。
(実施例) 次に、本発明における一実施例を図面に沿って説明す
る。
第2図に示すように、冷凍コンテナ(1)は、そのコ
ンテナ本体(1a)の一側に冷凍ユニット(2)および加
湿ユニット(3)を備えた冷凍ユニット室(4)が設け
られたものであって、生鮮食品等の輸送に用いられるも
のである。
以下に、各コンテナ構成部材について詳細に説明す
る。
コンテナ本体(1a)は内部に食品貯蔵室および冷凍ユ
ニット室(4)を有し、各室は仕切壁(6)によって隔
てられている。また、食品貯蔵室の上部には冷凍ユニッ
ト室(4)から供給される加湿冷却空気が流れる吐出通
路(7)を形成する天井ダクト(7a)が配設されてい
る。そして該天井ダクト(7a)は冷却空気を貯蔵室内へ
吐出する導入孔(7b),(7b)…が穿設されている。即
ち、冷凍ユニット室(4)内の冷凍ユニット(2)およ
び加湿ユニット(3)で発生された冷却空気および生成
霧は上記吐出通路(7)を経て、導入孔(7b),(7b)
…から貯蔵室内へ供給されて、該貯蔵室内の生鮮食品の
鮮度の確保に寄与することになる。尚、該吐出通路
(7)の断面積は冷凍ユニット室(4)上方の冷却空気
および生成霧の出口となる冷却通路(8)の1/3程度と
小さくなっている。従って、冷凍ユニット室(4)から
の冷却空気は冷却通路(8)から吐出通路(7)へ流入
する際にその速度が早くなると共に圧力が降下すること
になる。更に、上記導入孔(7b),(7b)…は、食品貯
蔵室内の温度および湿度の均一化を図るために、冷凍ユ
ニット室(4)に近接している導入孔を小径とし、該冷
凍ユニット室(4)から離れるに連れて順次、大径とな
るような構成とされている。また、仕切壁(6)の下部
は開口部(図示省略)が設けられて、貯蔵室と冷凍ユニ
ット室(4)は連通されており、該開口部で貯蔵室内の
空気が冷凍ユニット室(4)へ導入されるよう構成され
ている。
冷凍ユニット(2)は、蒸発器(2a)および送風ファ
ン(2b)等を有する従来より周知のものであり、冷凍ユ
ニット室(4)下部から吸込んだ空気を蒸発器(2a)に
よって冷却し、その冷却空気を送風ファン(2b)によっ
て冷却通路(8)から吐出通路(7)へ吐出するもので
ある。
加湿ユニット(3)は、上記冷凍ユニット(2)に隣
接して設置された超音波加湿器本体(3a)を主要部とし
て成るものである。該加湿器本体(3a)はその内部構造
は従来から周知のものと略同様であって、貯水槽内に溜
められた水を振動子が発する超音波によって飛散させて
霧を発生させ、この生成霧を噴射ノズル(3b)から放出
する。また、空気取入口(3d)(第1図)は上記送風フ
ァン(2b)の下流側に近接して設けられており、一方、
噴射ノズル(3b)は、その噴射口(3c)が上記吐出通路
(7)の入口部、即ち冷却通路(8)と吐出通路(7)
との境界部付近に延設されている。
また、本冷凍装置には前記超音波加湿器を一定時間毎
に所定時間駆動する信号を出力するタイマ手段(TM)が
備えられている(第1図参照)。このタイマ手段(TM)
により前記超音波加湿器は例えば5分駆動、5分停止の
如く運転を繰り返すものである。尚、このタイマ手段
(TM)は、前記駆動、停止の時間が各々長短設定変更可
能とされており、経験的に知られている積荷に適した湿
度になるように適宜設定される。
次に、上記冷凍ユニット(2)および加湿ユニット
(3)を第1図の回路図に基づいて説明する。
先ず、冷凍ユニット(2)の冷媒回路は、圧縮機
(9)の吐出側より継手(9a)を介して空冷凝縮器(1
0)、水冷凝縮器(11)、アキュームレータ等の付属機
器類(12)、膨張弁(13)および蒸発器(2a)が順に冷
媒管により接続されていると共に、該蒸発器(2a)がフ
レキシブルパイプ(14)を介して圧縮機(9)の吸込側
に継手(9b)を経て接続されて構成されている。そし
て、圧縮機(9)で圧縮された高圧冷媒は両凝縮器(1
0),(11)で凝縮し、蒸発器(2a)で蒸発して圧縮機
(9)に戻る一方、該蒸発器(2a)で上記冷却通路
(8)の空気と熱交換して冷却空気を生成するようにな
っている。尚、上記膨張弁(13)は蒸発器(2a)の吐出
側に設けられたサーミスタ(15)の検知冷媒温度および
冷媒圧力で制御されるようになっている。また、上記圧
縮機(9)と空冷凝縮器(10)との間の冷媒管には三方
弁(16)が介設され、該三方弁(16)にはホットガスバ
イパス管(HB)の一端が接続され、該ホットガスバイパ
ス管(HB)は給水用熱交換器(17)およびドレンパンヒ
ータ(PH)を順に接続して、他端が分流器(18)を介し
て蒸発器(2a)の吸込側に接続されている。
一方、加湿ユニット(3)は加湿器本体(3a)が冷却
通路(8)の左右両側に2つ設けられており、給水手段
である給水回路が接続されている。該給水回路は給水ポ
ンプ(P)の吐出側に給水管(20)を介して上記加湿器
本体(3a)が接続されると共に、該加湿器本体(3a)に
接続されたオーバフロー管(21)がウォータタンク
(T)を介して給水ポンプ(P)の吸込側に接続されて
構成されている。そして、上記加湿器本体(3a)への給
水はオーバフロー式に構成されており、該加湿器本体
(3a)に供給される噴霧用水はポンプ(P)、給水管
(20)、加湿器本体(3a)、オーバフロー管(21)を順
に常に、循環するように構成されている。また、上記給
水管(20)の途中は上記給水用熱交換器(17)に接続さ
れており、該熱交換器(17)は加湿器本体(3a)への供
給水と冷媒のホットガスとを熱交換して該供給水を加温
するように形成されている。更に、上記給水管(20)に
は熱交換器(17)の下流側より本発明の特徴とする分岐
管(22)が分岐されている。一方、上記冷凍ユニット
(2)の蒸発器(2a)の下方にはデフロスト時のドレン
を捕集するドレンパン(D)が設けられ、該ドレンパン
(D)にはドレン管(23)が接続されている。該ドレン
管(23)は除塵を目的として介設されたストレーナ
(S)のメンテナンスの必要性からコンテナの外部に導
出されると共に、排水口が開閉弁(24)によって開閉自
在に設けられ、更に、上記給水ポンプ(P)の吸込側に
接続されている。また、上記ドレンパン(D)には前記
ドレンパンヒータ(PH)が設けられると共に、該ドレン
パンヒータ(PH)の上方では、上記分岐管(22)の一端
が開放されており、分岐管(22)より常時、加湿器本体
(3a)への供給水の一部が供給されており、上記ドレン
パンヒータ(PH)は分岐管(22)からの供給水並びに蒸
発器(2a)のドレンを加温するようにしている。尚、
(25)は加湿器本体に接続された排水管で開閉弁(26)
を有し、ドレンパン(D)に接続されている。
次に、該加湿ユニット(3)の作動による加湿運転つ
いて説明する。
このように構成された加湿ユニット(3)は、ポンプ
(P)の駆動によって加湿器本体(3a)側に送給された
水は給水用熱交換器(17)を経た後、加湿器本体(3a)
内に送られ、所定量の水がその内部で振動子からの超音
波によって飛散、霧化されて、その生成霧が噴射口(3
c)から吐出通路(7)へ向かって吐出される。一方、
加湿器本体(3a)内で余剰とされた水はオーバフロー管
(21)から排出されて、ウォータタンク(T)に溜めら
れ、給水ポンプ(P)に戻り、再び加湿器本体(3a)に
供給される。更に、加湿ユニット(3)のメンテナンス
時等で、加湿器本体(3a)内の水を抜く時には、開閉弁
(26)を開放し、水をドレンパン(D)へ送る。
そして、本発明の特徴としている作動は上記分岐管
(22)を流通する水がドレンパン(D)を経てドレン管
(23)へ常に流通しており、ドレンパン下流側のストレ
ーナ(S)内部で滞留することがないということにあ
る。即ち、冷凍ユニット(2)のデフロスト時にドレン
パン(D)に排出されるドレンはドレン管(23)を流通
する際に、ストレーナ(S)を通過し、ここでドレン中
に含まれていた塵埃が除去されて給水ポンプ(P)へ送
られる。該給水ポンプ(P)へ送られた水は給水管(2
0)を経て一部が加湿器本体(3a)へ供給され、他の一
部は分岐管(22)に入り再びドレンパン(D)へ送られ
て循環される。即ち、ドレン管(23)には常に水が流さ
れていることになり、特に、上述したように外部に設け
られているために低温下にさらされ易かったストレーナ
(S)での水の滞留による凍結は抑制されている。この
ように、本発明の構成によれば、これまでドレン管(2
3)に設けることが難しかったストレーナ(S)を簡単
な構成で採用可能となり、加湿器内への塵埃の侵入によ
る能力低下およびポンプ寿命の低下さらには配管各部の
閉塞が防止されるものとなっている。
(発明の効果) 上述したように本発明によれば、以下に述べるような
効果を有するものである。
請求項(1)に係る発明にあっては、給水管から加湿
器本体に向かって流れる供給水の一部を分岐管に分流
し、ドレンパンを経て、除塵手段が設けられたドレン管
に常時流通するようにしている。このため、除塵手段内
での水の凍結が抑制され、円滑な給水およびドレンの除
塵が可能であるという効果を有するものである。また、
給水管におけるコンテナ本体の外部に導出された部分に
除塵手段は設けられているので、メンテナンスを容易に
行うことができる。更に、ドレン管にはポンプ吸引力が
作用しているので、除塵手段での水の滞留は確実に阻止
できる。
また、請求項(2)に係る発明においては、超音波加
湿器を一定時間毎に所定時間駆動する信号を出力するタ
イマ手段により、前記超音波加湿器が所謂間欠的に駆動
されるので、例えば湿度センサの検知により、その検知
信号でもって超音波加湿器を駆動制御するものに比べ、
湿度センサの検知精度の確認や故障等、湿度センサの信
頼性を考慮する必要がないから、湿度センサのメンテナ
ンスの不要化、装置としての信頼性が向上する利点があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第3図は本発明の実施例を示し、第1図は加湿
ユニットおよび冷凍ユニットの回路図、第2図はコンテ
ナの一部破断側面図である。第3図は従来の加湿ユニッ
トの給水回路図である。 (1a)……コンテナ本体、(2)……冷凍ユニット、
(2a)……蒸発器、(3)……加湿ユニット、(3a)…
…超音波加湿器、(20)……給水管、(22)……分岐
管、(23)……ドレン管、(D)……ドレンパン、
(S)……ストレーナ、(TM)……タイマ手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀山 庄藏 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社堺製作所金岡工場内 (56)参考文献 特開 昭62−94785(JP,A) 特開 昭61−295477(JP,A) 実開 昭63−63671(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテナ本体(1a)の貯蔵室内に供給する
    冷却空気を生成する蒸発器(2a)、該蒸発器(2a)の下
    方に設けられたドレンパン(D)、該ドレンパン(D)
    の底部に接続されたドレン水排出用のドレン管(23)を
    有する冷凍ユニット(2)と、 上記冷却空気に噴霧して貯蔵室内を加湿する加湿器本体
    (3a)、該加湿器本体(3a)に噴霧用水を供給する給水
    回路を有する加湿ユニット(3)とを備えたコンテナ用
    冷凍装置であって、 上記給水回路には、噴霧用水を圧送する給水ポンプ
    (P)と、加湿器本体(3a)に接続して給水ポンプ
    (P)からの噴霧用水を加湿器本体(3a)へ給水する給
    水管(20)とが備えられ、該給水管(20)には供給水の
    一部を加湿器本体(3a)をバイパスしてドレンパン
    (D)に導く分岐管(22)が分岐接続される一方、 上記ドレン管(23)は、コンテナ本体(1a)の外部に導
    出されていると共に、この導出部分に除塵手段(S)が
    設けられており、 ドレン管(23)にポンプ吸引力が作用するように、該ド
    レン管(23)の下流側は給水ポンプ(P)の吸込側に直
    結されていることを特徴とするコンテナ用冷凍装置。
  2. 【請求項2】上記請求項(1)記載のコンテナ用冷凍装
    置において、 加湿器本体(3a)は超音波加湿器であると共に、この超
    音波加湿器を一定時間毎に所定時間駆動する信号を出力
    するタイマ手段(TM)が備えられていることを特徴とす
    るコンテナ用冷凍装置。
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