JPS5844315Y2 - 穀物乾燥機における自動運転停止装置 - Google Patents

穀物乾燥機における自動運転停止装置

Info

Publication number
JPS5844315Y2
JPS5844315Y2 JP1976068097U JP6809776U JPS5844315Y2 JP S5844315 Y2 JPS5844315 Y2 JP S5844315Y2 JP 1976068097 U JP1976068097 U JP 1976068097U JP 6809776 U JP6809776 U JP 6809776U JP S5844315 Y2 JPS5844315 Y2 JP S5844315Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
time delay
delay relay
combustor
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976068097U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52158076U (ja
Inventor
利彦 佐竹
Original Assignee
株式会社 サタケ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 サタケ filed Critical 株式会社 サタケ
Priority to JP1976068097U priority Critical patent/JPS5844315Y2/ja
Publication of JPS52158076U publication Critical patent/JPS52158076U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5844315Y2 publication Critical patent/JPS5844315Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は穀物乾燥機における自動運転停止装置の改良に
関する。
循環式乾燥機などで原料穀物の熱乾燥作業の終了時に、
その燃焼器の給油を自動的に停止して火炉の消火を行う
と共に、若干の時間を費して炉および加熱部分を充分に
冷却し、その後に送風機および原動機の回転を自動的に
停止するものとして、実開昭48−6258号および実
公昭49−33428号が知られている。
しかし、前者においては、燃焼器の給油を断つのに、ポ
ンプのみを停止するようにしたために、ポンプの慣性に
よって停止応答性が悪く、また、燃焼器の給油停止と原
動機の運転停止とをタイマの2つの独立した接点で行う
ようにしたため、タイマの燃焼器の給油停止用接点が故
障した場合、燃焼器への給油が継続された状態で原動機
の運転が停止してしまう状態が生じ、過熱によって装置
を破損する欠点があった。
また、後者においては、燃焼器の給油停止を穀物の水分
値で行うようにしたので、穀物水分値にバラツキのある
場合は正確に作動せず、燃焼器への給油停止後の原動機
の回転停止をソレノイドとマイクロスイッチで作動する
タイムスイッチで行うようにしたため多くの部材を必要
としなければならない欠点か゛あった。
本考案の目的は前記の欠点を排除し、燃焼器への給油停
止を電磁バルブとポンプの両者によって行い、電磁バル
ブによって即時に給油停止ができるとともにポンプによ
るエネルギの消費を避け、タイマ接点の開放により、電
磁バルブとポンプとを端子間電圧の降下によって作動し
ないようにするとともに、他にソレノイド、マイクロス
イッチ等の電気装置を用いることなく時延継電器を作動
するようにし、タイマの接点が作動しなければこの時延
継電器が作動しないようにして燃焼器への給油が行われ
ておりながら原動機が停止することがないようにして作
動が安全であるとともに使用部材を少なくした穀物乾燥
機における自動運転停止装置を提供せんとするものであ
る。
本考案を実施例図について説明すると、第1図において
符号1は穀物乾燥機で、その上半部に穀物槽2を設け、
下半部に通風乾燥室3を設けてこれらを一体的に形設し
である。
そして前記乾燥室3の構造は、その正面の機壁中央部に
燃焼器4と送風機5とを取付けて機内に乾燥用熱風を供
給できるように形成し、その横壁面の上側部には操作ボ
ックス6を装着すると共に、該ボックス6には時限機構
7と電源用スイッチ8および各部のスイッチ9,10を
装設する。
11は前記時限機構7の時間設定用つまみである。
また前記送風機5の下部には原動機12を設置すると共
に、これら両横5,12をベルトで連結して連動回転す
るようにし、また、前記′燃焼器4は機側部に設けた燃
料タンク13ど給油管14によって連結し、該管]4に
は電磁「ンプ15、温度自動制御弁、電磁バルブ16が
それぞれ介在させである。
次に、前記時限機構7であるが、小形な機箱17の外部
に等速回転する小型モーター18を固設し、そのモータ
ー軸18 aが大小複数個の歯車を介して回軸19を低
速回転するように形成すると共に、該回軸19には外周
内部に切欠部20を設けたカム板2]を軸着し、また回
軸19の一端を前記ボックス6の外部に突出してその端
部に上記つまみ11を軸着する。
しかして、前記カム板21の下側部に近接して弾力性の
軟質材から成る作動こう杆24を設けてその一端側を軸
23で枢着しまた他端側を自由端となしである。
また作動こう杆24の上側には前記カム外周円面22と
摺動する突起部26を設け、下側には下部に設けた接点
機構27の可動接点バネ28 aを押圧する曲折状の先
端部29を設け、前記こう杆24の突起部26が前記カ
ム外周円面22に摺動する間は、先端部29が可動接点
バネ28 aを押圧して固定接点バネ28 bに接触し
て接点30を閉成すると共に、前記カム板21が回動し
て所定時間を経過し、前記カム切欠部20と突起部26
とが係合すると、前記可動接点バネ28 aはその弾性
力で反転してその接点30を開成するように形成しであ
る。
第2図は本考案で用いる電気回路32であって、図中、
符号7は時限機構、9,10はボタンスイッチ、12は
原動機、15は電磁ポンプ、16は電磁バルブ、25は
時延継電器、25 aは時延継電器の接点、30は時限
機構7の接点、31は電磁接触器、33はその接点であ
って、電磁バルブ16と時限機構7の接点30と時延継
電器25の接点25 aは直列に電源に接続され、電磁
バルブ16と並列に電磁ポンプ15が接続され、時延継
電器25は時限機構7の接点30に並列に接続され、電
動機作動用電磁接触器31は時延継電器25の接点25
aと直列に電源に接続されている。
次にその作動動作を説明すると、電源R,S、Tに通電
してボタンスイッチ9を押すと、電磁接触器31が作動
してその接点33を閉成すると共に、保持回路が形成さ
れて原動機12が回転する。
次に時限機構7をつまみ11を操作して所定時間に設定
するとその接点30が閉成して電磁ポンプ15が作動し
、更にボタンスイッチ10を押すと、電磁バルブ16が
作動して燃焼器4に対して燃料タンク13から、燃料が
供給される。
そして前記時限機構7は当初に、該機構7のつまみ11
を操作して所定の乾燥時間を設定しであるから前記カム
板21は等速回転して所定時間を経過すると、前記カム
板切大部20と前記突起部26が係合して前記接点機構
27の接点30を開成する。
したがって、電流は時延継電器25側を導通するので、
電磁バルブ16および電磁ポンプ15の電圧が降下し、
これにより電磁バルブ16の弁は閉塞して燃焼器4に対
する給油作用を停止するとともに電磁ポンプ15の作動
を停止する。
また、時延継電器25では電流の導通により作動を開始
し、規定時間を経過すると接点25aが開成する。
そして前記電磁接触器31の接点33か゛開成して原動
機120回転を停止することになる。
本考案は上述のように構成したから、穀物乾燥機の穀物
量に対応する所要の熱風温度および乾燥時間を定め、こ
の乾燥時間を操作ボックス6に介装した時限機構7に前
記つまみ11を操作して時開設定し、また燃焼器4に燃
料供給停止用電磁バルブ16を介して給油して火炉に点
火し、そして電源スィッチ8を押して該装置の駆動部を
回動すると、穀物槽2内に供給された穀物は下部の通風
乾燥室3に流下し、該室内で熱風による乾燥作用を受け
、再び上部の穀物槽2に揚穀され、いわゆる循環乾燥が
行われるこ−とになる。
そして所定時間が経過すると、前記時限機構7のカム板
切欠部20に作動こう打突起部26が係合し、該こう杆
24は図中点線位置に可動接点バネ28 aの弾性力で
移動して接点機構27の接点30を開成する。
そのため、電気回路32における電流は時延継電器25
側を導通し、しかして該継電器25が作動すると同時に
電圧は降下し、ために電磁バルブ16の弁は閉塞して前
記燃焼器4に対する給油を停止して火炉の消火を行うと
ともに電磁ポンプ15の作動を停止する。
次に、時延継電器25の規定時間が経過すると、該時延
継電器25の接点25 aが開威し、これと直列状にあ
る電磁接触器31の接点33を開成し、そこで電源に通
ずる原動機12を電源回路を切断して原動機12並びに
送風機5の回転を直ちに停止することになる。
このように本考案によると、燃焼器への給油停止を電磁
バルブとポンプの両者によって行い、電磁バルブによっ
て即時に給油停止ができるとともにポンプによるエネル
ギの消費を避け、タイマ接点の開放により、電磁バルブ
とポンプとを端子間電圧の降下によって作動しないよう
にするとともに、他にソレノイド、マイクロスイッチ等
の電気装置を用いることなく、時延継電器を作動するよ
うにし、タイマの接点が作動しなければこの時延継電器
が作動しないようにして燃焼器への給油が行われており
ながら、原動機が停止することがないようにして作動が
安全であるとともに使用部材を少なくできるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した乾燥機の側面図、第2図はそ
の電気回路図、第3図は時限機構の断面図である。 1・・・・・・穀物乾燥機、2・・・・・・穀物槽、3
・・・・・・通風乾燥室、4・・・・・・燃焼器、5・
・・・・・送風機、6・・・・・・操作ボックス、7・
・・・・・時限機構、8・・・・・・電源用スイッチ、
9・・・・・・スイッチ、10・・・・・・スイッチ、
11・・・・・・つまみ、12・・・・・・原動機、1
3・・・・・・燃料タンク、14・・・・・・給油管、
15・・・・・・電磁ポンプ、16・・・・・・電磁バ
ルブ、17・・・・・・機箱、18・・・・・・モータ
ー、18a・・・・・・モーター軸、19・・・・・・
回軸、20・・・・・・切欠部、21・・・・・・カム
板、22・・・・・・カム外周円面、23・・・・・・
軸、24・・・・・・作動こう杆、25・・・・・・時
延継電器、25 a・・・・・・接点、26・・・・・
・突起部、27・・・・・・接点機構、28 a・・・
・・・可動接点バネ、28b・・・・・・固定接点バネ
、29・・・・・・先端部、30・・・・・・接点、3
1・・・・・・電磁接触器、32・・・・・・電気回路
、33・・・・・・接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼器4、送風機5、原動機12を備えた乾燥装置にお
    いて、給油用電磁バルブ16と時限機構7の接点30と
    時延継電器25の接点25 aとを直列に電源に接続す
    るとともにこの電磁バルブ16に並列にポンプ15を接
    続し、前記時延継電器25を前記時限機構7の接点30
    に並列に接続し、前記時延継電器25の接点25 aと
    直列に電動機作動用電磁接触器31を電源に接続したこ
    とを特徴とする穀物乾燥機における自動運転停止装置。
JP1976068097U 1976-05-26 1976-05-26 穀物乾燥機における自動運転停止装置 Expired JPS5844315Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976068097U JPS5844315Y2 (ja) 1976-05-26 1976-05-26 穀物乾燥機における自動運転停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976068097U JPS5844315Y2 (ja) 1976-05-26 1976-05-26 穀物乾燥機における自動運転停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52158076U JPS52158076U (ja) 1977-12-01
JPS5844315Y2 true JPS5844315Y2 (ja) 1983-10-07

Family

ID=28535455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976068097U Expired JPS5844315Y2 (ja) 1976-05-26 1976-05-26 穀物乾燥機における自動運転停止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5844315Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933428U (ja) * 1972-06-22 1974-03-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5045010Y2 (ja) * 1971-06-09 1975-12-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933428U (ja) * 1972-06-22 1974-03-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52158076U (ja) 1977-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2777934A (en) Hot air heater
GB2057858A (en) Electric rice cookers
US3286359A (en) Anti-wrinkle cycle for dryers
GB901954A (en) Improvements in or relating to clothes dryers
US2736970A (en) Laundry dryers
JPS5844315Y2 (ja) 穀物乾燥機における自動運転停止装置
US3090558A (en) Spring loaded heat saving device
US4550874A (en) Means controlling a flue damper
JPS5854328B2 (ja) ネツプウシキオ−プン
US3495342A (en) Hand dryer with front opening and improved timer
US2825146A (en) Clothes drying apparatus
US2820623A (en) Clothes drier
US3078838A (en) Heating devices, especially for motor vehicles
US3220117A (en) Dryer control system
US3397940A (en) Oil burner, more particularly for continuous-flow heaters
US2815416A (en) Control apparatus for clothes dryers
US2833874A (en) Time switch mechanism
JPS5812019Y2 (ja) 石油燃焼器の安全装置
US2720916A (en) Burner safety control apparatus for air heaters
JPS6121439B2 (ja)
JPS6332718Y2 (ja)
US1736141A (en) Safety control device
SU696249A1 (ru) Устройство дл автоматического управлени оттаиванием испарителей холодильного оборудовани
US2476448A (en) Stoker timer
JPS6325438A (ja) 空調換気扇