JP2566004B2 - 光ファイバケーブル識別方法とその識別装置 - Google Patents

光ファイバケーブル識別方法とその識別装置

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Furukawa Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は管路内、ビルのダクト内等に敷設されている
多数本のケーブルの中から、必要とするケーブルを捜し
出すケーブル識別方法とその識別装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 通信網の発達に伴って、管路内、ビルのダクト内等に
様々なケーブルが敷設されつつある。このような場所に
は通信用ケーブルの他に電力用ケーブル等の外見の似通
ったケーブルが多数本配線されて各種線が混在してい
る。
このような多数本のケーブルの中のいずれかのケーブ
ルを、その長手方向途中で後分岐等の工事をする場合、
その分岐点で分岐するケーブルを捜し出す必要がある。
しかし通常、ケーブルは敷設長が長いためその途中で入
射端と出射端とを目で確認することができない。このた
め目的とするケーブルを捜し出すことが困難であった。
従来は、このような場合のケーブル識別方法として、
電力用ケーブルの場合はサーチコイルを用いる方法があ
った。この識別方法は、運用されている電力ケーブルの
外側に発生する磁界を、コイルを用いて検出して活線を
見出すようにしたものである。この方法はケーブルの運
用状態のまま非接触で活線を見出すことができるので非
常に便利である。
(従来技術の問題点) しかし上記識別方法はあくまでも電力ケーブル用であ
り、光ファイバケーブルに応用することはできない。
光ファイバケーブルの識別方法としては、同ケーブル
のシースの一部を剥ぎ、中のファイバに通光し、同ファ
イバを曲げる等してその光をシースが剥ぎ取られた部分
から外に漏らして検出する方法(ローカルディテクショ
ン)が考えられる。
しかしこの識別方法ではケーブルシースを剥ぎ取らな
ければならないのでケーブルに傷がつくという問題があ
り、また運用中の線路に損失変動等の悪影響が及ぶ虞れ
があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、光ファイバケーブルに傷がつかず、
運用中の回線に悪影響が及ぼすことなく必要なケーブル
を捜し出すことができるケーブル識別方法及びその識別
装置を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は第2図の光学系の原理を応用したものであ
る。
第2図の光学系において、レーザ光をLD7よりシング
ルモードファイバ(SMファイバ)8に入射し、受光側で
検光子9を通して光強度を検出する場合、SMファイバ8
におけるLD光の偏光状態(偏波主軸の角度、位相等)が
変動すると、検出される出力光パワーが変動する。この
出力光パワーのレベル変動は出力光の偏波状態によって
異なる。
ちなみに、第2図において、検光子9を通す前のファ
イバ出射端での光の電界は次のように表される。
Ex=axjωjδ Ey=ayjω ax,ay:x軸、y軸での振幅 δ:x軸、y軸での位相差 ω:角周波数 ここで、想定するx軸と主軸角θの角度で検光子9を通
した光の受光パワーは、次式で表わすようになる。
P(θ)=ax 2cos2θ+ay 2sin2θ+2ax ay cosθ sinθ
cosδ つまり、受光パワーPは主軸角θの関数となる。
本発明のケーブル識別方法及び同識別装置は光学系の
上記原理を応用したものである。
本発明の請求項第1のケーブル識別方法は第1図のよ
うに、多数本の光ファイバケーブルの中の任意のケーブ
ル1の長手方向途中において、同ケーブル1の外側から
同ケーブル1に超音波等の振動をかけ、この振動による
同ケーブル1の偏波変動により同ケーブル1内を伝送さ
れる光の偏波主軸の角度、位相等の偏光状態を変動さ
せ、この変動に伴って生ずる同ケーブル1からの出射光
レベルの変動から、同ケーブル1を他の多数本の光ファ
イバケーブルと識別するようにしたことを特徴とするも
のである。
本発明の請求項第2のケーブル識別装置は第1図によ
うに、光源2と光ファイバケーブル1により伝送される
光を受光する偏波変動受光部3とを備えた送受信局4
と、前記光ファイバケーブル1の長手方向途中の識別部
5において同ケーブル1の外側より同ケーブル1に超音
波の振動をかける超音波印加装置6とを備えたことを特
徴とするものである。
(作用) 本発明の光ファイバケーブルの識別方法及び識別装置
では、多数本の光ファイバケーブルの中の任意のケーブ
ル1の長手方向途中(例えば分岐点)において、その外
側から同ケーブル1に超音波等の振動をかけるので、こ
のときの同ケーブル1のシングルモードファイバ内を伝
送される光の偏波主軸の角度、位相等の偏光状態が変動
し、同ケーブル1から出射される出力光パワーのレベル
が変動する。この場合、捜し出したい光ファイバケーブ
ルに超音波等振動がかけられれば、同ケーブルの検光子
を通した出射光パワーが変動するので、同ケーブルを多
数本の光ファイバケーブルの中から識別することができ
る。
(実施例) 第1図は本発明の光ファイバケーブルの識別装置の説
明図である。
同図において2はコヒーレンス光等を発生する光源、
3は光ファイバケーブル1により伝送されて、折返し局
11から折返されてくる光を受光する偏波変動受光部であ
り、これらは送受信局4に設けられている。
前記光ファイバケーブル1にはシングルモード光ファ
イバが使用される。
6は超音波印加装置であり、前記光ファイバケーブル
1の長手方向途中の識別部5において同ケーブル1の外
側より同ケーブル1に超音波をかけるためのものであ
る。この超音波印加装置6は超音波信号を発生する信号
発生器、それから発生される信号を増幅する電力増幅器
等を備えたコントローラ10と圧電素子6aとから構成さ
れ、コントローラ10からの超音波信号を圧電素子6aに印
加することにより同素子aを振動させ、その振動を光フ
ァイバケーブル1の識別部5に付与するようにしてあ
る。また、コントローラ10により、超音波振動の強度、
周期を変化させて、強度変調、位相変調させることがで
きるようにしてある。
この場合、現在の光通信システムは、強度変調/直接
検波方式であるため、使用中の回線で偏波変動が起こっ
ても何ら影響が及ばない。つまり、他の使用中の光ケー
ブルに超音波振動をかけてもその回線には何の悪影響も
及ばない。
第1図の11は折返し局であり、この局において入力用
光ケーブル12と出力用光ケーブル13とがループ線14によ
り接続されいてる。これらケーブル12、13、ループ線14
にはシングルモードファイバが使用されている。
発明者らの行なった実験によると、第3図の外径0.4m
mの光ファイバ素線(シングルモードファイバ)15を用
いた実験系において、同光ファイバ素線15の長手方向途
中で同素線15に超音波振動を加えたところ、同光ファイ
バ素線15から検光子9を通して受光される光の受光パワ
ーの変動は第4図のようになり、印加した周波数と同じ
周波数の光強度変動が検出された。
(発明の効果) 本発明の光ファイバケーブルの識別方法及び識別装置
は次のような効果がある。
.光ファイバケーブルの外側から同ケーブル1に超音
波等の振動をかけるものであるため、ケーブル1の一部
を剥ぎ取って外部に光を漏出させる必要がなく、従って
同ケーブル1に傷がつかない。
.ケーブル1の一部を剥ぎ取る必要がないので識別作
業が容易になる。
.運用中の回線に悪影響が及ぶこともないので、運用
中の回線を停止させることなく識別作業ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の識別装置の一実施例を示す説明図、第
2図は光学系における偏波面変動の説明図、第3図は本
発明の識別装置の実験系の説明図、第4図は第3図の実
験系に超音波振動をかけたときの出力光パワーの変動を
示すオシロスコープのディスプレイ上の波形説明図であ
る。 1は光ファイバケーブル 2は光源 3は偏波変動受光部 4は送受信局 5は識別部 6は超音波印加装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数本の光ファイバケーブルの中の任意の
    ケーブル1の長手方向途中において、同ケーブル1の外
    側から同ケーブル1に超音波等の振動をかけ、この振動
    による同ケーブル1の偏波変動により同ケーブル1内を
    伝送される光の偏波主軸の角度、位相等の偏光状態を変
    動させ、この変動に伴って生じる同ケーブル1からの検
    光子を通した出射光のレベル変動から、同ケーブル1を
    他の多数本の光ファイバケーブルと識別するようにした
    ことを特徴とする光ファイバケーブルの識別方法。
  2. 【請求項2】光源2と光ファイバケーブル1により伝送
    される光を受光する偏波変動受光部3とを備えた送受信
    局4と、前記光ファイバケーブル1の長手方向途中の識
    別部5において同ケーブル1の外側より同ケーブル1に
    超音波等振動をかける超音波印加装置6とを備えたこと
    を特徴とするケーブル識別装置。
JP1050681A 1989-03-02 1989-03-02 光ファイバケーブル識別方法とその識別装置 Expired - Fee Related JP2566004B2 (ja)

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