JPH03206413A - 光通信方法 - Google Patents

光通信方法

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JPH03206413A
JPH03206413A JP2037748A JP3774890A JPH03206413A JP H03206413 A JPH03206413 A JP H03206413A JP 2037748 A JP2037748 A JP 2037748A JP 3774890 A JP3774890 A JP 3774890A JP H03206413 A JPH03206413 A JP H03206413A
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晃 藤崎
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泉対 信太郎
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春喜 大越
Kenji Nakamura
健二 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明の光通信方法は例えば、光通信のLAN等の多分
岐方式に使用するのに適するものであり、偏光が伝送さ
れている光ファイバを切断することなく、同光ファイバ
に外部から超音波信号を印加して同直線偏光の偏光状態
を変動させることができるようにし、また、超音波信号
により変動された偏光を、光ファイバを切断することな
く取出して受光できるようにしたものである.(従来の
技術) LANの端末装置を取付ける工事において、工事点で光
ファイバを切断して、元の光ファイバと分岐線との間に
カップラ等を挿入(後分岐)シ,その分岐線から同カッ
プラを介して元の光ファイバに信号を送受信するなどし
なければならなかった。
(発明が解決しようとする課題) ■.前記のように光ファイバを切断すると再び接続し直
さなければならず、その作業が非常に面倒であり、接続
作業に時間ががかるので光ファイバによるLANの普及
の妨げとなる,という問題があった. ■.光ファイバを切断すると入力側光ファイバと出力側
光ファイバの端末にループ状に端末装置が接続されてい
る場合は、端末装置を追加する接続作業時の間光通信が
できず、端末装置が停止するという問題もあった. ■.光ファイバを切断しない方法としては前記方法の他
に,光ファイバを曲げてその側方から光信号を印加し(
ローカルインジエクション)、光ファイバを曲げてその
側方から受光する(ローカルディテクション)方法があ
る.しかしローカルインジエクションは光ファイバを曲
げて光を入れるものであるため実現がかなり困難な技術
である.例え、光が入ったとしても十分なレベルの光を
入射するためには高出力の光源が必要になり、また,光
ファイバをかなり曲げる必要があるため、透過する光の
損失もかなり大きくなってしまい、安定して使用するこ
とができなかった.また、この方法はシングルモード光
ファイバでは実用化されるに至っていない. (発明の目的) 本発明の目的は、光ファイバを切断することなく、同光
ファイバに外部より信号を印加し、また同光ファイバよ
り光を取出すことができるようにした光通信方法を実現
することにある.(課題を解決するための手段) 本発明の光通信方法は第25図の光学系の原理を応用し
たものである. 第25図の光学系において、LDから直練又は楕円偏光
した光をシングルモードファイバ(SMファイバ)20
に入射し、受光側で検光子2lを通してデイテクタ22
で光強度を検出する場合、SMファイバ20において伝
送中の偏光状態(偏波主軸の角度、位相等)が変動する
と、検出される出力光パワーも変動する.この出力光パ
ワーのレベル変動は出力光の偏波状態によって異なる.
偏光した光を入射した光ファイバの途中に部分複fit
折を発生させ、その光を偏光ビームスブリッ夕による検
光子を通して受光すると、発生させた複屈折により透過
する光強度が変化する.これは光弾性効果として知られ
ている.ここで、圧電セラミックスにより、光ファイバ
の側面から応力を加えると、受光端の偏波面は圧電セラ
ミックス(圧電素子)の振動周波数で変化する.このと
き検光子を通過する光の強度はこの周波数で変調される
.即ち、圧電素子はその厚み方向の振動を利用し、それ
により発生する応力を光ファイバの側面から加えて、光
ファイバの部分的な異方性を発生させる. この原理による光波の変調を説明すると次のようになる
. 第26図で、半導体レーザーからの光はほぼ直線偏光し
ていると考える.シングルモード光ファイバの、圧電セ
ラミックス(=圧電素子)の超音波振動による信号印加
点前Cの、光の電界表示は、 (以下余白) ここで、簡単のため直線偏光の入射角度は,X軸とy軸
に互いに45゜の角度をなす入射方向になっていると考
える. この光の信号印加部分通過前の光強度は、Ic.=2A
”            ■弾性波歪みによってでき
る、光ファイバの断面の直行する2方向の屈折率の差l
nx−nylによって、X方向、y方向それぞれの光の
位相に差が生じ、偏波面が変動し楕円偏光になる.この
ときのX方向、y方向の光学的位相差をγとすると、第
3図のような位置及び角度の検光子を通過した時の光強
度は I o=2A” sin” (γ/2)      ■
■、■より検光子の出射光強度の入射光強度の比は次の
ようになる I o/I t= sin”  (y/2)     
■いまγが γ= (7(/2) +ymsinωmt     ■
のように変化すると、−rL/2は位相差バイアス,γ
m = x  ( V m / V x )で、Vms
inωmtは圧電・セラミックス駆動電圧、Vπは光学
的位相差をπにする印加電圧であり、 ■、■より I O/I L: sin”  l (4/x)+ (
ym/2) sin c,+mt}= (1/2)  
{1+sin(γmsin(A)mt) l  ■γ。
<<1の時、■は I o/ I t# (1 / 2)  ( 1 +y
msinωmt)  ■となるので、このとき圧電セラ
ミックスへの駆動電圧VmsinωIIItに比例した
強度変調光が得られる。これが偏波面変調の原理であり
、検光子出力光の強度変化は第24図のようになる.一
方、光ファイバを曲げることにより光を漏らすことがで
き,これはローカルデイテクションとして知られている
.光ファイバの曲げ径を適当に選択すれば、漏洩する光
信号を復調することができる. 本発明の光通信方法は前記の2つの原理を応用して、開
発されたものである. 本発明のうち請求項第1の光通信方法は、第1図、第2
図aのように,l心のファイバを用いて光源2から光フ
ァイバlに偏光した光を通しておき、この光ファイバ1
に,その外部からアナログのFM.AM信号等の信号や
PCM等のディジタル信号により変調された超音波振動
を信号印加装置3により印加して、同超音波振動により
前記の偏光状態を変動させるようにしたものである.こ
の場合第2図bのように、2心のファイバを用いてルー
プを構成し、ローカルディテクションによるホストから
端末への回線と,偏波面変調による端末からホストへの
回線を別に構成して、光の送信方向を上りと下りで同方
向、逆方向の両方で通信するようにしてちよい.第2図
bの構成によれば、1心が切れたときには第2図aの方
式に切替えることができる. なお第2図bの3aはローカルディテクション部分、3
bは偏波面変調入力部分である.本発明のうち請求項第
2の光通信方法は、第7図bのように、偏光した光が伝
送されている光ファイバlの外部から、FM.AM信号
等の信号により変調されている超音波振動を印加して、
前記偏光状態を変動させる信号印加手段と,第7図aの
ようにローカルディテクションにより光ファイバから光
を取り出すようにした受光手段とを組合わせてなること
を特徴とする光通信方式.本発明のうち請求項第3の光
通信方法は、請求項第1,第2の光通信方式において,
光ファイバlに超音波振動を印加する圧電素子30(第
12図)が内蔵され且つ開閉自在とした心線クリップ3
1(第9図)により光ファイバlを挟着して、前記圧電
素子30を光ファイバ1に押し付けるようにしたことを
特徴とするものである.(作用) 本発明の請求項第1の光通信方法は、第1図、第2図の
ように光ファイバlの外部からFM.AM信号等により
変調された超音波振動を印加するので、光ファイバl内
を伝送される偏光の偏波主軸の角度、位相等の偏光状態
が変動し、この偏波面の変動が受信端まで伝わる.この
ため、光ファイバlを切断することなく、同光ファイバ
1内に信号を印加することができる. 本発明の請求項第2の光通信方法は、第7図bのように
偏光した光が伝送されている光ファイバlの外部から.
FM.AM信号等の信号により変調されている超音波振
動を印加して、前記直綿偏光の偏光状態を変動させ、第
7図aのようにローカルディテクションにより光ファイ
バから光を取り出すようにしたので、例えば第7図の端
末側において光ファイバ1を切断することなく同光ファ
イバl内に信号を印加してホスト側に伝送することがで
きる.また、同じ端末側において光ファイバ1を切断す
ることなく、ホスト側から伝送されてくる光信号を光フ
ァイバ1から取出すことができる.このため光ファイバ
lを切断することなく端末側とホスト側とで通話するこ
とができる.本発明の請求項第3の光通信方法は、光フ
ァイバlを圧電素子30が内蔵されている心線クリップ
3lにより挟着して、前記圧電素子30を光ファイバl
に押し付けるようにしたので,圧電素子30への光ファ
イバlの押し付けが確実になり・、圧電素子30から光
ファイバlに確実に超音波を印加することができる. (実施例) 第1図は本発明の光通信方法のシステムの一例である.
このシステムは光源2と受光部4との間に配置した信号
印加装置3から光ファイバlに超音波信号を印加できる
ようにしたものである.第2図は入力側光ファイバ5と
出力側光ファイバ6の二本のファイバを、折返し部にお
いてルブ用光ファイバ7によりループ状に接続し、且つ
出力側ファイバ5の途中に適宜間隔で配置した複数個の
信号印加装置3から、同出力側ファイバ6に超音波信号
を印加するようにしたものである.第1図、第2図の光
源2は偏光した光を発生するための6のであり,同光源
2には例えばLDやLED等が使用される.この場合そ
れらから発生される光の偏光が大きいときは偏光子を用
いなくてもよいが、偏光が小さいときは,それを直線偏
光にする偏光子などを含むものである.受光部4は第3
図に示すように、検光子8とホトダイオード等の光検出
素子9とから構成される。
SMファイバを用いた偏波利用の機器では偏波変動が生
じるため、検光子の入射角度、検光子前の光の偏光状態
によっては信号強度が小さくなるなる可能性がある.偏
波変動の周期はせいぜい見積もっても300Hz程度で
ある.これも、かなり強制的に振動を加えている場合で
,布設環境下の経路での偏波変動はほぼ200Hz以下
である.通話機の場合はキャリア周波(IMHz)と、
自然界偏波変動(200Hz)の周波数の差が大きいの
で、信号はほとんど偏波変動の影響は受けないが、更に
信号強度低下による信号欠落を防ぐとき(デジタル伝送
で言えばビットエラーを防ぐとき)は、偏波検出を検光
子1軸でなく多軸で行えば信号が低下する確率が低下す
る.第4図に示すように90゜偏光スブリッタ10によ
り偏光成分を二分してから、検光子8に入れて,復調さ
れた信号を合成すれば、偏光状態がどこにあっても検出
できる. またこの偏光成分を分ける方法は次のようにもできる.
第22図aのように溶融型の光カブラ70により2分し
て検光子7lで受光すれば、短距離では標準のSMファ
イバでも偏波面が保存されるので、調整により出力され
る偏光に対する検光子主軸角度も、2つのポートで異な
る状態にすることができ、さらに多くの分光をすれば、
どこかのポートに信号成分が乗っている確率が高くなる
. なお第22図bに示すものは同図aと同じ原理のものを
多軸化したものである. さらに第22図Cのように2分したとき一方をそのまま
検光子71で受光し、他方には検光子7lの前にλ/4
板等の位相差バイアスを与える物72を入れればさらに
信号の受信確度は向上する. なお、光検出素子9で検出された信号は、第3図、第4
図のように、必要に応じてフィルタ11を通して復調器
l2で復調されて出力される.前記信号印加装置3のl
例は第6図のように、発振器l3から発信される例えば
lMHzの電気信号に、信号発生器l4から発生される
信号を加えて変調器15でAMやFM変調し、変調され
た電気信号を駆動部l6に加えて第5図のヘッドl7を
駆動するのに適する駆動信号にし、その駆動信号を同ヘ
ッドl7を介して光ファイバlに超音波振動を加えるよ
うにしてある.このヘッドl7は超音波素子(例えば圧
電素子)の振動と光ファイバlとが結合するようにした
ものであり、第6図の駆動部l6からの駆動信号により
ヘッドl7に内蔵されている圧電素子(第8図)が駆動
されるようにしてある. 前記のヘッドl7としては第5図のようなものが考えら
れる.これは光ファイバ1を挟むことができるようにし
たクリップ型のものであり、第12図に示されている圧
電素子30が第lO図のようにクリップ本体32に内蔵
されている.同クリップ本体32には可動子33がビン
34により開閉自在に取付けられ、更に,クリップ本体
32と可動子33との間に第■0図のようにスプリング
35を介在させて、可動子33の後端部36が上方に押
し上げられて、可動子33の先端側の挟着部37がクリ
ップ本体32の先端側の挟着部38に常時押しつけられ
るようにしてある.前記クリップ本体32の挟着部38
には第11図のように光ファイバlを収容できるガイド
溝39と、圧電素子30に信号を送る2心ケーブル40
を収容できる収容溝41 (第13図C)とが形成され
ている. 前記可動子33の挟着部37の内面には、前記ガイド満
39に収容差れた光ファイバlを、クリップ本体32に
取付けられている圧電素子30に押しつけるための弾性
体42(第13図b)が取付けられている. 前記圧電素子30は次のような性質を備えたものが望ま
しい. a,大きく厚み振動が発生する様に分極されていること
. b,信号をFMで変調させることを考え、共振点付近で
の振幅特性が平坦で,共振点付近で振動自体が周波数変
調可能なこと. C,光ファイバと確実に接触できるようにするため、光
ファイバと接触する上面部分が凹凸が無く平坦であるこ
と. 本発明において第2図のように複数の信号印加装置3を
配置した場合は、各信号印加装置3の超音波の周波数を
変えることにより、受信端で電気信号に変換した後,分
波器を用いることで夫々の周波数の信号を受けることが
できる. 超音波を変調する信号はFMでtAMでもよいが、光フ
ァイバlを伝送される偏光の偏波面は信号を加えなくて
も低い周波数で変動するので、AGCの容易なFM信号
の方が望ましい.本発明の通信方法は光ファイバ1内の
偏光に超音波を作用させるものであって、外部より同光
ファイバlに光をいれるものではないので、ハーメッチ
クコート光ファイバのような光の入りすらい光ファイバ
lにも適用できる. 更に、本発明の光通信方法は偏光した光のパワーを変化
させるものでなく,偏光の偏光状態を変えるものである
ため、光ファイバlに超音波を間違って印加しても、他
の光パワーを直接検出しているシステムに悪影響を及ぼ
すことがない.光ファイバl内の光の取り出しは、既に
実用化されているローカルディテクション方式、即ち、
光ファイバを曲げて光を取出す方式により行なう. また、光ファイバlを曲げることによって信号印加装置
3に光を取出すことができるようにすれば、信号印加装
置3でホストからの信号を受け、同信号印加装置3から
超音波によって光ファイバlに信号を戻すことができる
ので、同信号印加装置3とホストとの間で光通信を行な
うこともできる. 第8図のシステムでは、上り通話の場合の伝送路許容損
失は25db以上確保できた.また、伝送路上の任意の
点で通話が行なうことができることち確認できた. 次に本発明における偏波面変調についての関連事項を説
明する. 偏波面変調では、予め光を通しておく必要があるため,
実際に運用する場合はループにしておく必要がある.こ
の場合,第14図のように入力側光ファイバ5と出力側
光ファイバ6が単心のときは、両光ファイバ5、6とル
ープ用光ファイバ7の夫々に例えばFCコネクタ60を
接続し、そのFCコネクタ60同士を連結すればよい.
第15図のように入力側光ファイバ5と出力側光ファイ
バ6が2心の場合は,両光ファイバ5、6及びルブ用光
ファイバ7の夫々に例えば2心用コネクタ61を接続し
、そのコネクタ61同士を連結すればよい. 今後、多心コネクタの利用が進むにつれて同コネクタ内
でループを形成することが考えられる.その例としては
第16図〜第19図のようなものが考えられる. 第16図のものはループ用光ファイバ7側のコネクタ6
l内にミラー62を設けて、入力側光ファイバ5からの
光が同ミラー62により反射されて出力側光ファイバ6
に折返されるようにした゛ちのである.このようにすれ
ばループ用光ファイバ7が不要となり、折返し部が小型
化される.第17図のものはループ用光ファイバ7を最
小曲げ径(光のロスで決まる)で曲げて固定したもので
ある.この場合はループ用光ファイバ7がコネクタ6l
と一体化されるので取扱いが容易になる. 第18図のものは入力側光ファイバ5と出力側光ファイ
バ6の端部を、カブラーと同様に溶着してから切断し、
その溶着部63に金蒸着を施すことにより、入力側光フ
ァイバ5からの光が同溶着部63で全反射されて出力側
光ファイバ6に折返されるようにしたものである. 第19図のものは入力側光ファイバ5と出力側光ファイ
バ6の端部を溶着してカブラー64を形成し、そのカブ
ラー64の先に延び出している両光ファイバ5、6の端
部65、66の端面67、68に金蒸着を施して、入力
側光ファイバ5からの光が同端面67、68で全反射さ
れ、カブラー64を通って出力側光ファイバ6に折返さ
れるようにしたものである. 第l8図、第19図の場合は第14図、第15図に示さ
れるようなループ用光ファイバ7が不要となるため折返
し部が小型化され、しかもコネクタ6lと一体化される
ので取扱いが容易になる.偏波面変調では第20図の親
局Aとループ局Bと両局の中間点Cとの間で信号伝送を
行う場合、2心の光ファイバによる線路を構成して予め
光を通しておく.この場合、2心の光ファイバのループ
を1心で行うようにするには第21図のようにすればよ
い.第21図に示す6のは人力側光ファイバ5と出力側
光ファイバ6を溶着してカブラ7l (方向性結合器)
を形成し、そのカブラー71から延び出している両光フ
ァイバ5、6の端部を全反射コネクタ72に接続して、
カプラー71からの光が同コネクク72により全反射さ
れ、更にカブラー7lを通って出力側光ファイバ6に折
返されるようにしたものである.なお、第20図.21
図のl7はヘッドであり、光ファイバに超音波振動を印
加するためのものである.また、本発明では超音波の偏
波面変調や光の伝送方式を次のようにすることもできる
.■.FM変調(超音波の偏波面変調)を多重化する. ■.光の強度変調とFM多重とを共存させた通信方式. ■.光波長多重による光の強度変調とFM多重おを共存
させた通信方式. 前記■のFM変調(超音波の偏波面変調)を多重化する
方法について. 現在IMHzのキャリアで信号伝送を検討している.こ
れは圧電セラミックスの共振点を利用しているためであ
るが、更に異なった共振点の圧電セラミックスを用いる
ことにより周波数多重ができる.圧電素子の形状からの
制約によりキャリアとして選べるのはせいぜいlOMH
z程度までであるが(実験では5MHz).信号帯域幅
を±30KHz、チャンネル間周波数間隔を50KHz
とすれば、IMHzから2MHzの周波数帯を選択した
場合、チャンネル数は21個取れる。更に、lOMHz
まで周波数帯を延ばせば191チャンネル取れることに
なる。
この場合は,チャンネル間隔を50KHzとしたが、帯
域幅を狭くする、FM変調深度を小さくする、FMでな
<AMで行う,ことにより更に多くのチャンネルを取る
ことができる. 前記■の光の強度変調とFM多重を共存させた通信方式
について. 上記偏波面変調と従来からあるLDの直接強度変調によ
り、同一の線路で異なった2方式の通信ができる。つま
り、偏波面変調する場合は光ファイバには予め一定に発
光させた光を入射しておくが、偏波面変調のキャリア周
波数を異なった値に設定すれば、前記両方式を一つの光
ファイバで行う事ができる. 前記■の光波長多重による光の強度変調とFM多重を共
存させた通信方式について. 例えば、偏波面変調を波長1.3μmの波長で行い,直
接強度変調を波長1.55μmで行うことにより、一つ
のファイバで前記2方式の信号伝送ができる. また本装置の応用として次の方法で信号伝送ができる。
つまり、ローカルディテクションの受光用フォトダイオ
ードの前に検光子を挿入しローカルディテクションで偏
波面の変調光を受信する方法である。
第23図のような構成をとれば、信号印加点より下手の
光ファイバ線路の途中で,ファイバを切断することなし
に偏波面、変調信号を受信することができるので予め通
光しておく必要はあるが、光ファイバを切断せずに信号
の入れ、出しができる. また,次の方法でも同様のことができる.即ち、局を中
継点として利用する方法で、第24図の子局Bから子局
Cへ情報伝送したい場合、まず子局Bから偏波変調によ
り親局Aへ伝送し、これを再送信により子局Cのローカ
ルディテクション部分へ信号伝送する.逆に子局Cから
子局Bへ伝送したい場合、子局Cの偏波面変調によりま
ず親局Aへ情報伝送し,これを子局Bのローカルディテ
クション部分へ再送する。
これを行うとき、各信号のキャリア周波数を変えてやれ
ば更に子局がD.E.F・・・と増えていった場合でも
特定の子局へ伝送することが可能である. 前者のローカルディテクションにょる偏波受光の方法で
はB−Cへの伝送ができるが、C−Bの伝送はできなか
った.これに対し、後者の方法ではB−Cへ、C→Bの
両方の伝送が可能である6本発明においては次のような
点にも留意する必要がある. ■.偏波面変調では折り返しループでファイバを構成す
るが、信号印加点では上りと下りの両方で変調を受ける
事になる.従って実際には信号は印加したものより変化
するが、実用上問題がない. ■.ローカルディテクションにおいては受光素子(フ才
トダイ才−ド)をできるだけファイバに近く設置するが
、フォトダイオードからブリアンプまでは特にノイズを
大きくひろうのでなるべ゛く両者間の距離はできるだけ
近くした方がよい.■.ローカルディテクションでは光
の波長1.3μmより1.55μmの方が同一曲げ径に
対して漏れ光が多いので、なるべく波長の長い方がロー
カルディテクトしやすい.しかし、逆に言えば,漏れず
に通過する先の損失は、同一曲げ径では波長の長い方よ
り短い方が小さい.(発明の効果) 本発明の光通信方法は次のような各種効果がある。
■.本発明の請求項第1の光通信方法によれば、光ファ
イバlを切断することなく、同光ファイバlの途中から
信号を印加することができるため、従来の光通信方法の
ように光ファイバを切断して後分岐させる必要がない.
従って光ファイバLAN等の多分岐方式に有効である. ■.本発明の請求項第2の光通信方法によれば、信号の
印加だけでなく、光の取出しも光ファイバlを切断する
ことなく行なうことができるので、端末を容易に増設で
きる. ■.本発明の請求項第1、第2の光通信方法によれば、
光ファイバ1に信号印加装置3を複数配置し、各信号印
加装置3から印加される超音波の周波数を変えれば、各
々の周波数の信号を識別して受けることができ、端末ご
とに周波数を割り当てれば端末の識別もできる.またホ
スト側からの送信のキャリア周波数の多重を行えば、端
末に周波数を割り当てることもできる。
■.本発明の請求項第3の光通信方法によれば、光ファ
イバへの圧電素子の取付けが容易になり、しかも、圧電
素子と光ファイバとの接触が確実になる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図a.bは本発明の異なる光通信方法の説
明図、第3図、第4図は同方法における受光部の異なる
説明図、第5図は同通信方法で使用される超音波ヘッド
の一例を示す説明図、第6図は信号印加装置の一例を示
す説明図、第7図a.bは本発明の請求項第2の光通信
方法の説明図、第8図は同光通信方法の試作例の説明図
、第9図は本発明の光通信方法で使用されるクリップ型
ヘッドの一例を示す説明図,第lO図は同ヘッドの側面
図、第11図aは同ヘッドにおけるヘッド本体の内面図
、同図bは同ヘッド本体の側面図、第12図は同ヘッド
に内蔵される圧電素子の一例を示す説明図、第13図a
は同ヘッドの平面図、同図bは同ヘッドの側面図,同図
Cはヘッド本体の平面図、第14図〜第19図はループ
部分の接続説明図、第20図、第21図は偏波面変調に
おける信号伝送システムの説明図,第22図a.b.c
.第23図、第24図は本発明の光通信方法の各種例の
説明図,第25図は本発明の光通信方法の原理説明図,
第26図、第27は圧電素子による光波の変調説明図で
ある. 1は光ファイバ 2は光源 3は信号印加装置 4は受光部 弟 図 第2図 弟 3図 第4図 第 5図 第6図 第9図 第 13図 第22図 71 第23図 第24図 檗25図 第26図 第 27図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)偏光が伝送されている光ファイバの外部から、F
    M、AM信号等の信号により変調されている超音波振動
    を印加して、前記偏光の偏光状態を変動させることを特
    徴とする光通信方式。
  2. (2)偏光が伝送されている光ファイバの外部から、F
    M、AM信号等の信号により変調されている超音波振動
    を印加して、前記偏光の偏光状態を変動させる信号印加
    手段と、ローカルディテクションにより光ファイバから
    光を取り出すようにした受光手段とを組合わせてなるこ
    とを特徴とする光通信方式。
  3. (3)請求項第1、第2の光通信方式において、光ファ
    イバに超音波振動を印加する圧電素子が内蔵され且つ開
    閉自在とした心線クリップにより光ファイバを挟着して
    、前記圧電素子を光ファイバに押し付けるようにしたこ
    とを特徴とする光通信方式。
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JP2002344424A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Sogo Kaihatsu Jimusho:Kk 光受信器及びそれを用いた光通信システム、並びに光通信方法
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