JP2565472Y2 - ワークの支持機構 - Google Patents
ワークの支持機構Info
- Publication number
- JP2565472Y2 JP2565472Y2 JP1991031160U JP3116091U JP2565472Y2 JP 2565472 Y2 JP2565472 Y2 JP 2565472Y2 JP 1991031160 U JP1991031160 U JP 1991031160U JP 3116091 U JP3116091 U JP 3116091U JP 2565472 Y2 JP2565472 Y2 JP 2565472Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- pad
- work
- substrate
- support mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はワークとの当接部に特徴
を有するワークの支持機構に関する。
を有するワークの支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用ドアの搬送ラインには、
図2に示したように、ハンガーフレームaの下端に自動
車のドアDを支える受け台b、bを設ける一方、フレー
ムaの中間に固定した一対のブラケットc、cに、先端
にパッドeを取付けたアウターパネル支持機構dとして
の軸部fを調節自在に螺装した搬送ハンガーが用いら
れ、このアウターパネル支持機構eとクランパ機構gと
の間で把持しながらドアDを搬送するようにしている。
図2に示したように、ハンガーフレームaの下端に自動
車のドアDを支える受け台b、bを設ける一方、フレー
ムaの中間に固定した一対のブラケットc、cに、先端
にパッドeを取付けたアウターパネル支持機構dとして
の軸部fを調節自在に螺装した搬送ハンガーが用いら
れ、このアウターパネル支持機構eとクランパ機構gと
の間で把持しながらドアDを搬送するようにしている。
【0003】ところで、このようなアウターパネル支持
機構dに用いられるパッドeは直接ドアDの面と接触す
る関係上、じきに摩耗による変形や汚れが生じるため適
宜交換しなければならないが、これを交換するに当って
は、その都度装置を停止させてブラケットCからアウタ
ーパネル支持機構dを取外して、そこからパッドを剥し
取った上、その部分に付着した接着剤を削り取り、そこ
に新しいパッドを接着して再びブラケットCに取付けな
ければならないといった煩わしい作業が必要になる。
機構dに用いられるパッドeは直接ドアDの面と接触す
る関係上、じきに摩耗による変形や汚れが生じるため適
宜交換しなければならないが、これを交換するに当って
は、その都度装置を停止させてブラケットCからアウタ
ーパネル支持機構dを取外して、そこからパッドを剥し
取った上、その部分に付着した接着剤を削り取り、そこ
に新しいパッドを接着して再びブラケットCに取付けな
ければならないといった煩わしい作業が必要になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような点
を改良すべくなされたもので、その目的とするところ
は、パッドの装着を簡単に行うことのできる改良された
ワークの支持機構を提供することにある。
を改良すべくなされたもので、その目的とするところ
は、パッドの装着を簡単に行うことのできる改良された
ワークの支持機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本考案はこのよ
うな課題を達成するためのワークの支持機構として、表
面に柔軟なパッドを積層した弾性材よりなる基台の背面
側に、被着基板の径より小径の嵌込み口部を設けてその
内奥に被着基板を受入れる中空の嵌合部を形成するとと
もに、ワーク搬送ハンガーに突設したワークの側面支持
用の被着基板に、口部を拡開させながら基台を着脱自在
に被着させるようにしたものである。
うな課題を達成するためのワークの支持機構として、表
面に柔軟なパッドを積層した弾性材よりなる基台の背面
側に、被着基板の径より小径の嵌込み口部を設けてその
内奥に被着基板を受入れる中空の嵌合部を形成するとと
もに、ワーク搬送ハンガーに突設したワークの側面支持
用の被着基板に、口部を拡開させながら基台を着脱自在
に被着させるようにしたものである。
【0006】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1は本考案の一実施例をなすワークの支持体を示
したものである。このワーク支持体1は、上述したブラ
ケットCに調節自在に螺着するネジ杆2と、このネジ杆
2の先端に揺動自在に取付けられた溝4付き円板状の取
付け基板3と、この取付け基板3に取付けるパッド5と
によって構成されている。
る。図1は本考案の一実施例をなすワークの支持体を示
したものである。このワーク支持体1は、上述したブラ
ケットCに調節自在に螺着するネジ杆2と、このネジ杆
2の先端に揺動自在に取付けられた溝4付き円板状の取
付け基板3と、この取付け基板3に取付けるパッド5と
によって構成されている。
【0007】6は上記したパッド5を取付ける基台で、
この基台6は、弾性を利用して取付け基板3に被せて取
付けることができるようゴム等の弾性材をもって断面が
ほぼC字形をなす中空円板状に形成されていて、その裏
側には、取付け基板3を受入れるための小径の嵌込み口
部6aが設けられ、またこの嵌込み口部6aに続く内奥
には、基板3を内部に抱え込むためのほぼ同径の中空部
分6bが設けられている。この基台6には、その外面に
発泡樹脂材よりなる上記したパッド5が接着剤をもって
一体的に積層されていて、この軟らかいパッド5によっ
て表面に傷を付けることなく自動車用ドアDのようなワ
ークの面を支えるように構成されている。
この基台6は、弾性を利用して取付け基板3に被せて取
付けることができるようゴム等の弾性材をもって断面が
ほぼC字形をなす中空円板状に形成されていて、その裏
側には、取付け基板3を受入れるための小径の嵌込み口
部6aが設けられ、またこの嵌込み口部6aに続く内奥
には、基板3を内部に抱え込むためのほぼ同径の中空部
分6bが設けられている。この基台6には、その外面に
発泡樹脂材よりなる上記したパッド5が接着剤をもって
一体的に積層されていて、この軟らかいパッド5によっ
て表面に傷を付けることなく自動車用ドアDのようなワ
ークの面を支えるように構成されている。
【0008】したがって、いま長期の使用によってパッ
ド5が損耗したりあるいは汚れたりして交換する必要が
生じた場合には、基台6の弾力性を利用してこれをパッ
ド5ごと取付け基板3から取り去り、ついで新たなパッ
ド5付き基台6の嵌込み口部6aを取付け基板3に当て
がって、この部分を拡開させながらそこに被着させる。
そして取外した方の基台6については、必要に応じてそ
の表面から古いパッド5を剥し取り、そこに新しいパッ
ド5を付け替えて、基台6を反覆して使用する。
ド5が損耗したりあるいは汚れたりして交換する必要が
生じた場合には、基台6の弾力性を利用してこれをパッ
ド5ごと取付け基板3から取り去り、ついで新たなパッ
ド5付き基台6の嵌込み口部6aを取付け基板3に当て
がって、この部分を拡開させながらそこに被着させる。
そして取外した方の基台6については、必要に応じてそ
の表面から古いパッド5を剥し取り、そこに新しいパッ
ド5を付け替えて、基台6を反覆して使用する。
【0009】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、表面
に柔軟なパッドを積層した弾性基台の裏面側に、ワーク
支持用基板より小径の嵌込み口部を設けて、その内奥
に、支持用基板を受入れる中空の嵌合部を形成したの
で、この嵌込み口部を拡開させながら基台を支持用基板
に簡単に着脱させることができ、パッドが損耗したり汚
れたりした場合に、搬送機構をいたずらに停止させるこ
となく、その交換を短時間に行わせることができるとと
もに、基台を取外したあとでパッドを付け替えることに
より、部品の反復使用を可能となして、その経費の大巾
な削減を図ることができる。
に柔軟なパッドを積層した弾性基台の裏面側に、ワーク
支持用基板より小径の嵌込み口部を設けて、その内奥
に、支持用基板を受入れる中空の嵌合部を形成したの
で、この嵌込み口部を拡開させながら基台を支持用基板
に簡単に着脱させることができ、パッドが損耗したり汚
れたりした場合に、搬送機構をいたずらに停止させるこ
となく、その交換を短時間に行わせることができるとと
もに、基台を取外したあとでパッドを付け替えることに
より、部品の反復使用を可能となして、その経費の大巾
な削減を図ることができる。
【図1】本考案の一実施例を示したワーク支持機構の斜
視図である。
視図である。
【図2】同機構が適用されるワーク搬送ハンガーの一例
を示した図である。
を示した図である。
1 ワーク支持体 3 溝付き取付け基板 5 パッド 6 基台 6a 嵌込み口部 6b 中空嵌合部
Claims (1)
- 【請求項1】 表面に柔軟なパッドを積層したゴム等の
弾性材よりなる基台の背面に、被着基板の径よりも小径
の嵌込み口部を設けて、その内奥に上記被着基板を受入
れる中空の嵌合部を形成するとともに、ワーク搬送ハン
ガーに取付けたワークの側面を支持する溝付き円板状の
上記被着基板に、上記口部を拡開させて上記基台を交換
自在に被着させたことを特徴とするワークの支持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991031160U JP2565472Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | ワークの支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991031160U JP2565472Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | ワークの支持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04117888U JPH04117888U (ja) | 1992-10-21 |
JP2565472Y2 true JP2565472Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=31914528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991031160U Expired - Lifetime JP2565472Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | ワークの支持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565472Y2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55132084U (ja) * | 1979-03-14 | 1980-09-18 | ||
JPS6097131A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-30 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | 荷積み荷降し方法 |
NL8401823A (nl) * | 1984-06-08 | 1986-01-02 | Philips Nv | Inrichting voor het omzetten van een elektrisch signaal in een akoestisch signaal of omgekeerd en een niet-lineair netwerk, te gebruiken in de inrichting. |
JPH0821158B2 (ja) * | 1985-07-13 | 1996-03-04 | 株式会社日立製作所 | ナビゲーシヨンシステム |
JPH0190782U (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-14 | ||
JPH01317865A (ja) * | 1988-06-16 | 1989-12-22 | Daifuku Co Ltd | ハンガを有する搬送装置 |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP1991031160U patent/JP2565472Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04117888U (ja) | 1992-10-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971111 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |