JP2564700Y2 - Vtrの誤消去防止機構 - Google Patents

Vtrの誤消去防止機構

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JP2564700Y2
JP2564700Y2 JP1992006079U JP607992U JP2564700Y2 JP 2564700 Y2 JP2564700 Y2 JP 2564700Y2 JP 1992006079 U JP1992006079 U JP 1992006079U JP 607992 U JP607992 U JP 607992U JP 2564700 Y2 JP2564700 Y2 JP 2564700Y2
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/04Preventing, inhibiting, or warning against accidental erasing or double recording

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はVTR用カセットの誤消
去防止用爪の有無を検知するVTRの誤消去防止機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】VTRはカセットローディング機構の作
動によりカセットが機器内へ装填されるようになってい
る。この装填後は装填されたカセットが消去可能なカセ
ットか否かの検知機構が作動するようになっている。
【0003】この検知機構は図5乃至図8に示すように
誤消去防止機構60とスイッチ70とから構成されてい
る。誤消去防止機構60は円筒部61から二方向へ延設
されたアーム部62,63を有しており、円筒部61が
印刷回路基板100に枢支されると共に一端側アーム部
62の突起部62aに一端が係止された付勢手段(図示
せず)によりアーム部62をカセット50側へ付勢して
取付けられている。
【0004】そして装填されたカセット50に誤消去防
止用爪51が存在している場合には図5及び図6に示す
ように一端側アーム部62の先端突起部62bが爪51
に当接することによって検知レバー60が反付勢方向
(a方向)へ回動し、他端側アーム部63の先端部63
aがスイッチ70に衝合して消去不能モードにセッティ
ングされる。
【0005】一方、装填されたカセット50に誤消去防
止用爪51が取り除かれている場合には図7及び図8に
示すように一端側アーム部62の先端突起部62bは爪
51が除かれたカセットの凹陥部52に入り込むことに
よって検知レバー60が付勢方向へ回動し他端側アーム
部63の先端部63aがスイッチ70から離反して消去
可能モードにセッティングされる。さらに、他の従来技
術として、装填されるカセットの誤消去防止用爪の有無
を検出する第1の部材と第1の付勢手段によって与えら
れる該部材の動力を受けて検知スイッチを第1の状態か
ら第2の状態へ切換える第2の部材とを備えるVTRの
誤消去防止機構であって、前記第1の部材と前記第2の
部材とが、第2の付勢手段により連結され、前記第1の
部材は固定軸によって回転自在に枢支され、爪ありの場
合その一端が誤消去防止用爪と係合し、前記付勢手段の
付勢力を前記第2の部材に伝達しない状態を保つことに
よって、前記検知スイッチを第1の状態のまま保持し、
爪なしの場合前記第1の部材はカセットの爪が取除かれ
てできる凹陥部と係合し、前記第1の付勢手段の付勢力
を前記第2の部材に伝達し、その動力を受けた該第2の
部材の一端の操作端によって前記検知スイッチを第2の
状態に切換えるVTRの誤消去防止機構があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来のV
TRではカセット50が常に正確に位置決めされて装填
されるものとは限らず、装填口側(後方側)へ位置ずれ
して装填された場合には検知レバー60がカセット50
とスイッチ70との間で突張って変形する恐れがあると
共に、スイッチ70を押し過ぎて故障の原因となる、と
いう不具合を有していた。また、他の従来技術では、固
定軸によって第2の部材を枢支させており、該機構に対
して検知スイッチの配置が制約され、しかも第2の部材
は検知スイッチを斜めに押下するために、検知スイッチ
の変形及び故障が発生する虞れがあった。
【0007】本考案は前記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的はカセットがたとえ後方側へ位置ず
れして装填された場合でも無理な負荷がかからないよう
にし、また基板設計が容易となり、さらに検知スイッチ
の変形及び故障を防ぐ誤消去防止機構を提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案を前記した目的を
達成するため、装填されるカセットの誤消去防止爪の有
無を検出する第1の部材と第1の付勢手段によって与え
られる該第1の部材の動力を受けて検知スイッチを第1
の状態から第2の状態へ切換える第2の部材とを備える
VTRの誤消去防止機構において、前記第1の部材は固
定軸に回転自在に枢支され、また、前記第2の部材は前
記第1の部材の他端に位置する可動軸に枢支され、前記
第2の部材の他端が前記第1の部材の前記固定軸によっ
て規制されるようにされるようにし、さらに正常装填時
は、前記第1の部材と前記第2の部材とが第2の付勢手
段により連結されて動作するようにされると共に、異常
装填時は、前記第1の部材が前記第2の付勢半段の付勢
力に抗して回動することによってこの異常装填に伴う異
常負荷を吸収するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本考案の誤消去防止機構は第1の部材と第2の
部材とが第2の付勢手段で連結されて一体的に作用す
る。そしてカセットが後方側へ位置ずれして装填された
ときに、第1の部材に異常負荷が発生するが、この異常
負荷は第1の部材が第2の付勢手段の付勢力に抗して回
動することによって吸収される。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。図1に本考案の誤消去防止機構1を示
す。誤消去防止機構1は第1の部材である一端側アーム
部2と第2の部材である他端側アーム部3とが分割され
ており、これらアーム部2,3が第2の付勢手段である
ばね4で連結されて組み合わされている。
【0011】一端側アーム部2は円筒部21と、この円
筒部21の上部から一方へ延設されたアーム22と、こ
のアーム22の先端に直立させて延設された作用アーム
23と、前記円筒部21の下部から他方へ延設された支
持板24とから大略構成されている。そして作用アーム
23の先端にはカセットの装填時にカセットが摺接する
摺接面25aを有する先端突起部25が形成されてお
り、かつ支持板24にはばね4の一端が係止するフック
部24aが形成されている。
【0012】他端側アーム部3は円筒部31と、この円
筒部31の下部から一方へ延設されたアーム32と、円
筒部31の下部から他方へ延設されたロックアーム33
とから大略構成されている。そしてアーム32の先端に
は検知スイッチであるスイッチ70への操作端34が延
設されており、その中間側部にはばね4の他端が係止す
るフック部32aが形成されている。
【0013】そして、この両アーム部2,3は図1に示
すように、他端側アーム部の円筒部31を一端側アーム
部の支持板24に枢支させる(可動軸とする)と共に、
他端側アーム部のロックアーム33の先端部33aが円
筒部21の中間側部に当接してばね4の付勢力にも拘ら
ず両アーム部2,3の相互回転が規制されて組み付けら
れている。
【0014】このように組み付けられた誤消去防止機構
1は図2及び図3に示すようにその一端側アーム部2の
円筒部21を印刷回路基板100に立設した支軸(図示
せず)(固定軸)に枢支されて取付けられる。このよう
に取り付けられた一端側アーム部2は一端側アーム部2
に形成されたフック部2aに第1の付勢手段(図示せ
ず)の一端が係止され、この付勢手段により一端側アー
ム部2がカセット50側へ付勢された状態になってい
る。 尚、図において符号5はデッキシャーシを示す。
【0015】このようにVTR内に組み付けられた誤消
去防止機構1はカセット50が正常位置に装填された場
合は従来のものと同様に作動する。すなわち、カセット
50は作用アーム23の先端の摺接面25aに摺接しな
がら装填され、装填後はカセット50の誤消去防止用爪
51に一端側アーム部の作用アーム23の先端突起部2
5が当接することによって一端側アーム部が反付勢方向
へ回動し、他端側アーム部の操作端34がスイッチ70
に衝合して消去不能モードにセッティングされる。(第
1の状態)
【0016】また、爪51が取り除かれた場合は、図示
しないが従来のものと同様に、作用アーム23(一端側
アーム)の先端突起部25がカセットの凹陥部52に入
り込むことによって一端側アーム部は付勢方向へ回動
し、他端側アーム部の操作端34がスイッチ70から離
反して消去可能モードにセッティングされる。(第2の
状態)
【0017】また、カセット50が後方へ位置ずれして
装填されたときは、一端側アーム部2が図3で示す位置
から幾分a方向に回動した位置で作用アーム23の先端
突起部25がカセットの誤消去防止爪51に当接するよ
うになる。この状態では一端側アーム部2が円筒部21
を中心にしてa方向へ回動しており、ロックアーム33
(他端側アーム部)の先端部33aが円筒部21から離
反していると共に一端側アーム部のフック部24aと他
端側アーム部のフック部32a間の離間距離が大きくな
ることによってばね4は引張され、このときの引張力に
よって一端側アーム部2の異常負荷が吸収され、誤消去
防止機構1の変形が防止されると共にスイッチ70の押
し過ぎも防止される。
【0018】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、カセ
ットが正常位置に装填されたときは従来の一体形成され
た誤消去防止機構と同様の効果を奏し、カセットが異常
位置(後方へ位置ずれした位置)に装填されたときは第
1の部材の異常負荷が第2の付勢手段の撓みによって吸
収されるので、第1の部材の変形及びスイッチの押し過
ぎが防止され正常な作動が確保できる。さらに、第2の
部材が第1の部材の他端に位置する可動軸に枢支させる
構造である為、本考案の機構の配置に対してスイッチの
配置が制約されず、また、第2の部材の一端の操作端が
スイッチを垂直に押下するので、スイッチの変形及び故
障が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案は誤消去防止機構の斜視図である。
【図2】本考案のVTRの要部側面図である。
【図3】本考案のVTRの要部平面図である。
【図4】図2のZ矢視側面図である。
【図5】従来のVTRの要部平面図である。
【図6】従来のVTRの要部平面図である。
【図7】従来のVTRの要部側面図である。
【図8】従来のVTRの要部平面図である。
【符号の説明】
1 誤消去防止機構 2 一端側アーム部(第1の部材) 3 他端側アーム部(第2の部材) 4 ばね(第2の付勢手段) 50 カセット 51 誤消失防止用爪 70 スイッチ 100 印刷回路基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填されるカセットの誤消去防止爪の有
    無を検出する第1の部材と第1の付勢手段によって与え
    られる該第1の部材の動力を受けて検知スイッチを第1
    の状態から第2の状態へ切換える第2の部材とを備える
    VTRの誤消去防止機構において、前記第1の部材は固
    定軸に回転自在に枢支され、また、前記第2の部材は前
    記第1の部材の他端に位置する可動軸に枢支され、前記
    第2の部材の他端が前記第1の部材の前記固定軸によっ
    て規制されるようにされるようにし、さらに正常装填時
    は、前記第1の部材と前記第2の部材とが第2の付勢手
    段により連結されて動作するようにされると共に、異常
    装填時は、前記第1の部材が前記第2の付勢手段の付勢
    力に抗して回動することによってこの異常装填に伴う異
    常負荷を吸収するようにしたことを特徴とするVTRの
    誤消去防止機構。
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