JP2564654B2 - ラック式自動立体倉庫 - Google Patents

ラック式自動立体倉庫

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JP2564654B2 JP21768889A JP21768889A JP2564654B2 JP 2564654 B2 JP2564654 B2 JP 2564654B2 JP 21768889 A JP21768889 A JP 21768889A JP 21768889 A JP21768889 A JP 21768889A JP 2564654 B2 JP2564654 B2 JP 2564654B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、被保管物を仮受けする際の受入れ時間
を、従来に比べ、著しく短縮できる構成としたラック式
自動立体倉庫に関する。
〔従来の技術〕
近年、被保管物の収納に際して省力化及び省スペース
化を図るためにラック式の自動立体倉庫の設置が行われ
ている。
このような目的で設置される倉庫としては、例えば第
6図に示すような立体倉庫がある。ここで、Aは多数の
区切られた棚であるラックの立体的な集合体である倉庫
本体であって、受入れ口2から受入れた製品を出し入れ
する搬送装置3によって前記各ラックへ収納し、また必
要に応じてラックから取出すようにしたものである。ま
た、搬送装置3は立体倉庫1の前面に沿って設けられた
レール4上を矢印X−X方向に移動するとともに、内部
に設けた出入れ装置5を上下方向に移動させて、受入れ
た製品を前記ラックの所定位置へ収納し、あるいは収納
されていた製品を取出すようになっている。そしてこれ
らの作動は図外の制御装置の指令に従って自動的に行わ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来の立体倉庫にあって
は、通常の倉庫としての払い出し能力については、数分
間に1回の処理速さであっても問題はないが、製品をト
ラック等で多量に運んできて、上記立体倉庫に保管しよ
うとすると、トラック等の運転手を長時間拘束すること
により、好ましくない。例えば受入れ位置にある製品を
ラックの所定位置へ持って行き、そのラックへ収納後、
また受入れ位置まで戻るという一連の動作を仮りに2分
間で行動できる自動立体倉庫であったとしても、100個
の製品を積載したトラック1台分を処理するためには、
運転手を2分×100=200分、即ち3時間20分も拘束する
ことになる。
自動立体倉庫の利用の現状は、上記のような場合がほ
とんどで、倉庫への受入れは1日に数度、トラック等で
まとめて持込み、倉庫からの払い出しは必要に応じて操
業中一定の時間間隔で行う。
また、受入れた製品を自動的に検査し、その情報を記
憶せしめる自動検査装置を付設した場合、この装置が一
連の動作を終えるまでのタイムサイクルが、自動立体倉
庫の取り込みの時間より長く、さらに受入れ速さを阻害
することになる。
この発明は、上記のような種々の問題にかんがみてな
されたものであって、ラック倉庫部の下方に受入れ設備
を設けることにより上記課題を解決することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の発明は、倉庫本体Aの上部にラック倉庫部
1を設けるとともに倉庫本体Aの下部に受入れ設備6を
設け、ラックへの出し入れ装置5を内部に設けてこれを
上下に移動させる搬送装置3を倉庫本体Aの前面に沿っ
て水平走行可能に設置し、さらに倉庫本体Aの一側に被
保管物7の受入れ口2を設けてなるラック式自動立体倉
庫において、前記受入れ設備6を、倉庫本体Aの下部に
形成され且つ平面において左右に細長い室16と、この室
16内の一側で始端が前記受入れ口2に連続して設けられ
且つ終端が前記室16の他側にまで延在する上段移送手段
91,111と、前記上段移送手段91,111の下側にあって始端
が前記上段移送手段91,111の終端に臨み且つ終端が前記
室16内における前記受入れ口2側にある下段移送手段
92,112と、上段及び下段の両移送手段による移送経路の
終端位置10とから形成して、前記受入れ口2に受け入れ
た被保管物7を上段及び下段の両移送手段で仮受けする
ように構成してラック式自動立体倉庫とした。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記被
保管物2を円筒形又は円柱形のものとし、前記上段及び
下段の両移送手段を、被保管物2の進行方向前方が次第
に低くなるように傾斜してなる傾斜樋91,92から構成し
たものとしている。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、上段及
び下段の両移送手段をベルトコンベヤ111 112から構成
し、両移送手段の間に昇降コンベヤ13を介在させたもの
としている。
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、
前記下段移送手段92と前記終端位置10との間に被保管物
7の自動検査装置14を介在させたものとしている。
〔作用〕
自動立体倉庫の所定位置に、番地管理しながら製品を
保管しようとすると、受け入れに前述の如き長時間を要
するが、請求項1の発明によれば、先ず運びこまれた被
保管物は、上記番地管理とは無関係に、受入れ設備6へ
仮受けしておいて、その移送終端位置10から1個ずつラ
ック倉庫部1へ収納する装置であるから、トラック等か
ら被保管物7を荷降ろしする速さに匹敵する速さで受入
れることができ、トラック等の運転手を不必要に長時間
拘束することが無くなる。また、本発明による倉庫は、
ラック倉庫部と受入れ設備の2段に構成されているの
で、ラック倉庫部が見かけ上、従来よりも容量が少ない
が、受入れ設備6へ受入れた仮置中の被保管物7も保管
数の一部であるので、実質的に保管容量は減少しない。
特に、上段移送手段91,111と、下段移送手段92,112とは
上下2段になっており、しかもいずれも倉庫本体Aの長
手方向に延在しているから、受入れ設備6における保管
容量は大きくなっている。
請求項2の発明によれば、傾斜樋91,92を外面円筒形
の被保管物7が転動して終端位置10まで至るから、被保
管物7の移送のための格別の動力は必要ない。
請求項3の発明によれば被保管物7をベルトコンベヤ
111,112と昇降コンベヤ13により強制的に移送する。
請求項4の発明によれば、終端位置10に至る被保管物
の検査を自動的に行うことができる。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に基づいて説明する。第1図〜
第5図は、本発明による実施例を示す図である。なお、
従来例と同一の部分については同一符号を付し、重複す
る説明を省く。
本発明は、基本的には倉庫本体Aの上部のラック倉庫
部1と、その下側の受入れ設備6とから成り、倉庫本体
Aの側方に受入れ口2を設けて、これを受入れ設備6に
連続させている(第1図)。第2図はその実施例とし
て、製鉄所で製品コイルの芯として利用する鉄スリーブ
を被保管物7として保管する自動立体倉庫を示したもの
である。本例では取扱う製品が円筒形であり転動するこ
とが可能なので受入れ設備6には単純な上段の移送手段
である傾斜樋91と下段の移送手段である傾斜樋92とを設
けて、両者により傾斜樋装置9を構成してある。そし
て、転動する被保管物7が傾斜樋91から92へ落下移動す
る際に、この場所で被保管物7が滞留するのを防ぐた
め、上下動可能なストッパ8で1個ずつ順次、傾斜樋91
から92へ落下移動させるための交通整理をするようにな
っている。従って、作業者はトラックの荷台から次々と
被保管物7を傾斜樋91,92へ転がすだけでよく、ラック
式倉庫であるがための従来のような収納のための拘束時
間は無くなった。
また、受入れた被保管物は傾斜樋9上で互いに接触し
た状態となるので、被保管物の保管密度が大となり、結
果的にこの倉庫の保管容量は、同じ立地面積の従来倉庫
より増大している。
そして、受入れた被保管物7は、受入れ装置6の終端
位置10(第3図参照)に到って、ここから第2図に示し
た搬送装置3に設けた出し入れ装置5により取り出し、
ラック倉庫部1の所定位置へ保管する。
さらに被保管物7は、第4図に示すように受入れ装置
として上段と下段の移送手段たるベルトコンベヤ111,11
2を利用することもできる。すなわち、受入れ口2から
ベルトコンベヤ111により移動し、その終端に設けられ
た昇降コンベヤ13により下段のベルトコンベヤ112へ移
され、終端位置10において上記と同様にしてラック倉庫
部1へ収納される。
第5図に他の実施例を示す。これは、受入れ設備6と
ラック倉庫部1との間に自動検査装置を介装できること
を示したもので、この例では第3図に示した受入れ設備
6の傾斜樋口92の終端部10直前に自動検査装置14を付設
したものである。すなわち、この位置において製品の良
否を自動的に判定し、もし不良品であれば終端位置10に
おいて出し入れ装置5により、ラック倉庫部1に定めら
れた不良品保管区域へ一時保管するか、あるいは終端ゲ
ート15を設け、これを開いて傾斜樋92から排出する等、
適宜な方法により別位置へ保管するようにすればよい。
このように自動検査装置14を設ければ、従来のように専
従の検査員により1個ずつ処理するような、自動立体倉
庫としての有利性を減殺することが無くなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、請求項1の発明によれば、運び
こまれた被保管物7は、ラックの番地管理と無関係に、
受入れ設備6へ仮受けしておいて、その移送終端位置10
から1個ずつラック倉庫部1へ収納されるから、トラッ
ク等から被保管物7を荷降ろしする速さに匹敵する速さ
で受入れ設備6に受入れることができ、トラック等の運
転手を不必要に長時間拘束することが無くなる。また、
倉庫本体Aがラック倉庫部1と受入れ整備6の2段に構
成されているので、ラック倉庫部1が見かけ上、従来よ
りも容量が少ないが、受入れ設備6へ受入れた仮置中の
被保管物7も保管数の一部であるので、実質的に保管容
量は減少しない。特に、上段移送手段91,111と、下段移
送手段92,112とは上下2段になっており、しかもいずれ
も倉庫本体Aの長手方向に延在しているから、受入れ設
備6における保管容量は大きくなっている。
また、請求項2の発明によれば、請求項1の前記効果
に加えて、上段移送手段と下段移送手段にいずれも傾斜
樋を使用しているから、外面円筒形の被保管物7は転動
して終端位置10まで移動する。このため、被保管物7の
移送のための動力を格別必要としないという効果があ
る。
また、請求項3の発明によれば、請求項1の前記効果
に加えて、被保管物7をベルトコンベヤ111,112と昇降
コンベヤ13により強制的に移送するから、これらコンベ
ヤの移送速度に対応して遅滞なく終端位置まで被保管物
を移送できる。
さらに、請求項4の発明によれば、請求項1又は2の
前記効果に加えて、終端位置10に至る被保管物の良否を
自動的に検査することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す略図、第2図は本発明によ
る実施例の斜視図、第3図は第2図において搬送装置を
除いた正面図、第4図は他の実施例の正面図、第5図は
第3図の実施例に自動検査装置を付設した実施例の正面
図、第6図は従来例の正面図である。 A……倉庫本体、1……ラック倉庫部、2……受入れ
口、3……搬送装置、4……レール、5……出し入れ装
置、6……受入れ設備、7……被保管物(鉄スリー
ブ)、8……ストッパ、9……傾斜樋装置、91,92……
傾斜樋、10……移送終端装置、111,112……ベルトコン
ベヤ、13……昇降コンベヤ、14……自動検査装置、15…
…終端ゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−75709(JP,A) 特開 昭64−87412(JP,A) 特開 昭62−255301(JP,A) 特開 昭59−217502(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】倉庫本体(A)の上部にラック倉庫部
    (1)を設けるとともに倉庫本体(A)の下部に受入れ
    設備(6)を設け、ラックへの出し入れ装置(5)を内
    部に設けてこれを上下に移動させる搬送装置(3)を倉
    庫本体(A)の前面に沿って水平走行可能に設置し、さ
    らに倉庫本体(A)の一側に被保管物(7)の受入れ口
    (2)を設けてなるラック式自動立体倉庫において、 前記受入れ設備(6)を、倉庫本体(A)の下部に形成
    され且つ平面において左右に細長い室(16)と、この室
    (16)内の一側で始端が前記受入れ口(2)に連続して
    設けられ且つ終端が前記室(16)の他側にまで延在する
    上段移送手段(91,111)と、前記上段移送手段(91,1
    11)の下側にあって始端が前記上段移送手段(91,111
    の終端に臨み且つ終端が前記室(16)内における前記受
    入れ口(2)側にある下段移送手段(92,112)と、上段
    及び下段の両移送手段による移送経路の終端位置(10)
    とから形成して、前記受入れ口(2)に受け入れた被保
    管物(7)を上段及び下段の両移送手段で仮受けするよ
    うに構成したことを特徴とするラック式自動立体倉庫。
  2. 【請求項2】前記被保管物(2)が円筒形又は円柱形の
    ものであり、前記上段及び下段の両移送手段が被保管物
    2の進行方向前方が次第に低くなるように傾斜してなる
    傾斜樋(91,92)からなることを特徴とする請求項1記
    載のラック式自動立体倉庫。
  3. 【請求項3】前記上段及び下段の両移送手段がベルトコ
    ンベヤ(111,112)からなり、両移送手段の間に昇降コ
    ンベア(13)を介在させたことを特徴とする請求項1記
    載のラック式自動立体倉庫。
  4. 【請求項4】前記下段移送手段(92)と前記終端位置
    (10)との間に被保管物(7)の自動検査装置(14)を
    介在させたことを特徴とする請求項1又は同2記載のラ
    ック式自動立体倉庫。
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JPS59217502A (ja) * 1983-05-23 1984-12-07 Okamura Seisakusho:Kk 自動倉庫及びその使用方法
JPS6175709A (ja) * 1984-09-17 1986-04-18 Daifuku Co Ltd 回転式棚設備
JPS62255301A (ja) * 1986-04-24 1987-11-07 Tsune Seiki Kk 長尺材用自動倉庫の材料交換装置
JPS6487412A (en) * 1987-09-25 1989-03-31 Daifuku Kk Automatic warehouse

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