JP2564422B2 - 機番設定制御装置 - Google Patents

機番設定制御装置

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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第4図〜第7図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図、第3図) 発明の効果 〔概要〕 本発明は機番設定制御装置に関し、 シリアルインタフェースにより本体装置と接続された
複数の端末に本体装置から送出される機番を自動的に設
定することを目的とし、 本体装置とシリアルインタフェースにより接続された
端末装置の機番設定制御装置であって、前段から通知さ
れたリセット制御信号にもとづきリセット信号またはリ
セット解除信号を出力するリセット手段と、前記本体装
置から前記シリアルインタフェースに送出された端末機
番を保持する保持手段と、前記リセット手段から出力さ
れたリセット信号に応じて前記保持手段の内容をクリア
するとともに、当該リセット信号をリセット制御信号と
して次段の端末装置に通知し、かつ前記リセット手段か
ら出力されたリセット解除信号に応じて前記シリアルイ
ンタフェース上の端末機番を受信して、前記保持手段の
内容がクリアされている場合には、当該端末機番を前記
保持手段に格納するとともに、リセット解除信号をリセ
ット制御信号として次段の端末装置に通知し、前記保持
手段に端末機番が保持されている場合には、当該端末機
番を前記シリアルインタフェース上に送出する制御手段
とを具備したことを特徴とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は本体装置に複数の端末を、いもづる接続(デ
ィジーチェーン接続;dasy chain connection)により接
続するシリアルインタフェースにおいて、各端末毎の固
有の番号(以下機番という)の設定制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図に示す如く、例えばホストプロセッサである本
体装置60と複数の端末61、62、63…が各インタフェース
部61′、62′、63′…によっていもづる接続で順次接続
されているシリアルインタフェースにおいて、本体装置
60が任意の端末を選択的にアクセスするためには、各端
末毎に機番が必要となる。
即ち、本体装置60は例えば第5図にその要部を示す如
き所定のデータフォーマットで伝送路61−1上にデータ
を出力する。この際端末は通常同一の仕様のものである
ことが多く、特定の端末にデータを出力したい時には、
各端末に機番を設定しておき、本体装置60から送出する
データの先頭にアクセスしたい端末の機番をアドレスと
して設定する。
第5図に本体装置60から送出される送信データフォー
マットを8バイト長でその要部のみを示す。
送信データ40は通常先頭にアドレスコード(端末識別
番号、即ち機番)、次にコマンドコードが設定され、さ
らに相手に送信すべきデータが記入されている。
例えば端末61が、第6図に示す如く、伝送路60−1か
ら通信データを受信すると、まずその先頭のアドレスよ
り送信先の機番を解読し、解読した機番が予めその端末
に設定された自己の機番と一致するか否かを判定する
(第6図I参照)。
機番が一致すると該端末61がこの送信データを取り込
み、データフォーマット40の続くコマンドデータを解析
し必要な応答処理を行う(第6図II参照)。
機番が不一致であると該端末61へのコマンドではない
と判断してデータを次の端末へ送出する。
このように各端末に機番を設定することが必要である
ため、従来は第7図に示す如き方法で、機番設定が行わ
れていた。
即ち、ディジタルスイッチ61−1により、該端末61の
機番の設定を行い、この設定した機番を機番保持用のレ
ジスタ61−2に保持する。
伝送路60−1に信号が送出された時、端末61はインタ
フェース部61′よりこれを受信し、そのアドレスをシリ
アル−パラレル変換器61−4でパラレル信号に変換し、
これを比較器61−3に入力し、アドレスのチェックを行
う。
この時、レジスタ61−2に予め保持されている機番が
比較器61−3に入力されているので、これと、前記シリ
アル−パラレル変換器61−4から出力された受信データ
のアドレスを比較し、これが一致するとこれを自己あて
の電文と判断して次段のコマンド処理に移行する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで従来、各端末61、62、63…への機番の設定は
デジタルスイッチ61−1等で予め設定しておくものが一
般的であった。
このようなスイッチによる機番設定作業は、通常、シ
ステムのメーカーのカスタム・エンジニアが現地調整の
時、各端末の機番が重複しない様に行っていた。
そのためカスタム・エンジニアはシステムの全ての端
末の機番を把握している必要があった。
さらに端末を増設する際には、そのシステムに接続さ
れるどの端末とも重複しない機番を設定しなければなら
ないが、人手による作業のため誤設定等の問題があっ
た。
従って、本発明の目的は、いもづる接続のシリアルイ
ンタフェースにおける各端末への機番設定を自動的に行
うことの出来る機番設定制御装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の発明原理図である。
第1図において、1は本体装置、2、3…は各端末を
示し、各端末には各々リセット手段21、31、…、インタ
フェース制御手段22、32、…、機番保持用のレジスタ手
段23、33、…等を具備する。
リセット手段21、31、…は電源投入時及び上位装置か
らの、相手の動作を停止するリセット信号「0」(例え
ば*RST1…)と相手装置のリセット状態を解除し、動作
状態にするリセット解除信号「1」(例えば*RST1…)
からなるリセット制御信号を供給する手段である。
インタフェース制御手段22、32…はその動作状態の
時、本体装置1から供給され伝送路10上を伝送されるデ
ータ信号を受信して、機番の確認やコマンドの処理等を
行うものであり、通常マイクロプロセッサ等を使用す
る。
機番保持用のレジスタ手段23、33…はインタフェース
制御手段22、32…に接続され、設定された機番を保持す
るものであり、機番が設定されると、シリアルインタフ
ェースの次段に接続されている端末に対するリセット制
御信号(例えば*RST3、*RST5…)を送出する。
即ち、各レジスタ手段23、33…の出力信号(例えば*
RST3、*RST5…)は次段に接続される端末のインタフェ
ース制御手段33…等へのリセット制御信号を生成するよ
うに、次段の端末のリセット手段(31…)に接続され
る。
2′、3′…は各端末に接続するインタフェース部、
10は伝送路を示す。
本発明はこのシリアルインタフェースにおいて、次の
手順で自動的に各端末の機番を設定する。
まず、本体装置1に電源が投入されると、本体装置内
のシリアルインタフェース制御手段(図示省略)はリセ
ット制御信号「0」(*RST1)を出力し、端末2のリセ
ット手段21に送出する。
これにより端末2のリセット手段21からインタフェー
ス制御手段22とレジスタ手段23に対してリセット制御信
号「0」(*RST2)が出力される。その結果インタフェ
ース制御手段22は全ての動作を停止し、レジスタ手段23
において、予め機番の設定の有無に拘らずこのレジスタ
手段23をクリアし、オールゼロにする。それとともに次
段の端末3に対してリセット制御信号「0」(*RST3)
を出力し、これにより端末3のリセット手段31からイン
タフェース制御手段32とレジスタ手段33に対してリセッ
ト制御信号「0」(*RST4)が送出される。
以下同様の処理を行い、シリアルインタフェース上の
全ての端末がリセット状態となる。即ち各端末が動作を
停止した状態となるとともに機番が記入されるべきレジ
スタ手段は全てゼロクリアされる。
ここで前記リセット制御信号は「0」(*RST)の時
前記の如きリセット制御を行うことを示し、「1」(RS
T)の時、後述する動作状態になることを示す。
次に本体装置1は各端末に機番を設定するために、ま
ず、リセット制御信号として今度は「1」(RST1)を出
力し、端末2のリセット手段21に送出してリセットを解
除する。
リセット手段21がインタフェース制御手段22のリセッ
トを解除すると、インタフェース制御手段22は動作を開
始し、伝送路10からデータ信号の受信処理を開始する。
この状態を認識して本体装置1はアドレスコード「0
0」と機番設定コマンド、機番「01」等のデータ信号を
送出する。この時点で伝送路10上を伝送されている信号
を受信可能な端末、即ちリセット解除されている端末は
端末2のみで、この時機番保持用レジスタ手段23は機番
オールゼロ即ち「00」となっている。従って端末2がこ
の信号を受信して、そのアドレスを比較すると、機番
「00」で一致するので、これを取込み、コマンドに従っ
て機番「01」を設定する。
即ち、インタフェース制御手段22はこのコマンド受信
により端末2の機番保持用のレジスタ手段23に対して
「01」を記入する。
機番保持用のレジスタ手段23は、このデータ、即ち機
番「01」が記入されるとともにリセット制御信号「0」
(*RST3)を解除し、端末3のリセット手段31にリセッ
ト制御信号「1」(RST3)を送出する。
端末3のリセット手段31がインタフェース制御手段32
のリセットを解除すると、インタフェース制御手段32は
動作を開始し、伝送路10からデータ信号の受信処理を開
始する。
この状態の時本体装置1は次にアドレスコード「00」
と機番設定コマンドと機番「02」等のデータ信号を送出
する。この時点で、伝送路10上を伝送されている信号を
受信可能な端末、即ちリセット解除されている端末は、
端末2と端末3のみであるが、端末2はすでに機番「0
1」が設定されているので、アドレスの異なるこのデー
タ信号を取込まない。
しかし端末3ではレジスタ部33の内容とこのアドレス
が一致するためこれを取込み、レジスタ部33に機番「0
2」を設定、保持するとともに、次の端末のリセットを
解除するリセット制御信号(RST)を送出する。
以下同様の処理を繰り返すことにより各端末に自動的
に機番を設定することができる。
本発明のシリアルインタフェースを用いることによ
り、各端末に重複することなく確実にかつ入手を用いず
に機番を割り当てることができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第2図、第3図によって説明す
る。
(1) 第1の実施例 第2図は本発明の一実施例の回路説明図であり、代表
的な端末2について説明したものである。
第2図において、第1図と同一符号は同一部分を示
し、201、201′は各々リセット端子を示し、リセット端
子201とリセット端子201′間に電流が流れる状態を
「1」(RST)、電流が流れない状態を「0」(*RST)
と定義する。
202はホトカプラーであり、例えば発光ダイオードか
ら成る発光部203、例えばフォトトランジスタから成る
受光部204を具備する。
205は比較器であって、基準電圧VREFとリセット制御
の有無によって変化する入力電圧VLとを比較するもの、
206はリセット制御信号生成回路であって、比較器205の
出力に応じてリセット制御信号を出力する。
なお、リセット端子201、201′〜リセット制御信号生
成回路206は第1図における端末2のリセット回路部21
に対応する。
207は制御部であって、伝送路10上を伝送される送信
データに従って各種処理を行うよう制御するもの、208
はレシーバであって、伝送路10上のデータ信号を端末に
伝達するもの、209とドライバであって、端末からの信
号を伝送路10上に送出するものである。
210は機番保持用のレジスタであって、この端末の機
番を設定、保持するもの、211はフリップフロップであ
って、次段の端末へのリセット制御信号「0」または
「1」を送出するものである。
これらの制御部207、レジスタ210、フリップフロップ
211等は通常マイクロプロセッサ(MPU)24として構成さ
れる。
そして212はインバータ、213、213′は次段装置への
リセット端子を示す。
先ず、上記装置である本体装置1に接続された端末2
をはじめ、各端末の機番をゼロクリアする。
このため、端末2のリセット端子201、201′間に電流
が流れないように、本体装置1より端末2に「0」(*
RST1)が出力され、これによりホトカプラー202は発光
しないのでその受光部204は非導通状態となり、ダイオ
ードD1は導通即ち、オン状態となる。
これにより比較器205に入力する電圧VLはVCCをR1
R2、R3で分圧したものとなり、ダイオードD1がオフ状態
の場合より低くなる。この時VLが基準電圧VREFより低く
なるように設定してあるので、比較器205は「0」を出
力してリセット制御信号生成回路206に送出する。
リセット制御信号生成回路206は「0」が入力すると
リセット信号「1」(例えば*RST2)、「1」が入力す
るとリセット解除信号「1」(例えばRST2)を出力する
ように構成する。
従って、この場合、リセット制御信号生成回路206は
リセット制御信号としてリセット信号「0」(*RST2)
を出力し、制御部207等に対してリセットをかける。
リセットがかかったことにより制御部207はその動作
を停止し、インタフェース部2′よりレシーバ8を介し
て入力するデータ信号の受信を停止する。これと同時に
機番保持用のレジスタ210は保持している機番等のデー
タをゼロクリアし、この端末2を機番「00」(16進)と
設定する。
さらにこの時、フリップフロップ211は「1」を出力
する。これはインバータ212によって反転され「0」と
なり、これによりトランジスタTr1はオフとなり次段装
置(この場合、端末3)へは電流は流れずリセット端子
213、213′間は「0」(*RST3)となる。
このような制御を繰り返すことにより、全ての端末に
リセットをかけて機番保持用のレジスタ210…を全てゼ
ロクリアし、各端末の機番を「0」(16進)とする。
次にゼロクリアされた各端末に機番を設定する。
全ての端末がゼロクリアされたことを認識して、本体
装置1はリセット制御信号としてリセット解除信号
「1」(RST1)を出力し、リセット端子201、201′間に
電流を流す。
リセット端子201、201′間に電流が流れるとホトカプ
ラー202の発光部203が発光し、受光部204もそれを受け
てホトカプラー202はオン状態となる。
これによりダイオードD1はオフ状態となり、比較器20
5に入力する電圧VHは、VCCをR1、R2で分圧したものとな
り、前記のリセットされている場合のVLより大きくな
る。そこでこの電圧VHが基準電圧VREFより大きくなるよ
うに設計する。
従って、比較器205は「1」を出力し、リセット制御
信号生成回路206に送出する。
リセット制御信号生成回路206はリセット解除信号
「1」(RST2)を出力し、制御部207等のリセットを解
除する。
これにより制御部207は動作を開始し、伝送路10から
のデータ信号を受信する。
一方、本体装置1は、リセット制御信号「1」(RST
1)を出力すると次に、伝送路10に、アドレス「00」(1
6進)、機番設定コマンド、機番「01」(16進)のデー
タ等を記入したデータ信号を送出する。
リセット解除された端末2の制御部207はインタフェ
ース部2′よりこのデータ信号を受信し、受信データの
アドレス「00」がこの端末2の機番保持用レジスタ210
に保持されている機番「00」と一致するので、これを取
り込み、該レジスタ210に対しコマンドに従って機番「0
1」を設定するように制御する。なおここでレジスタ210
の機番がゼロクリアされていないと、他の数値の機番の
設定は出来ない。
レジスタ210に機番「01」が設定されると、制御部207
はフリップフロップ211に対して「0」を出力するよう
制御する。出力「0」はインバータ212で反転されて
「1」となりトランジスタTr1をオン状態にする。
これによりリセット端子213、213′に電流が流れ、次
段の端末3のリセットが解除される。
端末3のリセットが解除されると、端末3も前記端末
2と同様の動作で、端末3の制御部が動作を開始する。
一方、本体装置1は機番「01」(16進)が設定された
ことを認識すると、次にアドレス「00」(16進)、機番
設定コマンド、機番「02」(16進)等のデータを具備す
るデータ信号を送出する。この機番は、本体装置1に設
けられたカウンタにより、カウントアップ出力されるも
のである。
この時リセット解除され、前記のデータ信号を受信可
能な端末は、端末2と端末3のみである。
端末2のインタフェース部2′はこの信号をレシーバ
208を介して端末2の制御部207に伝送するが、受信デー
タのアドレス「00」が端末2のレジスタ210に保持され
ている機番「01」と一致しないので、これは取り込ま
ず、ドライバ209を介して伝送路10から次段の端末3に
送出する。
リセット解除された端末3は前記の端末2と同様に動
作して、その機番保持用のレジスタに機番「02」を設定
するとともに、次段の端末のリセットを解除する。
このように順次端末にその機番を設定することができ
る。
また、本体装置1は予め、機番を設定すべき端末数を
記憶してあるので、カウントアップした時にその数値を
確認することができる。
即ち、本体装置1内にカウンタ(図示省略)を設け、
機番保持用のレジスタへの機番の設定が終了する度に各
端末のMPUは応答信号を本体装置1に返送する。その信
号を受けて本体装置のカウウタはカウント・アップして
行くので、その最終値を知ることができる。
なお、前記実施例において、リセット端子201はホト
カプラー202を接続した例について述べたが、これはホ
トカプラーがノイズに強いために用いたものであり、必
要不可欠のものではない。
(2) 第2の実施例 前記第1の実施例ではリセット端子(例えば203、204
等)が、複数であったが、本実施例の如くリセット端子
を1本にすることができる。
第3図は本発明の第2の実施例の回路説明図であり、
代表的な端末2の例について説明し、第1図、第2図と
同一符号は同一部分を示す。
第3図から明らかな如く本実施例はリセット端子22
1、222が各々1本づつの信号線から成るものである。
即ち、端末2のリセット端子221はホトカプラー202の
発光部203の他端で端末2内に接地し、本体装置1から
のリセット制御信号(例えば*RST1)は1本の信号線で
出力される。
また、次段の端末3へ接続されるリセット端子222はV
CCと抵抗R7を介して直接接続され、トランジスタTrのオ
ン、オフによってリセット制御信号(例えば*RST3)は
1本の信号線で出力される。
第3図の回路の動作について説明する。
各端末に機番を設定するために、まず本体装置は各端
末の機番をゼロクリアする。
このため、第3図で図示省略した本体装置はリセット
制御信号「0」(*RST1)を出力し、端末2のリセット
回路部21に入力する。
ここで「0」はホトカプラー202が発光しない低レベ
ルの信号、「1」は発光する高レベルの信号である。
第3図において、ホトカプラー202に入力したリセッ
ト制御信号「0」(*RST1)はホトカプラー202の受光
部204をオフ状態とし、ダイオードD1はオン状態とな
る。
以下の動作は前記の第1の実施例と同様に動作して、
端末2の制御部207にリセットがかかるとともに機番保
持用のレジスタ210は保持している機番をゼロクリアす
る。それとともにフリップフロップ211は「0」を出力
する。これはインバータ212で反転されて「1」とな
り、トランジスタTr1はオン状態となり、そのコレクタ
端子電圧は接地状態となり、次段の端末3への出力、即
ちリセット制御信号は「0」(*RST3)となり、端末3
のホトカプラーは点火しない。
このような動作を繰り返し各端末はリセットされ、そ
の機番は全てゼロクリアされる。
次に各端末に機番を設定するために本体装置はリセッ
ト制御信号「1」(RST1)をホトカプラー202に入力す
る。これによりホトカプラー202の発光部203が発光し、
以下第1の実施例と同様の動作により、端末2の制御部
207は機番保持用のレジスタ210に機番「01」を設定す
る。それとともにフリップフロップ211は「1」を出力
する。これはインバータ212で反転されて「0」とな
り、トランジスタTr1はオン状態となる。
これによりリセット端子222からは高レベル「1」(R
ST3)のリセット制御信号が端末3へ出力され、端末3
のリセットが解除される。
以下第1の実施例と同様にこのような動作を繰り返し
て各端末の機番を設定することができる。
なお前記説明は、機番やアドレスが16進表示の例につ
いて説明したが、本発明は勿論これのみに限定されるも
のではない。
また、端末の機番をカウンタにより順番に設定する例
について説明したが、これらに限定されるものではな
く、本体装置から送出される機番は順番に限られるもの
ではなく、例えばROMに不規則に番号を記入しておき、
これより出力するようにする等、適宜の手法により得ら
れるものでよい。
〔発明の効果〕
本発明の如く構成することにより、機番設定用のデイ
ジタルスイッチを不必要とし、本件装置に複数個の端末
をいもづる接続で接続した時、各端末の機番を確実に自
動的に設定することが可能となった。
さらに機番設定に入手による手作業がなくなるので、
端末の増設・移設等でも誤認・誤設定がなくなり、正確
な機番設定ができる。
さらに既存の回路に対し、リセット制御信号線として
信号線を1本または2本必要とするのみで、端末の機番
の自動設定を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の発明原理図、 第2図は本発明の一実施例の回路説明図、 第3図は本発明の他の実施例の回路説明図、 第4図は端末の接続状態説明図、 第5図はデータフォーマットの例、 第6図は端末の処理手順説明図、 第7図は従来例の説明図である。 1……本体装置、2、3……端末 2′、3′……インタフェース部、 10……シリアルインタフェース、 21……リセット回路部、22……制御部、 23……機番保持用レジスタ部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体装置とシリアルインタフェースにより
    接続された端末装置の機番設定制御装置であって、 前段から通知されたリセット制御信号にもとづきリセッ
    ト信号またはリセット解除信号を出力するリセット手段
    と、 前記本体装置から前記シリアルインタフェースに送出さ
    れた端末機番を保持する保持手段と、 前記リセット手段から出力されたリセット信号に応じて
    前記保持手段の内容をクリアするとともに、当該リセッ
    ト信号をリセット制御信号として次段の端末装置に通知
    し、かつ前記リセット手段から出力されたリセット解除
    信号に応じて前記シリアルインタフェース上の端末機番
    を受信して、前記保持手段の内容がクリアされている場
    合には、当該端末機番を前記保持手段に格納するととも
    に、リセット解除信号をリセット制御信号として次段の
    端末装置に通知し、前記保持手段に端末機番が保持され
    ている場合には、当該端末機番を前記シリアルインタフ
    ェース上に送出する制御手段と を具備したことを特徴とする機番設定制御装置。
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JPS6072053A (ja) * 1983-09-28 1985-04-24 Fujitsu Ltd 機番設定方式
JPS62190953A (ja) * 1986-02-17 1987-08-21 Nec Corp 通信制御装置における回線制御装置の管理回路

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