JP2564360Y2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2564360Y2
JP2564360Y2 JP1991104008U JP10400891U JP2564360Y2 JP 2564360 Y2 JP2564360 Y2 JP 2564360Y2 JP 1991104008 U JP1991104008 U JP 1991104008U JP 10400891 U JP10400891 U JP 10400891U JP 2564360 Y2 JP2564360 Y2 JP 2564360Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、被検者の体腔内に挿入
して体腔内の被検部の超音波画像を得る体腔内用超音波
診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被検者の体腔内に挿入して被検部
の超音波画像を得る体腔内用超音波探触子が知られてい
る。この体腔内用超音波探触子10は、図6及び図7に
示すように、長尺のチューブ12の先端に超音波振動子
14と台13を備えており、長尺のチューブ12の基端
には操作部16が接続されており、操作部16には超音
波診断装置に接続するためのコード18が接続されてい
る。
【0003】そして、超音波振動子14及び台13を備
えた超音波探触子10の挿入方向に対して直角な方向を
軸として回動し得るように支持されており、台13と操
作部16内に配置された回動自在なリール20とにはワ
イヤー22が巻回されており、ワイヤー22に固定され
かつ操作部16外に露出する操作レバー24を矢印AB
方向に移動することにより超音波振動子14がCD方向
に回動するようになっている。
【0004】次に動作について説明する。
【0005】超音波診断を行う場合、体腔内用超音波探
触子10を被検者の体腔内に挿入し、操作レバー24を
矢印AB方向に移動することにより超音波振動子14を
CD方向に回動し、超音波振動子14より被検部を電子
走査し、多断層面(マルチプレーン)の超音波断層像を
得る。なお、超音波振動子14のリード線(図示せず)
が絡まないように180°又は±90°の範囲で超音波
振動子14及び台13を回動する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来の体腔内用超音波
探触子は、以上のように構成されており、超音波振動子
14を回動して、マルチプレーンの超音波断層像が得ら
れるが、現在どの角度の断層画像が得られているかが分
からず、現在得られている断層画像の角度が分かる超音
波探触子が要望されている。
【0007】この考案は、上記のような課題を解消する
ためになされるものであり、超音波振動子の回動角度を
検出手段により検出して、現在得られている断層画像の
角度が分かる体腔内用超音波診断装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述事情を鑑
みなされたものであって、本考案に係る超音波診断装置
は、超音波を送受波する超音波振動子の回動角度を検出
する検出手段を備えている。この検出手段は、前記台の
周囲に配置され、周方向に多数のスリットが形成された
略円環板形状を有し、前記超音波振動子と一体となって
回動するスリット円盤と、超音波振動子の回転軸の直交
方向一ヶ所に配置され回動する前記スリット円盤のスリ
ットを検出するフォトカプラと、前記検出されたスリッ
トを計数し、回動角度を算出するカウンタと、を有す
る。
【0009】更に、本考案に係る超音波診断装置は、超
音波探触子の回動角度を検出する検出手段と、検出手段
からの信号により超音波振動子の回動角度を表示する表
示手段とを備えることを特徴とする。
【0010】なお、マルチプレーンの超音波断層像と共
に超音波振動子の回動角度を記憶する記憶手段を設ける
とよい。
【0011】
【作用】上述構成に基づき、本考案における超音波診断
装置は、超音波振動子を挿入方向に対してほぼ直角な方
向を軸として回動しながら被検部へ超音波を送受波し、
マルチプレーンの超音波断層画像を得る。この際、超音
波振動子の回動角度を検出手段により検出し、現在の断
層画像の角度を得る。
【0012】更に、検出された超音波振動子の回動角度
を表示手段へ表示する。
【0013】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図を用いて説明
する。
【0014】体腔内用超音波探触子10は、図2に示す
ように、長尺のチューブ12の先端に超音波振動子14
を備えており、長尺のチューブ12の基端には操作部1
6が接続されており、操作部16は超音波診断装置に接
続するためのコード18が接続されている。
【0015】そして、超音波振動子14は、図1に示す
ように、超音波探触子10の挿入方向に対して直角な方
向を軸として回動し得るように支持された台26に搭載
されており、台26と操作部16内に配置された回動自
在なリール20(図7参照)とにはワイヤー22が巻回
されており、ワイヤー22に固定されかつ操作部16外
に露出する操作レバー24を矢印AB方向に移動するこ
とにより超音波振動子14がCD方向に回動するように
なっている。更に、超音波振動子14には、超音波振動
子14の回動角度を検出する検出手段としてのエンコー
ダ28が配設されている。
【0016】エンコーダ28は、図3に詳示するよう
に、超音波振動子14と一体に回転する多数のスリット
が穿設されたスリット円盤30と、スリット円盤30の
スリット孔30aを検出するフォトカプラ32とから構
成されている。
【0017】また、体腔内用超音波探触子10は、図示
しないワイヤーを操作することにより内視鏡と同様先端
部分が上下左右に所定範囲だけ湾曲するようになってい
る。図4は、上述した体腔内用超音波探触子10を備え
た体腔内用超音波診断装置34の構成を示すブロック図
である。体腔内用超音波診断装置34は、超音波振動子
14と超音波送受信号を送受信する送受信部36を有し
ており、送受信部36はA/Dコンバータ38を介して
デジタルスキャンコンバータ40に接続されている。そ
して、デジタルスキャンコンバータ40には、断層画像
を表示する表示手段としてのモニタ42、エンコーダ2
8からのパルス信号をカウントするカウンタ44及び記
憶手段としてのVTR46が接続されている。
【0018】ついで、本実施例の作用について説明す
る。
【0019】超音波診断を行う場合、体腔内用超音波探
触子10を被検者の体腔内に挿入し、超音波振動子14
より被検部へ超音波を送受波する。この際、操作レバー
24を矢印AB方向に移動すると、ワイヤー22により
台26は矢印CD方向に最大で±90°又は180°だ
け回動する。そして、台26の回動により超音波振動子
14も矢印CD方向にリード線が絡まない範囲で最大で
±90°又は180°だけ回動する。
【0020】更に、被検部からのエコーを超音波振動子
14により受信し、この受信信号を送受信部36へ送
る。それから、送受信部36は、この受信信号をA/D
コンバータ38へ送りデジタル信号に変換し、このデジ
タル信号を受信するデジタルスキャンコンバータ40は
電子走査をTV走査に変換して断層画像を得、この断層
画像をモニターに表示する。
【0021】この際、エンコーダ28は超音波振動子1
4の回動角度すなわちスリット円盤30のスリット孔3
0aをフォトカプラ32により検出し、検出したスリッ
ト孔30aの数をカウンタ44によりカウントする。そ
して、カウンタ44からのカウント値を受信するデジタ
ルスキャンコンバータ40は、モニターに超音波振動子
14の回動角度を断層画像と共に表示する。
【0022】また、デジタルスキャンコンバータ40
は、VTR46に超音波振動子14の回動角度と断層画
像とを同一画面上に記録する。
【0023】次に、超音波振動子14を駆動手段として
のステッピングモータ48により回動する例を図5によ
り説明する。なお、前述図1と同じ部分には同一符号を
付して説明を省略する。超音波振動子14を搭載する台
26にはかさば歯車26aが形成されており、かさば歯
車26aにはかさば歯車50が噛合している。そして、
かさば歯車50にはフレキシブルシャフト52が接続さ
れており、フレキシブルシャフト52はステッピングモ
ータ48に接続されている。また、ステッピングモータ
48にはエンコーダ28が設けられており、エンコーダ
28は、ステッピングモータ48の回動角度を検出する
ようになっている。
【0024】従って、超音波振動子14を回動する場
合、ステッピングモータ48を所定量だけ回動する。す
ると、ステッピングモータ48の回動はフレキシブルシ
ャフト52を介してかさば歯車50へ伝達され、かさば
歯車50の回動によりかさば歯車26aが回動し、かさ
ば歯車26aと一体に超音波振動子14が回動する。そ
して、超音波振動子14より被検部へ超音波を送波し、
被検部からのエコーを超音波振動子14により受信し、
この受信信号を送受信部36へ送る。それから、送受信
部36は、この受信信号をA/Dコンバータ38へ送り
デジタル信号に変換し、このデジタル信号を受信するデ
ジタルスキャンコンバータ40は電子走査をTV走査に
変換して断層画像を得、この断層画像をモニターに表示
する。
【0025】この際、エンコーダ28は、ステッピング
モータ48の回動角度すなわち超音波振動子14の回動
角度を間接的に検出する。なお、エンコーダ28をステ
ッピングモータ48側に設けたが、図1と同様に超音波
振動子14側に設けることも可能である。
【0026】また、前記かさば歯車26a,50はハイ
ポイド歯車として構成することも可能である。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ワイヤー、ステップモータ等の回動手段により超音波振
動子を挿入方向に対してほぼ直角な方向に回動しながら
被検部へ超音波を送受波し、マルチプレーン超音波断層
画像を得る超音波振動子の回動角度を検出手段により検
出し、超音波振動子の回動角度を超音波断層像と共に表
示手段へ表示するように構成したので、現在得られてい
る断層画像の角度がモニタ上で認識でき、被検部のいず
れの方向からの断層像かが容易に分かるという効果があ
る。
【0028】また、超音波断層像と共に超音波振動子の
回動角度を記憶する記憶手段を有するので、超音波断層
像と共に超音波振動子の回動角度を記憶でき、超音波断
層像と共に超音波振動子の回動角度を後の診断に利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の考案に係る体腔内用超音波探触
子の要部を示す正面図である。
【図2】本考案に係る体腔内用超音波探触子を示す斜視
図である。
【図3】本考案に係るエンコーダを示す斜視図である。
【図4】本考案に係る超音波診断装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】請求項2の考案に係る体腔内用超音波探触子を
示す正面図である。
【図6】従来の体腔内用超音波探触子を示す斜視図であ
る。
【図7】従来の体腔内用超音波探触子を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
22 ワイヤー 14 超音波振動子 26a かさば歯車 28 エンコーダ 42 モニタ 46 VTR 48 ステップモータ 50 かさば歯車 52 フレキシブルシャフト

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ扇形の超音波電子走査送受面を有
    し、前記ほぼ扇形の対称軸を軸として、略円柱の台上に
    載置された超音波振動子を回動することにより、多断層
    面の超音波断層像を得、前記回動軸は探触子の挿入方向
    に対しほぼ垂直である体腔内用超音波探触子を備え、得
    られた断層像を表示部に表示する超音波診断装置におい
    て、 前記超音波振動子の回動角度を検出する検出手段を有
    し、 前記検出手段は、 前記台の周囲に配置され、周方向に多数のスリットが形
    成された略円環板形状を有し、前記超音波振動子と一体
    となって回動するスリット円盤と、 前記超音波振動子の回転軸の直交方向の一ヶ所に配置さ
    れ、回動する前記スリット円盤のスリットを検出するフ
    ォトカプラと、 前記検出されたスリットを計数し、回動角度を算出する
    カウンタと、 を有する、 超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波診断装置であっ
    て、更に前記検出手段により検出された回動角度を表示
    する表示手段を有することを特徴とする超音波診断装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の超音波診断装置
    であって、更に前記検出手段により検出された回動角度
    を記録する記録手段を有することを特徴とする超音波診
    断装置。
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JPH0551313U JPH0551313U (ja) 1993-07-09
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JPS624130A (ja) * 1985-06-27 1987-01-10 Mitsubishi Electric Corp 物品移送装置
JPS62129038A (ja) * 1985-11-29 1987-06-11 横河メディカルシステム株式会社 セクタ走査型超音波診断装置
JP3003308U (ja) * 1994-04-18 1994-10-18 富士電気化学株式会社 回転電機の軸受支持構造

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